JPH05188581A - ペリクル膜 - Google Patents

ペリクル膜

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Publication number
JPH05188581A
JPH05188581A JP16249591A JP16249591A JPH05188581A JP H05188581 A JPH05188581 A JP H05188581A JP 16249591 A JP16249591 A JP 16249591A JP 16249591 A JP16249591 A JP 16249591A JP H05188581 A JPH05188581 A JP H05188581A
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JP
Japan
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pellicle film
reduction
transmittance
polyvinyl
acetal resin
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Application number
JP16249591A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamamoto
隆 山本
Shige Suzuki
樹 鈴木
Katsuya Shibata
勝弥 柴田
Toru Kiyota
徹 清田
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】h線及びg線のみならず、i線に対しても耐久
性に優れたペリクル膜を提供する。 【構成】特定の構造を有するポリビニルアセタ−ルを還
元することにより、従来i線の照射により着色及び劣化
していたという問題点を解決し、透過率が高く、i線に
対しても耐久性に優れたペリクル膜を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の製造
におけるリソグラフィー工程で用いるフォトマスクおよ
びレチクル(以下マスクと略記する)の保護防塵体であ
るペリクル膜に関し、特に近年使用さるようになりつつ
あるi線(波長365nm)を光源とするリソグラフィ
ーにも対応可能なペリクル膜に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製造において、レジス
ト剤を塗布した半導体ウェハーを露光によりパターンニ
ングする工程は、集積回路の歩留りを左右する重要な工
程である。この際、パターン原版であるマスク上にキズ
あるいは塵埃が存在すると、パターンと共にキズあるい
は異物の像がウェハー上に転写され、生産される回路の
短絡あるいは段線の原因になる。このため、マスクの保
護、防塵は生産性向上の上で重要な課題であり、マスク
の保護防塵体であるペリクルが頻繁に活用されるように
なってきている。
【0003】このペリクルに設けられたペリクル膜の素
材としては、ニトロセルロース、酢酸セルロース、プロ
ピオン酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リプロピレン、ポリメチルメタクリレートなどがこれま
で知られている。このうち、主としてニトロセルロース
を膜素材とするペリクルが、従来のg線(波長436n
m)を光源とする露光装置に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体集積回路
の高密度化に伴ってリソグラフィー光源の短波長化が進
行しており、従来のg線に加えて、より波長の短いi線
がリソグラフィー光源として用いられる様になってきて
いる。しかしながら、上記したニトロセルロース等の素
材は、g線およびh線等の近紫外領域の光線を光源とす
るリソグラフィーでは使用できるものの、i線等の深紫
外領域で光吸収性を有するため、i線を光源とする露光
装置に用いた場合は、i線の照射下で急速に着色あるい
は劣化し、実用に耐えるものではなかった。そのためこ
れらペリクルに対して、g線またはh線だけでなくi線
にも対応できるものが、近年強く望まれる様になってき
ている。
【0005】これらペリクルに設けられたペリクル膜に
は、以下の性能が要求される。
【0006】イ)使用する露光装置の光源波長領域で吸
収を有さず透明であること。
【0007】ロ)連続的な露光光線の照射によっても、
着色または劣化を生じず、十分な耐久性を有すること。
【0008】すなわちi線にも対応可能なペリクル膜に
は、このi線に対しても透明でありかつ耐久性を有する
ことが必要とされる。
【0009】この様なi線に対応可能なペリクル膜とし
て、従来のニトロセルロースを素材とするペリクル膜の
両面に反射防止層を設けた多層構造を有するペリクル膜
が提案されている(特開平1−100549等)。これ
は、i線に吸収を有し、耐久性に劣るニトロセルロース
からなる従来の単層のペリクル膜の表面に、含フッ素ポ
リマーをコーティングすること等によって反射防止処理
を施し、透明性と耐久性とを向上させようとするもので
ある。しかしながらこの方法は、ペリクル膜の作成プロ
セスが煩雑化する結果、ペリクルの生産歩留りが低下す
る、あるいはコストが高くつくといった問題を有してい
る。
【0010】また、従来のニトロセルロースに代えて、
ペリクル膜の素材としてi線に対し高透明で耐久性に優
れる素材を用いることも提案されている。この方法によ
ればi線に対する耐久性を得るために必ずしも反射防止
層を設ける必要がなく、より簡潔なプロセスで安価にi
線対応可能なペリクルを製造できる利点を有する。この
様なペリクル膜の素材としては、ポリビニルアセタール
樹脂を用いるものが幾つか開示されている(特開平1−
172430等)。しかしながら、これらのポリビニル
アセタール樹脂を素材とするペリクル膜においても、極
めて長期的なi線の照射によっては、やはり着色や劣化
が生じてしまい、耐久性の面で必ずしも満足のゆくもの
は得られて無かった。
【0011】すなわち本発明の目的は、耐久性に優れた
i線対応可能な単層のペリクル膜を提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる問
題に対し種々検討を重ねた結果、前記のポリビニルアセ
タール樹脂からなるペリクル膜のi線照射による劣化
が、以下の原因によるものであることをつきとめた。
【0013】ポリビニルアセタール樹脂は通常ポリビニ
ルアルコールを合成原料とし、これに酸触媒下で相当す
るアルデヒドを反応させることにより得られるが、この
ポリビニルアルコールにはその主鎖中にわずかながら下
記のカルボニル構造が存在することが報告されている
(C.S.Marvel, J.Am.Chem.So
c.,65,1710(1943)、J.J.Clar
ke, J.Polym.Sci.,1,419(19
46)等)。
【0014】
【化2】 そのため、このカルボニル構造を含むポリビニルアルコ
ールから合成されたポリビニルアセタール樹脂において
も、やはりこの構造は含まれてしまうことになるが、こ
のカルボニル構造こそが、ポリビニルアセタール樹脂か
らなるペリクル膜のi線照射下における着色および劣化
を生ずる原因となっていることが種々の構造解析の結果
から明らかとなった。
【0015】このため、本発明者らは、このカルボニル
構造の化学的な除去法を検討し、還元による除去が好適
であるとの結論に達し、従来ペリクル膜に用いられてい
たポリビニルアセタール樹脂の還元処理を実施した。そ
の結果、得られた樹脂(以下、還元ポリビニルアセター
ル樹脂と呼称し還元処理を施していない通常のポリビニ
ルアセタール樹脂と区別して示す。)においては、36
5nm付近の紫外吸収が減少し、さらにこの還元ポリビ
ニルアセタール樹脂からなるペリクル膜は紫外線、とり
わけi線の照射に対する耐久性が著しく向上することを
見出だし本発明を完成するに至った。
【0016】以下、本発明のペリクル膜について詳細に
説明する。
【0017】本発明において用いられる還元ポリビニル
アセタール樹脂の合成原料であるポリビニルアセタール
樹脂は、下記一般式
【0018】
【化3】 (但し、Rは炭素数1〜3の直鎖又は分岐アルキル基で
あり、酢酸ビニル単位の含有率y/(x+y+z)が
0.1以下であり、アセタール化度z/(x+y+z)
が0.6以上である。)で示されるものである。
【0019】式中Rは炭素数1〜3までの直鎖または分
岐アルキル基であり、具体的には、メチル基、エチル
基、n−プロピル基またはiso−プロピル基である。
【0020】上記ポリビニルアセタール樹脂はポリビニ
ルアルコールとアセトアルデヒド、プロピオンアルデヒ
ド、n−ブチルアルデヒド、sec−ブチルアルデヒド
等のアルデヒドとの公知の技術による縮合反応により得
ることができる。例えば、ポリ酢酸ビニルを出発物質と
して、これをメタノール、エタノール、酢酸等の溶媒に
溶解し、これに硫酸または塩酸等の触媒とアルデヒドを
同時に加え、ケン化と同時に連続してアセタール化をお
こなう方法、あるいは、ポリビニルアルコールを出発物
質として、この水溶液、もしくはメタノール、エタノー
ル、n−プロピルアルコール、iso−プロピルアルコ
ール等のアルコールまたはこれらアルコールと水との混
合溶媒に分散させ、硫酸または塩酸などの酸触媒下で、
前記したアルデヒドを添加し、反応させる方法を挙げる
ことができる。得られる樹脂の透明性が良いこと、分子
量の調節および酢酸ビニル成分含量の調節が容易なこと
から、ポリビニルアルコールを出発物質とする方法がよ
り好ましい。この場合、ポリビニルアセタール樹脂中の
酢酸ビニル成分の含量は出発物質であるポリビニルアル
コール中の酢酸ビニル成分含量を調節することによりコ
ントロールすることができる。また、ポリビニルアルコ
ールとアルデヒドとの反応仕込み比、反応時間、反応温
度、及び触媒量などを調節することにより、種々の異な
ったアセタール化度を有するポリビニルアセタール樹脂
を得ることができる。
【0021】上記ポリビニルアセタール樹脂における酢
酸ビニル単位の含有率y/(x+y+z)は0.01以
下、さらに好ましくは0.005以下であり、アセター
ル化度z/(x+y+z)は0.6以上である。この範
囲を逸脱した場合、この様なポリビニルアセタール樹脂
から製造したペリクル膜において製膜基材からの剥離性
の低下、あるいは、水洗による除塵の際に不可逆の伸び
や曇りを生じるなどの問題点が発生する。
【0022】上記ポリビニルアセタール樹脂の単分散ポ
リスチレンを標準としたGPC法により求めた重量平均
分子量(Mw)の好ましい範囲は、10,000以上3
00,000以下である。上記範囲を逸脱すると、えら
れるペリクル膜の製膜均一性あるいは強度に影響を及ぼ
すため好ましくない。
【0023】本発明において用いられる還元ポリビニル
アセタール樹脂を得るための前記ポリビニルアセタール
樹脂の還元処理としては、 金属水素錯化合物還元剤による還元 金属触媒を用いた接触水素還元 アルカリ金属のアミン溶液による還元 が挙げられる。
【0024】初めに金属水素錯化合物還元剤による還元
について説明する。
【0025】還元剤を用いる場合、水素化アルミニウム
リチウム,水素化アルミニウムナトリウム,水素化ホウ
素ナトリウム,水素化ホウ素リチウム,NaBH−A
lCl,NaBH−BF,LiAl(O−t−B
,NaAlH2(OCHCHOC
,NaBH(OCH,LiBH(se
c.−Bu)などの還元剤をすくなくとも一成分とす
る系を使用することができるが、還元力が強く安価で入
手しやすいという点から水素化アルミニウムリチウムを
用いる方法が最も好ましい。
【0026】以下に、水素化アルミニウムリチウムを用
いた還元法を例にとって詳しく説明する。
【0027】還元反応は、ポリビニルアセタール樹脂を
テトラヒドロフラン(THF),ジエチルエーテル、ジ
−n−プロピルエーテル,ジ−n−ブチルエーテル、
1,4−ジオキサンなどのエーテル系溶剤に溶解または
膨潤させて行う。水素化アルミニウムリチウムは、当量
のカルボニル基を還元しうる量よりも過剰量を用い、前
記の溶剤に分散させ、これを前記ポリビニルアセタール
樹脂の混合液に添加して還元反応を行う。なお、溶剤は
これらに限定されるものではなく、エーテル系溶剤であ
ればいかなるものでもかまわない。また、溶剤は予め常
法により脱水精製する必要がある。反応温度は室温から
溶剤環流までのいかなる温度でもよく、反応時間は反応
温度により異なるが少なくとも1時間反応させる。
【0028】反応終了後、反応混合液に水を添加し、そ
の後混合液中の樹脂分を有機溶剤(例えば、塩化メチレ
ン,クロロホルム,四塩化炭素,ベンゼン,トルエン,
キシレンなど)を用いて抽出する。次に有機層を乾燥剤
(塩化カルシウム,硫酸マグネシウム,硫酸ナトリウム
など)で脱水した後、グラスフィルターまたは濾紙で濾
過し、乾燥剤を除去する。更にメンブランフィルター
(ポアサイズ1μm以下)にて濾過した後、溶剤を減圧
留去すると、目的とする還元ポリビニルアセタール樹脂
を得る。必要に応じてこの樹脂を更に再沈などの方法に
より精製することもできる。
【0029】次に、金属触媒を用いた接触水素還元につ
いて説明する。接触水素還元の触媒としては、ラネーニ
ッケル触媒(R−Ni),パラジウム炭素触媒(Pd/
C),酸化白金触媒(PtO),銅クロム酸化物触媒
(CuO・Cr),ニッケル−ケイソウ土触媒な
どを用いることができるが、とりわけラネーニッケル触
媒、またはパラジウム炭素触媒が好ましく用いられる。
これらの還元方法としては特に制約されるものではな
く、広く公知の技術に従って行うことができる。
【0030】次に、アルカリ金属のアミン溶液による還
元について説明する。使用するアルカリ金属としてはナ
トリウム,リチウムが挙げれ、アミン類としては液体ア
ンモニア,メチルアミン,エチルアミン,ジメチルアミ
ン,エチレンジアミン,プロピルアミン,モルホリン,
ヘキサメチルフォスフォリックトリアミドなどが挙げら
れる。とりわけ、還元処理操作の容易さ、および還元力
の強さからナトリウムとヘキサメチルフォスフォリック
トリアミドの組合わせが好ましい。
【0031】この還元の方法としては、とくに制約され
るものではなく、公知の技術(G.M.Whitesi
des, W.J.Ehmann, J.Org.Ch
em.,35,3565(1970)等)に従って行う
ことができる。例えば、金属ナトリウムとヘキサメチル
フォスフォリックトリアミドからなる溶液に、ポリビニ
ルアセタール樹脂の溶液を、室温にてゆっくり滴下して
ゆく方法、あるいは、ポリビニルアセタール樹脂のヘキ
サメチルフォスフォリックトリアミド溶液に、金属ナト
リウム片を少しずつ投入してゆく方法などが挙げられ
る。
【0032】本発明のペリクル膜は前記した還元ポリビ
ニルアセタール樹脂をシクロヘキサノン、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、または酢酸エチレングリコ
ールモノエチルエーテルなどの有機溶剤に溶解させて溶
液とし、スピンコーターを用いてシリコンウェハなどの
平滑な基材上にスピン塗布して厚さ1.5μm程度の均
一な薄膜を形成させ、この薄膜を基材より剥離すること
により作成することができる。
【0033】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるも
のではない。
【0034】なお、ポリビニルアセタール中のビニルア
ルクール単位及び酢酸ビニル単位のモル分率はJIS
K 6728に基づいて定量し、得られた二種類の構成
単位のモル分率を全体から差し引くことによりアセター
ル化度を算出した。
【0035】合成例1 (ポリビニルプロピオナールの
合成) ポリビニルアルコールの完全ケン化物(クラレ(株)社
製PVA−110、平均重合度1000)50gを5%
含水メタノール[メタノール:水=95:5(重量
%)]500mlに分散させ、35%塩酸10mlおよ
びプロピオンアルデヒド115.35gを添加した後、
55℃で96時間加熱攪拌した。反応終了後酢酸ナトリ
ウムを加えて反応溶液を中和した後、反応溶媒をデカン
テーションにより除去し、析出したポリマーを回収し
た。このポリマーをアセトン1.5リットルに溶解し、
得られた溶液を水8リットルに滴下し、ポリマーを析出
精製した。このポリマーを40℃で48時間真空乾燥
し、ポリビニルプロピオナール(PVP−1)55gを
得た。このPVP−1中の酢酸ビニル単位の含有率は
0.003、アセタール化度は0.90であった。ま
た、ゲルパーミネーションクロマト(GPC)法によっ
て求めた重量平均分子量(Mw)は145,000、分
子量分布(Mw/Mn)は2.4であった。
【0036】このPVP−1の透明性の評価として、P
VP−1の塩化メチレン溶液(濃度3重量%)を調整
し、紫外−可視分光光度計(島津製作所(株)社製、分
光光度計UV−260)にて、光路長1cmの石英セル
を用いて塩化メチレンを対照として吸光度測定および透
過率測定を行った。その結果、365nmでの吸光度は
0.05、透過率は87.8%であった。この透過率ス
ペクトル曲線を図1に示す。
【0037】合成例2 (ポリビニルプロピオナールの
水素化アルミニウムリチウムを用いた還元−1) 合成例1で得られたPVP−1;10.0gを脱水精製
したテトラヒドロフラン(THF)150mlに溶解
し、10℃以下に冷却した。一方、水素化アルミニウム
リチウム(LiAlH)粉末1.0gをTHF150
mlに分散させ、これを前記のポリマー溶液に10℃以
下で滴下した後、2時間環流して還元反応を行った。次
にメタノール50mlを添加し、一晩攪拌した後、溶媒
を減圧留去した。得られた固体に水200mlを加えて
塩化メチレン100mlで3回抽出を行った後、塩化メ
チレン層を塩化カルシウムで乾燥した。グラスフィルタ
ーおよびメンブランフィルター(ポアサイズ1μm)で
濾過し、溶媒を減圧留去して目的とする還元ポリビニル
プロピオナール(RVP−1)8.2gを得た。
【0038】このRVP−1の酢酸ビニル単位の含有率
は0.001、アセタール化度は0.90であった。
【0039】さらに合成例1と同様にしてUVスペクト
ルによる透明性の評価を行った結果、吸光度は0.0
2、透過率は95.6%であった。この透過率曲線をP
VP−1と比較して図1に示す。
【0040】合成例3 (ポリビニルプロピオナールの
水素化アルミニウムリチウムを用いた還元−2) 還元反応を行う際、LiAlHのTHF分散液を10
℃以下で滴下した後、反応温度を室温とし、反応時間を
72時間とする以外は合成例2と同様にPVP−1の還
元処理を実施し、目的とする還元ポリビニルプロピオナ
ール(RVP−2)8.0gを得た。このRVP−2の
酢酸ビニル単位の含有率は0.001、アセタール化度
は0.90であった。
【0041】さらに合成例1と同様にしてUVスペクト
ルによる透明性の評価を行った結果、吸光度は0.0
2、透過率は95.2%であった。この透過率曲線をP
VP−1と比較して図1に示す。
【0042】合成例4 (ポリビニルプロピオナールの
水素化アルミニウムリチウムを用いた還元−3) 還元反応を行う際に、THFの代りにジ−n−プロピル
エーテルを用い、環流下72時間反応させた他は合成例
2と同様にPVP−1の還元処理を実施し、目的とする
還元ポリビニルプロピオナール(RVP−3)8.3g
を得た。
【0043】このRVP−3の酢酸ビニル単位の含有率
は0.001、アセタール化度は0.90であった。
【0044】さらに合成例1と同様にしてUVスペクト
ルによる透明性の評価を行った結果、吸光度は0.0
2、透過率は95.3%であった。この透過率曲線をP
VP−1と比較して図1に示す。
【0045】合成例5 (ポリビニルプロピオナールの
水素化アルミニウムナトリウムを用いた還元) 還元反応を行う際に、LiAlHの代りに水素化アル
ミニウムナトリウム(NaAlH)1.4gを用いた
以外は、合成例2と同様にPVP−1の還元処理を実施
し、目的とする還元ポリビニルプロピオナール(RVP
−4)8.3gを得た。このRVP−4の酢酸ビニル単
位の含有率は0.001、アセタール化度は0.90で
あった。
【0046】さらに合成例1と同様にしてUVスペクト
ルによる透明性の評価を行った結果、吸光度は0.0
2、透過率は95.4%であった。この透過率曲線をP
VP−1と比較して図2に示す。
【0047】合成例6 (ポリビニルブチラールの合
成) ポリビニルアルコールの完全ケン化物(クラレ(株)社
製PVA−110、平均重合度1000)50gを5%
含水メタノール[メタノール:水=95:5(重量
%)]500mlに分散させ、35%塩酸10mlおよ
びブチルアルデヒド140.25gを添加した後、55
℃で96時間加熱攪拌した。反応終了後酢酸ナトリウム
を加えて反応溶液を中和した後、反応溶媒をデカンテー
ションにより除去し、析出したポリマーを回収した。こ
のポリマーをアセトン1.5リットルに溶解し、得られ
た溶液を水8リットルに滴下し、ポリマーを析出精製し
た。このポリマーを40℃で48時間真空乾燥し、ポリ
ビニルブチラール(PVB−1)54gを得た。このP
VB−1中の酢酸ビニル単位の含有率は0.009、ア
セタール化度は0.79であった。また、ゲルパーミネ
ーションクロマト(GPC)法によって求めた重量平均
分子量(Mw)は162,000、分子量分布(Mw/
Mn)は2.6であった。
【0048】このPVB−1の透明性の評価として、P
VB−1の塩化メチレン溶液(濃度3重量%)を調整
し、紫外−可視分光光度計(島津製作所(株)社製、分
光光度計UV−260)にて、光路長1cmの石英セル
を用いて塩化メチレンを対照として吸光度測定および透
過率測定を行った。その結果、365nmでの吸光度は
0.08、透過率は82.6%であった。この透過率曲
線を図3に示す。
【0049】合成例7 (ポリビニルブチラールの水素
化アルミニウムリチウム還元) 合成例6で得られたPVB−1;10gのLiAlH
による還元処理を合成例2と同様に実施し、目的とする
還元ポリビニルブチラール(RVB−1)7.8gを得
た。このRVP−1の酢酸ビニル単位の含有率は0.0
02、アセタール化度は0.79であった。
【0050】さらに合成例1と同様にしてUVスペクト
ルによる透明性の評価を行った結果、吸光度は0.0
2、透過率は95.6%であった。この透過率曲線をP
VB−1と比較して図3に示す。
【0051】合成例8 (ポリビニルプロピオナールの
ラネーニッケル触媒による接触水素還元) 合成例1で得られたPVP−1;80gを、十分に乾燥
精製した1,4−ジオキサン1000mlに溶解し、全
量を2リットル容の電磁式攪拌装置を備えたステンレス
製オートクレーブに充填した。続けて、新しく展開処理
し、1,4−ジオキサンにて溶媒置換したラネーニッケ
ルW−2触媒16gをこれに投入し、オートクレーブを
密封後、これに高純度水素ガスを導入し、以降内温90
℃、水素圧60Kg/cm下で8時間攪拌処理した。
この際、約0.3リットルの水素ガスの消費がみられ、
その後消費は飽和に達した。反応器を常温、常圧に戻し
た後、得られた還元処理物をセライト系濾過助剤を用い
て濾過し、ろ液をさらにメンブランフィルター(ポアサ
イズ0.1μm)で濾過することにより、触媒を完全に
除去した。得られた処理溶液を激しく攪拌された水10
リットルに滴下し、ポリマーを析出した。さらにポリマ
ーを水で繰り返し洗浄した後、これを40℃で48時間
真空乾燥し、目的とする還元ポリビニルプロピオナール
(RVP−5)72gを得た。このRVP−1の酢酸ビ
ニル単位の含有率は0.002、アセタール化度は0.
90であった。
【0052】さらに合成例1と同様にしてUVスペクト
ルによる透明性の評価を行った結果、吸光度は0.0
2、透過率は96.2%であった。この透過率曲線をP
VP−1と比較して図4に示す。
【0053】合成例9 (ポリビニルプロピオナールの
パラジウム炭素触媒による接触水素還元) 合成例1で得られたPVP−1;100gを、十分に乾
燥精製したエチレングリコールモノエチルエーテル12
50mlに溶解し、全量を2リットル容の電磁式攪拌装
置を備えたステンレス製オートクレーブに充填した。次
に10%パラジウム炭素20gをこれに投入し、オート
クレーブを密封後、高純度水素ガスを導入し、以降室
温、水素圧80Kg/cm下で8時間攪拌処理した。
この際、約0.5リットルの水素ガスの消費がみられ、
その後消費は飽和に達した。得られた還元処理物はセラ
イト系濾過助剤を用いて濾過し、ろ液をさらにメンブラ
ンフィルター(ポアサイズ0.1μm)で濾過すること
により、触媒を完全に除去した。得られた処理溶液を激
しく攪拌された水10リットルに滴下し、ポリマーを析
出した。さらにポリマーを水で繰り返し洗浄した後、こ
れを40℃で48時間真空乾燥し、目的とする還元ポリ
ビニルプロピオナール(RVP−6)89gを得た。こ
のRVP−6の酢酸ビニル単位の含有率は0.002、
アセタール化度は0.90であった。
【0054】さらに合成例1と同様にしてUVスペクト
ルによる透明性の評価を行った結果、吸光度は0.0
2、透過率は94.8%であった。この透過率曲線をP
VP−1と比較して図4に示す。
【0055】合成例10 (ポリビニルプロピオナール
の金属ナトリウム−ヘキサメチルフォスフォリックトリ
アミド溶液による還元) 十分に乾燥したヘキサメチルフォスフォリックトリアミ
ド1000mlを攪拌装置、冷却管、ガス導入管、滴下
ロートを備え付けた2l、リットル容の4口フラスコに
入れ、乾燥した窒素を液面上に通じながら攪拌し、これ
に金属ナトリウム5gを少しずつ投入し、液が濃い青色
を呈するまで室温で十分攪拌させ、金属ナトリウムとヘ
キサメチルフォスフォリックトリアミドからなる溶液を
調整した。これとは別に、合成例1で得られたPVP−
1;50gを、十分に精製乾燥したジオキサン500m
lに溶解させてPVP−1の溶液を調製し、この溶液を
先の金属ナトリウムとヘキサメチルフォスフォリックト
リアミドからなる溶液に対し、窒素ガスを液面上に通じ
ながら、滴下ロートを用いて4時間かけて室温でゆっく
りと滴下した。滴下終了後、さらに16時間室温で反応
を続けた後、エチレングリコールモノエチルエーテル1
00mlを加えた。得られた反応溶液を水4リットルに
滴下し、ポリマーを析出した。ポリマーを水で繰り返し
洗浄した後、これを40℃で48時間真空乾燥し、還元
ポリビニルプロピオナール(RVP−7)45gを得
た。このRVP−7の酢酸ビニル単位の含有率は0.0
01、アセタール化度は0.90であった。
【0056】次に、このRVP−7の透明性の評価とし
て、RVP−7の塩化メチレン溶液(濃度3重量%)を
調整し、合成例1と同様にして紫外−可視分光光度計を
用いて吸光度測定および透過率測定を行った。その結
果、365nmでの吸光度は0.01、透過率は98.
8%となり、還元処理を実施する前のポリビニルプロピ
オナール(PVP−1)と比較して、著しく透明性が向
上した。この透過率曲線をPVP−1と比較して図5に
示す。
【0057】実施例1 合成例2で得られた還元ポリビニルプロピオナール(R
VP−1)30gをシクロヘキサノン290gに溶解し
ポリマー溶液とした。この溶液を直径6インチのシリコ
ンウェハを基材としてスピンコーターを用いて3000
回転で回転塗布した後、真空乾燥し、シリコンウェハ上
に膜厚1.5μmの薄膜を形成させた。この薄膜をウェ
ハ上から剥離しペリクル膜を得た。
【0058】作成したペリクル膜の365nmのUV透
過率を紫外−可視分光々度計(島津制作所(株)社製、
UV−260)を用いて、対照光束には何も挿入せずに
測定したところ、99.9%であった。
【0059】次に、このペリクル膜に対し超高圧水銀灯
(ウシオ電気社製、マルチライトML−501D/B)
より取り出した365nmの単色光(i線、照度:3
0.41mW/cm)を1500時間(i線ステッパ
ーにおけるレチクル面上での露光回数に換算した場合、
2000万ショット分の露光量に相当する。以下、i線
の照射量をショット数で示す。)照射した。その後、先
程と同様にして365nmのUV透過率を測定したとこ
ろ、やはり99.9%であり、i線照射前と比較してこ
のペリクル膜の365nmのUV透過率の低下は認めら
れなかった。
【0060】実施例2 合成例3で得られた還元ポリビニルプロピオナール(R
VP−2)を用い、実施例1と同様にしてペリクル膜を
作成した。このペリクル膜の365nmのUV透過率を
実施例1と同様にして測定したところ99.9%であっ
た。
【0061】次に、このペリクル膜に対し、実施例1と
同様にしてi線を約2000万ショット照射したが、こ
のペリクル膜の365nmのUV透過率の低下は認めら
れなかった。
【0062】実施例3 合成例4で得られた還元ポリビニルプロピオナール(R
VP−3)を用い、実施例1と同様にしてペリクル膜を
作成した。このペリクル膜の365nmのUV透過率を
実施例1と同様にして測定したところ99.9%であっ
た。
【0063】次に、このペリクル膜に対し、実施例1と
同様にしてi線を約2000万ショット照射したが、こ
のペリクル膜の365nmのUV透過率の低下は認めら
れなかった。
【0064】実施例4 合成例5で得られた還元ポリビニルプロピオナール(R
VP−4)を用い、実施例1と同様にしてペリクル膜を
作成した。このペリクル膜の365nmのUV透過率を
実施例1と同様にして測定したところ99.9%であっ
た。
【0065】次に、このペリクル膜に対し、実施例1と
同様にしてi線を約2000万ショット照射したが、こ
のペリクル膜の365nmのUV透過率の低下は認めら
れなかった。
【0066】実施例5 合成例7で得られた還元ポリビニルプロピオナール(R
VB−1)を用い、実施例1と同様にしてペリクル膜を
作成した。このペリクル膜の365nmのUV透過率を
実施例1と同様にして測定したところ99.9%であっ
た。
【0067】次に、このペリクル膜に対し、実施例1と
同様にしてi線を約2000万ショット照射したが、こ
のペリクル膜の365nmのUV透過率の低下は認めら
れなかった。
【0068】実施例6 合成例8で得られた還元ポリビニルプロピオナール(R
VP−5)を用い、実施例1と同様にしてペリクル膜を
作成した。このペリクル膜の365nmのUV透過率を
実施例1と同様にして測定したところ99.9%であっ
た。
【0069】次に、このペリクル膜に対し、実施例1と
同様にしてi線を約2000万ショット照射したが、こ
のペリクル膜の365nmのUV透過率の低下は認めら
れなかった。
【0070】実施例7 合成例9で得られた還元ポリビニルプロピオナール(R
VP−6)を用い、実施例1と同様にしてペリクル膜を
作成した。このペリクル膜の365nmのUV透過率を
実施例1と同様にして測定したところ99.9%であっ
た。
【0071】次に、このペリクル膜に対し、実施例1と
同様にしてi線を約2000万ショット照射したが、こ
のペリクル膜の365nmのUV透過率の低下は認めら
れなかった。
【0072】実施例8 合成例10で得られた還元ポリビニルプロピオナール
(RVP−7)を用い、実施例1と同様にしてペリクル
膜を作成した。このペリクル膜の365nmのUV透過
率を実施例1と同様にして測定したところ99.9%で
あった。
【0073】次に、このペリクル膜に対し、実施例1と
同様にしてi線を約2000万ショット照射したが、こ
のペリクル膜の365nmのUV透過率の低下は認めら
れなかった。
【0074】比較例1 合成例1で得られた、還元処理を施していない従来のポ
リビニルプロピオナール(PVP−1)を用い、実施例
1と同様にしてペリクル膜を作成した。このペリクル膜
の365nmのUV透過率は99.9%であった。
【0075】次に、このペリクル膜に対し、実施例1と
同様にしてi線を照射したところ、約1000万ショッ
ト照射した時点で、365nmのUV透過率が、99.
0%まで低下し、実用に耐えなくなった。
【0076】比較例2 合成例6で得られた、還元処理を施していない従来のポ
リビニルブチラール(PVB−1)を用い、実施例1と
同様にしてペリクル膜を作成した。このペリクル膜の3
65nmのUV透過率は99.9%であった。
【0077】次に、このペリクル膜に対し、実施例1と
同様にしてi線を照射したところ、約750万ショット
照射した時点で、365nmのUV透過率が、99.0
%まで低下し、実用に耐えなくなった。
【0078】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、従
来のペリクル膜に発生していたi線を照射した際の着色
及び劣化を抑えることができ、従来のg線およびh線の
みならず、i線に対しても優れた耐久性を有するペリク
ル膜を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図5は、本発明のペリクル膜(実施例1〜8)に
用いられる還元ポリビニルアセタール樹脂および、還元
処理を施していないポリビニルアセタール樹脂の塩化メ
チレン溶液(濃度3重量%)を、光路長1cmの石英セ
ルを用い、純塩化メチレンを対照とした紫外透過率スペ
クトルを示す図である。
【図1】図1は、合成例1で得られた未処理ポリビニル
プロピオナール並びに合成例2,合成例3および合成例
4で得られた還元ポリビニルプロピオナールの紫外透過
率スペクトルを示す。
【図2】図2は合成例1で得られた未処理ポリビニルプ
ロピオナール及び合成例5で得られた還元ポリビニルプ
ロピオナールの紫外透過率スペクトルを示す。
【図3】図3は合成例6で得られた未処理ポリビニルブ
チラール及び合成例7で得られた還元ポリビニルブチラ
ールの紫外透過率スペクトルを示す。
【図4】図4は合成例1で得られた未処理ポリビニルプ
ロピオナール並びに合成例8および合成例9で得られた
還元ポリビニルプロピオナールの紫外透過率スペクトル
を示す。
【図5】図5は合成例1で得られた未処理ポリビニルプ
ロピオナール及び合成例10で得られた還元ポリビニル
プロピオナールの紫外透過率スペクトルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 29/14 LHA 6904−4J H01L 21/027

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式 【化1】 (但し、Rは炭素数1〜3の直鎖又は分岐アルキル基で
    あり、酢酸ビニル単位の含有率y/(x+y+z)が
    0.1以下であり、アセタール化度z/(x+y+z)
    が0.6以上である)で示されるポリビニルアセタール
    樹脂を還元することにより得られる樹脂からなるペリク
    ル膜。
  2. 【請求項2】上記還元が水素化アルミニウムリチウムに
    よる還元であることを特徴とする請求項1に記載のペリ
    クル膜。
  3. 【請求項3】上記還元がラネーニッケル触媒による接触
    水素還元であることを特徴とする請求項1に記載のペリ
    クル膜。
  4. 【請求項4】上記還元がパラジウム炭素触媒による接触
    水素還元であることを特徴とする請求項1に記載のペリ
    クル膜。
  5. 【請求項5】上記還元が金属ナトリウムのヘキサメチル
    フォスフォリックトリアミド溶液による還元であること
    を特徴とする請求項1に記載のペリクル膜。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000890A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 積水化学工業株式会社 還元ポリビニルアルコール樹脂の製造方法、及び、ポリビニルアセタール樹脂の製造方法
JP2019196472A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 エスケイシー・カンパニー・リミテッドSkc Co., Ltd. ポリビニルアセタール樹脂組成物およびこれを含む接合用中間膜

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JP2019196472A (ja) * 2018-05-08 2019-11-14 エスケイシー・カンパニー・リミテッドSkc Co., Ltd. ポリビニルアセタール樹脂組成物およびこれを含む接合用中間膜
CN110452485A (zh) * 2018-05-08 2019-11-15 Skc株式会社 聚乙烯醇缩醛树脂组合物及包含其的层合用中间膜
CN114644800A (zh) * 2018-05-08 2022-06-21 Skc株式会社 聚乙烯醇缩醛树脂组合物

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