JPH05189875A - データ圧縮機構付磁気テープ制御方式 - Google Patents

データ圧縮機構付磁気テープ制御方式

Info

Publication number
JPH05189875A
JPH05189875A JP2078292A JP2078292A JPH05189875A JP H05189875 A JPH05189875 A JP H05189875A JP 2078292 A JP2078292 A JP 2078292A JP 2078292 A JP2078292 A JP 2078292A JP H05189875 A JPH05189875 A JP H05189875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
compression
magnetic tape
block
compressed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2078292A
Other languages
English (en)
Inventor
Masumi Takiyanagi
真澄 滝柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2078292A priority Critical patent/JPH05189875A/ja
Publication of JPH05189875A publication Critical patent/JPH05189875A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープ媒体にデータを圧縮して記録する
際に、磁気テープ媒体に書き込むデータの容量効率を改
善する。 【構成】 上位装置接続部11は上位装置2との通信を
制御する。圧縮/伸張機構13はデータを圧縮伸張す
る。記録再生機構制御部14は記録再生機構を制御す
る。データバッファ15はデータを格納する。上位デー
タカウンタ17は圧縮前のデータ数を計数する。圧縮デ
ータカウンタ18は圧縮後のデータ数を計数する。圧縮
モードフリップフロップ19は書き込みデータを圧縮す
るか否かを示す。また、圧縮率フリップフロップ20を
具備している。マイクロプロセッサ12はこれら回路部
を制御し、圧縮後のデータ数が圧縮前のデータ数よりも
大きくなるとき、データを圧縮処理をしないで磁気テー
プ媒体に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープ制御方式、さ
らに詳しくいえば、記録データを圧縮して記録する機構
を有する磁気テープ制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等で扱う情報量は著
しく増大しており、それに伴いそれらの情報を記憶保存
する外部記録装置にも大容量化が要求されるようになっ
てきている。そのため、一般的な外部記憶装置である磁
気テープ装置においては、媒体1巻当たりの記憶容量を
増大させるために情報を圧縮処理して磁気テープ媒体に
書き込む方法が採用されるようになってきた。従来、こ
の種の磁気テープ装置では、上位装置からの命令によ
り、情報を圧縮することなくそのまま磁気テープ媒体に
書き込むか、または情報を圧縮して書き込むかを選択し
ていた。そして、上位装置から圧縮書き込みが指示され
ていた場合に、無条件にデータを圧縮処理して磁気テー
プ媒体に書き込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に情報を圧縮する
方法にはデータの内容やデータの並びに依存する特性が
あり、あるデータ列では良く圧縮されるが、入力データ
列によって圧縮されなっかったり、圧縮処理を行うこと
によって逆にデータ量が増加したりしてしまう場合があ
る。このように圧縮するとデータ量が増加する場合で
も、そのとき上位装置から圧縮書き込みが指示されてい
れば 圧縮フォーマットで磁気テープ媒体に書き込まな
ければならない。その結果、圧縮処理して書き込む方
が、圧縮処理をしないで書き込むよりも容量効率が悪化
する場合があるという問題点があった。かかる場合、デ
ータを圧縮処理して書き込むよりも、データを圧縮処理
することなくそのまま磁気テープ媒体に書き込んだ方が
効率的であった。本発明の目的は上記問題を解決するも
ので、データ圧縮して1巻の磁気テープ媒体に書き込め
るデータ量を効率的に増加させることができるデータ圧
縮機構付磁気テープ制御方式を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるデータ圧縮構付磁気テープ制御方式は磁
気テープ媒体にブロック単位で記録再生する磁気テープ
装置を制御する制御用プロセッサと、記録データを圧縮
して磁気テープ媒体に記録する記録手段と、圧縮前のデ
ータ数を計数する計数手段と、記録データを圧縮する際
に、圧縮後のデータ数が圧縮前のデータ数よりも大きく
なったことを検出する検出手段を有する磁気テープ制御
方式であって、圧縮後のデータ数が圧縮前のデータ数よ
りも大きくなるブロックを検出したとき、ブロックの記
録データを圧縮処理しないで磁気テープ媒体に書き込む
ように構成してある。
【0005】本発明は上記構成において、圧縮後のデー
タ数が圧縮前のデータ数よりも大きくなるブロックを検
出してから一定のブロック数だけブロックの記録データ
を圧縮処理しないで磁気デープ媒体に書き込むように構
成することができる。また、圧縮後のデータ数が圧縮前
のデータ数よりも大きくなるブロックを検出してから磁
気テープ媒体を巻き戻す命令を受けるまでブロックの記
録データを圧縮処理しないで磁気テープ媒体に書き込む
ように構成することができる。さらに、圧縮後のデータ
数が圧縮前のデータ数よりも大きくなるブロックを検出
してから磁気テープ媒体にテープマークを書き込む命令
を受けるまでブロックの記録データを圧縮処理しないで
磁気テープ媒体に書き込むように構成することができ
る。さらには、圧縮後のデータ数が圧縮前のデータ数よ
りも大きくなるブロックを検出してから圧縮前のデータ
数が異なるブロックを検出するまでブロックのデータを
圧縮処理しないで磁気テープ媒体に書き込むように構成
することができる。また、圧縮後のデータ数が圧縮前の
データ数よりも大きくなるブロックを検出してから圧縮
後のデータ数が圧縮前のデータ数よりも小さくなるブロ
ックを検出するまでブロックのデータを圧縮処理しない
で磁気テープ媒体に書き込むように構成することができ
る。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明による制御方式を採用したデー
タ圧縮/伸張機構付カートリッジ磁気テープ制御装置の
実施例を示すブロック図である。本実施例は基本的には
上位装置接続部11,マイクロプロセッサ12,圧縮/
伸張機構13,記録再生機構制御部14,データバッフ
ァ15,データバッファ制御部16,上位データカウン
タ17,圧縮データカウンタ18,圧縮モードフリップ
フロップ19および圧縮率フリップフロップ20より構
成されている。このデータ圧縮/伸張機構付カートリッ
ジ磁気テープ制御装置1は上位装置2および記録再生機
構3に接続されている。上位装置2はデータ圧縮/伸張
機構付カートリッジ磁気テープ制御装置1に対し指示を
与えるホスト装置である。また、記録再生機構3はカー
トリッジ磁気テープ媒体へのデータの書き込みおよび読
み出しを行うものである。
【0007】データ圧縮/伸張機構付カートリッジ磁気
テープ制御装置1の上位装置接続部11は上位装置2と
のデータ転送,コマンド転送,ステータス転送を行う際
に、そのインタフェースを制御する。マイクロプロセッ
サ12はデータ圧縮/伸張機構付カートリッジ磁気テー
プ制御装置1全体の動作を制御監視する。圧縮/伸張機
構13は記録処理を行う際には、上位装置2から上位装
置接続部11を介して送られるライトデータを圧縮処理
し、その圧縮済データ列をデータバッファ15に送る。
また、再生処理の際においては、圧縮/伸張機構13は
データバッファ15から送られる圧縮済データ列を伸張
して元のデータに復元して上位装置接続部11を介して
上位装置2に送る。記録再生機構制御部14は記録再生
機構3に対するデータ転送の制御,動作指示,エラー検
出等を行う。データバッファ15は上位装置2から送ら
れたライトデータまたは記録再生機構3から読み出され
たリードデータを一時記憶し、上位装置2と記録再生機
構3との処理速度の差および転送タイミングの調整をと
り、記録再生機構3のスタート/ストップ回数を減らす
ための緩衝用記録域である。データバッファ制御部16
はデータバッファ15と圧縮/伸張機構13またはデー
タバッファ15と記録再生機構制御部14の間のデータ
の流れを制御し、データバッファの書き込み読み出しア
ドレスを管理する。
【0008】上位データカウンタ17は上位装置2から
送られたデータ数をカウントする。圧縮データカウンタ
18は圧縮後のデータ数をカウントする。上位データカ
ウンタ17,圧縮データカウンタ18ともにブロックの
転送開始前にマイクロプロセッサ12によりリセットさ
れ、1ブロック転送後にマイクロプロセッサ12により
そのカウント値が読み出される。圧縮モードフリップフ
ロップ19はつぎに上位装置2から送られる書き込みデ
ータを圧縮するか否かを示すフリップフロップで、この
フリップフロップがセット状態のとき書き込みデータを
圧縮処理する。圧縮モードフリップフロップ19のセッ
ト・リセットは上位装置2の指示でマイクロプロセッサ
12が行う。圧縮率フリップフロップ20は上位装置2
から送られた書き込みデータを圧縮処理したときに、元
のデータ数より大きくなったときにセットされるフリッ
プフロップで、このフリップフロップがセット状態のと
き、圧縮モードフリップフロップ19がセット状態でも
圧縮処理を行わない。
【0009】圧縮率フリップフロップ20のセット・リ
セットはマイクロプロセッサ12が行う。圧縮率フリッ
プフロップ20はつぎのようにして使用される。以下、
その動作を説明する。上位装置2から上位装置接続部1
1を介して送られる命令とデータはマイクロプロセッサ
12で解析される。マイクロプロセッサ12は解析され
た命令が記録時における圧縮モードセット命令のとき圧
縮モードフリップフロップ19をセットし、圧縮率フリ
ップフロップ20をリセットする。また、解析された命
令が圧縮モードリセット命令のときは圧縮モードフリッ
プフロップ19と圧縮率フリップフロップ20をリセッ
トする。
【0010】つぎに図2を参照してバッファにライトデ
ータを格納するマイクロプロセッサ12の動作について
説明する。上位装置2から送られた命令が記録再生機構
3の記録媒体へのライト命令のとき、マイクロプロセッ
サ12は上位装置接続部11に対し上位装置2からのデ
ータ転送を指示する(ステップ201)。さらに圧縮モ
ードフリップフロップ19をチェックし(ステップ20
2)、圧縮モードフリップフロップ19がセット状態の
とき、圧縮/伸張機構13に対し圧縮処理を指示し(ス
テップ203)、データバッファ制御部に対しては圧縮
/伸張機構13から送られる圧縮済データをデータバッ
ファ15に格納する指示を行う(ステップ204)。ま
た、マイクロプロセッサ12は圧縮モードフリップフロ
ップ19がリセット状態のとき圧縮処理をバイパスして
上位装置接続部11からデータバッファ15へ上位装置
2から送られるデータをそのまま書き込む指示を行う
(ステップ206)。マイクロプロセッサ12が一度設
定を行うと、1ブロック分のデータが上位装置2から送
られ、データバッファ15に書き込まれる。続けて上位
装置2からライト命令が出されると、データバッファ1
5にさらにデータが転送される。
【0011】以上の動作により、データバッファ15内
に一定のデータが書き込まれると、マイクロプロセッサ
12はデータバッファ制御部16に対しデータバッファ
15内のデータを記録再生機構制御部14へ送出する指
示を行い、さらに送られたデータを磁気テープ媒体へ書
き込む指示を記録再生機構制御部14を介して記録再生
機構3に対し送出する。また、磁気テープ媒体にブロッ
クを書き込むとき、それが圧縮済のデータブロックか、
または圧縮していないブロックかを示すフラグをブロッ
クのデータに付加して書き込む。このフラグは1巻の磁
気テープ媒体に圧縮しているブロックと圧縮していない
ブロックが混在している場合、その磁気テープ媒体を読
むときにそのブロックを伸張処理する必要があるか否か
を識別するために使用される。
【0012】圧縮処理をして上位装置2から送られるデ
ータをデータバッファ15に書き込む際に、1ブロック
分の処理が終了したとき、マイクロプロセッサ12は上
位データカウンタ17の内容と圧縮データカウンタ18
の内容を比較し(ステップ208)圧縮データカウント
が上位装置2から送られたデータカウントよりも大きい
とき、いまバッファに格納した圧縮済ブロックを消去し
(ステップ209)、バッファ内に残存するテープ媒体
に未書き込みの圧縮済データブロックを磁気テープ媒体
に書き出した(ステップ210)後、再度同一ブロック
のデータを転送するように上位装置2に指示を送出する
(ステップ211)。マイクロプロセッサ12は再度転
送されるブロックのデータを圧縮処理をバイパスしてそ
のままデータバッファ15に書き込むように上位装置接
続部11およびデータバッファ制御部16に指示する
(ステップ213)。このブロックは非圧縮のフォーマ
ットで磁気テープ媒体に書き込まれる。以上が本発明の
基本動作である。
【0013】一般に連続するブロックにおいては、デー
タの内容は異なっていてもデータ並びの傾向が同様の場
合が多く存在する。このことは一度圧縮できないブロッ
クを検出すると、圧縮できないブロックが複数連続する
可能性が高いことを意味する。既に説明した上記方法は
ブロックが圧縮できない場合に上位装置2とデータバッ
ファ15の間で2回のデータ転送を行う。このため、圧
縮できないブロックが複数ブロック連続した場合には転
送するブロック数の2倍の回数のデータ転送を上位装置
2とデータバッファ15の間で行う必要がある。そこで
次に圧縮できないブロックが複数連続することを考慮す
ることにより処理を効率化することができる。
【0014】つぎに図3を参照してバッファにデータを
格納するに際し、マイクロプロセッサ12の動作を説明
する。上位装置2からデータバッファ15にライトデー
タを書き込む際に、マイクロプロセッサ12は上位装置
接続部11に対し上位装置2からのデータ転送を指示す
る(ステップ301)。さらに圧縮モードフリップフロ
ップ19と圧縮率フリップフロップ20をチェックし
(ステップ302)、圧縮モードフリップフロップ19
がセット状態で、かつ圧縮率フリップフロップ20がリ
セット状態のとき、圧縮/伸張機構13に対し圧縮処理
を指示し(ステップ303)、データバッファ制御ブロ
ックに対し圧縮/伸張機構13から送られる圧縮済デー
タをデータバッファ15に格納する指示を行う(ステッ
プ304)。また、圧縮モードフリップフロップ19が
リセット状態か、または圧縮率フリップフロップ20が
セット状態のとき、マイクロプロセッサ12は圧縮処理
をバイパスして上位装置接続部11からデータバッファ
15へ上位装置2から送られるデータをそのまま書き込
む指示を行う(ステップ306)。
【0015】マイクロプロセッサ12が一度設定を行う
と、1ブロック分のデータが上位装置2から送られ、デ
ータバッファ15に書き込まれる。1ブロック分の処理
が終了したとき、マイクロプロセッサ12は上位データ
カウンタ17の内容と圧縮データカウンタ18の内容を
比較し(ステップ308)、圧縮後のデータ数が上位装
置2から送られたデータ数よりも大きいとき、圧縮率フ
リップフロップ20をセットし(ステップ309)、以
後の書き込みデータを圧縮しなようにする。そして、い
まバッファに格納した圧縮済ブロックを消去した(ステ
ップ310)後、バッファ内に残存するテープ媒体に未
書き込みの圧縮済データブロックを磁気テープ媒体に書
き出した(ステップ311)後、再度同一ブロックのデ
ータを転送するように上位装置2に指示を送出する(ス
テップ312)。マイクロプロセッサ12は再度転送さ
れるブロックのデータの圧縮処理をバイパスしてそのま
まデータバッファ15に書き込むように上位装置接続部
11およびデータバッファ制御部16に指示する(ステ
ップ306)。
【0016】一度圧縮率フリップフロップがセットされ
ると、上位装置2からの命令により圧縮モードがセット
されていても圧縮処理を行わなくなる。したがって、以
後の磁気テープ媒体に書き込むブロックは非圧縮のブロ
ックになる。しかし、常に圧縮効率の悪いデータブロッ
クが続くとは限らないので、1巻の磁気テープ媒体に書
き込めるデータ容量を増大させるためには、ある契機で
圧縮率フリップフロップ20をリセットし、データの圧
縮処理を可能にする必要がある。そこで、本発明では圧
縮率フリップフロップ20がセットされた状態で、何ブ
ロックのデータを磁気テープ媒体に書き込んだか否かを
マイクロプロセッサ12が計数し、ある一定数のブロッ
クを書き込んだ後、マイクロプロセッサ12が無条件に
圧縮率フリップフロップ20をリセットし、以後の書き
込み命令の圧縮処理を可能にする。
【0017】さらに、上位装置2から磁気テープ媒体の
巻き戻し命令を受けたとき、一連の書き込み処理が終了
したと判断し、マイクロプロセッサ12が圧縮率フリッ
プフロップ20をリセットし、以後の書き込み命令の圧
縮処理を可能にしている。
【0018】また、上位装置2から磁気テープ媒体にテ
ープマークと呼ばれる識別マークを書き込む命令を受け
たとき、一連のデータの区切れ目と判断し、マイクロプ
ロセッサ12が圧縮率フリップフロップ20をリセット
し、以後の書き込み命令の圧縮処理を可能にしている。
なぜならば、一般に磁気テープ媒体に書き込む一連のデ
ータブロックはテープマークで区切られるからである。
【0019】さらにはマイクロプロセッサ12が上位装
置2から転送されるブロックのデータ数を上位データカ
ウンタ17で監視し、1つ前に上位装置2から転送され
たブロックのデータ数と直前に上位装置2から転送され
たブロックのデータ数を比較し、ブロックのデータ数が
変化したときに、圧縮率フリップフロップ20をリセッ
トし、以後の書き込み命令の圧縮処理を可能にしてい
る。なぜならば、一連のデータブロックにおいて、1ブ
ロックのデータ数が変化することはデータの内容も変化
している可能性も高いと予想されるからである。
【0020】また、圧縮モードフリップフロップ19が
セットされていて圧縮率フリップフロップ20がセット
されているとき、実際の書き込みデータは上位装置接続
部11からデータバッファ15に元データのままに転送
するが、同データを同時に上位装置接続部11から圧縮
/伸張機構13へも転送し、擬似的に圧縮処理を行い圧
縮データカウンタ18を使用して圧縮データ数を計数す
る。このときに圧縮されたデータはデータバッファ15
には書き込まれない。マイクロプロセッサ12は上位装
置2からデータバッファ15への1ブロック分の処理が
完了した後で、上位データカウンタ17の内容と圧縮デ
ータカウンタ18の内容を比較し、圧縮後のデータ数が
上位装置2から送られたデータ数よりも小さいブロック
を処理したとき、圧縮率フリップフロップ20をリセッ
トし、以後の書き込み命令の圧縮処理を可能にしてい
る。
【0021】最後に磁気テープ媒体に記録されたデータ
を読み出す動作について説明する。上位装置2から送ら
れた命令が記録再生機構3の記録媒体からのリード命令
のときマイクロプロセッサ12は記録再生機構制御部1
4を介し、記録再生機構3に対しテープを順方向に走行
させて記録媒体に記録されているデータを読み出す指示
を送出する。さらにデータバッファ制御部16に対し記
録再生機構制御部14から送られるリードデータをデー
タバッファに格納する指示を行う。データバッファに媒
体から読み出されたデータが格納された後、そのブロッ
クが圧縮済データか否かをブロックに付加されているフ
ラグから判断し、それが圧縮済データならば、マイクロ
プロセッサ12はデータバッファ制御部16に対しデー
タバッファ15のデータを圧縮/伸張機構13に送出す
る指示を行い、圧縮/伸張機構13に対し圧縮データを
伸張し上位装置接続部11に送る指示を行い、さらに上
位装置接続部11に対し伸張されたリードデータを上位
装置2に転送するよう指示する。また、それが非圧縮デ
ータならば、マイクロプロセッサ12はデータバッファ
制御部16に対しデータバッファ15のデータを上位装
置接続部11に送る指示を行い、さらに上位装置接続部
11に対し伸張されたリードデータを上位装置2に転送
するよう指示する。マイクロプロセッサ12が一度指示
を行うと、データバッファ15から1ブロック分のデー
タを処理して上位装置2に転送する。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように本発明はデータ圧
縮/伸張機構付カートリッジ磁気テープ制御装置におい
て、データ圧縮処理で圧縮後のデータ数が圧縮前の元デ
ータ数よりも大きくなる場合に、自動的に圧縮処理を行
わずに非圧縮で磁気テープ媒体にデータを書き込むよう
に構成してあるので、データ圧縮して1巻の磁気テープ
媒体に書き込めるデータ量を効率的に増加させることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ圧縮機能付磁気テープ制御
方式を用いた磁気テープ制御装置の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の磁気テープ制御装置においてライトデー
タをデータバッファに書き込む動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図3】図1の磁気テープ制御装置においてライトデー
タをデータバッファに書き込む他の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1…データ圧縮/伸張機構付カートリッジ磁気テープ制
御装置 2…上位装置 3…記録再生機構 11…上位装置接続部 12…マイクロプロセッサ 13…圧縮/伸張機構 14…記録再生機構制御部 15…データバッファ 16…データバッファ制御部 17…上位データカウンタ 18…圧縮データカウンタ 19…圧縮モードフリップフロップ 20…圧縮率フリップフロップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ媒体にブロック単位で記録再
    生する磁気テープ装置を制御する制御用プロセッサと、
    記録データを圧縮して磁気テープ媒体に記録する記録手
    段と、圧縮前のデータ数を計数する計数手段と、記録デ
    ータを圧縮する際に、圧縮後のデータ数が圧縮前のデー
    タ数よりも大きくなったことを検出する検出手段を有す
    る磁気テープ制御方式であって、 圧縮後のデータ数が圧縮前のデータ数よりも大きくなる
    ブロックを検出したとき、ブロックの記録データを圧縮
    処理しないで磁気テープ媒体に書き込むように構成した
    ことを特徴とするデータ圧縮機構付磁気テープ制御方
    式。
  2. 【請求項2】 圧縮後のデータ数が圧縮前のデータ数よ
    りも大きくなるブロックを検出してから一定のブロック
    数だけブロックの記録データを圧縮処理しないで磁気デ
    ープ媒体に書き込むように構成したことを特徴とする請
    求項1記載のデータ圧縮機構付磁気テープ制御方式。
  3. 【請求項3】 圧縮後のデータ数が圧縮前のデータ数よ
    りも大きくなるブロックを検出してから磁気テープ媒体
    を巻き戻す命令を受けるまでブロックの記録データを圧
    縮処理しないで磁気テープ媒体に書き込むように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載のデータ圧縮機構付磁
    気テープ制御方式。
  4. 【請求項4】 圧縮後のデータ数が圧縮前のデータ数よ
    りも大きくなるブロックを検出してから磁気テープ媒体
    にテープマークを書き込む命令を受けるまでブロックの
    記録データを圧縮処理しないで磁気テープ媒体に書き込
    むように構成したことを特徴とする請求項1記載のデー
    タ圧縮機構付磁気テープ制御方式。
  5. 【請求項5】 圧縮後のデータ数が圧縮前のデータ数よ
    りも大きくなるブロックを検出してから圧縮前のデータ
    数が異なるブロックを検出するまでブロックのデータを
    圧縮処理しないで磁気テープ媒体に書き込むように構成
    したことを特徴とする請求項1記載のデータ圧縮機構付
    磁気テープ制御方式。
  6. 【請求項6】 圧縮後のデータ数が圧縮前のデータ数よ
    りも大きくなるブロックを検出してから圧縮後のデータ
    数が圧縮前のデータ数よりも小さくなるブロックを検出
    するまでブロックのデータを圧縮処理しないで磁気テー
    プ媒体に書き込むように構成したことを特徴とする請求
    項1記載のデータ圧縮機構付磁気テープ制御方式。
JP2078292A 1992-01-10 1992-01-10 データ圧縮機構付磁気テープ制御方式 Pending JPH05189875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2078292A JPH05189875A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 データ圧縮機構付磁気テープ制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2078292A JPH05189875A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 データ圧縮機構付磁気テープ制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05189875A true JPH05189875A (ja) 1993-07-30

Family

ID=12036702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2078292A Pending JPH05189875A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 データ圧縮機構付磁気テープ制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05189875A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2570003B2 (ja) 磁気テープ制御装置
JPH10289537A (ja) デジタルデータ記録方法およびデジタルデータ記録媒体
US20060047894A1 (en) Data recording apparatus, and data recording control method and program
US7266636B2 (en) Deferred writing of data to be synchronized on magnetic tape employing a non-volatile store
EP0689208A1 (en) Method for block oriented addressing
US6275896B1 (en) Data transfer apparatus and method of the same and data input and output controlling apparatus and method of same
US5349479A (en) Data transfer method of magnetic recording/reproducing apparatus
US6044431A (en) Data buffer using dummy data
KR100659915B1 (ko) 데이터 전송 방법 및 장치
JPH08279976A (ja) ディスク記録再生装置
JPH05189875A (ja) データ圧縮機構付磁気テープ制御方式
JPS58121115A (ja) デ−タ圧縮制御方式
EP1267349B1 (en) Data recording method and data recording and reproducing apparatus
JP3448085B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2002184104A (ja) 記録方法
JPH06314172A (ja) 情報記録再生装置
JP2570005B2 (ja) 周辺機器制御装置
US6735156B2 (en) Recording method for rewritable optical disk
JP4474742B2 (ja) データ記録再生装置およびデータ再記録処理方法
JPH1125599A (ja) リムーバルブデータ記録装置
JP3578285B2 (ja) データ転送装置
JP2000100087A (ja) 情報再生装置、情報再生方法、情報記録装置及び情報記録方法
JPS63255888A (ja) フアイル装置
JPH05204553A (ja) データ処理装置
JP2000011540A (ja) 圧縮機構付磁気テープ制御装置