JPH0519033Y2 - - Google Patents

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JPH0519033Y2
JPH0519033Y2 JP9695390U JP9695390U JPH0519033Y2 JP H0519033 Y2 JPH0519033 Y2 JP H0519033Y2 JP 9695390 U JP9695390 U JP 9695390U JP 9695390 U JP9695390 U JP 9695390U JP H0519033 Y2 JPH0519033 Y2 JP H0519033Y2
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towel
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steamer
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タオルを収納してこの収納状態のタ
オルを蒸気で蒸すタオル蒸し器に関するものであ
る。
〔考案の概要〕
本考案は、上記の様なタオル蒸し器15におい
て、蓋5で開閉する上面以外にタオル収納部4に
開口4bを設け、タオル収納部4と蓋5との当接
部5a,7aをこの当接部5a,7aよりも高い
外周壁8で囲むことによつて、タオル蒸し器15
自体やその周辺を蒸気や水滴で汚染することなく
使用することができる様にしたものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のタオル蒸し器としては、第8図
に示す構造となつていた。
タオル蒸し器40には、タオル39をタオル籠
38に入れた状態で収納するタオル収納部35が
あり、その下方には水41を入れる貯水部35c
が一体に設けてある。そして、その貯水部35c
の上方には、段部35bが設けられ、タオル籠3
8を載せるための底敷37を敷くようにして、タ
オル39が、直接、水41に触れないようにして
ある。
貯水部35cにはヒータ36が設けてあり、水
41を沸騰させ蒸気aを発生させる。そのため、
タオル39を収納するタオル籠38と、底敷37
はその蒸気aが抵抗なく通るように、パンチング
メタル等の多孔板にて作られている。
タオル蒸し器40の上面40aには、タオル3
9やタオル籠38を出し入れする為の蓋32がヒ
ンジ部33の支軸33dに支持され、矢印e,e
方向に開閉するようになつている。蓋32にはそ
の上面に蓋把手34がありそしてガスケツト30
が、蓋32の加締め部31に加締められて取り付
けられている。蓋32を閉蓋すると、そのガスケ
ツト30の当接部30aがタオル蒸し器40の上
面40aで、タオル収納部35の上部35aの周
辺の当接部40cと密着しタオル収納部35を閉
塞するようになつている。
上述の状態で貯水部35cで発生する蒸気aに
よつてタオル収納部35内のタオル39を蒸しタ
オルとする。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のタオル蒸し器40においては上述のよう
な構造となつていたために、タオル収納部35は
蓋32で閉蓋された時完全に密閉されてしまい、
貯水部35cから蒸気aが発生し続けると、その
内部の蒸気圧が過大となる。その結果、閉蓋され
た蓋32とタオル蒸し器40の上面40aとの当
接部40cから過剰な蒸気b′が噴出し、タオル蒸
し器40およびその周辺を汚染してしまう。
また、蓋32の加締め部31に加締めて取り付
けられたガスケツト30が劣化した時にも、その
当接部30aから過剰な蒸気b′が噴出して、やは
りタオル蒸し器40およびその周辺を汚染する。
さらに、蓋32に取り付けられたガスケツト3
0とタオル蒸し器40との当接部30a,40c
はタオル蒸し器40の上面40aに位置するた
め、その当接部30a,40cから噴出した過剰
な蒸気b′が冷えて水滴となつた時に第8図に矢印
d′で示すようにタオル蒸し器40の壁面にたれた
り、飛散するなどして、タオル蒸し器40およそ
の周辺を汚染してしまう。
本考案は上述のような、過剰な蒸気の噴出、水
滴の飛散といった問題点のないタオル蒸し器を提
供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のタオル蒸
し器15においては、タオル収納部4の上面以外
に開口4bを設け、タオル収納部4と蓋5との当
接部5a,7aがこの当接部5a,7aよりも高
い外周壁8で囲むように構成した。
〔作用〕 本考案によるタオル蒸し器15では、蓋5で開
閉される上面以外にタオル収納部4に開口4bが
設けられているので、タオル収納部4の上面が蓋
5で閉塞された状態でタオル収納空間へ過剰な蒸
気bが供給されても、この過剰な蒸気bは開口4
bを通じてタオル収納部4外へ排出される。
従つて、タオル収納部4内の蒸気圧が過大とな
ることがなく、タオル収納部4と蓋5との当接部
5a,7aから蒸気が噴出することがない。
しかも、タオル収納部4と蓋5との当接部5
a,7aがこの当接部5a,7aよりも高い外周
壁8に囲まれているので、当接部5a,7aのシ
ール性が低下したり、タオル収納部4内の蒸気が
不測に過大になつたりして、当接部5a,7aか
ら蒸気が漏洩しても、この蒸気が冷却してできた
水滴は外周壁8の外側へは流出しない。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
第1図と第2図とにおいて、タオル蒸し器15
には、タオル14をタオル籠13に入れた状態で
収納するタオル収納部4があり、その下方には水
11を入れる貯水部4dが一体に設けてある。そ
して、その貯水部4dの上方には、段部4cが設
けられ、タオル籠13を載せるための底敷12を
敷くようにして、タオル14が直接、水11に触
れないようにしてある。
貯水部4dにはヒータ10が設けてあり、水1
1を沸騰させ蒸気aを発生させる。そのため、タ
オル14を収納するタオル籠13、底敷12はそ
の蒸気aが抵抗なく通るように、パンチングメタ
ル等の多孔板にて作られている。
タオル蒸し器15の上面15aには、タオル1
4やタオル籠13を出し入れする為の蓋5がヒン
ジ部6の支軸6aに支持され、矢印e,e′方向に
開閉するようになつている。また、ガスケツト7
が、タオル蒸し器15の上面15aに設けられた
外周壁8とタオル収納部4の上部4eとで形成さ
れるガスケツト嵌合部9に嵌合されている。そし
て、蓋5を閉蓋するとその当接部5aとガスケツ
ト7の当接部7aとが密着しタオル収納部4を閉
塞するようになつている。
上述の状態で貯水部4dで発生する蒸気aによ
つてタオル14を蒸しタオルとするのだが、タオ
ル収納部4が完全に閉塞されていてはその内部の
蒸気圧が過大となつてしまう。
そこで、タオル収納部4の側壁4aの一部に開
口4bを設け、過剰な蒸気bをタオル収納部4か
ら排出するようにした。本実施例ではその過剰な
蒸気bをうまくタオル蒸し器15外へ導くために
耐熱性のゴム等から成る蒸気口本体2を用いる。
この蒸気口本体2はその上部に嵌合部2dがあ
りタオル蒸し器15の上面15aに設けられた開
口15cと嵌合し、蒸気出口2aにスリツト3a
を持つ蒸気口口金3をはめ込み蒸気口1を形成す
る。そして、蒸気口本体2と一体に設けられた連
結管2cの先端の嵌合部2eとタオル収納部4の
開口4bとが嵌合することによつて蒸気入口2b
を形成し、蒸気口本体2とタオル収納部4とを連
結する。このようにタオル収納部4の内部と蒸気
口1とを蒸気口本体2で連結することによつてタ
オル収納部内の過剰な蒸気bを排出する経路を形
成する。そのため蓋5によつて閉塞されたタオル
収納部4の内部に過大な蒸気圧がかかることがな
く、蓋5とガスケツト7との当接部5a,7aか
ら蒸気が漏洩することがない。
しかし、ガスケツト7が長期に渡る使用で劣化
するなどして、そのシール性が低下した場合等に
おいて、過剰な蒸気b′は蓋5とガスケツト7との
当接部5a,7aから外部に漏洩する。この時、
その当接部5a,7aの周囲が外周壁8で囲まれ
ているので、過剰な蒸気cのみが外部に漏洩する
だけで、その時蒸気が冷えて出来た水滴は外周壁
8のために飛散しない。
蒸気口本体2や、蓋5とガスケツト7との当接
部5a,7a周辺に溜まつた水滴はそれぞれ矢印
d,d′のようにタオル収納部4に捩るのみで、タ
オル蒸し器15の外へは飛散しない。
第2図において本実施例では1つのタオル収納
部4を2つの蓋5で閉塞するようにしたために、
タオル収納部4の中央にガスケツト7を支持する
中央壁fを設けてある。
また貯水部4dには給水ホース22と排水ホー
ス20が接続され水11の補給、排水を行う。な
お、排水ホースは通常排水ホースホルダ21にク
ランプされる。
第3図において、蒸気口本体2の蒸気出口2a
にスリツト3aを持つ蒸気口口金3が組合せされ
た状態を示しているが、蒸気口口金3はそのほぼ
中央部を蒸気口本体2の内部にある段部2fに載
せるようにしてある。そして蒸気口口金3の周囲
は、蒸気出口2aの内壁面に対し、振動等では外
れない程度の嵌合力で嵌合してある。
そして、蒸気口本体2を清掃する場合等の時、
蒸気口口金3を外したい時には、蒸気口口金3の
一端を矢印fの方向に押し込むことによつて反対
側の端部が、蒸気口本体2の段部2fを支点とし
てシーソーのように矢印g方向に持ち上がり簡単
に外すことが出来る。
第4図〜第7図においては、本実施例のタオル
蒸し器15の実際の使用状態を示している。
蒸気口1は高温の蒸気を排出し、その蒸気に触
れることは危険であるため操作者から遠い位置、
タオル蒸し器15の上面15aのほぼ中央の後方
に設けられている。また、蓋5には蓋把手16が
支軸16aによつて、回転自在で、なおかつその
蓋把手16が蓋5から側方に突出するように設け
られている。これは、蓋把手16を持つて蓋5の
開閉をする際、タオル収納部4からの蒸気に、手
や腕等が触れないようにするためである。また、
蓋把手16は支軸16aによつて回転自在に支持
されているので、蓋5の開閉がスムーズに行なえ
る。
また、タオル蒸し器15の後方には給水タンク
23を収納する給水タンク収納部15dがあり給
水の手間を省くようにしてある。
タオル蒸し器15の左右には把手17が設けら
れていて、キヤスタ25をつけたスタンド24に
このタオル蒸し器15を載置して移動する時に便
利なようになつている。また、スタンド24の下
方にはサブフレーム24aに支持された使用済タ
オル入れ26があり、使用済のタオルと未使用の
タオル14とを混在させることがなく衛生的であ
る。
タオル蒸し器15の右側面には操作部18があ
り、温度調節ツマミ18aや電源スイツチ18b
等があり電源コード19は、移動の際、じやまに
ならないように束ねられてスタンドに設けられた
フツクにかけて置くようにしてある。
以上、本考案の実施例に付き述べたが、本考案
は上記実施例に限定されることなく、本考案の技
術的思想に基づいて、各種の有効な変更が可能で
ある。
〔考案の効果〕
本考案によるタオル蒸し器では、タオル収納部
と蓋との当接部から蒸気が噴出することがなく、
しかも当接部から漏洩した蒸気が冷却してできた
水滴もその周辺へは流出しないので、タオル蒸し
器自体やその周辺を蒸気や水滴で汚染することな
く使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す第4図におけるA
−A矢視断面図、第2図は本考案の要部を示す第
4図におけるB−B矢視断面図、第3図は蒸気口
本体の蒸気口部分を示す拡大断面図、第4図は本
考案のタオル蒸し器の平面図、第5図は本考案の
タオル蒸し器の正面図、第6図は本考案のタオル
蒸し器の右側面図、第7図は本考案のタオル蒸し
器の左側面図である。また、第8図は従来のタオ
ル蒸し器の要部の断面図である。 なお図面に用いた符号において、1……蒸気
口、2……蒸気口本体、4……タオル収納部、5
……蓋、7……ガスケツト、8……外周壁、15
……タオル蒸し器、a……蒸気、b,b′,c……
過剰な蒸気、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タオルを収納するための空間を有しこの空間へ
    蒸気が供給されるタオル収納部と、 このタオル収納部の上面を開閉するための蓋と
    を夫々具備するタオル蒸し器において、 前記上面以外に前記タオル収納部に開口が設け
    られており、 前記タオル収納部と前記蓋との当接部がこの当
    接部よりも高い外周壁に囲まれているタオル蒸し
    器。
JP9695390U 1990-09-14 1990-09-14 Expired - Lifetime JPH0519033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9695390U JPH0519033Y2 (ja) 1990-09-14 1990-09-14

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JPH0454291U JPH0454291U (ja) 1992-05-08
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