JPH0519008Y2 - - Google Patents

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JPH0519008Y2
JPH0519008Y2 JP1990117955U JP11795590U JPH0519008Y2 JP H0519008 Y2 JPH0519008 Y2 JP H0519008Y2 JP 1990117955 U JP1990117955 U JP 1990117955U JP 11795590 U JP11795590 U JP 11795590U JP H0519008 Y2 JPH0519008 Y2 JP H0519008Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本考案は手芸用壁掛け鏡材料の改良に関するも
のである。
『従来の技術』 従来、絵を描いたり、印刷物や写真を切り取り
貼付したり、彩色したりして自分の好みの掛け鏡
を制作する手芸用壁掛け鏡材料としては、木製の
額縁材料が製造されており、使用者は、あらかじ
め組み立てられた額縁、または額縁材料を入手し
て、必要に応じて彫刻し、絵付け等を行つてい
る。
『考案が解決しようとする課題』 しかし、上記額縁材料は、通常は方形の枠形で
あるので、絵付け等を行つても表現の範囲が限定
されてしまう欠点を有している。
また、額縁は四本の長材を組み合わせて形成し
てあるため四隅に継ぎ目がでて、この継ぎ目が絵
付け等の支障となる欠点を有している。
『目的』 そこで本考案は、上記に鑑みなされたもので、
表面に継ぎ目が無く、絵等の手芸表現が額縁に比
較して大きな面積で表現することのできる手芸用
壁掛け鏡材料を提供することを目的としたもので
ある。
『課題を解決するための手段』 上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範
囲を要旨とする本考案の前述課題を解決するため
に、 鏡本体1と、 所望形状の輪郭形状に形成した木材板製の第一
基板3aと、 上記第一基板3aと同じ輪郭形状で、かつ鏡本
体1と同じ厚みで、該鏡本体1を嵌め込むための
窓孔2を設けた木材板製の第二基板3bと、 上記第一基板3aおよび第二基板3bと同じ輪
郭形状で、上記窓孔2の位置に適合する位置に、
該窓孔2より一回り小さい窓孔4を設けた木材板
製の表板5とよりなる技術的手段を講じたもので
ある。
『作用』 それ故、本考案手芸用壁掛け鏡材料は、予め第
一基板3aに第二基板3bを張り合せて基板3と
なし、第二基板3bの窓孔2内に、鏡本体1を嵌
め込み、次いで、基板3の表面に表板5を重ねて
貼着すると、この表板5の窓孔4は窓孔2より一
回り小さく形成してあるため、鏡本体1はその周
部を基板3と表板5都で挟持する作用を呈する。
そして、本考案は鏡本体1以外を木材で構成し
たため、基板3の表面に表板5を貼着するには、
糊着等の簡易な方法で容易に確実に貼着でき、し
かも、絵付け等の手芸加工も従来法で容易に行え
るという作用を呈するものである。
『実施例』 次に、本考案の実施例を添付図面にしたがつて
説明する。
本考案手芸用壁掛け鏡材料は、鏡本体1と、基
板3と、表板5とで構成されている。
上記鏡本体1は、従来公知なものを使用すれば
よく、その輪郭形状も図示例の円形をはじめ所望
に応じて適宜選定すればよい。
また、上記基板3は、第一基板3aと第二基板
3bとで構成されている。
上記第一基板3aは木材板を所望の輪郭形状に
切断して形成され、第二基板3bも同じく、木材
板を第一基板3aと同じ輪郭形状に接合して形成
される。そして、この第二基板3bは鏡本体1と
同じ厚みのものが用意され、その適所に該鏡本体
1を嵌め込むための窓孔2を設けてある。
なお、図示例において、第一基板3aと第二基
板3bとで構成される基板3は方形の上部が山形
に突出した輪郭形状となし、窓孔2は円形の輪郭
形状となしているが、これらの輪郭形状は図示例
に限定されるものでなく、種々変更することがで
きるのは無論である。
また、上記表板5は、前記基板3と同じ輪郭形
状で、上記窓孔2の位置に適合する位置に、該窓
孔2より一回り小さい窓孔4を設けてなり、同じ
く木材板で構成されている。図示例において、上
記窓孔4は鏡本体1および窓孔2の輪郭形状を円
形としたため、一回り小さい径の円形となした
が、この窓孔4の輪郭形状は必ずしも鏡本体1お
よび窓孔2の輪郭形状と相似形とする必要性はな
く、周縁のどの部分もが鏡本体1の外方に突出し
ないものであれば、鏡本体1を方形に窓孔4を円
形にする等変更してもよいものである。
なお、本願手芸用壁掛け鏡材料は、鏡本体1
と、基板3と、表板5とを夫々の材料として別個
に用意しても、予め鏡本体1を基板3と表板5と
の間に挟在して該基板3と表板5とを糊着してお
いてもよいものである。
『考案の効果』 本考案は、上記のごときであるので、基板3と
表板5とは、木材平板を形抜きまたは機械鋸加工
等で容易に製造でき、また、特に表板5は一体も
のであるため、継ぎ目がなく、絵等を書いたりす
る手芸用にまさに好適な手芸用壁掛け鏡材料を提
供することができるものである。
また、本考案は表板5を1枚の材木板を使用し
て窓孔4を設けたものであるから、この窓孔4の
外側の所望の形状と面積の手芸加工用の平面とな
すことができ、従来の額縁では表現できない手芸
的表現が可能な手芸用壁掛け鏡材料を提供するこ
とができるものである。
さらに、本考案の特筆すべき効果は、基板3と
表板5とを木材平板を使用しているため、適宜な
弾性を有して衝撃に対して比較的鏡本体1が破損
しずらく、また、木材平板は加工が容易であるた
め、基板3と表板5との糊着、表板5への絵付け
や切り抜き印刷物(写真)貼付等が特別の糊材や
特別の工具を使用しなくてもよく、手芸材料とし
て広く一般の使用に供することのできる手芸用壁
掛け鏡材料を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案手芸用壁掛け鏡材料の一実施例
を示す正面図、第2図は部品分解建て断面図であ
る。 1……鏡本体、2……窓孔、3……基板、4…
…窓孔、5……表板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鏡本体1と、 所望形状の輪郭形状に形成した木材板製の第一
    基板3aと、 上記第一基板3aと同じ輪郭形状で、かつ鏡本
    体1と同じ厚みで、該鏡本体1を嵌め込むための
    窓孔2を設けた木材板製の第二基板3bと、 上記第一基板3aおよび第二基板3bと同じ輪
    郭形状で、上記窓孔2の位置に適合する位置に、
    該窓孔2より一回り小さい窓孔4を設けた木材板
    製の表板5とよりなる手芸用壁掛け鏡材料。
JP1990117955U 1990-11-09 1990-11-09 Expired - Lifetime JPH0519008Y2 (ja)

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JPH0474063U JPH0474063U (ja) 1992-06-29
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535198B2 (ja) * 1973-11-10 1978-02-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535198U (ja) * 1976-06-25 1978-01-18
JPS5786399U (ja) * 1980-11-15 1982-05-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535198B2 (ja) * 1973-11-10 1978-02-24

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JPH0474063U (ja) 1992-06-29

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