JPH05189116A - キースキャン回路 - Google Patents

キースキャン回路

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JPH05189116A
JPH05189116A JP4024259A JP2425992A JPH05189116A JP H05189116 A JPH05189116 A JP H05189116A JP 4024259 A JP4024259 A JP 4024259A JP 2425992 A JP2425992 A JP 2425992A JP H05189116 A JPH05189116 A JP H05189116A
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JP
Japan
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key
microcomputer
input
keys
key scan
Prior art date
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Pending
Application number
JP4024259A
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English (en)
Inventor
Yoshio Osakabe
義雄 刑部
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】キースキャン用のソフトウエアが不要で、プロ
グラム量の軽減を図れ、入力の複合化に対応する。 【構成】マイクロコンピュータ14,24,54のバス
上に設けられたRAMの所定の領域を、複数のキーによ
り構成されたキーボードのキーの出力信号に割当てたこ
とを特徴とする。キースキャン回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばコンピュータ
等に接続されるキーボードのキーを走査するキースキャ
ン回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、キーボードに設けられている
キーボードスイッチ1は、図8に示すようにマイクロコ
ンピュータ2に対して接続されている。このキーボード
スイッチ1は、複数のキースイッチS11,S12・・・・
44を備えており、マイクロコンピュータ2の出力ポー
ト3と入力ポート4の間に設けられている。すなわち、
このマイクロコンピュータ2は、ソフトウエアプログラ
ムに基づいて動作する4つの出力ポート3と4つの入力
ポートを有している。
【0003】マイクロコンピュータ2におけるキースキ
ャンプログラムに基づいてラインL1〜L4に順次Lレ
ベル信号を出力してキーボード1をスキャンする。たと
えば、ラインL4にスキャン信号が出力(Lレベルとな
る)されているときに、どのキースイッチS41,S42
43,S44もオフであれば、入力ポート4の全ビットI
(I1 〜I4 )がHレベルである。もしキースイッチS
44がオンであれば、入力ポート4のビットI4 が Lレ
ベル(他のビットはHレベル)となり、マイクロコンピ
ュータ2は、コード”1110”を取り込む。ここで、
キースイッチS14,S24,S34,S44は、同じコード”
1110”として取り出されるが、出力ポート3のライ
ンL1〜L4のスキャンタイミングが異なるので区別で
きる。
【0004】図9では、出力ポート3の各ラインL1〜
L4に出力されるLレベル信号を示している。一組のL
レベル信号群R1と次のLレベル信号群R2の間に遅延
Tが設けられている。図10のフローチャートでキーイ
ンがあった時に“キーデータのデコード処理”を行う時
間とキーインがなかった時でも図9のtの時間が変化し
ないためである。このような従来のキースキャンのソフ
トウェアを図10に示している。図8のマイクロコンピ
ュータ2において、たとえば“0001”信号(以下、
Q信号という)が設定されると、反転して“1110”
信号がラインL1〜L4に各々与えられる。キースイッ
チの入力がないとキー入力処理は行われない。キースイ
ッチの入力があるとQ信号の値とビットIの値がメモリ
される。次にQ信号が2倍にされ、“0010”信号が
設定されて、反転して“1101”信号がラインL1〜
L4に与えられる。マイクロコンピュータでこれらの演
算を行う間、ラインL1〜L4において“1111”信
号を与える。“1101”信号が出力されている間にキ
ーインがあれば新しいQ信号の値とIの値がメモリに書
換えられる。Q信号が2倍にされ、それを反転して“1
011”,“0111”信号が出力される。Q信号が
“1000”即ち10進数の16になるとキー入力があ
ったかどうかの判定を行う。キースキャン中にキーイン
があればメモリに記憶したQ信号の値とビットIの値に
よりキーインのデータを取り出してデコード処理を行
う。キーインが無い場合はキーインがあったときの処理
時間に相当する遅延時間を設ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
にソフトウエアプログラムによりキースキャンを行う
と、プログラム量が大きくなるという欠点がある。ま
た、ソフトウエア技術者のプログラミングの熟練度によ
り、キー操作を行うユーザに与える感覚が異なってくる
という問題もある。さらに、上述のようなキー入力に加
えてワイヤレスリモンによる入力あるいはホームバスに
対する入力を複合して行えるように構成すると、プログ
ラムが複雑となり、キー入力ミスが生じやすいという欠
点もあった。
【0006】本発明は、ソフトウエア技術者によるキー
スキャン用のソフトウエアプログラムの作成が不要で、
入力の複合化(キー入力、リモコン入力、ホームバス入
力)に容易に対応でき、ユーザインターフェース部分を
統一した仕様にできるキースキャン回路を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、マイクロコンピュータのバス上に設けられたR
AMの所定の領域を、複数のキーにより構成されたキー
ボードのキーの出力信号に割当てたスキャン回路によ
り、達成される。
【0008】
【作用】キーボードのキーの出力信号にRAMの所定領
域を割当てるので、キースキャン用のソフトウエアプロ
グラムが不要である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が施されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
【0010】図1には、この発明のキースキャン回路の
好適な実施例を備えたキーマトリツクス10が示されて
いる。キーマトリツクス10は、図5の回路を用いるこ
とによって、より本発明の効果を発揮することができ
る。前述した図8の回路でダイオードD1,D2,D
3,D4が無い場合、たとえばキーS11とS31が同時に
押されるとマイクロコンピュータの出力O1がローレベ
ルになっている時、出力O3はハイレベルになってい
る。入力I1のレベルはローレベルかハイレベルか定ま
らなくなる。この時ダイオードD3があると、このダイ
オードD3は逆バイアスになるため導通せず、I1の入
力レベルはローになる。ダイオードD1,D2,D3,
D4は横列のキーが同時に押されたときに、出力ポート
のレベルを安定させる働きをする。
【0011】マイクロコンピュータには図8のキースキ
ャン回路が使用されることが多いがたとえばS11とS33
とを同時に押すと、出力O1がローレベルの時に入力I
1がローになるだけでなく、抵抗器R3からS33とS11
を通ってダイオードD1,出力O1に電流が流れるため
入力I3もローレベルになる。この場合同じく出力O3
がローレベルになと、入力I3だけでなく入力I1もロ
ーレベルになる。図5は図8の回路の不都合を改善した
もので、キーに直列にダイオードを接続し上記の例の様
にS11とS33を同時に押しても出力O1がローレベルの
場合、S11と直列のD11は導通するが、S33と直列のD
33は逆バイアスされるために導通しない。このためS11
とS33を同時に押しても、出力O1がローレベルのとき
は入力I1のみがローレベルになり、出力I3がローレ
ベルの状態では入力I3のみがローレベルになる。
【0012】キーマトリックス10は、キースキャンユ
ニット12を介してマイクロコンピュータ14と接続さ
れている。キースキャン回路は、キースキャンユニット
12とRAMとから構成されている。キースキャンユニ
ット12からキーマトリックス10へは、出力が与えら
れ、キーマトリックス10からはキースキャンユニット
12へキー入力が与えられる。マイクロコンピュータ1
4のバス上のRAMのスタック領域Rからは、キースキ
ャンプログラムがキースキャンユニット12に読込まれ
(READ)る。キースキャニュニット12からのキー
マトリックス10のデータ(DATA)はマイクロコン
ピュータ14のバス上のRAMの定められたスタック領
域Rに読込まれる。
【0013】キー入力データ(DATA)は、たとえば
4×4のキーマトリックス10のデータを16bitで
表す。”00・・・00”というように16個の”0”
が出ると「キー入力なし」とする。一方、16bitの
うちの1つでも”1”があると、この”1”となってい
るスイッチに対応した図示しないキーボードのキーが押
されたものとする。キーボードからキー入力があった時
は、所定の処理、たとえばキーのチャタリングに対応し
て所定時間遅延後にマイクロコンピュータ14の定めら
れた領域Rにデータ(DATA)を書き込むのである。
【0014】図1は、キースキャンユニット12または
キースキャン用マイクロコンピュータ12が主マイクロ
コンピュータ14の外に別途設けられた例である。これ
に対し、図2では、キースキャンユニット22がマイク
ロコンピュータ24の内部に取り込まれた例を示してい
る。図2における他の構成は図1の部分と同様である。
21はキースキャン回路である。
【0015】図1と図2において、たとえばキーマトリ
ックス10は、4×4のキースイッチを有しており、各
キースイッチの番号を図3に示すように割付け、 S11,S21,S31,S4112,S22,S32,S4213,S23,S33,S4314,S24,S34,S44 とする。マイクロコンピュータ14または24におい
て、RAM(バイト単位のRAMとする。)上で、図3
に示すようにRAM(1)とRAM(2)に書き込む例
を考える。16個のキーに16bitを割当てるため
に、複数のキーの同時押しによる複合機能(たとえば
“PLAY”キーと“FF”キーとの同時押しにより
“PICTURE SEARCH”を行わせること)が
容易になる。この複合機能は、たとえばテープレコーダ
のS22が“REC STANDBY”,S32が“PLA
Y”として,S22とS32とを同時に押すと“REC P
LAY”になる例を前提にして説明する。
【0016】図10のマイクロコンピュータのソフトウ
ェアの例では、キー入力の値がQ信号を“0001”か
ら“0010”,“0100”,“1000”と変化さ
せて、キーインがあればメモリを書換えるために、横列
に配置したキーを同時に押しても片方のデータしかメモ
リに記録されていない。ソフトウェアを変更してキーの
同時押しに対応すことは可能である。たとえば、Q信号
信号が変化するごとにキーインされた際のQ信号とビッ
トIの値を記憶するメモリを変更すれば、同時に押され
たキーのデータは書き換えられることがない。キースキ
ャン機能をマイクロコンピュータのプログラムで実行す
ると、下記の問題が発生する。 (1)プログラムの仕様またはプログラマーにより、異
なる機能ができる。 (2)より機能を高めるとソフトウェアの量が増える。
【0017】本発明ではたとえば図5のキーマトリック
ス回路と、図6のキースキャンユニット回路により、ソ
フトウェアの質,量に関係なくキーの2重,3重押しの
機能対応することができる。クロック信号は4ビットカ
ウンタに入り、出力Q1とQ2を得る。Q1とQ2の反
転した出力と4つのAND回路により、図7のタイミン
グチャートのような“1110”,“1101”,“1
011”,“0111”信号を得る。縦の行の4つのキ
ーインのデータはクロックの立ち上がりエッジ4ビット
ラッチ回路にラッチされる。その回路の出力はO1,O
2,O3,O4の立ち上がりエッジで別の4つの4ビッ
トラッチにラッチされる。異なる4つのQ信号のI1,
I2,I3,I4の合計16個のデータがキーインの有
無に関わらず4ビットラッチ4個に取り込まれる。本キ
ースキャン回路の16ビットデータを個別マイクロコン
ピュータまたは本回路を組み込んだ一体型のマイクロコ
ンピュータの所定のRAMエリアに書き込む。16個の
キーインのデータは互いに独立しているので、いかなる
同時押しにも対応できる。
【0018】また、図示しないキーボード上のAキー
(ある特定のキー)からAキー+Bキー(Aキー以外の
キー)を押し、そして再びBキーを押す時に、キー処理
がAキーからBキーに移行するようなことは、マイクロ
コンピュータのソフトウエアでは、複雑なプログラミン
グが必要であったが、この発明では対応が容易である。
すなわちマイクロコンピュータのバス上のRAMの所定
のスタック領域を用いるためである。
【0019】図4では、リモコン信号SGがリモコン受
信器50には入ると、リモコン受信器50がマイクロコ
ンピュータ54のリモコンデコーダ58に信号を与え
る。キーマトリックス60は、キースキャンユニット6
2に接続されている。リモコンデコーダ58のデータ
は、RAMの領域Hに書き込まれる。キースキャンユニ
ット62のデータはRAMのスタック領域Jに書き込ま
れる。ここで、キースキャンユニット62とRAMによ
りキースキャン回路を構成している。マイクロコンピュ
ータ54のホームバスデコーダ70は、ホームバスI/
F72を介してホームバス74に接続されている。そし
て、ホームバスデコーダ70とRAMのスタック領域K
の間でデータのやりとりができるようになっている。
【0020】したがって、従来では、ホームバスデータ
デコード時にキー入力への対応ができないか、または、
ユーザにとって遅くなるなどの不便があったが、図4の
例では、リモコンデータD1、ホームバスデータD3及
びキー入力データD2の処理を同等に処理できる。
【0021】
【発明の効果】この発明によればマイクロコンピュータ
のバス上に設けられたRAMの所定の領域を、複数のキ
ーにより構成されたキーボードのキーの出力信号に割当
てたので、従来のようなキースキャン用のソフトウエア
の作成を必要とせず、その分プロラム量が軽減される。
また、入力の複合化、すなわちマイクロコンピュータに
おける、キー入力、リモコン入力及びホームバス入力に
対応が容易になる。また、ユーザの用いるインターフェ
ース部分を統一できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキースキャン回路を備えたキーマトリ
ックスを示す図。
【図2】本発明の別のキースキャン回路を備えたキーマ
トリックスを示す図。
【図3】本発明のキーマトリックスのRAMへの書込み
を示す図。
【図4】本発明の別のキースキャン回路を備えたキーマ
トリックスを示す図。
【図5】本発明の好適な実施例におけるキーマトリック
ス回路の一例を示す図。
【図6】本発明の好適な実施例におけるキースキャンユ
ニット回路の一例を示す図。
【図7】本発明の好適な実施例におけるタイミングチャ
ートを示す図。
【図8】従来のキーマトリックスとマイクロコンピュー
タを示す図。
【図9】従来のキースキャン波形を示す図。
【図10】従来のキースキャン用のソフトウエアプログ
ラムを示す図。
【符号の説明】
10 キーマトリックス 12 キースキャンユニット 14 マイクロコンピュータ R RAMの領域 H RAMの領域 J RAMの領域 K RAMの領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータのバス上に設けら
    れたRAMの所定の領域を、複数のキーにより構成され
    たキーボードのキーの出力信号に割当てたことを特徴と
    する、キースキャン回路。
JP4024259A 1992-01-16 1992-01-16 キースキャン回路 Pending JPH05189116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024259A JPH05189116A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 キースキャン回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4024259A JPH05189116A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 キースキャン回路

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Publication Number Publication Date
JPH05189116A true JPH05189116A (ja) 1993-07-30

Family

ID=12133242

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JP4024259A Pending JPH05189116A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 キースキャン回路

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JP (1) JPH05189116A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8339292B2 (en) 2007-03-30 2012-12-25 Kyocera Corporation Key operation device and mobile terminal device
US8947362B2 (en) 2008-11-26 2015-02-03 Kyocera Corporation Key input device and mobile communication terminal using the key input device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8339292B2 (en) 2007-03-30 2012-12-25 Kyocera Corporation Key operation device and mobile terminal device
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