JPH05189252A - ソフトウェアのイベント処理方法 - Google Patents
ソフトウェアのイベント処理方法Info
- Publication number
- JPH05189252A JPH05189252A JP345992A JP345992A JPH05189252A JP H05189252 A JPH05189252 A JP H05189252A JP 345992 A JP345992 A JP 345992A JP 345992 A JP345992 A JP 345992A JP H05189252 A JPH05189252 A JP H05189252A
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- JP
- Japan
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- event
- processing
- software
- information
- reduced
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1つのソフトウェア割込みとメールボックス
を使って各種の割込みを受けることができるようにする
ことにより、高信頼性のイベント処理方法を得る。 【構成】 リアルタイムシステム等において、1つのソ
フトウェア割込みとメールボックスを使って、各種のイ
ベントを割込みで受け、イベントプロセス情報を参照し
て、イベント通知先を求める。
を使って各種の割込みを受けることができるようにする
ことにより、高信頼性のイベント処理方法を得る。 【構成】 リアルタイムシステム等において、1つのソ
フトウェア割込みとメールボックスを使って、各種のイ
ベントを割込みで受け、イベントプロセス情報を参照し
て、イベント通知先を求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリアルタイムシステム等
のソフトウェアの各種イベントに関する処理方法に関す
るものである。
のソフトウェアの各種イベントに関する処理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】リアルタイムシステムにおいて、一部の
イベントはソフトウェア割込みで検出できるが、大部分
のイベントはイベント待ちの解除やポーリングによって
イベントの発生を検出するようになっている。
イベントはソフトウェア割込みで検出できるが、大部分
のイベントはイベント待ちの解除やポーリングによって
イベントの発生を検出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】イベントの発生をイベ
ント待ちで受ける場合には、1つのプロセスで種々のイ
ベントを待つことができないので、複数のプロセスに分
割せざるを得なくなり、ソフトウェアが複雑になる。例
えば、オペレータからの入力待ちになっているプロセス
では、他のプロセスからメッセージが送られても、すぐ
にそのメッセージを受信することができない。
ント待ちで受ける場合には、1つのプロセスで種々のイ
ベントを待つことができないので、複数のプロセスに分
割せざるを得なくなり、ソフトウェアが複雑になる。例
えば、オペレータからの入力待ちになっているプロセス
では、他のプロセスからメッセージが送られても、すぐ
にそのメッセージを受信することができない。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、1つのソフトウェア割込みとメール
ボックスを使って各種の割込みを受けることができるよ
うにすることにより、高信頼性のイベント処理方法を提
供することである。
ので、その目的は、1つのソフトウェア割込みとメール
ボックスを使って各種の割込みを受けることができるよ
うにすることにより、高信頼性のイベント処理方法を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、イベント通路処理部からのメッセージを
メールボックスを介してイベント解析部に送信するとと
もに、前記イベント通知処理部からのソフトウェアの割
込みを割込み処理部で処理して前記イベント解析部に送
信し、該イベント解析部は前記メッセージのイベントプ
ロセス情報とソフトウェア割込み情報を参照してイベン
トの通知先を求める。
成するために、イベント通路処理部からのメッセージを
メールボックスを介してイベント解析部に送信するとと
もに、前記イベント通知処理部からのソフトウェアの割
込みを割込み処理部で処理して前記イベント解析部に送
信し、該イベント解析部は前記メッセージのイベントプ
ロセス情報とソフトウェア割込み情報を参照してイベン
トの通知先を求める。
【0006】
【作用】1つのソフトウェア割込みとメールボックスを
使って各種のイベントを割込みで受け、イベントプロセ
ス情報を参照してイベントの通知先を求めるとともに、
ソフトウェア割込みの追い打ちを最小限に抑える。
使って各種のイベントを割込みで受け、イベントプロセ
ス情報を参照してイベントの通知先を求めるとともに、
ソフトウェア割込みの追い打ちを最小限に抑える。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1〜図4を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0008】図1は本発明の実施例によるソフトウェア
のイベント処理方法を示すもので、1はイベント通知処
理部、2はイベント解析部、3はメッセージ送信用のメ
ールボックス、4はイベントとプロセスの情報処理部、
5はソフトウェア割込み処理部、6−1〜6−nはイベ
ントに対応した各種処理部であり、イベント解析部2と
処理部6−1〜6−nはプロセス7に設けられている。
のイベント処理方法を示すもので、1はイベント通知処
理部、2はイベント解析部、3はメッセージ送信用のメ
ールボックス、4はイベントとプロセスの情報処理部、
5はソフトウェア割込み処理部、6−1〜6−nはイベ
ントに対応した各種処理部であり、イベント解析部2と
処理部6−1〜6−nはプロセス7に設けられている。
【0009】図1に示すイベント処理方法において、イ
ベントが発生すると、情報処理部4のイベント及びプロ
セス情報から通知先プロセスIDとメールボックス3の
IDを求めて、詳細情報をメールに入れ、相手プロセス
Aにソフトウェア割込みをかける。プロセスAではソフ
トウェア割込みを受けると、メールから詳細情報を取り
出し、情報の内容に応じて処理部6−1〜6−nの各種
の処理ルーチンを呼び出して処理を行う。
ベントが発生すると、情報処理部4のイベント及びプロ
セス情報から通知先プロセスIDとメールボックス3の
IDを求めて、詳細情報をメールに入れ、相手プロセス
Aにソフトウェア割込みをかける。プロセスAではソフ
トウェア割込みを受けると、メールから詳細情報を取り
出し、情報の内容に応じて処理部6−1〜6−nの各種
の処理ルーチンを呼び出して処理を行う。
【0010】情報処理部4は、図2に示すように、プロ
セス毎にメールボックス8とカウンタ9を有するテーブ
ル10と、イベント毎にイベントの通知先を示す情報1
1−1〜11−nから構成される。イベントの通知先は
イベントを受付けているプロセスをイネーブルにした時
にプロセスIDが該等イベントにリンクされる。
セス毎にメールボックス8とカウンタ9を有するテーブ
ル10と、イベント毎にイベントの通知先を示す情報1
1−1〜11−nから構成される。イベントの通知先は
イベントを受付けているプロセスをイネーブルにした時
にプロセスIDが該等イベントにリンクされる。
【0011】図3と図4にそれぞれイベント通知機能と
イベント解析機能を示す。図3はイベント通知処理を示
し、イベント通知処理部1がメッセージを送信し(ステ
ップS1)、カウンタがゼロであるかを判定する。カウ
ンタがゼロでなければカウンタを+1とし(ステップS
3)、ステップS4で通知先に全て通知したかどうかを
判断し、全て通知してあれば終りとなる。ステップS2
でカウンタがゼロであれば、ステップS5に進みカウン
タを+1し、ステップS6に進みソフトウェア割込みを
かける。ステップS4で通知先に全て通知していないと
判断すればステップS1に戻る。
イベント解析機能を示す。図3はイベント通知処理を示
し、イベント通知処理部1がメッセージを送信し(ステ
ップS1)、カウンタがゼロであるかを判定する。カウ
ンタがゼロでなければカウンタを+1とし(ステップS
3)、ステップS4で通知先に全て通知したかどうかを
判断し、全て通知してあれば終りとなる。ステップS2
でカウンタがゼロであれば、ステップS5に進みカウン
タを+1し、ステップS6に進みソフトウェア割込みを
かける。ステップS4で通知先に全て通知していないと
判断すればステップS1に戻る。
【0012】図4はイベント解析処理を示すもので、イ
ベント解析部2は、ステップS7でカウンタがゼロであ
るか否かを判断し、ゼロであれば解析処理を終る。ゼロ
でなければステップS8に進みカウンタを−1する。次
に、ステップS9に進み、メッセージを取り出して処理
部6−1〜6−nに送る。処理部6−1〜6−nは入力
されたメッセージを処理して(ステップS10)、ステ
ップS7に戻る。イベントにはI/Oの完了やメッセー
ジの受信も含まれる。I/Oの場合は、子プロセスにI
/Oを依頼して、親プロセスで別の仕事をしながら、I
/Oの完了を待つ。
ベント解析部2は、ステップS7でカウンタがゼロであ
るか否かを判断し、ゼロであれば解析処理を終る。ゼロ
でなければステップS8に進みカウンタを−1する。次
に、ステップS9に進み、メッセージを取り出して処理
部6−1〜6−nに送る。処理部6−1〜6−nは入力
されたメッセージを処理して(ステップS10)、ステ
ップS7に戻る。イベントにはI/Oの完了やメッセー
ジの受信も含まれる。I/Oの場合は、子プロセスにI
/Oを依頼して、親プロセスで別の仕事をしながら、I
/Oの完了を待つ。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述の如くであって、各種のイ
ベントをすべてソフトウェア割込みで受取れるので、リ
アルタイムシステムで不可欠な非同期処理を多くのプロ
セスに分割しないで、少ないプロセスで実現できる。プ
ロセスが少なくなれば、メモリ等の節約にもなるし、ま
たプロセスのスイッチングが少なくなり、OSのオーバ
ーヘッドも軽減できる。さらに、プロセス間の同期や通
信の数も減るので、ソフトウェアがより単純になり作り
易くなる。
ベントをすべてソフトウェア割込みで受取れるので、リ
アルタイムシステムで不可欠な非同期処理を多くのプロ
セスに分割しないで、少ないプロセスで実現できる。プ
ロセスが少なくなれば、メモリ等の節約にもなるし、ま
たプロセスのスイッチングが少なくなり、OSのオーバ
ーヘッドも軽減できる。さらに、プロセス間の同期や通
信の数も減るので、ソフトウェアがより単純になり作り
易くなる。
【0014】また、すでに割込み処理中の場合には、別
の割込みの追い打ちを出さなくても良いので、負荷の軽
減になる。さらに、通知先があらかじめ決まっているの
で、通知先をその都度考えてソフトウェアを作る必要が
ない。そのため間違いも少なく、品質も向上する。I/
O完了やメッセージ受信等の種類の異なる事象も同じ様
にイベントとして処理できるので、イベントが発生した
ら何か処理を行うというパターンでプログラムが作れ
る。
の割込みの追い打ちを出さなくても良いので、負荷の軽
減になる。さらに、通知先があらかじめ決まっているの
で、通知先をその都度考えてソフトウェアを作る必要が
ない。そのため間違いも少なく、品質も向上する。I/
O完了やメッセージ受信等の種類の異なる事象も同じ様
にイベントとして処理できるので、イベントが発生した
ら何か処理を行うというパターンでプログラムが作れ
る。
【図1】本発明の実施側によるソフトウェアのイベント
処理方法を示すブロック図。
処理方法を示すブロック図。
【図2】イベント及びプロセス情報を示す説明図。
【図3】イベント通知処理フロー図。
【図4】イベント解析処理フロー図。
1…イベント通知処理部、2…イベント解析部、3…メ
ールボックス、4…情報処理部、5…割込み処理部、6
−1〜6−n…処理部。
ールボックス、4…情報処理部、5…割込み処理部、6
−1〜6−n…処理部。
Claims (1)
- 【請求項1】 イベント通知処理部からのメッセージを
メールボックスを介してイベント解析部に送信するとと
もに、前記イベント通知処理部からのソフトウェアの割
込みを割込み処理部で処理して前記イベント解析部に送
信し、該イベント解析部は前記メッセージのイベントプ
ロセス情報とソフトウェア割込み情報を参照してイベン
トの通知先を求めることを特徴とするソフトウェアのイ
ベント処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP345992A JPH05189252A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | ソフトウェアのイベント処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP345992A JPH05189252A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | ソフトウェアのイベント処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05189252A true JPH05189252A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11557912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP345992A Pending JPH05189252A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | ソフトウェアのイベント処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05189252A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013502004A (ja) * | 2009-08-14 | 2013-01-17 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | マルチコア・アーキテクチャのためのユーザレベル割り込み機構 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP345992A patent/JPH05189252A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013502004A (ja) * | 2009-08-14 | 2013-01-17 | アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド | マルチコア・アーキテクチャのためのユーザレベル割り込み機構 |
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