JPH0518930U - ドアオープニング用ウエザストリツプ - Google Patents

ドアオープニング用ウエザストリツプ

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Publication number
JPH0518930U
JPH0518930U JP016475U JP1647591U JPH0518930U JP H0518930 U JPH0518930 U JP H0518930U JP 016475 U JP016475 U JP 016475U JP 1647591 U JP1647591 U JP 1647591U JP H0518930 U JPH0518930 U JP H0518930U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door opening
inner chamber
hole
weather strip
main seal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP016475U
Other languages
English (en)
Inventor
亮 芦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH0518930U publication Critical patent/JPH0518930U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の高速走行時、車室内と室外との間に
生ずる圧力差を利用してメインシールの接触圧を増大さ
せることにより笛吹き音を防止する。 【構成】 筒状メインシール12の腔所16内を外側室17と
内側室18とに仕切るく字状の中間壁20を設け、外側室17
を室外14に連通させる貫通穴22と内側室18を車室15に連
通させる貫通穴24を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のドアオープニング用ウエザストリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
図2のA−A線に沿う断面が図3に示されている。 図3において、1はドアオープニング用ウエザストリップ、2はドアサッシ、 3はドアオープニングを限界するサイドレール等のボデイ、5はドアガラス、6 はランチャンネルである。
【0003】 ウエザストリップ1はEPDMの発泡体からなり、押出成形によって成形され る。このウエザストリップ1はステップ部11と中空断面からなる筒状のメインシ ール12とひれ状のサブシール13を備えている。そして、ステップ部11をドアサッ シ2に挟持させることによってドアに固定され、ドアを閉めたときメインシール 12及びサイドシール13はサイドレール3に当接して変形又は弯曲する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
自動車の高速走行時、室外14の圧力が車室15内の圧力より低くなり、車室15内 の空気が室外14に吸い出されるため所謂笛吹き音が発生する。 これに対処するため、自動車の高速走行時にはメインシール12の腔所16内に高 圧の空気を給送することによってメインシール12のサイドレール3に対する接触 圧を向上するようにしたものが提案されたが、これはコストが嵩むのみならず信 頼性に欠けるという不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、ドアの周縁及びボデイのドアオープニングのいずれか一方に固定され ていずれか他方に当接する中空断面の筒状メインシールを有するドアオープニン グ用ウエザストリップにおいて、上記メインシールの腔所内部において一端が当 り面の近傍に、他端がステップ部に取り付けられて上記腔所の内部を外側室と内 側室とに仕切る中間壁を設け、この中間壁を室内側に向かってく字状に屈折させ るとともに上記外側室を室外に連通させる貫通穴及び上記内側室を車室に連通さ せる貫通穴を設けたことを特徴とするドアオープニング用ウエザストリップにあ る。
【0006】
【作用】
本考案においては、上記構成を具えているため、自動車の高速走行時、外側室 内の圧力が内側室内の圧力より低下し、この圧力差によってく字状の中間壁が室 外側に押圧されることにより伸長して当り面の接触圧を増大させる。
【0007】
【実施例】
本考案の1実施例が図1に示されている。 中空断面からなる筒状メインシール12の腔所16内には腔所16を外側室17と内側 室18とに仕切る中間壁20が配設され、その一端は当り面19の近傍に、他端はステ ップ部11に取り付けられている。そして、この中間壁18は室内側に向かってく字 状に屈折されている。そして、外側壁21には外側室17を室外14に連通させる貫通 穴22が穿設され、内側壁23には内側室18を車室15に連通させる貫通穴24が穿設さ れている。 他の構成は図3に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号が 付されている。
【0008】 しかして、自動車の高速走行時、外側室17は貫通穴22を介して室外14に連通し 、内側室18は貫通穴24を介して車室15に連通しているので、外側室17内の圧力は 内側室18内の圧力より低下する。かくして、この圧力差によってく字状の中間壁 20が室外14側に押圧されることにより伸長して当り面19とサイドレール3との接 触圧を増大させる。 しかし、自動車の停止時には、外側室17内の圧力と内側室18内の圧力との間に 圧力差がないため、中間壁20はく字状となっており、従って、メインシール12は 柔軟性を保っているのでドアの開閉に悪影響を及ぼすことはない。 上記実施例においては、ウエザストリップ1はドアに固定されているが、ボデ イ側に固定することもできる。
【0009】
【考案の効果】
本考案においては、メインシールの腔所内部において一端が当り面の近傍に、 他端がステップ部に取り付けられて上記腔所の内部を外側室と内側室とに仕切る 中間壁を設け、この中間壁を室内側に向かってく字状に屈折させるとともに上記 外側室を室外に連通させる貫通穴及び上記内側室を車室に連通させる貫通穴を設 けたため、自動車の高速走行時、外側室内の圧力が内側室内の圧力より低下する と、この圧力差によってくの字状の中間壁が室外側に押圧されることにより伸長 して当り面を押し出しメインシールの接触圧を増大させる。 この結果、構造が極めて簡単で、かつ、安価に製造しうるのにも拘らず所謂笛 吹き音を効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す図3に対応する断面図
である。
【図2】自動車の側面図である。
【図3】従来の構造を示す図2のA−A線に沿う断面図
である。
【符号の説明】
2 ドア 4 ボデイ 1 ウエザストリップ 12 メインシール 16 腔所 20 中間壁 19 当り面 11 ステップ部 17 外側室 18 内側室 14 室外 15 車室 22 貫通穴 24 貫通穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの周縁及びボデイのドアオープニン
    グのいずれか一方に固定されていずれか他方に当接する
    中空断面の筒状メインシールを有するドアオープニング
    用ウエザストリップにおいて、上記メインシールの腔所
    内部において一端が当り面の近傍に、他端がステップ部
    に取り付けられて上記腔所の内部を外側室と内側室とに
    仕切る中間壁を設け、この中間壁を室内側に向かってく
    字状に屈折させるとともに上記外側室を室外に連通させ
    る貫通穴及び上記内側室を車室に連通させる貫通穴を設
    けたことを特徴とするドアオープニング用ウエザストリ
    ップ。
JP016475U 1991-02-28 1991-02-28 ドアオープニング用ウエザストリツプ Withdrawn JPH0518930U (ja)

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JPH0518930U true JPH0518930U (ja) 1993-03-09

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