JPH05188057A - Hiv−1抗体の免疫酵素的検出法 - Google Patents

Hiv−1抗体の免疫酵素的検出法

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JPH05188057A
JPH05188057A JP2620092A JP2620092A JPH05188057A JP H05188057 A JPH05188057 A JP H05188057A JP 2620092 A JP2620092 A JP 2620092A JP 2620092 A JP2620092 A JP 2620092A JP H05188057 A JPH05188057 A JP H05188057A
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cells
hiv
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ゼン イー
Zhe Wang
ワン ゼー
Frederick Coulston
コウルストン フレデリック
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COULSTON INTERNATL CORP
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 被験ウィルスに対する抗体の免疫酵素的検出
法、当該免疫酵素的検出法を行うための診断キット、当
該免疫酵素的検出法で使用する新規細胞株およびその調
製法、ならびに当該免疫酵素試験片およびキット。 【効果】 本発明の免疫酵素的検出法により、血液およ
び血液成分のウィルスの簡便迅速、高感度、かつ正確な
検出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウィルス抗体の免疫酵
素的検出法、特にヒト免疫不全症ウィルス抗体の免疫酵
素的検出法、その診断キット、当該検出法において使用
する新規細胞株、抗体検出に使用する当該細胞株の調製
法、ならびにその免疫酵素試験片およびキットに関す
る。
【0002】
【従来技術・発明が解決しようとする課題】健康に重要
な関わりを持つかもしれないウィルスの検出法は、診断
や治療の目的だけでなく、疫学的に、また一定の集団内
におけるウィルスのさらなる感染を防止するためにも重
要である。AIDSの発現によりウィルス検査が非常に
重大な意味をもつようになってきた。AIDSウィルス
は感染性が高く、最終的には感染者を死に至らしめる。
現在のところAIDSの治療法がないため、AIDSウ
ィルスに感染した感染者の検出は疫学的研究において重
要であり、ウィルスの蔓延を防止するために最優先で行
われるべきである。
【0003】ウィルス感染は主に血液およびその生産物
を経路とする。このため、ウィルスに感染している血液
ドナーを発見することが重要である。そのための実用的
方法は唯一、ドナーをスクリーニングして抗体の有無を
調べる方法である。ウィルスを対象とする酵素結合免疫
吸着測定法(ELISA)は特殊な設備や専門的知識を
要し、非常に費用がかかる上、偽陽性結果が有為に多
い。免疫蛍光試験(IF試験)はより安価で容易に行う
ことができる。しかし、IF試験には蛍光顕微鏡を使用
する必要がある。このため、安価で容易に行え、しかも
特殊な設備を必要としない、正確な検査方法の開発が望
まれている。そのような方法が開発されれば、公共保健
施設にいる麻薬中毒者や他の危険の高い者のスクリーニ
ング、ならびに診療所にいる患者の検査、研究室動物の
スクリーニング、および消費者による使用が可能にな
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、血液および血
液成分のような試料中の被験ウィルスに対する抗体の免
疫酵素的検出法、新規細胞株、特に前記免疫酵素的検出
法で使用するために調製された細胞株、ならびに前記免
疫酵素的検出法を行うための診断スライドキットおよび
試験片キット両方を提供する。
【0005】本発明によれば、新規細胞株を試験すべき
ウィルスとインキュベートし、インキュベートの間に細
胞の細胞質内および細胞表面上でウィルスの蓄積を促進
する誘導物質により細胞が活性化される。また本発明に
よれば、活性化ウィルス感染細胞を支持体に固定化し、
血液または血液成分のような試料とインキュベートし、
洗浄し、次にウィルスに対する抗体に結合可能な結合体
とインキュベートし、洗浄し、さらに結合体に対する指
示薬とインキュベートし、洗浄し、光学顕微鏡で指示薬
の色の変化を観察して検査する。指示薬の色の変化は、
陽性、すなわち試料中に被験ウィルスに対する抗体が存
在することを示す。さらに本発明によれば、試料中のウ
ィルスに対する抗体の免疫酵素的検出のための試験スラ
イドキットが提供される。また本発明によれば、試料中
のウィルスに対する抗体の免疫酵素的検出のための試験
片が提供される。またさらに詳細には、本発明によっ
て、試料、特に血液または血液成分中のHIV−1抗体
の免疫酵素的検出のための、糖蛋白質gp41が担持さ
れた試験片が提供される。
【0006】概して、ウィルスに対する抗体の免疫酵素
的検出試験のための組成物および方法が提供される。本
発明によれば、血液または血液成分のような試料中のウ
ィルス抗体の免疫酵素的検出法が提供される。本発明に
おいては、目的とするウィルスを細胞株に接種し、細胞
内および細胞表面でのウィルス蓄積を促進する誘導物質
により活性化した細胞株を免疫酵素的検出法で使用し
て、試験ウィルスの抗体結合に対する有効性を高め、こ
れにより強い呈色反応が起こるようにする。このように
して試料中の目的ウィルスに対する抗体の検出が向上す
る。
【0007】本発明の好適な実施態様では、在中国ヒト
T細胞白血病患者からCll−8細胞が樹立された。C
ll−8細胞を培養し、在中国アメリカ人AIDS患者
から単離されたHIV−1Acウィルスを感染させた。
他の実施態様では、中国の昏睡患者のT細胞から樹立さ
れたCM−1細胞を培養し、同ウィルスで感染させた。
これとは別に、Cll−8細胞またはCM−1細胞に感
染させるための大量のHIV−1Acウィルスが、CE
M細胞(市販品)を当該ウィルスに感染させることによ
り得られた。尚、上記Cll−8細胞及びCM−1細胞
は、アメリカンタイプ カルチャー コレクション(A
TCC)に1991年9月24日に寄託され、寄託番号
はそれぞれCRL 10877及びCRL 10876
である。同様にHIV−1Acウィルスも、寄託番号V
R 2338にて寄託された。
【0008】HIV−1Acウィルスに感染したCll
−8細胞またはCM−1細胞を、細胞中のウィルスが成
長するのに充分な時間インキュベートする。その後、感
染細胞を誘導物質で活性化する。ここで重要なのは、感
染後そして活性化前のインキュベーション時間が細胞中
でウィルスが成長するのに充分な時間でなければならな
い点である。しかしながら、インキュベーション時間
を、感染細胞が破壊されたり、細胞塗抹標本(smea
r)に不適となるまで長くしてはならない。HIV−1
Ac感染Cll−8細胞の活性化は5日間インキュベー
ト後に行うのが適当であることが判明した。
【0009】充分な時間インキュベートした感染細胞を
誘導物質は活性化して、細胞内にウィルスを蓄積させ、
細胞表面に大量のウィルス抗原を発現させる。誘導物質
により促進された細胞内ウィルス蓄積は、自然に起こる
ものよりはるかに多い。好適な誘導物質は、組織培養培
地中にコルチゾン、12−O−テトラデカノイル−ホル
ボール−12−アセテート(TPA)および酪酸を含有
する。誘導物質は、コルチゾン5ng/ml、TPA
5〜20ng/ml、酪酸1〜4mMを含有するものが
よい。好適な実施態様では、組織培養培地中コルチゾン
5ng/ml、TPA 5ng/ml、酪酸2mMから
なる誘導物質にて感染Cll−8細胞またはCM−1細
胞を活性化した。好適な活性化時間は約24時間であ
る。好適な誘導物質を使用することにより、最短時間内
に細胞内および細胞表面での大量のウィルス抗原蓄積が
起こった。誘導物質の各成分の相対濃度は活性化時間を
短縮するかまたは延長するかにより、増加または減少さ
せることができる。しかし、活性化時間は細胞が悪影響
を受けない時間にするべきである。
【0010】当該誘導物質はすべてのT細胞白血病細胞
株、例えばCEM、MT−4、HUT78などでウィル
ス蓄積を誘導するのに使用できる。当該誘導物質は、ま
たRaji細胞などのB細胞でウィルス蓄積を誘導する
のに使用できる。
【0011】誘導されたCll−8細胞またはCM−1
細胞は細胞内でも細胞表面でもウィルス蓄積が相対的に
高いことから、特に免疫酵素試験での使用に適してい
る。このようにウィルス濃度が相対的に高いことによ
り、続けてこの細胞に行う処理や目的ウィルスに対する
抗体を含む試料の添加の結果、検出可能な呈色、すなわ
ち光学顕微鏡を通した観察によって明らかに検出でき
る。
【0012】ウィルス感染、誘導Cll−8細胞または
CM−1細胞をそれぞれ正常Cll−8またはCM−1
細胞と混合し、それぞれ免疫酵素法に供した。正常細胞
と感染細胞の混合により非特異的反応の測定ができる。
例えば、もし感染細胞と非感染細胞が共に着色した場
合、試料中の抗体は目的ウィルス以外のものとまたは当
該ウィルスに結合してさらに他のものと結合していると
推定される。従って、偽陽性試験を最少にするために正
常細胞と感染細胞を混合することが好ましい。非特異的
反応を測定できるように、このように細胞を混合するこ
とは重要であるが、これはまた着色反応の観察を容易に
するためでもある。この目的のために、正常細胞と感染
細胞を陽性率5〜80%になるように混合する。しかし
好ましいのは30〜50%である。この方法を実施する
際には混合細胞を2回洗浄し、遠心分離し、濃度3×1
5 個/mlとなるようにRPMI−1640に再懸濁
して、偽陽性試験結果の原因となる試料中の成分を除去
する。
【0013】再懸濁した細胞は次にスライドなどの支持
体上に載せ乾燥させる。乾燥後、例えばアセトンのよう
な固定化剤で細胞を固定化する。アセトンは細胞膜の脂
質を溶解するので、もし試料中にHIV−1特異抗体が
存在すれば細胞内および細胞膜上に存在するHIV−1
抗原と反応する。
【0014】固定化細胞スライドを試料、例えば希釈血
液または血液成分などとインキュベートする。試料とイ
ンキュベート後、スライドを数回洗浄し、試料で検査中
のウィルスに結合可能な結合体とインキュベートする。
結合体はまた指示薬と反応して、指示薬の色を変化させ
るものでなければならない。光学顕微鏡で検出可能な色
の変化を生ずるものであれば、いかなる結合体と指示薬
の組合せを用いてもよい。例えば指示薬3−アミノ−9
−エチルカルバゾール(AEC)と共に用いる結合体
は、ホースラディッシュペルオキシダーゼ(HRPO)
StaphylococcusプロテインA(SP
A)、HRPO−抗ヒトIgG抗体、アルカリホスファ
ターゼ−SPA、およびアルカリホスファターゼ−抗ヒ
トIgG抗体などである。好適な実施態様では、結合体
はHRPO−結合SPAである。HRPO−結合SPA
は、目的ウィルスに結合した試料由来の抗体に結合す
る。そしてスライドを再度洗浄し、AEC指示薬を添加
する。結合−SPAにより抗体に結合した活性HRPO
が存在すれば、AECは無色から桃色/赤色に変化す
る。最後に洗浄した後、スライドを光学顕微鏡下で検査
する。細胞膜および細胞質の桃色着色はウィルス抗体の
存在を示す。
【0015】また本発明によれば、免疫酵素試験キット
が提供される。キットは、誘導ウィルス感染Cll−8
またはCM−1細胞を固定化したマルチウェル抗原スラ
イド、および上記の試験方法を行う際に必要な洗浄液、
指示薬、結合体の各アンプルからなる。当該試験キット
はHIV−1、HIV−2、HTLV−1およびSIV
−III ウィルスに使用できる。試験キットは、試験ウィ
ルス、すなわち抗原スライド上に固定化したCll−8
またはCM−1細胞の感染に使用したウィルスのみが異
なる。代わりに、エプスタイン−バー−ウィルスを感染
させたB95−8細胞またはRaji細胞、またはエボ
ラウィルスを感染させたVero細胞を、それぞれエプ
スタイン−バー−ウィルスまたはエボラウィルスの検出
用試験キットに用いてもよい。Raji細胞は誘導物質
で活性化することが好ましい。
【0016】他の実施態様では、本発明は試料中のAI
DSウィルス抗体の免疫酵素的検出に用いる試験片を提
供する。この実施態様においては、試験片は吸着材を付
着させた支持体からなる。吸着材にはHIV−1抗体の
検出のためにHIV−1抗原蛋白質、糖蛋白質gp41
が吸着させられる。
【0017】本発明の好適な実施態様においては、Chin
ese Academy of Traditional Medicine より得たgp4
1糖蛋白質のHIV−1遺伝子を高発現性ベクターpB
V221(ATCC 75106)にクローン化し、E.
coli の形質転換に使用した。方法は、当業者に公知の
方法(例えば Maniatis et al. 1982 Moleclular Cloni
ng: A Laboratory Manual, Cold Spring Harbor Labora
toryを参照)に従った。部分的に図1に示す。培養した
形質転換E. coli を超音波で破砕し、不溶性部分(蛋白
質および破壊細菌を含む)を沈澱させた。沈澱物を8M
尿素に溶解し、不溶性部分を沈澱させ、生成した上清を
透析して尿素を除き、濃縮ゲルを使用して15%ポリア
クリルアミドゲルで分画し、精製gp41蛋白質を得た
(例えばLaemlli et al, J. Molec. Bio. 80:575, 1973
参照)。電気泳動後、該蛋白質をニトロセルロースに
移し、モノクローナル抗体および陽性HIV−1血清の
両者によりgp41を含むバンドが同定された。いった
ん同定されたら、gp41が吸着されたニトロセルロー
スの領域を、gp41吸着の外端の内側で平滑断端す
る。このようにしてそれ以外の蛋白質を含まない高度に
精製されたgp41を試験片の検出手段として使用す
る。この高度精製gp41を使用することにより高感度
で非常に正確な試験片が提供される。
【0018】得られたgp41吸着ニトロセルロース片
を細断し、プラスチックのような適当な支持体に例えば
“Double Swallow”接着剤(Beijing Li
angxiang製)で付着させる。
【0019】HIV−1抗原試験片もまた、AIDSウ
ィルスそのものまたはウィルス感染したCll−8また
はCM−1細胞で調製できる。ウィルス、ウィルス感染
細胞またはgp41蛋白質のいずれを使用したかに係わ
らず、測定は比較的短時間に、例えばわずか約30分で
行え、簡便に使用できる。測定は後記実施例で説明する
ように非常に正確でかつ感度が高い。
【0020】また本発明によれば、免疫酵素試験片を含
むキットが提供される。当該キットは数枚の試験片(一
つは陽性コントロール用であり、また一つは陰性コント
ロール用であり、一つは試料用である)、および試験ス
ライドで説明した方法に従い免疫酵素試験を行う際に必
要な洗浄液、指示薬、結合体を含むバイアルからなる。
gp41、AIDSウィルスまたはウィルス感染したC
ll−8またはCM−1細胞のいずれを試験片が担持す
るかに係わらず、試験の実施方法は、試料を試験片と接
触させ、感染試験片を結合体と接触させ、この後試験片
を指示薬と接触させ、色の変化の有無を測定する。もち
ろんgp41またはAIDSウィルスのいずれを担持す
る試験片もAIDSウィルスに対する抗体の検出に使用
できる。ウィルス感染Cll−8またはCM−1細胞を
担持する試験片は、感染性ウィルスに対する抗体の検出
に使用できる。この試験片に用いるCll−8またはC
M−1細胞を感染させるのに使用できるウィルスは、H
IV−1、HIV−2、HTLV−1およびSIV−I
IIなどである。エプスタイン−バー−ウィルスを感染
させたB95−8およびRaji細胞、およびエボラウ
ィルスを感染させたVero細胞もまたそれぞれの感染
性ウィルスに対する抗体の検出試験片に使用できる。
【0021】
【実施例】次に挙げる実施例は、本発明を詳細に説明す
るものであるが、本発明の範囲はこれらに何ら限定され
ない。 実施例1 Cll−8細胞の培養 Cll−8細胞株系は在中国ヒトT細胞白血病患者から
作成した。細胞は90%RPMI−1640(市販品)
と10%ウシ胎児血清との懸濁状態で、5%CO2 、3
7℃下で細胞濃度が5×105 細胞/mlになるまで培
養した。細胞懸濁液は1週間に2回株分けした。
【0022】Cll−8細胞は70%RPMI−164
0、10%ジメチルスルホキシド(DMSO)、及び2
0%ウシ胎児血清中で保存した。まず、細胞に保存用の
前処理を施した後、−70℃にて一晩保存、のち−19
6℃で保存した。
【0023】使用前に、細胞の入った試験管を−196
℃から37℃にすみやかに移し、それにRPMI−16
40を5ml加え、1,000 rpm で10分間遠心した。得
られた上清を除去し、沈澱した細胞に10%ウシ胎児血
清を含むRPMI−1640を5ml添加した。その
後、細胞を37℃、5%CO2 下で培養した。
【0024】実施例2 ウィルスの培養 HIV−1Acウィルスは在中国アメリカ人AIDS患
者から単離した。CEM細胞をウィルスで感染させた。
CEM細胞は、T細胞白血病患者由来であり、かつHI
Vの感染を受けやすいため、Cll−8細胞と同様に培
養され、HIV−1Acウィルスの大量発現に用いられ
た。
【0025】実施例3 Cll−8細胞のウィルス感染 実施例1で培養したCll−8細胞を株分けし、2日間
培養した。培養2日後、細胞を遠心し集めた。沈澱した
細胞は、実施例2で培養したHIV−1Acウィルスで
37℃にて2時間感染させた。その後、10%ウシ胎児
血清を含むRPMI−1640を加えて37℃、5%C
2 下で培養を継続した。
【0026】実施例4 実施例3の感染Cll−8細胞
の誘導物質による活性化 誘導物質を用いて実施例3の感染Cll−8細胞を活性
化し、その結果、細胞内にウィルスが蓄積し、細胞表面
にウィルス抗原が大量に認められた。その誘導物質は培
地中、5ng/mlのコルチゾン、5ng/mlのTP
A及び2mMの酪酸から成るものである。
【0027】誘導物質は感染後5日目にウィルス感染C
ll−8細胞に添加した。誘導物質を添加した約24時
間後、細胞培地を2,000 rpm で20分間遠心した。得ら
れた上清を除去し、誘導されたウィルス感染Cll−8
細胞を集菌した。
【0028】誘導物質の有効率を表1に示す。感染後5
日目に活性化されたHIV−1感染Cll−8細胞の、
活性化前と後との両時における誘導物質の有効率を、非
感染型HIV−1感染Cll−8細胞と比較した。
【0029】
【表1】
【0030】表1に示すように、誘導物質はCll−8
細胞におけるウィルスの蓄積を促進する上で効果的であ
った。
【0031】実施例5 実施例4の活性化されたHIV
−1感染Cll−8細胞を用いた試験スライドの調製 正常及び感染Cll−8細胞を集め、好適混合率である
陽性率30〜50%になるように混合した。混合した細胞
は、0.01M PBS(pH7.4)緩衝液で2回洗浄
し、2,000 rpm で15分間遠心した。上清を除去し、得
られた細胞を再懸濁し、好適な濃度に調整した。再懸濁
細胞液5μl をスライド上の12個の各ウェルに、細胞
が各ウェル内に単層を形成するように加えた。その後細
胞を乾燥し、冷アセトンで20分間処理して細胞をウェ
ルに固定した。そして調製したスライドは乾燥剤と共に
密封し、4℃もしくは−20℃で保存した。
【0032】実施例6 免疫酵素試験法に用いるHRP
O結合SPAの活性測定 ホ−スラディッシュペルオキシダ−ゼ(HRPO、市販
品)は当業者に公知の方法に基づいて調製した。さらに
HRPOを公知の方法に従ってStaphylococcusプロテイ
ンAと結合した。
【0033】HRPO結合SPAの使用濃度は、HIV
−1ウィルスに特異的なIgG抗体と結合したHIV−
1感染細胞に反応したHRPO結合SPAのうちの最大
に希釈された濃度を用いた。
【0034】HIV−1感染Cll−8細胞塗抹標品
は、HIV−1陽性血清標準品をリン酸緩衝液(PB
S)で系列希釈した溶液と共に湿大気中で37℃、45
分間培養した。その後、細胞塗抹標品はPBSで3回そ
れぞれ5分間ずつ洗浄した。洗浄後、HRPO結合SP
Aを塗抹標品に加え、さらに45分間、37℃にて培養
し、その後PBSでさらに3回洗浄した。その上にAE
C指示薬を添加した。SPAと結合することによって抗
体と結合した活性型HRPOの下で、AECは無色から
桃色/赤色に変化する。最終洗浄後、細胞塗抹標品スラ
イドをさらにPBSで洗浄し、光学顕微鏡で検査した。
細胞膜と細胞質が桃色に呈色し、試料中にウィルス抗体
が存在していることが確認された。
【0035】実施例7 活性化HIV−1感染Cll−
8細胞及びHRPO結合SPAを用いた免疫酵素試験工
程 PBS(水で1:25に希釈)で希釈した血漿(1:1
0)をスライド上のウェルに加えた。1つのウェルを陽
性コントロ−ル用に、もう1つのウェルを陰性コントロ
−ル用に使用した。試験スライドを37℃で40分間培養し
た後、PBSで5分間ずつ3回洗浄した。PBS1mlに
溶かしたHRPO結合SPAをスライドに加えて、再び
37℃で約30分間培養した。次いで、そのスライドを
PBSで3回洗浄し、その後、7.5 mlジメチルホルムア
ミド(DMF)、0.35 M 酢酸ナトリウム緩衝液17.5 m
l 、及び30% 過酸化水素 250μl 中に30 mg AECが溶
解した溶液中に3分間浸した。スライドを水中に浸漬し
て反応を終了させた。
【0036】光学顕微鏡で検出されうる細胞膜及び細胞
質の呈色は陽性反応を示す。陽性反応は試料中にHIV
−1抗体が存在することを示す。
【0037】実施例8 IE試験キットの特異性 表2に記したデ−タは、IE試験キットの特異性がIF
試験で得られるものと同じであることを示す。偽陽性結
果は全く得られなかった。
【0038】
【表2】
【0039】実施例9 HRPOとSPAとの結合の再
現性 表3に記したデ−タは、HRPOとSPAとの結合が極
めて再現性が高いことを示す。再現性の高いHRPO−
SPA結合は、免疫酵素試験法での正確な再現性の高い
試験結果を保証するうえで重要である。この方法は、偽
陰性結果を防ぐ上でも有効である。
【0040】
【表3】
【0041】実施例10 IE試験スライドで得られた
結果の再現性 表4に記したデ−タは、IE試験の別のスライド検体か
ら得られた結果と非常によく一致することを示すもので
ある。
【0042】
【表4】
【0043】実施例11 IE試験結果の再現性とIF
試験の再現性との比較 表5に記したデ−タは、IE試験はIF試験と同様に再
現性があることを示す。
【0044】
【表5】
【0045】実施例12 IE試験の感度とIF試験の
感度の比較 表6に記したデ−タは、多くの場合、IE試験の感度は
IF試験より高いことを示す。
【0046】
【表6】
【0047】実施例13 IE試験スライドの安定性 表7に記したデ−タは、IE試験スライドが、4℃もし
くは室温で1年間安定であることを示す。4℃または室
温で長期間にわたってIE試験スライドを保存できるこ
とは、他の試験方法での保存必要条件、及び成分の安定
性に比べると有利である。
【0048】
【表7】
【0049】実施例14 IE試験結合体の安定性 表8に記したデータは、IE試験から得られた結合体
が、1年間4℃または室温下で保存した際の安定性を見
たものである。IE試験結合体が極めて高い安定性を持
つことは、もし試験結果の確認が必要な場合は、試験ス
ライド結果が長期間にわたって保存可能であることを示
すものである。
【0050】
【表8】
【0051】実施例15 IE試験とウエスタンブロッ
ト法との比較 IE試験とウエスタンブロット法とを比較した結果(表
9)、IE試験の感度は100%で特異性は98.1% であっ
た。陽性試験(PPV)の予測値は96.9% で偽陽性結果
は1.9%であった。一方、陰性試験(NPV)の予測値は
100%であった(虚偽陰性なし)。Youden Index、疫学的
因子は0.98であった。
【0052】
【表9】
【0053】実施例16 IE試験片と他の試験方法の
感度の比較 ジョ−ジア州アトランタにあるセンター フォー ディ
シーズ(CDC)でHIV−1抗原試験片キットを Gen
etic Systems社、及び Organon-Tekneka社の試験法と比
較した。AIDS試験を評価するために最も厳しい試験
を使用した。
【0054】AIDSウィルスに感染した男性から得た
血液試料を集め、評価試験を行った。それら試料は、感
染日と思われる日に採取されたものに加えて、その後
二、三日おきに連続して採取された数試料を含んでい
る。表10に比較試験結果をまとめた。
【0055】
【表10】
【0056】HIV−1抗原試験片は、感染後11日目
の採血試料の20倍希釈液においてHIV−1に対する
抗体を検出できた。一方、Organon-Technika社の試験法
では希釈しない原液試料中で抗体を検出した。しかし、
Genetic Systems 社の試験法ではその原液試料中の抗体
レベルが、検出できるぎりぎりの限界量であった。本発
明のHIV−1抗原試験片が20倍希釈試料液中の抗体
を検出することができたという事実は、この試験片が高
い検出感度を有することを示すものである。かくの如く
高い検出感度を有するため、本試験片は感染後11日目
以前に得られた原液、非希釈血液試料中の抗体も検出可
能であったであろうと思われる。また、確実な検出に基
づく、また最も高感度な市販の迅速検出試験にも匹敵す
る、より早期での抗体検出さえ可能になる。ゆえに本発
明は、AIDSウィルスに対する非常に高感度の試験法
を提供するものである。
【0057】ニュ−メキシコ州立大学で、HIV−1抗
原試験片をELISA試験法と比較した。その比較結果
を表11にまとめる。
【0058】
【表11】
【0059】浸漬試験片で得られた結果は、AIDSウ
ィルス、及び他のウィルスの検出に関して最も高感度な
試験法であるELISA法に匹敵する。本発明は、血液
及び血液成分中のウィルスの存在を検出する、簡便、迅
速かつ高感度で正確な試験法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】gp41の遺伝子、pBV221発現ベクタ
ー、及びgp41遺伝子を有する組換えpBV221発
現ベクターを示すマップである。
フロントページの続き (72)発明者 ゼー ワン 中華人民共和国、ベイジン、ディ アン モー ネイ ストリート ナンバー 41、 ビルディング 2−404 (72)発明者 フレデリック コウルストン アメリカ合衆国、88310 ニューメキシコ 州、アラモゴルド、クリスティナ プレイ ス 2512

Claims (78)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の工程から成る、試料中の被験ウィル
    スに対する抗体の免疫酵素的検出法: (a)試料を、T−細胞に接触させること。ただし、該
    T−細胞は、該ウィルスにより感染され、ウィルスの細
    胞内蓄積およびウィルス抗原の細胞表面発現を促進でき
    る誘導物質で活性化され、また支持体に固定されてい
    る。 (b)該T−細胞を、該抗体に結合でき、かつ指示薬の
    色の変化を誘導できる結合体に接触させること。 (c)該結合体に接触させた該T−細胞を、該結合体に
    対する指示薬と接触させること。 (d)被験ウィルスに対する抗体の該試料中における存
    在を示す、無色から有色への該指示薬の色の変化を光学
    顕微鏡を用いて検出すること。
  2. 【請求項2】 該T−細胞が、Cll−8細胞及びCM
    −1細胞から成る群より選択される請求項1記載の免疫
    酵素的検出法。
  3. 【請求項3】 該T−細胞が、HIV−1、HIV−
    2、HTLV−1、及びSIV−IIIから成る群より
    選択されるウィルスで感染されている請求項1記載の免
    疫酵素的検出法。
  4. 【請求項4】 HIV−1ウィルスがHIV−1Ac単
    離物由来である請求項3記載の免疫酵素的検出法。
  5. 【請求項5】 該誘導物質が、培地中に5ng/mlコ
    ルチゾン、5−20ng/mlTPA、及び1−4mM
    酪酸を加えたものである請求項1記載の免疫酵素的検出
    法。
  6. 【請求項6】 該誘導物質が、本質的に5ng/mlコ
    ルチゾン、5ng/mlTPA、及び2mM酪酸を培地
    中に加えたものである請求項5記載の免疫酵素的検出
    法。
  7. 【請求項7】 結合体がホースラディッシュペルオキシ
    ダーゼ(HRPO)−Staphylococcus プロテインA
    (SPA)、HRPO−抗ウィルスIgG抗体、フォス
    ファターゼ−SPA、及びフォスファターゼ−抗ウィル
    スIgG抗体から成る群より選択される請求項1記載の
    免疫酵素的検出法。
  8. 【請求項8】 HRPOに対する指示薬が3−アミノ−
    9−エチルカルバゾール(AEC)である請求項7記載
    の免疫酵素的検出法。
  9. 【請求項9】 検出されるウィルス抗体が、HIV−
    1、HIV−2、HTLV−1、及びSIV−IIIか
    ら成る群より選択される請求項1記載の免疫酵素的検出
    法。
  10. 【請求項10】 次の工程から成る、血液または血液成
    分中のHIV−1抗体の免疫酵素的検出法: (a)血液または血液成分を、Cll−8細胞及びCM
    −1細胞から成る群より選択される細胞と接触させるこ
    と。ただし、該細胞は、HIV−1により感染され、培
    地中に5ng/mlTPA、5ng/mlコルチゾン、
    及び2mM酪酸を含んで成る誘導物質で活性化され、ま
    た支持体に固定されている。 (b)該細胞を、HRPO−結合SPAと接触させるこ
    と。 (c)工程(b)の該細胞をAECと接触させること。 (d)被験ウィルスに対する抗体の該血液または血液成
    分中における存在を示す、無色から桃色へのAECの色
    の変化を光学顕微鏡を用いて検出すること。
  11. 【請求項11】 HIV−1ウィルスがHIV−1Ac
    単離物由来である請求項10記載の免疫酵素的検出法。
  12. 【請求項12】 次の工程から成る、試料中のエボラウ
    ィルスに対する抗体の免疫酵素的検出法: (a)試料を、Vero細胞と接触させること。ただ
    し、該Vero細胞は、該ウィルスにより感染され、ま
    た支持体に固定されている。 (b)該Vero細胞を、該抗体に結合でき、かつ指示
    薬の色の変化を誘導できる結合体に接触させること。 (c)該結合体に接触させた該Vero細胞を、該結合
    体に対する指示薬と接触させること。 (d)エボラウィルスに対する抗体の該試料中における
    存在を示す、無色から有色への該指示薬の色の変化を光
    学顕微鏡を用いて検出すること。
  13. 【請求項13】 結合体がホースラディッシュペルオキ
    シダーゼ(HRPO)−Staphylococcus プロテインA
    (SPA)、HRPO−抗ウィルスIgG抗体、フォス
    ファターゼ−SPA、及びフォスファターゼ−抗ウィル
    スIgG抗体から成る群より選択される請求項12記載
    の免疫酵素的検出法。
  14. 【請求項14】 HRPOに対する指示薬が3−アミノ
    −9−エチルカルバゾール(AEC)である請求項13
    記載の免疫酵素的検出法。
  15. 【請求項15】 次の工程から成る、試料中のエプスタ
    イン−バー−ウィルスに対する抗体の免疫酵素的検出
    法: (a)試料を、B−細胞と接触させること。ただし、該
    B−細胞は、該ウィルスにより感染され、ウィルスの細
    胞内蓄積およびウィルス抗原の細胞表面発現を促進でき
    る誘導物質で活性化され、また支持体に固定されてい
    る。 (b)該B−細胞を、該抗体に結合でき、かつ指示薬の
    色の変化を誘導できる結合体に接触させること。 (c)該結合体に接触させた該B−細胞を、該結合体に
    対する指示薬と接触させること。 (d)エプスタイン−バー−ウィルスに対する抗体の該
    試料中における存在を示す、無色から有色への該指示薬
    の色の変化を光学顕微鏡を用いて検出すること。
  16. 【請求項16】 該B細胞がRaji細胞である請求項
    15記載の免疫酵素的検出法。
  17. 【請求項17】 該誘導物質が、培地中に5ng/ml
    コルチゾン、5−20ng/mlTPA、及び1−4m
    M酪酸を加えたものである請求項15記載の免疫酵素的
    検出法。
  18. 【請求項18】 該誘導物質が、本質的に5ng/ml
    コルチゾン、5ng/mlTPA、及び2mM酪酸を培
    地中に加えたものである請求項17記載の免疫酵素的検
    出法。
  19. 【請求項19】 結合体がホースラディッシュペルオキ
    シダーゼ(HRPO)−Staphylococcus プロテインA
    (SPA)、HRPO−抗ウィルスIgG抗体、フォス
    ファターゼ−SPA、及びフォスファターゼ−抗ウィル
    スIgG抗体から成る群より選択される請求項15記載
    の免疫酵素的検出法。
  20. 【請求項20】 HRPOに対する指示薬が3−アミノ
    −9−エチルカルバゾール(AEC)である請求項19
    記載の免疫酵素的検出法。
  21. 【請求項21】 次の工程から成る、試料中のエプスタ
    イン−バー−ウィルスに対する抗体の免疫酵素的検出
    法: (a)試料を、B95−8細胞と接触させること。ただ
    し、該B95−8細胞は、該ウィルスにより感染され、
    また支持体に固定されている。 (b)該B95−8細胞を、該抗体に結合でき、かつ指
    示薬の色の変化を誘導できる結合体に接触させること。 (c)該結合体に接触させた該B95−8細胞を、該結
    合体に対する指示薬と接触させること。 (d)エプスタイン−バー−ウィルスに対する抗体の該
    試料中における存在を示す、無色から有色への該指示薬
    の色の変化を光学顕微鏡を用いて検出すること。
  22. 【請求項22】 結合体がホースラディッシュペルオキ
    シダーゼ(HRPO)−Staphylococcus プロテインA
    (SPA)、HRPO−抗ウィルスIgG抗体、フォス
    ファターゼ−SPA、及びフォスファターゼ−抗ウィル
    スIgG抗体から成る群より選択される請求項21記載
    の免疫酵素的検出法。
  23. 【請求項23】 HRPOに対する指示薬が3−アミノ
    −9−エチルカルバゾール(AEC)である請求項22
    記載の免疫酵素的検出法。
  24. 【請求項24】 次の工程から成る、ある細胞株におい
    て、ウィルスの高細胞内蓄積およびウィルス抗原の細胞
    表面発現の増加を確立する方法: (a)細胞をウィルスにより感染させること。 (b)ウィルスの細胞内蓄積、及びウィルス抗原の細胞
    表面発現を促進することのできる誘導物質で感染細胞を
    活性化すること。
  25. 【請求項25】 細胞がT−細胞及びB−細胞から成る
    群から選択される請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 T−細胞がCll−8細胞及びCM−
    1細胞から成る群から選択される請求項25記載の方
    法。
  27. 【請求項27】 B−細胞がRaji細胞である請求項
    25記載の方法。
  28. 【請求項28】 該細胞が、HIV−1、HIV−2、
    HTLV−1、及びSIV−IIIから成る群より選択
    されるウィルスにより感染されている請求項26記載の
    方法。
  29. 【請求項29】 HIV−1ウィルスがHIV−1Ac
    単離物由来である請求項28記載の方法。
  30. 【請求項30】 Raji細胞がエプスタイン−バー−
    ウィルスにより感染されている請求項27記載の方法。
  31. 【請求項31】 該誘導物質が、培地中に5ng/ml
    コルチゾン、5−20ng/mlTPA、及び1−4m
    M酪酸を加えたものである請求項24記載の方法。
  32. 【請求項32】 該誘導物質が、本質的に5ng/ml
    コルチゾン、5ng/mlTPA、及び2mM酪酸を培
    地中に加えたものであるから成る請求項31記載の方
    法。
  33. 【請求項33】 次の工程から成る、Cll−8細胞及
    びCM−1細胞から成る群から選択される細胞におい
    て、HIV−1ウィルスの高細胞内蓄積、およびHIV
    −1ウィルス抗原の細胞表面発現の増加を確立する方
    法: (a)細胞をHIVにより感染させること。 (b)HIV−1の細胞内蓄積、およびHIV−1ウィ
    ルス抗原の細胞表面発現を促進するために、HIV−1
    感染細胞を、5ng/mlTPA、5ng/mlコルチ
    ゾン、及び2mM酪酸から成る誘導物質で活性化するこ
    と。
  34. 【請求項34】 HIV−1ウィルスがHIV−1Ac
    単離物由来であるHIV−1ウィルスの高細胞内蓄積お
    よびHIV−1ウィルス抗原の細胞表面発現の増加を確
    立する請求項33記載の方法。
  35. 【請求項35】 T−細胞白血病患者から確立された、
    Cll−8と称する細胞株(ATCC CRL 108
    77)。
  36. 【請求項36】 昏睡状態の患者のT−細胞から確立さ
    れた、CM−1と称する細胞株(ATCC CRL 1
    0876)。
  37. 【請求項37】 在中国アメリカ人AIDS患者から得
    られた、HIV−1Acと称するHIV−1ウィルス単
    離物(ATCC VR 2338)。
  38. 【請求項38】 培地中に、5ng/mlコルチゾン、
    5ng/mlTPA、及び2mM酪酸を含んで成り、ウ
    ィルスの細胞内蓄積、およびウィルス抗原の細胞表面発
    現を促進することのできる誘導物質。
  39. 【請求項39】 次のものから構成される、試料中の被
    験ウィルスに対する抗体の検出に用いる免疫酵素試験用
    キット: (a)T細胞が固定されている支持体。ただし、該T細
    胞は、少なくともその一部分が該ウィルスにより感染さ
    れ、かつウィルスの細胞内蓄積およびウィルス抗原の細
    胞表面発現を促進できる誘導物質で活性化されている。 (b)該抗体に結合でき、かつ指示薬の色の変化を誘導
    できる結合体を有する第1容器。 (c)該結合体に対する指示薬を有する第2容器。
  40. 【請求項40】 T−細胞がCll−8細胞及びCM−
    1細胞から成る群から選択される請求項39記載の免疫
    酵素試験用キット。
  41. 【請求項41】 該T−細胞の一部分が、HIV−1、
    HIV−2、HTLV−1、及びSIV−IIIから成
    る群より選択されるウィルスにより感染されている請求
    項39記載の免疫酵素試験用キット。
  42. 【請求項42】 HIV−1ウィルスがHIV−1Ac
    単離物由来である請求項41記載の免疫酵素試験用キッ
    ト。
  43. 【請求項43】 結合体がHRPO−SPA、HRPO
    −抗ウィルスIgG抗体、アルカリフォスファターゼ−
    SPA、及びアルカリフォスファターゼ−抗ウィルスI
    gG抗体から成る群より選択される請求項39記載の免
    疫酵素試験用キット。
  44. 【請求項44】 HRPOに対する指示薬がAECであ
    る請求項43記載の免疫酵素試験用キット。
  45. 【請求項45】 検出されるウィルス抗体が、本質的に
    HIV−1、HIV−2、HTLV−1、及びSIV−
    IIIから成る群由来のものである請求項39記載の免
    疫酵素試験用キット。
  46. 【請求項46】 次のものから構成される、血液または
    血液成分中のHIV−1抗体の検出に用いる免疫酵素試
    験用キット: (a)Cll−8細胞及びCM−1細胞から成る群より
    選択される細胞が固定されている支持体。ただし、該細
    胞は、HIV−1により感染され、5ng/mlコルチ
    ゾン、5ng/mlTPA、及び2mM酪酸から成る誘
    導物質で活性化されている。 (b)該抗体に結合でき、かつ指示薬AEC中の色の変
    化を誘導できるHRPO−SPA結合体を有する第1容
    器。 (c)HRPOに対するAEC指示薬を有する第2容
    器。
  47. 【請求項47】 HIV−1ウィルスがHIV−1Ac
    単離物由来である請求項46記載の免疫酵素試験用キッ
    ト。
  48. 【請求項48】 次のものから構成される、試料中の被
    験エボラウィルスに対する抗体の検出に用いる免疫酵素
    試験用キット: (a)Vero細胞が固定されている支持体。ただし、
    該Vero細胞は、少なくともその一部分が該ウィルス
    により感染されている。 (b)該抗体に結合でき、かつ指示薬の色の変化を誘導
    できる結合体を有する第1容器。 (c)該結合体に対する指示薬を有する第2容器。
  49. 【請求項49】 結合体がHRPO−SPA、HRPO
    −抗ウィルスIgG抗体、フォスファターゼ−SPA、
    及びフォスファターゼ−抗ウィルスIgG抗体から成る
    群より選択される請求項48記載の免疫酵素試験用キッ
    ト。
  50. 【請求項50】 HRPOに対する指示薬がAECであ
    る請求項49記載の免疫酵素試験用キット。
  51. 【請求項51】 次のものから構成される、試料中の被
    験エプスタイン−バー−ウィルスに対する抗体の検出に
    用いる免疫酵素試験キット: (a)B−細胞が固定されている支持体。ただし、該B
    −細胞は、少なくともその一部分が該ウィルスにより感
    染され、かつウィルスの細胞内蓄積、およびウィルス抗
    原の細胞表面発現を促進することのできる誘導物質で活
    性化されている。 (b)該抗体に結合でき、かつ指示薬の色の変化を誘導
    できる結合体を有する第1容器。 (c)該結合体に対する指示薬を有する第2容器。
  52. 【請求項52】 B−細胞がRaji細胞である請求項
    51記載の免疫酵素試験用キット。
  53. 【請求項53】 結合体がHRPO−SPA、HRPO
    −抗ウィルスIgG抗体、フォスファターゼ−SPA、
    及びフォスファターゼ−抗ウィルスIgG抗体から成る
    群より選択される請求項51記載の免疫酵素試験用キッ
    ト。
  54. 【請求項54】 HRPOに対する指示薬がAECであ
    る請求項53記載の免疫酵素試験用キット。
  55. 【請求項55】 次のものから構成される、試料中のエ
    プスタイン−バー−ウィルスに対する抗体の検出に用い
    る免疫酵素試験用キット: (a)B−細胞が固定されている支持体。ただし、該B
    −細胞は少なくともその一部分が該ウィルスにより感染
    されている。 (b)該抗体に結合でき、かつ指示薬の色の変化を誘導
    できる結合体を有する第1容器。 (c)該結合体に対する指示薬を有する第2容器。
  56. 【請求項56】 B−細胞がB95−8細胞である請求
    項55記載の免疫酵素試験用キット。
  57. 【請求項57】 結合体がHRPO−SPA、HRPO
    −抗ウィルスIgG抗体、フォスファターゼ−SPA、
    及びフォスファターゼ−抗ウィルスIgG抗体から成る
    群より選択される請求項55記載の免疫酵素試験用キッ
    ト。
  58. 【請求項58】 HRPOに対する指示薬がAECであ
    る請求項57記載の免疫酵素試験用キット。
  59. 【請求項59】 ウィルスで感染され、かつウィルスの
    細胞内蓄積およびウィルス抗原の細胞表面発現を促進で
    きる誘導物質で活性化されたT細胞を担持した基質から
    成る、ウィルスに対する抗体の検出に適した免疫酵素試
    験片。
  60. 【請求項60】 T−細胞がCll−8細胞及びCM−
    1細胞から成る群から選択される請求項59記載の免疫
    酵素試験片。
  61. 【請求項61】 感染ウィルスが、本質的にHIV−
    1、HIV−2、HTLV−1、及びSIV−IIIか
    ら成る群由来である請求項59記載の免疫酵素試験片。
  62. 【請求項62】 HIV−1ウィルスがHIV−1Ac
    単離物由来である請求項61記載の免疫酵素試験片。
  63. 【請求項63】 エボラウィルスで感染されたVero
    細胞を担持した基質から成る、エボラウィルスに対する
    抗体の検出に適した免疫酵素試験片。
  64. 【請求項64】 エプスタイン−バー−ウィルスで感染
    され、かつウィルスの細胞内蓄積およびウィルス抗原の
    細胞表面発現を促進できる誘導物質で活性化されたB−
    細胞を担持した基質から成る、エプスタイン−バー−ウ
    ィルスに対する抗体の検出に適した免疫酵素試験片。
  65. 【請求項65】 B−細胞がRaji細胞である請求項
    64記載の免疫酵素試験片。
  66. 【請求項66】 エプスタイン−バー−ウィルスで感染
    されたB−細胞を担持した基質から成る、エプスタイン
    −バー−ウィルスに対する抗体の検出に適した免疫酵素
    試験片。
  67. 【請求項67】 B−細胞がB95−8細胞である請求
    項66記載の免疫酵素試験片。
  68. 【請求項68】 被験ウィルスを担持した基質から成
    る、ウィルスに対する抗体の検出に適した免疫酵素試験
    片。
  69. 【請求項69】 被験ウィルスが、HIV−1、HIV
    −2、HTLV−1、SIV−III、エボラ、及びエ
    プスタイン−バー−ウィルスから成る群由来のものであ
    る請求項68記載の免疫酵素試験片。
  70. 【請求項70】 HIV−1ウィルスがHIV−1Ac
    単離物由来である請求項69記載の免疫酵素試験片。
  71. 【請求項71】 被験ウィルス由来の抗原を担持した基
    質から成る、ウィルスに対する抗体の検出に適した免疫
    酵素試験片。
  72. 【請求項72】 被験ウィルス由来の抗原が、HIV−
    1、HIV−2、HTLV−1、SIV−III、エボ
    ラ、及びエプスタイン−バー−ウィルスから成る群由来
    のものである請求項71記載の免疫酵素試験片。
  73. 【請求項73】 被験ウィルスがHIV−1、およびH
    IV−1由来の抗原がgp41である請求項71記載の
    免疫酵素試験片。
  74. 【請求項74】 以下のものから構成される、被験ウィ
    ルスに対する抗体の検出に適した免疫酵素試験片キッ
    ト: (a)被験ウィルス由来の抗原を担持した基質から成
    る、ウィルスに対する抗体の検出に適した免疫酵素試験
    片。 (b)該抗体に結合でき、かつ指示薬の色の変化を誘導
    できる結合体を有する第1容器。 (c)該結合体に対する指示薬を有する第2容器。
  75. 【請求項75】 以下のものから構成される、HIV−
    1ウィルスに対する抗体の検出に適した免疫酵素試験片
    キット: (a)その上に吸着したgp41を有する基質から成る
    免疫酵素試験片。 (b)該抗体に結合できるHRPO−SPA結合体を有
    する第1容器。 (c)HRPOに対するAEC指示薬を有する第2容
    器。
  76. 【請求項76】 gp41に対するHIV−1遺伝子を
    担持する組換えベクターpBV221(ATCC 75
    106)。
  77. 【請求項77】 gp41に対するHIV−1遺伝子を
    担持する組換えベクターpBV221で形質転換された
    E.coli細胞株。
  78. 【請求項78】 gp41に対するHIV−1遺伝子を
    担持する組換えベクターpBV221で形質転換された
    E.coli細胞株によるgp41蛋白質の生産。
JP2620092A 1991-01-15 1992-01-16 Hiv−1抗体の免疫酵素的検出法 Pending JPH05188057A (ja)

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