JPS62860A - 微生物診断用テスト方法 - Google Patents

微生物診断用テスト方法

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JPS62860A
JPS62860A JP6972686A JP6972686A JPS62860A JP S62860 A JPS62860 A JP S62860A JP 6972686 A JP6972686 A JP 6972686A JP 6972686 A JP6972686 A JP 6972686A JP S62860 A JPS62860 A JP S62860A
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JP
Japan
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cells
virus
infected
sample
antibodies
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JP6972686A
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エイブラハム・カーパス
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SENFUOURUDO HOLDINGS SA
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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は診断テストに関する。特に本発明は、血漿又は
血清の如き生物学的試料中で所与のウィルスに対する抗
体を検出することに基〈微生物、特にウィルス感染の診
断テスト及びこのようなテストに使用する製品に係る。
本発明は、例えばリッツQ節障害関連ウィルス(LAV
)のような、後天性免疫不全症候群(AIDS)の原因
となるウィルスについてのテストに特に利用できること
が判明しているが、成人型T−細胞白血病(ATLV/
HTLV)のテストにも使用しうる。LAVは(恐らく
誤りであるが)広<HTLV−ill  と指体されて
いる。
発明の背景 AIDS及びATLV/HTLVのようなウィルスを含
む微生物に対する抗体の血液試料中での存在を検出する
ためのテストは公知である。公知のテストでは、例えば
酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)を用いるような
免疫測定法の基準として少くとも部分的VC#IjIl
+シた不活性化ウィルス又は抗原を使用する。例えばオ
ルガノンーテクニカ(Organon −Teknik
a)間接ELISA〔rビロノスチカ(Vironos
tika ) J抗−HTLV−m)がある。
このような測定では、プラスチックのテストプレート中
のテストウェルを少くとも部分的に精製したウィルスで
コートしておき、テストする試料をそのウェルに加える
。LAV又はATLV/HTLVのようなその他の微生
物に対する抗体はいずれもウィルスに結合し、次に最初
の抗体に選択的に結合する第二のラベルした抗体を加え
ることにょシ結合した抗体の存在を測定する。抗体ラベ
ルは、例えば酵素ラベルの存在下で色を変化させる基質
を加えるといったような適尚な方法で検出する。
色の変化により試料中の抗体の存在を示す。
AIDSウィルスの伝染は限定された経路で起るので、
保菌者を効果的にスクリーニングして多数の人々へのウ
ィルスの広がシをチェックできるはずである。しかしな
がら、公知のテストは完全に信頼できるものではないこ
とが判明している。即ち、それらのテストでは受容でき
ない程高率で偽陽性及び偽陰性の結果を示す傾向にある
。不正確さの可能性のある理由の一つとして、ウィルス
の純度の悪さ、即ち試料中の抗体が結合する他の抗原で
汚染されていることが挙げられる。テストプレートのプ
ラスチック材料の非特異的な[固着性(5tickin
esa ) Jも、試薬との望ましくない結合を引き起
し得るものである。
ポポビック(Popovic)等は、サイエンス(Sc
ience)224(1984年5月24日)497〜
500に(及び米国特許第4520113号明細書実施
例3にも)、以下のテス)KよるAIDS患者のウィル
スの検出を記載している。この方法では細胞をHTLV
−■に感染させてスライP上にスポットし、ヒト血で再
度洗浄し、顕微鏡下で螢光を測定している。
対照としては非感染細胞を使用している。
カル、Qス(Karpas)は、AIDS感染及び非感
染の同性愛者の血清中の抗体の存在について、アセトン
で固定した細胞を用いて免疫螢光法でスクリーニングす
ることを既に開示している。(モル。
パイオール、メゾ、 (Mol 、 Bfol 1Me
d、) 1 (1983)457〜459)。カルパス
の開示の重要な結論は、血清はATLV(HTLV)K
対する抗体を持っておらず、AIDSの進行にはもう1
つのウィルスが関与している可能性があるということで
あった。
偽陽性反応の発生を最小限にするか又は避けると共に、
免疫螢光法よυ安価で便利なAIDSのテストが提供さ
れることが非常に望まれている。
発明の要約 本発明の1つの形態は、例えばAIbSウィルス又は成
人型T−細胞白血病に対する抗体の存在について流体試
料をテストする方法である。その方法は、関連するウィ
ルスのような微生物に感染している細胞又は細胞断片に
試料を接触させ、抗体部位での可視の色の変化によシ細
胞随伴抗原に結合した抗体の存在を測定することからな
る。
本発明のもう1つの形態は、2つの層からなるテストコ
ンポーネントであ夛、上層は開孔列を有してお〕そこを
通して下層の別々の部分を露出しているものであ)、下
層は少なくとも前記の別々の部分のいくつかに1微生物
に感染した固定細胞又は細胞断片を有している。
本発明は、問題とする微生物又はウィルスに感染し得る
細胞を使用する。ATLV/HTLVの場合にはヒ)T
−細胞セルラインを使用するのが好オしいが、他のヒト
又は動物(例えばサル)のセルラインも使用し得る。カ
ル/Qス(KArpas) 45又はカルノ9ス(Ka
rpas ) T−細胞として知られていると)T−細
胞セルラインは、AIDS抗体をテストするのに特に好
ましい。何故ならば、AIDSウィルスに感染したこの
ラインからの細胞は非常に大量のウィルス抗原を発現す
るからである。このセルラインの詳細K)いては、カル
/Qス(Karpas)等が白血病研究(Leukas
mia Re5earch) 1 (1977)に述べ
ている。しかしながら、AIDS又は他の微生物に感染
し得る他のセルラインも使用できた。
本発明を実施するときkは、所与のセルラインからの細
胞を、複製して感染細胞を産生ずる関連のウィルスに感
染させる。細IIK加える試料中のウィルスに対する抗
体はいずれもウィルス抗原に選択的に結合する。次に1
結合した抗体の存在を比色測定する。例えば、結合抗体
に対する適当にラベルした抗体又はブドウ球菌プロティ
ンAを加えることができ、これらは検出すべき結合抗体
に選択的に結合する。基質を加えると、肉眼で検出する
ことができ、ラベルが検出されるのは問題となる抗体が
存在することを示すものであシ、ラベルが検出されない
のは検出すべき抗体が存在しないことを示すものである
反応の特異性を制御するために、感染細胞と同様の方法
で、同じセルライン由来の非感染細胞を処理して対照標
準を作成しておくことが望ましい。
細胞中の任意の抗細胞抗体は同様の方法で感染及び非感
染細胞の両者と反応する。肉眼で観察した結果を確認す
るためにペンチ顕微鏡を適切に使用すると、このような
抗細胞性抗体の作用をモニターでき、考慮に入れること
ができる。
本発明は、細胞を例えば試料スライド形状のような適切
な七lア忙固定するか又はテストプレート上のテストフ
ェル内に位置させて実施するのが便利である。キャリア
は使用する試薬に影響を及ぼさないものであれば任意の
適切な材料からなるものでよい。所望の反応が色の変化
を伴なうものであるので、キャリア材料は透明又は白色
であるのが好ましい。ガラスは透明で、不活性で、安価
で容易に入手できるので、この目的のための特に好適な
材料の一つである。
本発明のテストコンポーネントではいわゆる力゛ラスプ
レートとマルチウェルプレートとを合せて使用し、その
機能を合せて利用している。細胞をスライドの1つの表
面上に不動態化し、複数の孔を有する上層を通して別々
の部分として露出する。
このスライドと上層が2#コンポーネントを形成切であ
シ、非常に薄くてよい。即ち、この機能は単にキャリア
層上に別々の分離した部分を規定することであ)、例え
ば透明スライドに対しては白のように対照的な外観を有
しているのが好ましい。
本発明に使用する試験用コンポーネントは例えば3×5
又は8×12列の別々の空間を有するテスト領域の配列
を有している。このような実施態様では、このような部
分の全部、あるいは例えば1つ以上の選択した横又は縦
の列のみのようK 一部に感染細胞を置いて前記の対照
の目的のために残った部分に非感染細胞を置くと便利で
ある。全部分(例えば8×12の)に感染細胞を有する
比較的大きなプレートは基本的なスクリーニングに使用
Liる。陽性反応についてのチェックが必要な場合には
、感染細胞及び非感染細胞の列(例えば3×5の)を有
する比較的小さいプレートを用いて行うことができる。
本当の比較のためKは、感染細胞と非感染細胞はもちろ
ん同じセルライン由来であるべきである。
使用するためのキャリアを製造するときに(適尚な感染
又は非感染)細胞を、例えばガラスキャリア上に置く。
細胞を空気乾燥させ、次に感染細胞中のウィルスを殺し
、ウィルス抗原を破壊することなく細胞を抗体に対し透
過性にするという2つの機能を持つ適切な固定剤を用い
て固定する。
アセトンは1つの好適な固定剤であるが、他の試薬も使
用し得る。
本発明を実施するときには、例えば血液(血清又は血漿
)又はその他の体液のようなテストすべき試料流体を少
量、固定した細胞に加える。次に、適切な温度(θ〜5
0C)で、適切な時間の間、試料をインキュイードする
。インキュイード時間は温度に依存する。例えば、37
Cでは約1時間のインキュベートで充分であったが、O
Cでは5時間以上のインキュベート時間が必要であると
考えられる。インキュベートの後に、例えばスライドの
ような試料のキャリアを生理的食塩水のような適切な溶
液中で洗浄して、ウィルス抗原と化学的に結合している
抗体のみを残して全ての非結合抗体を除去する。
次に、適切な比色免疫測定法によシ結合した抗体の存在
を検出する。例えば、結合した抗体に対する、適切にラ
ベルした抗ヒト抗体を添加してもよい。又、適切にラベ
ルしたブドウ球菌プロ747人も使用し得る。このよう
な試薬はヒトIgG抗体に結合するので、はとんどの場
合に満足な結果が得られる。最も一般的に使用されてい
るマーカーラベルはホースラデイシュのペルオキシダー
ゼであるが、アルカリ性ホスファターゼ又はコロイド状
の金も使用し得る。
インキュベートの後に、全ての非結合マーカー物質を洗
浄して除去し、次に必要に応じて、結合したマーカーラ
ベルを可視化するだめの適切なステップを行う。例えば
、マーカーがホースラデイシュペルオキシダーゼの場合
には、ラベルの存在下に赤/茶色を「発色」するために
アミンエチルカルバゾールのような適切な試薬を使用す
る。発色した色の強度は試験すべき試料からの結合抗体
の量を示している。
可視の色の変化として発色されるので、結果は必要であ
る。更に、必要であれば、対照の標準と麿る、非感染細
胞を同様に処理して得た結果とラベルの発色した色とを
比較できる。
本発明のキットはテストコンポーネントからなと便利で
あり、適当であればラベルを発色するための試薬をも含
むものである。
本発明はウィルスに対する抗体のテス)K特に適応性を
有し、良好な、信頼度の高い正確な結果が得られること
が判明した。本発明は、測定が迅速であることと、従来
よりもはつきシと陽性及び陰性の結果を肉眼で判定し得
ることを両立したことに特に価値があり、これは感染細
胞を使用すると偽陽性又は偽陰性の判定を減少あるいは
防止するということの発見によるものである。従来の酵
素結合免疫吸着測定では、流体中で色の変化を検出する
が、本発明を使用すると、抗体の部位で沈殿が形成され
る。実際、テストコンポーネントは乾燥させ、測定まで
保存することができる。これらの特徴は技術的にそして
商業的に非常に重要である。
例示の丸めに、AID8ウィルスの抗体をテストするた
めの本発明の好適実施態様について記載する。
カルノQxT細胞セルライン由来の細胞をAID8ウィ
ルスに感染させる。得られた感染細胞を、3×5の配列
のウェルを有するガラススライド中の選択したテストウ
ェルに固定する。例えば、感染細胞を配列の選択した横
の2列にのみ位置させる。
スライPの残ったウェル、例えば配列の残った横の1列
に、同じセルライン由来の非感染細胞を固定する。
スライドを空気乾燥させた後、アセトンを加えて細胞を
固定する。アセトンはウィルス抗原を破壊することなく
ウィルスを殺し、細胞を抗体に対し透過性にするように
作用する。
血漿又は血清のような、テストすべき体液の少量の試料
をテストウェルのそれぞれに加え、適切な温度で適当な
時間、例えば37Cで1時間又は4Cで12時間以上イ
ンキュベートする。次に、スライドを生理的食塩水で洗
って非結合抗体を全て除去する。
次に、ホースラディツシュペルオキシダーゼでラベルし
たヒト免疫グロブリンに対する抗ヒト抗体又はプドク球
菌プロティンAをウェルに加え、インキュベートする。
非結合抗体を全て洗浄して除去し、次に、アミノエチに
力kAゾールのような基質を加えることにより結合抗体
を「発色」させる。アミノエチルカルバゾールはペルオ
キシダーゼラベルの存在下に赤/茶色を発色する。他の
基質もまた使用することができる。発色した色の強度は
、問題とする試料からの結合AIDS抗体の量を示す。
発色しないときには、通常は問題の材料が問題の抗原に
対する抗体を持九ないことを意味している。従って、陰
性の血清は肉眼で識別できる。
感染細胞の部分で色が発色されるのと反対に1非感染細
胞の部分の反応は対照の標準を提供し、これを感染部分
からの結果と比較することができる。この結果は肉眼で
観察すること本できるし、よシ正確な情報が必要なとき
Kは顕微鏡下で観察するとともできる。
以下の特異的な実施例によ)本発明を説明する。
次の略号を用いる: PB8   リン酸塩緩衝塩溶液 HRP   ホースラディツシュ−ekオキシダーゼI
P   イムノペルオキシダーゼ IP  免疫螢光 CRIA  競合ラジオイムノアッセイC−LAY L
AVのケンブリッジ単離体(Cambridgeiso
late ) 実施例 マルチウェルスライドの各ウェル内に約106個の細胞
を入れ、空気乾燥させ、室温においてアセトン中で10
分間固定した。スライPはウェルの3つの横の列を有す
るものであった。食塩水又はPBS中で10分の1に希
釈したテスト用の血清又は血漿サンプルの1滴を、ウィ
ルス感染した細胞を含有するウェルの2列と、非感染細
胞を含有するウェルの1列とに加えた。この調製物を湿
潤チャンバー内で37Cで少なくとも60分間インキユ
ベートシ、食塩水又はPBSで10分間洗浄した。次に
HRPを付加したヒト免疫グロブリンに対する抗体の懸
濁液を加えた。
平行して同じスライドのセットを、フルオレセインを付
加した同様のヤギ抗体で処理した。従って、各血清/血
漿試料は2つの方法で、2種類についてテストした。各
々は対照も含んでいた。
湿潤チャンバー内でのインキュベートを行ない、食塩水
又はPBS中で10分間洗浄した。フルオレセイン染色
した調製物は螢光顕微鏡で調べ、HRP処理した細胞は
アミンエチルカルバゾール又は同等の基質で染色した。
IP反応の結果は肉眼ではつきシと識別でき、従来の低
倍率の顕微鏡による検査で確認できた。
IPとIFの結果は同じであった。IPの方が安いので
その方が好ましい。
比較のための血清学的スクリーニングの結果は下記の表
に示す。アデンプルツクス病院(Adden−broo
kgs Ho5pi tal )、ケンブリッジ(Ca
mbridge )及びウエストミンスター病院(We
stminster Ho5pi tal )、ロンド
ン(London )の両者からの190の血清を各各
個々に上記のIPテストと、ロンドンのノQブリックヘ
ルスラボラトリ−サービス(Publ 1oHeal 
thLaboratory 5ervice ) Ic
おけるCRIAとKよシテストした。CRIAはモルチ
マー(Mor t imar )吟によシ、ブリティッ
シュメト、ジエー、 (BritishMed、 J 
、 ) 釘曵(1985) 1176〜79に記載され
ている。後者では不明確な判定が高率(12/190 
)で発生したが、IPテストでは明確ではつき)とした
結果が得られた。
CRIA 十  −士 IPテスト+ 47  3 7 他のヒトT−細胞セルライン中の他のウィルス単離物と
は異なシ、C−LAV〔カル、pQx (Karpas
)、ツル、パイオール、メト、 (Mol、 Biol
 、 Med、) 1(1983) 457とランセッ
ト(Lancet) 2 (1985)695参照〕は
カルパスニー細胞の完全な細胞溶解を起す。しかしなが
ら、関連するT−細胞セルラインがインビトロ(in 
vitro)で非常に良く増殖し、実際には限定されな
い量を与えるので、ウィルス感染した細胞を持続的に供
給することができ、とが可能になる。
1つの実験では、0.1−の血清試料を10’個の感染
性C−LAV粒子と1時間インキュベートして得た血清
/ウィルス混合物をカルノ9スT−細胞に感染させた。
9つの血清をテストした。AIDfS患者からの2つの
血清はウィルスの溶解作用を阻止しなかったが、健康な
抗体陽性の同性患者からの7つの血清のうち5つは10
日間に亘り溶解作用を阻止した。
細胞中に蓄積するウィルス抗原が高濃度であると、IP
染色の結果を肉眼で識別できるようにな抗体と抗細胞性
抗体を識別するこの能力は、普通いくつかの抗細胞性抗
体を持っている同性患者や輸血を受けた人の場合に非常
に重要である。
肉眼で陽性反応を検出し、顕微鏡で確認することにより
、放射活性又はELISAカウンターに伴う誤った読み
を排除することができる。特別な専門的技術も、複雑な
装置も必要ではなく、冷蔵庫テスト1く〆同じスライド
を使用することもできる。
スライドをアセトンで固定することによりウィルスを殺
すので、スライドは取り扱いにおいても全く安全である
。3ケ月に亘、9+4Cで保存したスライドは充分に使
用することができた。
本発明の方法は信頼性が高く安全なテストであり、容易
に実施できる。本発明の方法は、抗−LAV抗体に対す
る血液の大規模なスクリーニング用の簡単で安価な方法
を提供し、2時間以内に正確々結果を与えることができ
る。更に1陽性の血清について上記の簡単な手順により
、ウィルスの中和抗体も識別することができ、従って、
中和抗体が高い力価である血清をAIDf9患者に行な
う免疫療法試験用に選択することができる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微生物に対する抗体の存在についての流体試料の
    テスト方法であつて、微生物で感染した固定細胞又は固
    定細胞断片に試料を接触させ、細胞随伴抗原に結合した
    抗体の存在を測定することからなり、該測定は抗体部位
    の可視の色の変化により行う前記方法。
  2. (2)測定の間の対照として、感染細胞と同じセルライ
    ン由来の非感染細胞又は細胞断片とも試料を接触させる
    特許請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)微生物がウィルスである特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の方法。
  4. (4)ウィルスがAIDSウィルス又は成人型T−細胞
    白血病ウィルスである特許請求の範囲第3項に記載の方
    法。
  5. (5)上層と下層からなり、上層が開孔の列を有し、そ
    れを通して下層の別々の部分が露出しており、下層の前
    記別々の部分の少なくともいくつかに微生物に感染した
    細胞又は細胞断片が固定されているテストコンポーネン
    ト。
  6. (6)下層がガラスである特許請求の範囲第5項に記載
    のテストコンポーネント。
  7. (7)微生物が特許請求の範囲第3項又は第4項に規定
    したものである特許請求の範囲第5項に記載のテストコ
    ンポーネント。
  8. (8)特許請求の範囲第5項から第7項のいずれかに記
    載のテストコンポーネントと試料を接触させる特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の方法。
  9. (9)特許請求の範囲第5項から第7項のいずれかに記
    載のテストコンポーネントと、抗体と結合し得、肉眼で
    識別し得るラベルした物質とからなるテスト用キット。
  10. (10)更にラベルを発色するための試薬を含む特許請
    求の範囲第9項に記載のテスト用キット。
JP6972686A 1985-03-29 1986-03-27 微生物診断用テスト方法 Pending JPS62860A (ja)

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GB858508274A GB8508274D0 (en) 1985-03-29 1985-03-29 Diagnostic testing
GB8508274 1985-03-29
GB8521684 1985-08-30

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JPS62860A true JPS62860A (ja) 1987-01-06

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GB (1) GB8508274D0 (ja)
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01246366A (ja) * 1988-03-28 1989-10-02 Koujiyundo Kagaku Kenkyusho:Kk 酸化膜の製造方法とその装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
MOL.BIOL.MED.,1=1983 *

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JPH01246366A (ja) * 1988-03-28 1989-10-02 Koujiyundo Kagaku Kenkyusho:Kk 酸化膜の製造方法とその装置

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ZA862338B (en) 1987-05-27
GB8508274D0 (en) 1985-05-09

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