JPH05187708A - 空気調和機の風向偏向装置 - Google Patents

空気調和機の風向偏向装置

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Publication number
JPH05187708A
JPH05187708A JP4002629A JP262992A JPH05187708A JP H05187708 A JPH05187708 A JP H05187708A JP 4002629 A JP4002629 A JP 4002629A JP 262992 A JP262992 A JP 262992A JP H05187708 A JPH05187708 A JP H05187708A
Authority
JP
Japan
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direction deflecting
air
deflecting blade
wind direction
rotating shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP4002629A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kusashio
章 草塩
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4002629A priority Critical patent/JPH05187708A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風向偏向羽根の回転軸や軸受部に変形や傷が
発生したり異音が発生するすることがなく、しかも、風
向偏向羽根の取付を容易とする。 【構成】 空気調和機の送風路を熱交換器、エアーガイ
ダー、送風用ファン、送風用ファンを駆動するファンモ
ーターおよび、吹出口によって形成し、前記吹出口11を
風向偏向羽根12、風向偏向羽根12を駆動する風向偏向羽
根駆動用モーター13、エアガイダーに設けられ風向偏向
羽根12の回転軸16を支持する軸受部17によって構成し、
この軸受部17を風向偏向羽根12の回転軸16よりも摺動性
が高い材料で形成するとともに、風向偏向羽根12の回転
軸16の上下左右の偏心および傾きに対し順応する弾性部
21を設ける構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吹出風を風向偏向装置に
よって風向を偏向し、これによって空気調和して部屋の
快適性を向上させる空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の空気調和機の風向偏向装
置を分解した斜視図である。この従来の空気調和機の風
向偏向装置は、吹出口1に風向偏向羽根2を有し、この
風向偏向羽根2の両端には風向偏向羽根2と同材料で一
体に形成した回転軸3,4が設けられている。前記の風
向偏向羽根2の一端側の回転軸3を吹出口1の一側部に
取り付けた風向偏向羽根駆動用モーター5に固定、また
は支持し、他端側の回転軸4を吹出口1の他側部に一体
に設けた軸受部(図示せず)か、または、吹出口1の材
料よりも摺動性の高い材料で、取付孔6に動かないよう
に固定された吹出口1とは別体の軸受部7によって支持
する構造としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成によって成る風向偏向装置では風向偏向羽根駆動モ
ーター5が回転して風向偏向をする際に風向偏向羽根2
の回転軸4と吹出口1に設けた軸受部7のセンターがず
れている場合に風向偏向羽根2と回転軸4が風向偏向羽
根2と同材料で一体に形成されているため、回転軸4が
変形せず、しかも、回転軸4を吹出口1と一体の軸受部
(図示せず)か、別体の軸受部7に嵌合用の若干のすき
間しかない状態で動かないように軸支しているため、セ
ンターずれがある状態で回転偏向動作を行なう。
【0004】このため回転軸3,4と軸受部7に大きな
力がかかり回転軸3,4や軸受部7に変形や傷が発生し
たり異音が発生する問題があった。従来これに対して、
グリスを塗って摺動性を向上させていたが、グリスでは
乾燥するため効果が長持ちしないという問題点があっ
た。
【0005】また、風向偏向羽根2と回転軸3,4が一
体に形成されているため、回転軸3,4を風向偏向羽根
2の全長より狭い吹出口1の開口にはめ込むときに非常
に困難であった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、回転軸や軸受部に変形や傷が発生したり
異音が発生するすることがなく、しかも、風向偏向羽根
の取付が容易な空気調和機の風向偏向装置を提供するこ
とを目的にしてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、空気調和機の送風路を熱交換器、エアーガ
イダー、送風用ファン、送風用ファンを駆動するファン
モーターおよび、吹出口によって形成し、前記吹出口を
風向偏向羽根、風向偏向羽根を駆動する風向偏向羽根駆
動用モーター、エアガイダーに設けられ風向偏向羽根の
回転軸を支持する軸受部によって構成し、この軸受部を
風向偏向羽根の回転軸よりも摺動性が高い材料で形成す
るとともに、風向偏向羽根の回転軸の上下左右の偏心お
よび傾きに対し順応する弾性部を設ける構成としてい
る。
【0008】また、上記課題を解決するために本発明
は、空気調和機の送風路を熱交換器、エアガイダー、送
風用ファン、送風用ファンを駆動するファンモーターお
よび、吹出口によって形成し、前記吹出口を回転軸を有
した風向偏向羽根、風向偏向羽根を駆動するモーター、
風向偏向羽根の回転軸を支持する軸受部によって構成
し、軸受部に軸支する側の風向偏向羽根の回転軸を回転
軸部と固定軸部とから構成し、回転軸部と固定軸部とを
弾性体によって連結し、回転軸部を軸受部に軸支してい
る。
【0009】
【作用】本発明では上記のように軸受部に弾性部を設け
ることによって風向偏向羽根の回転軸のセンターと軸受
部側のセンターがずれてもこの弾性部が変形することに
より回転軸と軸受部が調芯され前記の回転軸や軸受部に
対して変形や傷が発生しにくくなり、かつ異音が発生し
にくい。
【0010】また、本発明では風向偏向羽根の回転軸を
固定軸部と回転軸部とから構成し、固定軸部と回転軸部
を弾性体によって連結したため風向偏向羽根のモーター
側のセンターと軸受部側のセンターがずれてもこの回転
軸の弾性体が変形することによって回転軸と軸受部が調
芯され回転軸と軸受部に対して変形や傷が発生しにく
く、異音が発生しにくい。
【0011】さらに風向偏向羽根を風向偏向羽根よりも
狭い吹出口にはめ込み固定する際にも回転軸の弾性部が
変形し嵌め込みが容易となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、第1実施例による空気調和機の風向偏
向装置の吹出口の分解斜視図である。
【0013】図1において、11はエアーガイダーによっ
て成る吹出口で、樹脂によって形成している。この吹出
口11の前面開口に吹出口11を通ってきた風を上下に偏向
する風向偏向羽根12が取り付けられている。
【0014】風向偏向羽根12の一端には風向偏向羽根駆
動用モーター13と連結する回転軸14が設けられ、かつこ
の回転軸14には風向偏向羽根駆動用モータ13の駆動軸を
差し込むD形の穴が形成されている。吹出口11の一側部
に設けられた駆動軸貫通穴15を介して風向偏向羽根12の
回転軸14と駆動用モータ13とが連結している。また、風
向偏向羽根12の他端には風向偏向羽根12を吹出口11に支
持する回転軸16が設けられている。
【0015】17は軸受部であり、図2はその断面を示し
ている。軸受部17は、風向偏向羽根12の他端側の回転軸
16を軸支するものであり、吹出口11の他側部に設けられ
た軸受部固定穴18に軸受部17の固定部19を嵌め込んで取
付ける。
【0016】この軸受部17は風向偏向羽根12の回転軸16
よりも摺動性の高い材料で形成されており、かつ風向偏
向羽根12の回転軸16を支持する支軸20と固定部19の間に
は肉厚が薄く、ジャバラ状になった弾性部21が一体に形
成してある。
【0017】上記構成によって風向偏向羽根12の回転軸
14と回転軸16がセンターずれをおこしても軸受部17が摺
動性の高い材料で形成され、さらに、軸受部17の弾性部
21がセンターずれに対して力のかかった方向に変形して
調芯する方向に動くため回転軸16、軸受部17に変形、傷
が発生しにくく異音も発生しにくくなる。
【0018】次に図3により本発明の第2の実施例につ
いて説明する。ここで第1の実施例と同一のものについ
ては同一の符号を付して説明を省略する。図3におい
て、16は風向偏向羽根12を支持する回転軸である。この
回転軸16は回転軸部16aとこの回転軸部16aと連結する
弾性体16bと固定軸部16c によって構成されており、回
転軸部16aは弾性体16bにねじ込み固定され、さらに弾
性体16bに固定軸部16cがねじ込み固定されている。17
は軸受部であり固定突部22によって吹出口11に固定され
ている。
【0019】上記構成によって風向偏向羽根12の回転軸
14と回転軸16がセンターずれをおこしても回転軸16の弾
性体16bが変形することによって回転軸16が調芯され回
転軸16や軸受部17に変形や傷付が発生しにくくなり異音
も発生しにくい。
【0020】さらに、風向偏向羽根12を風向偏向羽根12
の全長よりも狭い吹出口11にはめ込み固定する際にも回
転軸16の弾性体16bが変形してはめ込みが容易となる。
【0021】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように本発明
は、軸受部に弾性部を設けることによって風向偏向羽根
の駆動モーター側のセンターと軸受部側のセンターがず
れてもこの弾性部が変形することによって回転軸が調芯
され前記の軸受部や回転軸に変形や傷が発生せず、異音
も発生しにくくなる。
【0022】さらに、風向偏向羽根の回転軸に弾性体を
設けることによって風向偏向羽根の駆動モーター側のセ
ンターと軸受部側のセンターがずれても回転軸の弾性体
が変形することによって回転軸と軸受部が調芯され軸や
軸受部に変形や傷が発生しにくくなり異音を発生しにく
い。
【0023】さらに風向偏向羽根を風向偏向羽根の全長
よりも狭い吹出口に嵌め込み固定する際にも回転軸の弾
性部が変形してはめ込みが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す空気調和機の吹出
口の分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の軸受部の断面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例を示す空気調和機の吹出
口の分解斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例の回転軸の分解斜視図で
ある。
【図5】従来の空気調和機の吹出口を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
11 吹出口 12 風向偏向羽根 13 風向偏向羽根駆動用モーター 14 回転軸 16 回転軸 16a 回転軸部 16b 弾性体 16c 固定軸部 17 軸受部 21 弾性部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の送風路を熱交換器、エアー
    ガイダー、送風用ファン、送風用ファンを駆動するファ
    ンモーターおよび、吹出口によって形成し、前記吹出口
    を風向偏向羽根、風向偏向羽根を駆動する風向偏向羽根
    駆動用モーター、エアガイダーに設けられ風向偏向羽根
    の回転軸を支持する軸受部によって構成し、この軸受部
    を風向偏向羽根の回転軸よりも摺動性が高い材料で形成
    するとともに、風向偏向羽根の回転軸の上下左右の偏心
    および傾きに対し順応する弾性部を設ける構成とした空
    気調和機の風向偏向装置。
  2. 【請求項2】 空気調和機の送風路を熱交換器、エアガ
    イダー、送風用ファン、送風用ファンを駆動するファン
    モーターおよび、吹出口によって形成し、前記吹出口を
    回転軸を有した風向偏向羽根、風向偏向羽根を駆動する
    モーター、風向偏向羽根の回転軸を支持する軸受部によ
    って構成し、軸受部に軸支する側の風向偏向羽根の回転
    軸を回転軸部と固定軸部とから構成し、回転軸部と固定
    軸部とを弾性体によって連結し、回転軸部を軸受部に軸
    支した空気調和機の風向偏向装置。
JP4002629A 1992-01-10 1992-01-10 空気調和機の風向偏向装置 Pending JPH05187708A (ja)

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JP4002629A JPH05187708A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 空気調和機の風向偏向装置

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JP4002629A JPH05187708A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 空気調和機の風向偏向装置

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JPH05187708A true JPH05187708A (ja) 1993-07-27

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ID=11534691

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JP4002629A Pending JPH05187708A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 空気調和機の風向偏向装置

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JP (1) JPH05187708A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002029334A1 (fr) * 2000-09-29 2002-04-11 Daikin Industries, Ltd. Climatiseur
KR100530893B1 (ko) * 2002-10-21 2005-11-24 위니아만도 주식회사 룸 에어컨의 수평 블레이드 장착 구조

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002029334A1 (fr) * 2000-09-29 2002-04-11 Daikin Industries, Ltd. Climatiseur
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