JPH0519025U - 自動車のキーレスエントリーシステム - Google Patents

自動車のキーレスエントリーシステム

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JPH0519025U
JPH0519025U JP7693591U JP7693591U JPH0519025U JP H0519025 U JPH0519025 U JP H0519025U JP 7693591 U JP7693591 U JP 7693591U JP 7693591 U JP7693591 U JP 7693591U JP H0519025 U JPH0519025 U JP H0519025U
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JP
Japan
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signal
code
code signal
portable transceiver
lock mechanism
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Application number
JP7693591U
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English (en)
Inventor
公二 滝澤
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯形送受信機の回路規模を小さくして消費
電力の低減を図る。 【構成】 ドアロック機構1の制御を行う制御装置2か
らは、その制御結果の内容に応じて周期が異なる2種類
のコード信号Scがシリアル信号として反復的に送信さ
れる。携帯形送受信機7においては、受信したコード信
号Scをシフトレジスタ14によりパラレル信号に変換
し、その変換後のコード信号Scが信号発生回路15か
らの登録コード信号S cと一致したときに、デジタルコ
ンパレータ15から一致信号Szを出力する。リトリガ
ブル単安定マルチバイブレータ17は、一致信号Szに
よりトリガされて発光ダイオード18を点灯させる。こ
のとき、発光ダイオード18は、受信したコード信号S
cの周期が長い場合に間欠点灯され、周期が短い場合に
連続点灯される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドア、トランクリッドなどに設けられる自動車用ロック機構を携帯 形送受信機からの指令により解錠或は施錠すると共に、その指令の実行結果を携 帯形送受信機側で確認できるようにした自動車のキーレスエントリーシステムに 関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のキーレスエントリーシステムにあっては、基本的には、自動車ボディ 側に、携帯形送受信機からの固有の識別コードを含む空中伝播信号(例えば電波 )を受信する毎に自動車用ロック機構の解錠及び施錠動作の何れかを交互に行う と共に、その制御結果の内容を示すコード信号をシリアル信号化して携帯形送受 信機へアンサバックする機能を備えた制御装置を設け、携帯形送受信機側に、上 記コード信号を受信したときにそのコード信号により示される制御結果の内容を 表示器を通じて表示するための表示制御回路が設けられる。この場合、上記表示 制御回路は、コード信号を解読する必要上から、CPUを含む演算処理回路を備 えて構成される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
携帯形送受信機は、その電源として電池を用いているため消費電力が少ないこ とが望ましい。しかしながら、携帯形送受信機から制御装置に与えた指令の実行 結果を、その携帯形送受信機側で確認できるようにする場合、従来の携帯形送受 信機では、回路規模が大きく且つ複雑な演算処理回路を設ける必要があるため、 消費電力が比較的大きくなるという問題点があり、この点が未解決の課題となっ ていた。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯形送受信機 側の回路規模を小さくできて、その消費電力の低減を実現できる自動車のキーレ スエントリーシステムを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、携帯形送受信機からの指令に基づいて 自動車用ロック機構の解錠或は施錠制御を行うと共に、その制御結果の内容を示 すコード信号をシリアル信号化して前記携帯形送受信機へアンサバックする制御 装置を備えた自動車のキーレスエントリーシステムにおいて、前記制御装置を、 前記コード信号を所定数だけ反復出力すると共にその送信周期を制御結果の内容 に応じて変化させる構成とした上で、前記携帯型送受信機を、受信したコード信 号をパラレル信号に変換するシフトレジスタ、前記コード信号と同一パターンの 登録コード信号をパラレル信号として出力する信号発生回路、前記シフトレジス タの出力が前記信号発生回路からの登録コード信号と一致したときに一致信号を 出力するデジタルコンパレータ、上記一致信号の出力に同期して表示動作を行な う表示器を含んだ構成としたものである。
【0006】
【作用】
制御装置は、携帯形送受信機からの指令に応じた自動車用ロック機構の解錠或 は施錠制御を行ったときには、その制御結果の内容を示すコード信号をシリアル 信号化して携帯形送受信機へ反復してアンサバックするものであり、このときの コード信号の送信周期は、上記制御結果の内容(実例としては、自動車用ロック 機構が解錠状態となったか否か、或は施錠状態となったか否かなどが挙げられる )に応じて変化される。
【0007】 このようにアンサバックされるシリアルコード信号を受信した携帯形送受信機 にあっては、シフトレジスタが上記コード信号をパラレル信号に変換すると共に 、デジタルコンパレータが、シフトレジスタによりパラレル信号に変換された後 のコード信号と、信号発生回路からパラレル信号として出力される登録コード信 号とを比較し、両者が一致したときに一致信号を出力するようになり、表示器が 上記一致信号の出力に同期して表示動作を行うようになる。この場合において、 一致信号は、制御装置側からアンサバックされるコード信号の送信周期に応じた 周期で出力されるものであり、これに応じて表示器による表示動作の周期が変化 されるようになり、斯様な変化状態に応じてアンサバックされたコード信号によ り示される制御結果の内容を判断できるようになる。
【0008】
【実施例】
図1において、自動車用ロック機構たるドアロック機構1は、制御装置2から の解錠指令信号及び施錠指令信号に基づいて解錠及び施錠動作を行うと共に、そ の解錠或は施錠動作が完了したときに制御装置2へ解錠完了信号或は施錠完了信 号をフィードバックするように構成されている。
【0009】 上記制御装置2は、送受信アンテナ3、受信回路4、送信回路5、信号処理回 路6により構成されており、後述する携帯形送受信機7との間で電波を媒体とし た信号の授受を行い得るようになっている。
【0010】 信号処理回路6は、CPUを含んで成るもので、携帯形送受信機7から後述の ように送信される指令信号Saを送受信アンテナ3及び受信回路4を介して受信 したときに、その指令信号Saに含まれる識別コードの適否を自身に設定された 登録コードに基づいて判断する機能を有し、適正な識別コードを含む指令信号S aの受信毎に、ドアロック機構1に対して前記解錠指令信号及び施錠指令信号を 交互に出力する。
【0011】 また、信号処理回路6は、ドアロック機構1から解錠完了信号及び施錠完了信 号がフィードバックされた各場合において、例えば8ビットのコード信号Scを シリアル信号化(パルス列信号化)して所定数だけ反復出力するようになってお り、斯かるコード信号Scは、送信回路5及び送受信アンテナ3を介して携帯形 送受信機7へアンサバックされる。この場合、信号処理回路6は、上記コード信 号Scの送信周期をドアロック機構1からフィードバックされる信号の種類(つ まりドアロック機構1の制御結果の内容)に応じて変化させるように構成されて おり、例えば、解錠完了信号がフィードバックされたときの周期T1 を、施錠完 了信号がフィードバックされたときの周期T2 の2倍となるように制御する。
【0012】 さて、前記携帯形送受信機7は電池(図示せず)を電源としたものであり、以 下においては、この携帯形送受信機7の構成について説明する。
【0013】 即ち、コード発生回路8は、自動復帰形の送信スイッチ9がオン操作される毎 に識別コードを発生して送信回路10に与えるものであり、送信回路10は、上 記識別コードが与えられる毎にその識別コードを含む前記指令信号Saを送受信 アンテナ11を介して送信する。受信回路12は、前記制御装置2からのコード 信号Scを送受信アンテナ11を介して受信し、その受信コード信号Scを波形 整形回路13を介して8ビットシフトレジスタ14に与える。
【0014】 このシフトレジスタ14は、入力されたコード信号Scをパラレル信号に変換 するためのもので、その変換出力をデジタルコンパレータ15に与える。8ビッ トのディップスイッチより成る信号発生回路16は、コード信号Scと同一パタ ーンの登録コード信号S cをパラレル信号として出力してデジタルコンパレータ 15に与える。
【0015】 上記デジタルコンパレータ15は、シフトレジスタ14からパラレル信号化さ れた状態で出力されるコード信号Scと、信号発生回路16から出力される登録 コード信号S cとを比較し、両者が一致したときに一致信号Szを出力する。リ トリガブル単安定マルチバイブレータ17は、上記一致信号Szの立ち上がりに よってトリガされてハイレベル信号を出力するようになっており、この単安定マ ルチバイブレータ17からハイレベル信号が出力された状態では、表示器たる発 光ダイオード18が通電点灯される構成となっている。この場合、上記単安定マ ルチバイブレータ17の時定数τは、前述したコード信号Scの送信周期T1 及 びT2 (T1 =2T2 )に対して、T1 >τ>T2 の関係となるように設定され ている。
【0016】 次に、上記構成の作用について図2及び図3も参照しながら説明する。
【0017】 今、携帯形送受信機7側において送信スイッチ9をオン操作すると、送信回路 10が、コード発生回路8からの識別コードを含む指令信号Saを送受信アンテ ナ11を介して制御装置2側に送信するようになる。すると、制御装置2にあっ ては、信号処理回路6が、上記指令信号Saを送受信アンテナ3及び受信回路4 を介して受信するようになり、斯様に受信した指令信号Saが適正な識別コード を含むものであった場合には、ドアロック機構1に対して解錠指令信号若しくは 施錠指令信号を出力して、その解錠動作若しくは施錠動作を行う。尚、このよう な解錠動作及び施錠動作は、適正な識別コードを含む指令信号Saの受信毎に交 互に行われる。
【0018】 このとき、ドアロック機構1は、解錠動作が完了したときに制御装置2へ解錠 完了信号をフィードバックし、施錠動作が完了したときに制御装置2へ施錠完了 信号をフィードバックする。このため、信号処理回路6にあっては、解錠完了信 号がフィードバックされたときに周期T1 のコード信号Scを送信回路5及び送 受信アンテナ3を介して携帯形送受信機7へアンサバックし、施錠完了信号がフ ィードバックされたときに周期T2 (T1 =2T2 )のコード信号Scを送信回 路5及び送受信アンテナ3を介して携帯形送受信機7へアンサバックする。
【0019】 携帯形送受信機7にあっては、受信回路12が上述のようにアンサバックされ るコード信号Scを送受信アンテナ11を介して受信するようになり、その受信 コード信号Scは、波形整形回路13において図2(a)或は図3(a)のよう に整形されてシフトレジスタ14に与えられ、そのシフトレジスタ14において パラレル信号に変換されてデジタルコンパレータ15に与えられる。
【0020】 これにより、デジタルコンパレータ15が、シフトレジスタ14から出力され るコード信号Scと信号発生回路16から出力される登録コード信号S cとを比 較するようになり、両者が一致したときには、図2(b)或は図3(b)に示す ような一致信号Szを出力する。すると、リトリガブル単安定マルチバイブレー タ17がトリガされ、そのトリガ出力(図2(c)或は図3(c)参照)に応じ て発光ダイオード18が通電点灯される。
【0021】 このとき、単安定マルチバイブレータ17の時定数τと、コード信号Scの送 信周期T1 及びT2 との関係は、T1 >τ>T2 に設定されているから、単安定 マルチバイブレータ17のトリガ出力は、周期T1 のコード信号Scの受信時に おいて図2(c)に示すように間欠的なものとなり、周期T2 のコード信号Sc の受信時において図3(c)に示すように連続的なものとなる。
【0022】 従って、発光ダイオード18は、周期T1 のコード信号Scの受信時、つまり ドアロック機構1が解錠動作を行ったときに間欠点灯され、周期T2 のコード信 号Scの受信時、つまりドアロック機構1が施錠動作を行ったときに連続点灯さ れるものであり、斯様な点灯状態の変化に応じて、制御装置2によるドアロック 機構1の制御結果の内容を判断できるようになる。
【0023】 以上のような本実施例の構成によれば、シフトレジスタ14、デジタルコンパ レータ15などのような携帯形送受信機7の要部を構成する回路素子として、消 費電力が小さな汎用CMOSゲート回路を利用できるものであり、CPUを含む 演算処理回路が必要な従来構成に比べて、回路規模を小さくでき、これにより消 費電力の低減を実現できるものである。
【0024】 尚、上記実施例では、発光ダイオード18による表示態様として、ドアロック 機構1の解錠状態を表示するための間欠点灯及びドアロック機構1の施錠状態を 表示するための連続点灯の2種類のみとしたが、ドアロック機構1の動作不良状 態など、さらに多くの状態を表示するためには、発光ダイオード18の間欠点灯 周期を多種類に設定することにより対応すれば良い。
【0025】
【考案の効果】
本考案によれば以上の説明によって明らかなように、自動車用ロック機構を携 帯形送受信機からの指令により解錠或は施錠すると共に、その指令の実行結果を 携帯形送受信機側にアンサバックして表示するように構成したものでありながら 、携帯形送受信機側の回路規模を小さくできて、その消費電力の低減を実現でき るという実用上において有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の電気的構成を示す機能ブロ
ック図
【図2】作用説明用のタイミングチャートその1
【図3】作用説明用のタイミングチャートその2
【符号の説明】
図中、1はドアロック機構、2は制御装置、6は信号処
理回路、7は携帯形送受信機、8はコード発生回路、1
2は受信回路、14はシフトレジスタ、15はデジタル
コンパレータ、16は信号発生回路、17は単安定マル
チバイブレータ、18は発光ダイオード(表示器)を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯形送受信機からの指令に基づいて自
    動車用ロック機構の解錠或は施錠制御を行うと共に、そ
    の制御結果の内容を示すコード信号をシリアル信号化し
    て前記携帯形送受信機へアンサバックする制御装置を備
    えたものにおいて、前記制御装置は、前記コード信号を
    所定数だけ反復出力すると共にその送信周期を制御結果
    の内容に応じて変化させるように構成され、前記携帯型
    送受信機は、受信したコード信号をパラレル信号に変換
    するシフトレジスタと、前記コード信号と同一パターン
    の登録コード信号をパラレル信号として出力する信号発
    生回路と、前記シフトレジスタの出力が前記信号発生回
    路からの登録コード信号と一致したときに一致信号を出
    力するデジタルコンパレータと、前記一致信号の出力に
    同期して表示動作を行なう表示器とを含んで構成されて
    いることを特徴とする自動車のキーレスエントリーシス
    テム。
JP7693591U 1991-08-29 1991-08-29 自動車のキーレスエントリーシステム Pending JPH0519025U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3483014A1 (en) * 2017-11-10 2019-05-15 Nxp B.V. Pattern detection for automotive access

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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