JPH0519036U - 車止め装置 - Google Patents
車止め装置Info
- Publication number
- JPH0519036U JPH0519036U JP6707591U JP6707591U JPH0519036U JP H0519036 U JPH0519036 U JP H0519036U JP 6707591 U JP6707591 U JP 6707591U JP 6707591 U JP6707591 U JP 6707591U JP H0519036 U JPH0519036 U JP H0519036U
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- Japan
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- wheel
- handle
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- sandwiching
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Abstract
(57)【要約】
【目的】車輪のサイズの大小に関係なく、常に同じ状態
で確実にクランプすることができる車止め装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 車輪を両側面側から挟持する一対の挟持部
1,1′と、一方の挟持部1の基端部に摺動自在に嵌合
されるとともに他方の挟持部1′の基端部に取り付けら
れたシャフト2と、前記挟持部1の基端部に設けられ前
記シャフト2に噛合させてハンドルの回動により前記シ
ャフト2を摺動させるハンドルセット部7と、前記挟持
部の基端部に設けられ前記ハンドルセット部7の噛合部
に係止部材を係止させてシャフト2の摺動を規制させる
施錠部4とからなることを特徴とする車止め装置。
で確実にクランプすることができる車止め装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 車輪を両側面側から挟持する一対の挟持部
1,1′と、一方の挟持部1の基端部に摺動自在に嵌合
されるとともに他方の挟持部1′の基端部に取り付けら
れたシャフト2と、前記挟持部1の基端部に設けられ前
記シャフト2に噛合させてハンドルの回動により前記シ
ャフト2を摺動させるハンドルセット部7と、前記挟持
部の基端部に設けられ前記ハンドルセット部7の噛合部
に係止部材を係止させてシャフト2の摺動を規制させる
施錠部4とからなることを特徴とする車止め装置。
Description
【0001】
本考案は、車両の逃走や盗難を未然に防止し、傾斜面に車両を確実に停止させ るとともに、車輪のサイズに対応させて用いることができる車止め装置に関する ものである。
【0002】
従来、車両の逃走や盗難を未然に防止し、傾斜面に車両を確実に停止させるた めに用いる車止め装置としては、例えば、図5に示すようなものがある。なお、 この装置Bは本出願人が既に出願したものである(実願平2-40818 号)。 この車止め装置Bは、本体21と、その本体21の両端に設けられ車輪Cを挟 持する一対の挟持部22,22′と、一方の挟持部22を錠止するとともに回動 自在に枢着するシリンダー錠部23と、挟持部22を挟持方向へ付勢する付勢部 材(図示しない)とから構成されている。
【0003】 そして、この車止め装置Bを車輪Cに取り付ける時は、挟持方向(閉方向)に 付勢されている一方の挟持部22を、少し開方向へ回動させた後、両方の挟持部 22,22′を車輪Cの両側面側(タイヤ又はホイール部)を挟み込むようにし て挟持する。そして、鍵(図示しない)をシリンダー錠部23に差し込み施錠す る。 逆に、車止め装置を車輪Cから取り外す時は、前記鍵をシリンダー錠部23に 差し込み解錠し、挟持部22を開方向へ回動させて行う。
【0004】
しかしながら、車輪は大小種種のサイズのものがあり、従来の車止め装置Bを 小さいサイズの車輪に対して用いた場合、挟持部の基端側に相当の隙間ができて 、ガタついたり締め付けが不十分になるという問題点があった。 また、車止め装置Bを小さいサイズの車輪に適合するように作ると、大きいサ イズに対して用いた場合、先開きの状態になって車輪が容易に外れてしまうとい う問題点があった。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、車輪のサイズの大小に関係なく 、常に同じ状態で確実にクランプすることができる車止め装置を提供することを 目的とする。
【0006】
本考案は上記課題を解決するため、車輪を両側面側から挟持する一対の挟持部 と、一方の挟持部の基端部に摺動自在に嵌合されるとともに他方の挟持部の基端 部に取り付けられたシャフトと、前記挟持部の基端部に設けられ前記シャフトに 噛合させてハンドルの回動により前記シャフトを摺動させるハンドルセット部と 、前記挟持部の基端部に設けられ前記ハンドルセット部の噛合部に係止部材を係 止させてシャフトの摺動を規制させる施錠部とから構成されている。
【0007】
この車止め装置を車輪に取り付ける時は、まず、手を使って他方の挟持部及び シャフトを内側に平行移動させて車輪の両側面側(タイヤ又はホイール部)を一 方及び他方の挟持部で挟み込む。次に、ハンドルをハンドルセット部にセットし て回動し、他方の挟持部及びシャフトをさらに内側に移動させて車輪を締め付け 、鍵を施錠部に挿入してシャフトの摺動を規制する。 逆に、車止め装置を車輪から取り外す時は、前記鍵を用いて解錠し他方の挟持 部を開方向へ手で平行移動させて行う。その際、車輪をきつく締め付けてある場 合には、ハンドルを用いて他方の挟持部を外側に移動させて緩めながら行う。
【0008】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は、この考案の車止め装置の全体構成を示す斜視図、図2は、この考案の 車止め装置の構成を示す平面図、図3は、この考案の車止め装置の構成を示す一 部破断側面図、図4は施錠部の内部構造を示す断面図である。
【0010】 まず、この考案に係る車止め装置Aの構成について説明する。図中、1,1′ は車輪(図示しない)を両側面側から挟持する一対の挟持部である。挟持部1, 1′は軽くて丈夫な、例えば軽合金製の材質で略断面U字状に形成されている。 各々の挟持部1,1′の基端部には第1取付部1a,1′a、第2取付部1b, 1′bがそれぞれ上下に設けられている。第2取付部1b,1′bの内部は図3 に示すように、空間部1c,1′cが形成されている。
【0011】 2は一方の挟持部1の第1取付部1a内に摺動自在に嵌合されるとともに他方 の挟持部1′の第1取付部1′aにロールピン1′d(図3参照)によって取り 付けられた第1シャフトである。
【0012】 3は挟持部1,1′の第2取付部1b,1′b内に摺動自在に嵌合された第2 シャフトである。3aは第2シャフト3の両端部に設けられ、空間部1c,1′ cの内壁に当接して挟持部1,1′の移動を規制するためのストッパーである。
【0013】 4は一方の挟持部1の第1取付部1aに設けられ第1シャフト2の摺動を規制 する施錠部である。施錠部4の内部構造は図4の(a)(b)に示すように構成 されている。5は上面に鍵挿入口5a(図3)が形成されているカムロックであ る。6は第1シャフト2の先端側に形成されたラック部2aと噛合するピニオン ギヤである。7はピニオンギア6と同心軸上に設けられたハンドルセット部であ り、図示しないハンドルをハンドルセット部7の溝7aにセットして、ハンドル の回転によりピニオンギア6を回転させ第1シャフト2を摺動できるように構成 されている。 なお、ハンドルはセットするときにのみ使用し、通常は取り外しておく。
【0014】 8はピニオンギア6の歯部に係止して第1シャフト2の摺動を規制する係止部 材である。9は係止部材8の下部とカバー10との間に取り付けられ係止部材8 を上方向に付勢する弾性部材(コイルスプリング)である。11はカムロック5 の基端部に取り付けられ、解錠時に係止部材8の凹部8aに当接する当接部材で ある。
【0015】 なお、12はオイルレスメタル、13はカバーメタルである。
【0016】 次に、この考案に係る車止め装置Aの作用について説明する。 この車止め装置Aを車輪に取り付ける時は、まず、手を使って他方の挟持部1 ′を内側(図2の矢印方向)に平行移動させて車輪C両側面側(タイヤ又はホイ ール部)を両方の挟持部1,1′で挟み込む。次に、図示しないハンドルの先端 をハンドルセット部7の溝部7aに差し込み、ハンドルセット部7を回転させて 、挟持部1及び第1シャフト2及び第2シャフト3を移動させて車輪を締め付け る。十分に締め付けた後は、図示しない鍵を鍵挿入口5aに差し込み、施錠する 。
【0017】 逆に、車止め装置を車輪Cから取り外す時は、前記鍵を鍵挿入口5aに差し込 みカムロック5を回動させて、当接部材11の舌片11aを係止部材8の凹部8 aに当接させることにより,係止部材8が弾性部材9の付勢力に抗して下方に押 圧され、これによって、係止部材8のピニオンギア6への係止が解除される。そ して挟持部1′を開方向へ手で平行移動させる。その際、車輪をきつく締め付け てある場合には、ハンドルを用いて挟持部1′を移動させて緩めながら行う。 この考案によれば、挟持部及びシャフトを平行移動させて車輪を挟み込み、さ らに、ハンドルを用いて締め付けるので、車輪のサイズに関係なく、常に同じ状 態で締め付けることができる。 また、ハンドルを使用するので、女性や子供等非力な者であっても簡単に締め 付けることができる。
【0018】 本考案は上記実施例に限るものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載され た技術的事項の範囲内において種種の変更が可能である。 また、車輪に対してこの車止め装置Aを複数個使用してもよい。
【0019】
本考案は以上のように構成したので、次のような効果がある。
【0020】 挟持部を平行移動させて車輪を挟み込み、さらに、ハンドルを用いて締め付け るので、車輪のサイズに関係なく、常に同じ状態で締め付けることができる。
【0021】 ハンドルを使用するので、女性や子供等非力な者であっても簡単に締め付ける ことができる。
【図1】この考案の車止め装置の全体構成を示す斜視図
である。
である。
【図2】この考案の車止め装置の構成を示す平面図であ
る。
る。
【図3】この考案の車止め装置の構成を示す一部破断側
面図である。
面図である。
【図4】施錠部の内部構造を示す一部破断断面図であ
る。
る。
【図5】従来の車止め装置の使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
A:車止め装置 1,1′:挟持部 1a,1′a:第1取付部 1b,1′b:第2取付部 2:第1シャフト 2a:ラック部 3:第2シャフト 4:施錠部 5:カムロック 6:ピニオンギア 7:ハンドルセット部 8:係止部材 9:弾性部材 10:カバー 11:当接部材
Claims (1)
- 【請求項1】車輪を両側面側から挟持する一対の挟持部
と、 一方の挟持部の基端部に摺動自在に嵌合されるとともに
他方の挟持部の基端部に取り付けられたシャフトと、 前記挟持部の基端部に設けられ前記シャフトに噛合させ
てハンドルの回動により前記シャフトを摺動させるハン
ドルセット部と、 前記挟持部の基端部に設けられ前記ハンドルセット部の
噛合部に係止部材を係止させてシャフトの摺動を規制さ
せる施錠部と、 からなることを特徴とする車止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6707591U JP2567636Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 車止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6707591U JP2567636Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 車止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0519036U true JPH0519036U (ja) | 1993-03-09 |
JP2567636Y2 JP2567636Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=13334387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6707591U Expired - Lifetime JP2567636Y2 (ja) | 1991-08-23 | 1991-08-23 | 車止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567636Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011523988A (ja) * | 2008-04-28 | 2011-08-25 | マスター ロック カンパニー エルエルシー | 錠止クランプ |
JP2020183217A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-12 | 済南申塗鎖具有限公司 | 自転車や電動バイク用位置固定ロック |
-
1991
- 1991-08-23 JP JP6707591U patent/JP2567636Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011523988A (ja) * | 2008-04-28 | 2011-08-25 | マスター ロック カンパニー エルエルシー | 錠止クランプ |
JP2020183217A (ja) * | 2019-04-26 | 2020-11-12 | 済南申塗鎖具有限公司 | 自転車や電動バイク用位置固定ロック |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2567636Y2 (ja) | 1998-04-02 |
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