JPH0519045Y2 - - Google Patents

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JPH0519045Y2
JPH0519045Y2 JP5559388U JP5559388U JPH0519045Y2 JP H0519045 Y2 JPH0519045 Y2 JP H0519045Y2 JP 5559388 U JP5559388 U JP 5559388U JP 5559388 U JP5559388 U JP 5559388U JP H0519045 Y2 JPH0519045 Y2 JP H0519045Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフアイバスコープの先端首振操作のた
めのフアイバスコープ先端首振操作部構造体に関
する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来、フアイバスコープの挿入方向を変換した
り、被観察部位を変換するには、先端を首振りさ
せることによつて行つていた。そして、この先端
首振り操作は、首振り用ワイヤの先端部をフアイ
バスコープの先端に固定し、該ワイヤの基端部を
引張つて行うものであつた。この首振り操作は、
観察者がフアイバスコープの画像を観察しながら
行うような場合が多く、微妙な指での操作が困難
な従来の構造では、高精度にかつ適確に行うのは
困難であつた。
本考案は、上記問題点を解決して、画像を観察
しながら、微小な操作力にて微妙かつ正確に先端
首振操作ができるフアイバスコープ先端首振操作
部構造体を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のフアイバ
スコープ先端首振操作部構造体においては、細径
チユーブ体にイメージガイドとライトガイドとが
挿入されてなる光フアイバ本体の中間部に、片手
で握れるグリツプ体を外嵌状に配設すると共に、
先端部が上記光フアイバ本体の先端部に固定さ
れ、かつ、基端部が上記グリツプ体の内部に挿入
される首振り用ワイヤの該基端部に、テンシヨン
ロツドを固着し、さらに、該テンシヨンロツドに
挾持状に摩擦接触する勾配接触面を有する一対の
円形輪を備えた回転操作ノブを、回転可能、か
つ、長手方向に直交する方向へ微動可能として上
記グリツプ体に、取付けたものである。
〔作用〕
グリツプ体を片手で握り、何れかの指で回転操
作ノブを押えつつ回転させることにより、テンシ
ヨンロツドは摩擦力にて長手方向に移動し、これ
に固着した首振り用ワイヤは長手方向に引張ら
れ、又は、その引張りが解除されるので、光フア
イバ本体の先端が首を振る。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、第
1図は本考案に係るフアイバスコープ先端首振操
作部構造体を示し、この構造体は、細径チユーブ
体1に、イメージガイド2とライトガイド3と、
フラツシユ液を流出させるためのフラツシユ液用
チユーブ44と、が挿入されてなる光フアイバ本
体4の中間部に取付けられ、上記細径チユーブ体
1に挿入される首振り用ワイヤ5を操作して、光
フアイバ本体4の先端部6(つまり先端対物部)
の首振りを行うものである。
図外の光フアイバ本体4の基端部においては、
イメージガイド2の基端部は接眼部に接続され、
ライトガイド3の基端部は照明用ライトを照射す
る光源部に接続されて、フアイバスコープが形成
される。
このフアイバスコープにて身体の細径管等内部
の被観察部位を観察するには、光フアイバ本体4
をこの細径管に挿入して、光フアイバ本体4の先
端面を被観察部位に接近させ、光源部からライト
ガイド3を介して被観察部位に照明用ライトを照
射し、該被観察部位にて反射された該被観察部位
の画像を、第3図中の対物レンズ7を介しイメー
ジガイド2に入光させて、接眼部に伝送させる。
伝送された画像は接眼部の接眼レンズを介して肉
眼又はカメラ等にて観察される。
なお、イメージガイド2とは、第5図に示すよ
うに、コアとクラツドとからなる多数の画素によ
つて構成されたガラス部8と、被覆層9とからな
る。また、ライトガイド3は、コアとクラツドと
からなる複数のフアイバ素線によつて構成され、
図例では、これらが細径の被覆チユーブ38内に
挿入されている。
しかして、第1図と第3図と第4図に示すよう
に、上記構造体は、光フアイバ本体4の中間部に
外嵌状に固着されるグリツプ体10と、首振り用
ワイヤ5の基端部11に固着されるテンシヨンロ
ツド12と、一対の円形輪13,13を有すると
共に回転可能、かつ、長手方向に直交する方向へ
微動可能としてグリツプ体10に取付けられる硬
質プラスチツク製又は金属製の回転操作ノブ14
と、を備えている。
グリツプ体10は、片手で握れるように設定さ
れ、回転操作ノブ14が取付けられると共にテン
シヨンロツド12が挿入される挿入孔15を有す
る筒状の本体部材16と、該本体部材16両端に
外嵌状として固着される先細状の筒体からなる先
端・基端部材17,18と、によつて構成されて
いる。先端部材17の中心部に形成された挿通孔
19には光フアイバ本体4が挿通されている。な
お、該挿通孔19は先端部材17の先端貫孔内に
嵌合固着された小案内部材20の軸心に形成され
ている。該挿通孔19に挿通された首振り用ワイ
ヤ5の基端部11は、第11図に示すように、径
の相違する薄肉チユーブを接着剤にて順次嵌合一
体化したガイド筒部50に挿通される。該ガイド
筒部50における基端側を、細長筒状のテンシヨ
ンロツド12の挿入孔15内に挿入固着したスリ
ーブ51内に摺動自在に挿入する。該スリーブ5
1とワイヤ基端部11とテンシヨンロツド12と
は、接着剤53を用いて相互に固着されている。
テンシヨンロツド12は、本体部材16の断面中
心部に長手方向に貫設した挿入孔15内に挿入さ
れている。従つて、ワイヤ5・スリーブ51・テ
ンシヨンロツド12は一体として矢印A,B方向
へ動き得る。そして、ガイド筒部50と、イメー
ジガイド2、ライトガイド3、チユーブ46は接
着剤52にて先端部材17に固着されている。挿
入孔15の基端側には、ストツパー22が嵌込固
着されており、ロツド12は、ストツパー22と
の間隔距離Lをストロークとしており、図示の位
置よりこのストロークだけ基端側へ移動可能であ
る。挿入孔15内の先端側にはOリング等のシー
ルリング23が配設され、24は該シールリング
用のストツパーである。
なお、本体部材16と先端・基端部材17,1
8、先端部材と小案内部材20、及び挿入孔15
内周面とストツパ22,24は何れも接着剤等を
用いて固着されている。
回転操作ノブ14は、第4図に示すように、グ
リツプ体10の横断面中心部に配設されてなるテ
ンシヨンロツド12に対し、該テンシヨンロツド
12外周面に挾持状に勾配接触面25,25を摩
擦接触可能に配設されている。回転操作ノブ14
は、本体部材16に長手方向に凹設された保持用
凹溝26内に円形輪13,13のほぼ半分を臨ま
せ、かつ、本体部材16に取付けられたフタ部材
27との間に保持されている。保持用凹溝26の
内底面28には、回転操作ノブ14を押圧したと
き、円形輪13,13外周縁が長手方向に直交す
る方向Dへ余裕をもつて動き得るように小凹所2
9,29が凹設されている。回転操作ノブ14
は、同一形状に形成されてなる一対の円形輪1
3,13を、中心軸部30をもつて一体状に連結
構成したものであり、円形輪13,13の対向面
相互の間隔を外径方向へ大きくなる如く勾配接触
面25,25を形成する。中心軸部30は、第1
図のように、フタ部材27の内方開口状凹所31
内に嵌込み状として保持されることにより、矢印
方向Dに可動とされ、該凹所31の巾を中心軸部
30の直径とほぼ等しく設定したので、回転操作
ノブ14は長手方向への動きを阻止される。
第6図乃至第9図に示すように、フタ部材27
には、上記凹所31の両側に円形輪13,13用
の保持孔35,35が形成されている。また、本
体部材16にはフタ部材27を嵌込状として取付
けるための取付用凹所32が形成されている。本
体部材16の両端には先端・基端部材17,18
が外嵌する小径部33,34が夫々形成されてい
る。なお、フタ部材27と本体部材16とはビス
等の連結具(図示せず)をもつて連結される。
本体部材16には、第4図に示すように、軸心
方向に2本の孔36,36が貫設され、該孔3
6,36のうちの一方には、細径チユーブ体1の
基端部37から分岐したライトガイド3及びイメ
ージガイド2が、他方の孔36にはフラツシユ液
用チユーブ44が、夫々挿通されている。
孔36,36内に挿通された後、イメージガイ
ド2、ライトガイド3及びチユーブ44は、第1
0図に示すように、基端部材18の中心部に設け
た挿通孔45内に挿通される。46はフラツシユ
液用チユーブ44が挿入されるチユーブであり、
47はライトガイド3及びイメージガイド2が挿
入されるチユーブであり、何れも一端が上記挿通
孔45に固着されている。
第3図に示すように、ワイヤ5の先端部39と
イメージガイド2とに糸状体40を巻設すること
によつて行うか、又は、小さな先端金具を介して
イメージガイド2の先端と一体連結する。ワイヤ
5は、該先端部39及びその近傍部並びに基端側
の一部を除き、ワイヤ挿入用チユーブ41に挿入
され、このチユーブ41の先端部は糸状体40を
巻設してイメージガイド2に固定される。チユー
ブ体1は、金属管等の硬性の、又は、可撓性を少
し有する本体部1aと、該本体部1aの先端に連
設されると共に該本体部1aより軟質の先端チユ
ーブ1bと、からなり、図例では、チユーブ体1
の先端面から挿入用チユーブ41先端までの距離
を、上記先端チユーブ1bの長さ寸法とほぼ同一
に設定している。
上述の如く構成された構造体を、第1図と第2
図に示すように、片手で握つて、任意の指にて回
転操作ノブ14を押圧しつつその中心軸部30廻
りに回転させれば、テンシヨンロツド12等は矢
印A,Bの如く挿入孔15内を移動するので、基
端部11がテンシヨンロツド12に固着されてい
るワイヤ5は、矢印A,B方向にスライドする。
しかして、第1図乃至第3図に示すように、ワ
イヤ5が矢印A方向にスライドすれば、該ワイヤ
5を基端側へ引張ることになり、ワイヤ5の先端
部39はイメージガイド2に固定されると共にチ
ユーブ41がイメージガイド2の先端から少し基
端寄りの位置に固定されかつワイヤ5の先端露出
部5aは自由状態であるので、チユーブ体1の先
端部(つまり先端チユーブ1a)は、チユーブ4
1の先端の固定部位を中心に矢印Cの如く揺動
し、第2図の仮想線で示すように、光フアイバ本
体4の先端部6が首を振ることになる。また、こ
の状態から逆に、回転操作ノブ14を反対方向に
回転させてテンシヨンロツド12を矢印B方向へ
スライドさせれば、ワイヤ5の引張力が常時解除
されてゆき、先端チユーブ1b及びイメージガイ
ド2等の復原力により、第2図の実線で示すよう
に、光フアイバ本体4の先端部6は直線状に戻
る。
本体部材16の挿入孔15内周面とテンシヨン
ロツド12との間に嵌合されたシールリング23
は、グリツプ体10とテンシヨンロツド12との
間に適度な摩擦力を付与して、先端部6が所望の
弯曲形状を保つように、ワイヤ5の動きを止める
と共に、外部との水密性を保持する。
回転操作ノブについては、第12図に示すよう
に、円形輪13,13から外方へ支持ピン48,
48を突設したうえ、該支持ピン48,48をフ
タ部材27の案内溝49,49内に、挿入支持さ
せるも好ましい。なお、第12図に於ても、支持
ピン48は案内溝49内にて上下に微動可能かつ
回転自在に保持されている。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、グリツプ体10の全体形状、外径寸
法及び長さ寸法は、該グリツプ体10を片手で握
れ、かつ、操作ノブ14をその状態にて回転させ
ることができるものであれば、任意である。この
構造体を使用する光フアイバスコープは、光フア
イバ本体4の先端部にバルーンが付設されたもの
であつてもよい。
ワイヤ5を途中折曲げることなく、また、その
基端部11をグリツプ体10の断面中心に配置し
たので、軸ずれによるワイヤ5の曲り、折り曲げ
られることによる操作時の抵抗を小さくすること
ができる。
シールリング23によつて、任意位置のテンシ
ヨンロツド12に対し摩擦力が付与されるので、
ブレーキの役目をなし所望の首振角度に保持可能
である。
〔考案の効果〕 本考案は、以上説明したように、構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
片手でグリツプ体10を握つた状態にて、回
転操作ノブ14を回転させれば、光フアイバ本
体4の先端首振操作ができるので、被観察部位
を観察しながらその首振操作をすることがで
き、簡単かつ迅速にしかも正確に、先端の方向
を変換し得る。
もう一方の手で、光フアイバ本体4をさらに
奥へ挿入する等の他の操作を同時併行して行う
ことができる。
微妙な指での操作が可能であり、さらに、微
小な操作力の調整を、高精度にて行うことがで
きるので、医療用として極めて使いやすい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は使用状態を示す斜視図、第3図は先端部が
首を振つた状態の光フアイバ本体先端部の拡大断
面図、第4図は第1図の−線拡大断面図、第
5図は光フアイバ本体の拡大横断面図、第6図は
本体部材の平面図、第7図は第6図の−線断
面図、第8図はフタ部材の縦断面図、第9図は底
面図、第10図はグリツプ体の基端部を示す断面
図、第11図はグリツプ体の先端部を示す拡大断
面図、第12図は回転操作ノブの他の具体例を示
す断面図である。 1……細径チユーブ体、2……イメージガイ
ド、3……ライトガイド、4……光フアイバ本
体、5……首振り用ワイヤ、10……グリツプ
体、11……基端部、12……テンシヨンロツ
ド、13……円形輪、14……回転操作ノブ、2
5……勾配接触面、39……先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細径チユーブ体にイメージガイドとライトガイ
    ドとが挿入されてなる光フアイバ本体の中間部
    に、片手で握れるグリツプ体を外嵌状に配設する
    と共に、先端部が上記光フアイバ本体の先端部に
    固定され、かつ、基端部が上記グリツプ体の内部
    に挿入される首振り用ワイヤの該基端部に、テン
    シヨンロツドを固着し、さらに、該テンシヨンロ
    ツドに挾持状に摩擦接触する勾配接触面を有する
    一対の円形輪を備えた回転操作ノブを、回転可
    能、かつ、長手方向に直交する方向へ微動可能と
    して上記グリツプ体に、取付けたことを特徴とす
    るフアイバスコープ先端首振操作部構造体。
JP5559388U 1988-04-25 1988-04-25 Expired - Lifetime JPH0519045Y2 (ja)

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JP5559388U JPH0519045Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25

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Publication Number Publication Date
JPH01160414U JPH01160414U (ja) 1989-11-07
JPH0519045Y2 true JPH0519045Y2 (ja) 1993-05-20

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JP5559388U Expired - Lifetime JPH0519045Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25

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