JPH05188200A - シンクロトロン - Google Patents

シンクロトロン

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Publication number
JPH05188200A
JPH05188200A JP3347450A JP34745091A JPH05188200A JP H05188200 A JPH05188200 A JP H05188200A JP 3347450 A JP3347450 A JP 3347450A JP 34745091 A JP34745091 A JP 34745091A JP H05188200 A JPH05188200 A JP H05188200A
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JP
Japan
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synchrotron
gantry
irradiated
charged particles
irradiation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3347450A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Ogose
満 生越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP3347450A priority Critical patent/JPH05188200A/ja
Publication of JPH05188200A publication Critical patent/JPH05188200A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/10X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
    • A61N5/1077Beam delivery systems
    • A61N5/1081Rotating beam systems with a specific mechanical construction, e.g. gantries
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/10X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
    • A61N2005/1085X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy characterised by the type of particles applied to the patient
    • A61N2005/1087Ions; Protons

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シンクロトロンを小型化する。 【構成】 被照射体26の位置を中心として回転自在な
ガントリー25を設け、該ガントリー25を駆動させる
駆動部33をガントリー25の下部に設ける。このガン
トリー25にリング状シンクロトロン本体7を回転可能
に一体に設ける。該シンクロトロン本体7に、荷電粒子
を被照射体26に照射する照射部21を設ける。該照射
部21をガンドリー25の中心軸に向けてシンクロトロ
ン本体7に接続する。前記シンクロトロン30を治療室
22に設ける。該治療室22の周囲全体を放射線遮蔽壁
15で覆う。 【効果】 シンクロトロン本体とガントリーとを一体に
設けたため、シンクロトロン自体を小型化でき、シンク
ロトロン用設置スペースを少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シンクロトロン本体内
を周回する荷電粒子が照射されるシンクロトロンにかか
り、特に、任意の角度から被照射体に荷電粒子を照射す
るのに用いて好適に対応し得るシンクロトロンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、シンクロトロンは、超々LSI回路
の作成、医療分野における診断、分子解析、構造解析等
様々な分野への適用が期待されている。医療用シンクロ
トロンの一例を、図2を参照して説明する。このシンク
ロトロン1では、荷電粒子が高速移動するシンクロトロ
ン本体7がシンクロトロン室20内に設けられ、荷電粒
子を被照射体(患者)に照射する照射部21が治療室2
2に設けられている。これら治療室22とシンクロトロ
ン室20との周囲全体は、安全性等のため、コンクリー
ト等の放射線遮蔽壁15で覆われている。
【0003】前記シンクロトロン1には、荷電粒子発生
装置2が設けられ、この荷電粒子発生装置2に線型加速
装置3が接続されている。この線型加速装置3はビーム
輸送部4に接続され、このビーム輸送部4に荷電粒子を
偏向する偏向電磁石5が設けられている。前記ビーム輸
送部4はインフレクタ6を介してシンクロトロン本体7
に接続され、このシンクロトロン本体7には荷電粒子が
回り続ける真空ダクト8が設けられている。
【0004】この真空ダクト8には、荷電粒子からのエ
ネルギーが与えられる高周波加速空洞9が複数設けら
れ、荷電粒子を偏向させる偏向電磁石10が複数設けら
れ、シンクロトロン本体7内を回る荷電粒子を照射部2
1に送るインフレクタ6が設けられている。このインフ
レクタ6から送られる荷電粒子は複数の偏向電磁石10
を介して照射部21に送られる。この照射部21は、シ
ンクロトロン室20に隣接する治療室22に設けられて
いる。
【0005】この治療室22には、回転自在なガントリ
ー25が設けられ、このガントリー25の周囲に照射部
21が取り付けられ、この照射部21はガントリー25
の中心軸に直交する位置に配されている。このガントリ
ー25の中心軸方向に移動可能な支持台40が設けら
れ、この支持台40上に被照射体26が載置され、この
被照射体26が治療室22に出入り自在にされている。
【0006】このようなシンクロトロン1では、荷電粒
子発生装置2で発生する荷電粒子が線型加速装置3で光
速近くに加速され、この加速された荷電粒子はビーム輸
送部4の偏向電磁石5で偏向されてリング状シンクロト
ロン本体7の真空ダクト8内に入射される。この真空ダ
クト8内の荷電粒子は、高周波加速空洞9でエネルギー
を与えながら、偏向電磁石10で偏向されて真空ダクト
8内を回り続ける。この真空ダクト8内を回る荷電粒子
は、インフレクタ6、偏向電磁石10を介して照射部2
1から被照射体26に照射される。
【0007】この被照射体26に照射する荷電粒子の照
射角度を変える場合には、ガントリー25を回転させる
こよにより、このガントリー25に取り付けられた照射
部21がガントリー25の周方向に沿って移動される。
このため、照射部21の照射軸と被照射体26の位置す
る水平軸とが所定の角度に形成され、この所定の角度か
ら荷電粒子が被照射体26に照射される。一方、被照射
体26に照射する荷電粒子の照射角度を変えない場合に
は、照射部21を被照射体26の軸に直交する位置に固
定することにより、被照射体26に荷電粒子を照射する
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記シンク
ロトロン1では、シンクロトロン本体7が収納されるシ
ンクロトロン室20と、このシンクロトロン室20に隣
接されるとともに、照射部21が設けられた治療室22
とが必要にされている。このように、荷電粒子、荷電粒
子の偏向時に発生するシンクロトロン放射光等の利用状
況により複数の実験室が必要になり、これら実験室を設
置する多大な設置スペースが必要にされている。このた
め、シンクロトロン1の設置スペースが大きくなってし
まう。
【0009】本発明は前記課題を有効に解決するもの
で、小型化可能なシンクロトロンを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のシンクロトロン
は、リング状のシンクロトロン本体内を周回させた荷電
粒子を照射部から被照射体に対して照射させるシンクロ
トロンであって、前記被照射体の周囲にその被照射体の
位置を中心として回転自在なガントリーを設け、該ガン
トリーに前記シンクロトロン本体を該ガントリーととも
に回転可能に一体に設けてなることを特徴とするもので
ある。
【0011】
【作用】本発明のシンクロトロンでは、被照射体の周囲
にガントリーが回転自在に設けられ、このガントリーに
シンクロトロン本体が取り付けられて、シンクロトロン
本体がガントリーとともに一体に回転する。
【0012】
【実施例】以下、本発明のシンクロトロンの一実施例に
ついて、図1を参照して説明する。ここで、図中、図2
の従来例と共通部分には同一符合を用いて説明を簡略化
する。このシンクロトロン30では、被照射体26の位
置を中心として回転自在なリング状ガントリー25(例
えば直径10m)が設けられ、このガントリー25を駆
動させる電動モーター等の駆動部33がガントリー25
の下部に設けられ、このガントリー25の周囲にリング
状シンクロトロン本体7が回転可能な状態で一体に取り
付けられている。前記シンクロトロン30は、例えば、
医療分野における人体等の治療がなされる治療室22に
設けられている。この治療室22の周囲全体は、安全性
等のため、コンクリート等の放射線遮蔽壁15で覆われ
ている。
【0013】前記シンクロトロン本体7には、荷電粒子
を例えば人体等の被照射体26に照射する照射部21が
設けられ、この照射部21はガントリー25の中心軸に
向けてシンクロトロン本体7に接続されている。これら
シンクロトロン本体7と被照射体26との間に、シンク
ロトロン本体7と被照射体26とを仕切る仕切り壁38
が設けられている。この仕切り壁38には、シンクロト
ロン本体7に接続された照射部21が貫通する貫通穴3
9が設けられている。
【0014】前記シンクロトロン30には、図1では図
示は省略したが、図2の従来例で示す荷電粒子発生装置
2、線型加速装置3、ビーム輸送部4、偏向電磁石5も
ガントリー25と一体に設けられている。前記ビーム輸
送部4はインフレクタ6を介してシンクロトロン本体7
に接続され、このシンクロトロン本体7には荷電粒子が
回り続ける真空ダクト8が設けられている。
【0015】この真空ダクト8には、図2で示す高周波
加速空洞9、偏向電磁石10が複数設けられ、高速移動
する荷電粒子を照射部21に送るインフレクタ6が設け
られている。前記照射部21はガントリー25の中心軸
に直交する位置に配されている。このガントリー25の
中心軸方向に移動可能な支持台40が設けられ、この支
持台40上に被照射体26が載置され、この被照射体2
6が治療室22に出入り自在にされている。
【0016】このようなシンクロトロン30では、荷電
粒子発生装置2、線型加速装置3、ビーム輸送部4を介
して荷電粒子がシンクロトロン本体7の真空ダクト8内
に入射される。この真空ダクト8内の荷電粒子は、高周
波加速空洞9、偏向電磁石10により真空ダクト8内を
回り続け、インフレクタ6、偏向電磁石10を介して照
射部21から被照射体26に照射される。
【0017】この被照射体26に照射する荷電粒子の照
射角度を変える場合には、前記駆動手段33を作動させ
てガントリー25を回転させることにより、このガント
リー25に設けられたシンクロトロン本体と照射部21
とがガントリー25とともに回転する。このため、照射
部21の照射軸と被照射体26の位置する水平軸とが所
定の角度に形成され、この所定の角度から荷電粒子が被
照射体26に照射される。ここで、照射される荷電粒子
は、例えば原子の陽子等であり、医療分野における病気
診断と癌の治療、超々LSI回路等の超微細加工、半導体
リソグラフィへの利用、各種細胞等の生理学の研究、X
線分光分析等の精密化学分析、高温超電導物質の構造解
析、物質の微細構造の観察等様々な分野へ利用される。
【0018】このようなシンクロトロン30によれば、
被照射体の周囲で回転するガントリー25にシンクロト
ロン本体7を一体に設けたため、シンクロトロン本体7
を専用に収納するシンクロトロン室20を不要にするこ
とができ、シンクロトロン本体7に設けられた照射部2
1から荷電粒子を被照射体26に照射することができ、
シンクロトロン本体7と照射部21とを接続する付帯設
備をなくすことができる。
【0019】さらに、シンクロトロン本体7とガントリ
ー25とを一体に設けたため、シンクロトロン30自体
を小型化することができ、シンクロトロン30に要する
設置スペースを少なくすることができ、設置スぺースが
少ない小病院にあっても、シンクロトロン30を設置す
ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシンクロ
トロンによれば、シンクロトロン本体とガントリーとを
一体に設けたため、シンクロトロン本体を専用に収納す
るシンクロトロン室を不要にすることができ、シンクロ
トロン本体に設けられた照射部から荷電粒子を被照射体
に照射することができ、シンクロトロン本体と照射部と
を接続する付帯設備をなくすことができる。さらに、シ
ンクロトロン本体とガントリーとを一体に設けたため、
シンクロトロン自体を小型化することができ、シンクロ
トロンに要する設置スペースを少なくすることができ、
設置スぺースが少ない小病院にあっても、シンクロトロ
ンを設置することができるという効果を奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシンクロトロンの斜視図である。
【図2】従来のシンクロトロンの斜視図である。
【符号の説明】
7 シンクロトロン本体 21 照射部 25 ガントリー 26 被照射体 30 シンクロトロン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05H 13/04 S 9014−2G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状のシンクロトロン本体内を周回
    させた荷電粒子を照射部から被照射体に対して照射させ
    るシンクロトロンであって、前記被照射体の周囲にその
    被照射体の位置を中心として回転自在なガントリーを設
    け、該ガントリーに前記シンクロトロン本体を該ガント
    リーとともに回転可能に一体に設けてなることを特徴と
    するシンクロトロン。
JP3347450A 1991-12-27 1991-12-27 シンクロトロン Withdrawn JPH05188200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3347450A JPH05188200A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 シンクロトロン

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JP3347450A JPH05188200A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 シンクロトロン

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JPH05188200A true JPH05188200A (ja) 1993-07-30

Family

ID=18390321

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JP3347450A Withdrawn JPH05188200A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 シンクロトロン

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JP (1) JPH05188200A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015071430A1 (en) 2013-11-14 2015-05-21 Danfysik A/S Particle therapy system
JP2016115477A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 粒子線照射装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015071430A1 (en) 2013-11-14 2015-05-21 Danfysik A/S Particle therapy system
WO2015070865A1 (en) * 2013-11-14 2015-05-21 Danfysik A/S Particle therapy system
JP2016115477A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 粒子線照射装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311