JPH05188147A - ドップラー検出回路 - Google Patents
ドップラー検出回路Info
- Publication number
- JPH05188147A JPH05188147A JP2455792A JP2455792A JPH05188147A JP H05188147 A JPH05188147 A JP H05188147A JP 2455792 A JP2455792 A JP 2455792A JP 2455792 A JP2455792 A JP 2455792A JP H05188147 A JPH05188147 A JP H05188147A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outputs
- signal
- frequency analysis
- circuits
- doppler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号レベルが低くても支障なく目標ドップラ
ーを検出する。 【構成】 遅延回路（１1 〜１n-1)は、ソーナー受信信
号を単位時間（送信パルス間隔）ずつ多段に順次遅延す
る。周波数分析回路（２1 〜２n)は、ソーナー受信信号
とｎ−１個の遅延回路の各出力の対応するものについて
周波数分析処理をする。加算平均回路３は、各周波数分
析回路毎にその出力を加算平均し最終的にドップラー信
号を検出し出力する。この加算平均操作により雑音周波
数成分の変動が抑制されるので、信号レベルが低くＳＮ
比が悪くても支障なくドップラーを検出できる。
ーを検出する。 【構成】 遅延回路（１1 〜１n-1)は、ソーナー受信信
号を単位時間（送信パルス間隔）ずつ多段に順次遅延す
る。周波数分析回路（２1 〜２n)は、ソーナー受信信号
とｎ−１個の遅延回路の各出力の対応するものについて
周波数分析処理をする。加算平均回路３は、各周波数分
析回路毎にその出力を加算平均し最終的にドップラー信
号を検出し出力する。この加算平均操作により雑音周波
数成分の変動が抑制されるので、信号レベルが低くＳＮ
比が悪くても支障なくドップラーを検出できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ソーナー受信信号の目
標ドップラー信号を検出するドップラー検出回路に関す
る。
標ドップラー信号を検出するドップラー検出回路に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、ソーナー装置は１度に複
数のパルス状音波を送信し反射してきた音波を受信する
が、その受信処理ではソーナー受信信号の目標ドップラ
ー信号を検出することが行われる。
数のパルス状音波を送信し反射してきた音波を受信する
が、その受信処理ではソーナー受信信号の目標ドップラ
ー信号を検出することが行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のドップ
ラー検出回路は１個の周波数分析回路で以て複数のソー
ナー受信信号の周波数分析を行うようにしていたので、
目標ドップラー信号と海中雑音とのＳＮ比が充分に大き
いときは問題ないが、ＳＮ比が小さくなると雑音レベル
の変動が大きく影響し目標ドップラー信号の検出が困難
になるという問題があった。
ラー検出回路は１個の周波数分析回路で以て複数のソー
ナー受信信号の周波数分析を行うようにしていたので、
目標ドップラー信号と海中雑音とのＳＮ比が充分に大き
いときは問題ないが、ＳＮ比が小さくなると雑音レベル
の変動が大きく影響し目標ドップラー信号の検出が困難
になるという問題があった。
【０００４】本発明の目的は、目標ドップラー信号のレ
ベルが低くＳＮ比が低い場合でも支障なく信号検出がで
きるドップラー検出回路を提供することにある。
ベルが低くＳＮ比が低い場合でも支障なく信号検出がで
きるドップラー検出回路を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のドップラー検出回路は次の如き構成を有す
る。即ち、本発明のドップラー検出回路は、ソーナー受
信信号を多段に遅延させるｎ−１個の遅延回路と； 前
記ソーナー受信信号及び前記ｎ−１個の遅延回路の各出
力について周波数分析処理をするｎ個の周波数分析回路
と； 前記ｎ個の周波数分析回路の出力について加算平
均処理をする加算平均回路と； を備えたことを特徴と
するものである。
に、本発明のドップラー検出回路は次の如き構成を有す
る。即ち、本発明のドップラー検出回路は、ソーナー受
信信号を多段に遅延させるｎ−１個の遅延回路と； 前
記ソーナー受信信号及び前記ｎ−１個の遅延回路の各出
力について周波数分析処理をするｎ個の周波数分析回路
と； 前記ｎ個の周波数分析回路の出力について加算平
均処理をする加算平均回路と； を備えたことを特徴と
するものである。
【０００６】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明のドップラ
ー検出回路の作用を説明する。本発明では、ソーナー受
信信号を多段に遅延させ、それを複数の周波数分析回路
で周波数分析し、その複数の周波数分析結果を加算平均
する。従って、従来のように個々に周波数分析する場合
に比べて雑音周波数成分の変動を抑制でき、目標ドップ
ラー信号のレベルが低くＳＮ比が低い場合でも比較的容
易にドップラー検出をなし得る。
ー検出回路の作用を説明する。本発明では、ソーナー受
信信号を多段に遅延させ、それを複数の周波数分析回路
で周波数分析し、その複数の周波数分析結果を加算平均
する。従って、従来のように個々に周波数分析する場合
に比べて雑音周波数成分の変動を抑制でき、目標ドップ
ラー信号のレベルが低くＳＮ比が低い場合でも比較的容
易にドップラー検出をなし得る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は本発明の一実施例に係るドップラー検出回
路を示す。このドップラー検出回路は、ｎ−１個の遅延
回路（１1 ，……，１n-1 ）と、ｎ個の周波数分析回路
（２1 ，……，２n ）と、加算平均回路３とで基本的に
構成される。
する。図１は本発明の一実施例に係るドップラー検出回
路を示す。このドップラー検出回路は、ｎ−１個の遅延
回路（１1 ，……，１n-1 ）と、ｎ個の周波数分析回路
（２1 ，……，２n ）と、加算平均回路３とで基本的に
構成される。
【０００８】ｎ−１個の遅延回路（１1 ，……，１
n-1 ）は、ソーナー受信信号を多段に単位時間ｔずつ順
次遅延させる回路である。ここに、単位時間ｔは、ソー
ナー送信信号のパルス間隔である。即ち、ソーナー装置
は、図２に示すように、ｎ個のパルスを間隔ｔをおいて
順次出力するので、ソーナー受信信号はこの送信信号に
対応して得られるｎ発の目標ドップラー信号に図３に示
すような海中雑音が重畳された信号となる（図４）。
n-1 ）は、ソーナー受信信号を多段に単位時間ｔずつ順
次遅延させる回路である。ここに、単位時間ｔは、ソー
ナー送信信号のパルス間隔である。即ち、ソーナー装置
は、図２に示すように、ｎ個のパルスを間隔ｔをおいて
順次出力するので、ソーナー受信信号はこの送信信号に
対応して得られるｎ発の目標ドップラー信号に図３に示
すような海中雑音が重畳された信号となる（図４）。
【０００９】ｎ個の周波数分析回路（２1 ，……，２
n ）は、ソーナー受信信号とｎ−１個の遅延回路の各出
力の対応するものについて周波数分析処理をする。これ
らｎ個の周波数分析回路の出力が加算平均回路３に与え
られ、周波数分析回路出力毎に加算平均され、目標ドッ
プラー信号の検出がなされる（図５）。
n ）は、ソーナー受信信号とｎ−１個の遅延回路の各出
力の対応するものについて周波数分析処理をする。これ
らｎ個の周波数分析回路の出力が加算平均回路３に与え
られ、周波数分析回路出力毎に加算平均され、目標ドッ
プラー信号の検出がなされる（図５）。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドップラ
ー検出回路によれば、ソーナー受信信号を多段に遅延さ
せ、それを複数の周波数分析回路で周波数分析し、その
複数の周波数分析結果を加算平均するようにしたので、
従来のように個々に周波数分析する場合に比べて雑音周
波数成分の変動を抑制でき、目標ドップラー信号のレベ
ルが低くＳＮ比が低い場合でも比較的容易にドップラー
検出をなし得る効果がある。
ー検出回路によれば、ソーナー受信信号を多段に遅延さ
せ、それを複数の周波数分析回路で周波数分析し、その
複数の周波数分析結果を加算平均するようにしたので、
従来のように個々に周波数分析する場合に比べて雑音周
波数成分の変動を抑制でき、目標ドップラー信号のレベ
ルが低くＳＮ比が低い場合でも比較的容易にドップラー
検出をなし得る効果がある。
【図１】本発明の一実施例に係るドップラー検出回路の
構成ブロック図である。
構成ブロック図である。
【図２】ソーナー送信信号の信号形式図である。
【図３】海中雑音信号の概念図である。
【図４】海中雑音信号が重畳したソーナー受信信号の概
念図である。
念図である。
【図５】周波数分析及び加算平均の動作説明図である。
１1 〜１n-1 遅延回路 ２1 〜２n 周波数分析回路 ３ 加算平均回路
Claims (1)
- 【請求項１】 ソーナー受信信号を多段に遅延させるｎ
−１個の遅延回路と； 前記ソーナー受信信号及び前記
ｎ−１個の遅延回路の各出力について周波数分析処理を
するｎ個の周波数分析回路と； 前記ｎ個の周波数分析
回路の出力について加算平均処理をする加算平均回路
と； を備えたことを特徴とするドップラー検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2455792A JPH05188147A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | ドップラー検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2455792A JPH05188147A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | ドップラー検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05188147A true JPH05188147A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=12141464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2455792A Pending JPH05188147A (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | ドップラー検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05188147A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014032080A (ja) * | 2012-08-02 | 2014-02-20 | Nec Corp | アクティブソーナー装置、アクティブソーナー信号処理方法、及び、その信号処理プログラム |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP2455792A patent/JPH05188147A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014032080A (ja) * | 2012-08-02 | 2014-02-20 | Nec Corp | アクティブソーナー装置、アクティブソーナー信号処理方法、及び、その信号処理プログラム |
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