JPH0820451B2 - Hiv感染の検出用キット - Google Patents

Hiv感染の検出用キット

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JPH0820451B2
JPH0820451B2 JP23444687A JP23444687A JPH0820451B2 JP H0820451 B2 JPH0820451 B2 JP H0820451B2 JP 23444687 A JP23444687 A JP 23444687A JP 23444687 A JP23444687 A JP 23444687A JP H0820451 B2 JPH0820451 B2 JP H0820451B2
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正一 足立
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株式会社日本抗体研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、AIDS(後天性免疫不全症候群)及びARC
(エイズ関連症候群)の原因であるHIV(ヒト免疫不全
ウイルス)感染を検出する為のキツトに関する。
〔従来の技術〕
ヒト後天性免疫不全症候群(acquired immunodeficie
ncy syndrome:AIDS:エイズ)の発端は、1981年にアメリ
カで5名の同性愛男性がニユーモシスチス・カリニ肺炎
を発症し、そのうち2名が死亡したという報告にはじま
る。その後、1983年に、パスツール研究所のバール・シ
ナウシ(F.Barre Sinoussi)らはエイズ患者からT−リ
ンパ球指向性レトロウイルスの単離に成功した。そのレ
トロウイルスは、ヒトのT−細胞白血病ウイルス(HTL
V)の一種と考えられていたが、そのウイルスは公知のH
TLV−I、又はHTLV−IIとは異なるものであつた(F.Bar
re Sinoussi,et al.:Seience,220,868〜871,1983)。
エイズの原因ウイルスは、それぞれの発見者がHTLV−
III(human T−lymphotropic virus type III),LAV(l
ymphadenopathy−associated virus),ARV(AIDS−asso
ciated retro virus)等の名称を与えたため、混乱を生
じたが、1986年国際委員会でHIV(human immunodeficie
ncy virus,Nature,321,10,1986)という名称で統一する
ことに決定された。
上述のHIVの感染によつて引き起こされるエイズは生
体の免疫系に著しい障害をきたし、その結果、種々の日
和見感染や悪性腫瘍が発症する極めて予後不良の疾患で
あり、かつ死亡率が非常に高い疾患である。
すなわち、HIVは抗原刺激などで活性化されたT4(ヘ
ルパー/インデユーサー)リンパ球に主として感染し、
またマクロフアージにも感染する。HIVのこれらの免疫
系細胞に対する感染は長時間持続し、この間に細胞の機
能障害、細胞破壊の反応が長期間反復し、T4(ヘルパー
/インデユーサー)リンパ球の著しい減少から細胞性免
疫不全に進展する。その結果、原虫、真菌、ウイルス、
細菌(特に抗酸菌)などの二次感染による日和見感染お
よび二次的腫瘍(カポシ肉腫、悪性リンパ腫、Bリンパ
腫など)を発症する。そして、これらの症例が総称して
エイズと定義されている。
HIV初感染者がエイズを発症するまでには1年以上の
臨床的潜伏期があり、その間の病態の推移として、HIV
急性感染期、無症状HIV保有(キヤリア)期、エイズ発
症と区分されている。したがつて、エイズはHIV感染患
者の末期の病態に位置づけされる。
HIVの初感染後、早くて1.5カ月、通常2〜3カ月経過
して血清中に抗HIV抗体が検出される。すなわち、陽転
はおよそHIV感染後2〜3カ月くらいの間に生じる。そ
して、抗HIV抗体が血清中に存在していてもHIV感染は持
続し、抗体保有者のエイズ関連症候群(ARC)、エイズ
(AIDS)患者のリンパ球からHIVが分離されている(分
離率60〜80%)ので、抗HIV抗体保有者は無症状、有症
者ともにHIV保有者と考えられている。したがつて、早
期にHIV感染の有無を判別する方法の開発が求められて
いた。
また一方、最近、生命を維持するために輸血の必要性
のある血友病患者、及び外科の患者が輸血によりエイズ
に感染する危険性が増えてきている。現在、一般的な抗
HIV抗体の検査方法としては、ELISA法で陽性反応を示し
た検体を反復検査し、2回繰り返し陽性反応を示すと、
さらに確認試験を行う。確認試験には、HIV感染細胞を
抗原にした間接螢光抗体法(IFA)、ウエスタン・ブロ
ツト(Western blot;WB)法で行われている。
しかし、ELISA法では、ELISAキツトのHIV抗原成分に
混入している細胞成分と血清との非特異反応により、し
ばしば偽陽性反応がでるという欠点があつた。また、WB
法では、被検血清を希釈して用いるため、抗HIV抗体価
が低い血清では 偽陰性反応を示すという問題があつた。さらに、IFA法
は血清原液から段階希釈して検査することができるの
で、IFAによる抗HIV抗体価も得られるが、HIVの構成蛋
白、コア蛋白の個々のポリペプチドに対する抗体の識
別、定量には適しない、などの欠点を有していた。
このように従来の抗HIV抗体の検出によるHIV感染の検
出方法は極めて繁雑であり、しかもその結果は充分信頼
し得るものではなく、斯界の要望に添うものではなかつ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
斯かる現状において、ことにHIV感染から発病までの
期間が非常に長いことから、より早期にかつ確実に被検
者のHIV感染を検出する為の手段が望まれていた。ま
た、血友病患者、及び外科の患者のような輸血や血液製
剤の投与を必要とする患者のHIV感染を防止するために
は、高感度で簡便な、信頼性のあるそれら被検体のHIV
感染の検出法の早急な開発が望まれていた。
本発明は、斯かる技術的課題をよく解決するものであ
り、上記所望の技術を達成するための新規なHIV感染の
検出方法を提供するものである。
〔問題を解決するための手段〕
本発明者は、健常人のリンパ球が、バイナリイI(Bi
nary I)として知られる糖鎖構造を高頻度に表現してい
るのに対して、HIVに感染したリンパ球では、かかる糖
鎖構造の表現が顕著に低下していることを見い出した。
すなわち、バイナリイIを特異的に認識する抗体が結
合するリンパ球(以下「バイナリイI陽性リンパ球」と
略記する)は、HIV感染により著しく減少し、かつその
減少は病態の推移(悪化)に応じており、その測定によ
ればHIV感染を的確に検出することができ、ひいては被
験者におけるHIV感染の診断ならびに病態把握を可能と
することを見い出した。
本発明はこれらの知見に基き完成されたもので、糖鎖
構造、バイナリイIを特異的に認識する抗体を含有する
HIV感染の検出用キツトを提供するものである。
バイナリイI即ち、下記式(I)で表わされる糖鎖構
造及びこれを特異的に認識する抗体はすでに知られては
いるが〔Fenderson BA,et.al.,Molec.Immunol.,23,747
−754(1986)〕、HIV感染との関連につき何らの知見も
報告されていない。
式(I): 本発明のキツトは上記特定の抗体を必須成分として含
有する限りにおいて他に限定はなく、例えばこの種分野
に慣用の保存剤及び安定化剤等の任意成分及び後記詳述
するHIV感染の検出に際してその使用が想定される、例
えば測定用ないしは希釈用の緩衝液及び測定用の器具類
等の任意成分はこれを所望により含有させることができ
る。
本発明において、有効成分として含有する上記抗体
(以下「バイナリイI抗体」と略記する)としては、例
えば、前記フエンダーソン(Fenderson BA)等の文献に
記載の抗体(以下「抗体C−6」と略記する)を例示で
きるが、これのみに限られず、バイナリイIを認識する
抗体であればいずれも使用できる。
従つてバイナリイI抗体としては、例えばバイナリイ
Iを有する抗原で免疫された動物より常法に従つて得た
抗血清または、該動物の抗体産生細胞から、例えば細胞
融合の手段によつてハイブリドーマを得、これから製造
したモノクローナル抗体を利用することもできる。
有効成分としてのバイナリイI抗体は粗製抗体液、即
ち例えば抗体C−6産生ハイブリドーマ培養上清液、あ
るいはそのマウス腹腔液のまま使用することもできる
し、さらには硫酸アンモニウム分画やイオン交換クロマ
トグラフイ、あるいはプロテインAや抗原カラムなどに
よるアフイニテイクロマトグラフイにより精製して使用
することも可能である。
本発明のキツトを用いるHIV感染の検出は、有効成分
であるバイナリイI抗体を用いた通常の免疫反応法に従
つて、検体中のバイナリイI陽性リンパ球を測定するこ
とにより行われる。
検体としては、被検者の体液もしくは輸血用血液等の
被検体から、常法例えば、比重、貧食作用、表面マーカ
ー等に基づく分離法等に従い分離したリンパ球を用いる
ことができ、かかる検体中のバイナリイI陽性リンパ球
の正常レベルからの減少はHIV感染を鋭敏に反映してい
る。上記検体としては、リンパ球を含む限りにおいても
ちろん限定はないが、末梢血リンパ球の使用が簡便かつ
好適であり、また上記バイナリイI陽性リンパ球レベル
は検体リンパ球当りの比率として好ましく表示すること
ができる。
測定は、通常のラジオイムノアツセイ法(RIA)、酵
素免疫測定法(EIA)、螢光抗体法(FAT)及び凝集法等
によりいずれも良好に実施し得、これら方法の操作、手
順等も通常の方法にかわるところはない。
更に本発明キツトの利用によれば、血清や血漿等の各
種検体中に存在するHIV自体の検出も良好に行い得る。
即ち、HIV非感染の対照リンパ球を上記被検体に晒し、
被検体に存在するHIVを感染せしめた後上記と同様にし
て、バイナリイI陽性リンパ球を測定することにより、
被検体中に存在するHIVを検出することができる。
本発明に係わるHIV感染の検出用キツトには、(1)
螢光標識をつけたバイナリイI抗体からなる直接螢光抗
体法用のキツト、(2)バイナリイI抗体及び該抗体と
結合し得る螢光標識を担持する二次抗体からなる間隔螢
光抗体法用のキツト、(3)酵素標識をつけたバイナリ
イI抗体からなる直接酵素抗体法用のキツト、および
(4)バイナリイI抗体及び該抗体と結合し得る酵素標
識を担持する二次抗体からなる間接酵素抗体法用のキツ
ト等が包含される。
尚、抗体に酵素標識をつける方法は常法、例えば蛋白
質・核酸・酵素、20(11),1007〜1013,(1975)に記載
の方法に準じて行なえばよい。又抗体に螢光標識をつけ
る場合も常法、例えば基礎生化学実験法6(生化学的測
定)、167頁に記載の方法に準じて行なえばよい。ここ
で使用される二次抵抗は採用した一次抗体と結合力を持
つ抗体であればなんでもよい。例えば、一次抗体の動物
種の抗体に対するウサギ、ヤギ、マウスなど異種動物の
抗抗体であることもできるし、又それらは各アイソタイ
プに特異的な抗体であることもでき、それら抗体は市販
品として入手することも可能である。また、酵素標識あ
るいは螢光標識のついた二次抗体は上記方法で作成して
もよいし、市販のものを購入してもよい。酵素基質液も
また本発明キツトの必須成分ではありえないが抗体に担
持された酵素の種類によつて適宜選択しキツト中に含有
することもできる。酵素がホースラデイシユペルオキシ
ダーゼであれば、3′,3′−ジアミノベンジヂン溶液、
9−アミノ−9−エチルカルバミゾール溶液など、アル
カリフオスフアターゼであれば5−ブロモ−4−クロロ
−3−インドリルフオスフエートp−トルイジン塩溶液
などである。
発色剤も酵素によつて適宜選択され酵素がホースラデ
イシユペルオキシダーゼであれば、5−アミノサリシリ
ツクアシツド、o−フエニレンジアミンなど、アルカリ
フオスフアターゼであればp−ニトロフエニルフオスフ
エートなどである。
〔発明の効果〕
本発明のHIV感染の検出用キツトを用いれば、被検者
等におけるHIV感染を容易かつ的確に検出することがで
きる。したがつて、臨床の分野において被検者における
HIVの感染の早期ならびに確実な診断、特にキヤリアー
から発症への転換等の病態把握や輸血用血液等のHIV感
染の有無の判定に極めて有利に利用することができる。
〔実施例〕
次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明する。
実施例1 健常者及び米国防疫センター(CDC)によるHIV感染症
分類基準〔Classification System for Human T−Lymph
otropic Virus Type III/Lymphadenopathy−Associated
Virus Infection,in Mobility Mortellty Weekly Repo
rt,May 23,1986〕のグループII,III又はIVに分類される
患者から常法に従い末梢血リンパ球をそれぞれ調製し検
体とした。即ち、末梢血リンパ球はヘパリン採血した血
液10mlに2mlのミリカ懸濁液〔KAC−2:(株)日本抗体研
究所〕を加え、37℃で1時間時々攪拌しながら放置後、
比重遠心法〔フイコール−ハイパーク:フアルマシア
社〕に従つて単核細胞分画として得た。各検体に含まれ
るバイナリイI陽性リンパ球は抗体C−6を用いたサイ
トフルオロメトリツク分析により測定した。即ち、検体
(各5×105リンパ球)に一次抗体としての抗体C−6
の100μlを混合し、4℃で60分間反応させた後、RPMI
−1640培地で2回洗浄して未反応の抗体を除去した。次
いで、FITC結合−抗マウス−IgMヤギF(ab)2フラグメン
ト(Tago,Inc.,)の35倍希釈液の100μlを加えて、4
℃で30分間反応後、細胞をRPMI培地で2回洗浄し、15%
のフオルマリン−PBSで固定した。精製したマウスIgM
(Coulter Corporation)を対照群の第一抗体として用
いた。
バイナリイI陽性リンパ球(抗体C−6が結合したリ
ンパ球)は、FITC螢光に基づき、フローサイトメトリー
システムEPICS C〔Coulter Corp.〕により分画測定し、
検体当りの含量比率(%)として求めた。結果を下記第
1表に示す。
第1表より、HIVに感染しているが無症状であるグル
ープII群においても、バイナリイI陽性リンパ球が著し
く減少しており、更にその減少はグループIII及びIVと
病状の進行に応じて推移しており、その測定は、HIV感
染の検出に極めて有用であることが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】糖鎖構造、バイナリイ1を特異的に認識す
    る抗体を含有するHIV感染の検出用キツト。
JP23444687A 1987-09-18 1987-09-18 Hiv感染の検出用キット Expired - Lifetime JPH0820451B2 (ja)

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