JPH05187302A - 内燃機関の燃料噴射量に関してシリンダを調整する方法 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射量に関してシリンダを調整する方法Info
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- JPH05187302A JPH05187302A JP17395192A JP17395192A JPH05187302A JP H05187302 A JPH05187302 A JP H05187302A JP 17395192 A JP17395192 A JP 17395192A JP 17395192 A JP17395192 A JP 17395192A JP H05187302 A JPH05187302 A JP H05187302A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異なる燃料噴射量によりもたらされる内燃機
関の回転むらを実際にエンジン駆動領域全体にわたって
防止する。 【構成】 内燃機関の燃料噴射量に関してシリンダを調
整する方法が提案されている。この方法では各燃焼過程
の、すなわち内燃機関の各シリンダの角加速度が検出さ
れる。角加速度の個々の測定値が互いに比較される。個
々の測定値間に偏差がある場合には、燃料噴射量を変化
させて、偏差が補償される。
関の回転むらを実際にエンジン駆動領域全体にわたって
防止する。 【構成】 内燃機関の燃料噴射量に関してシリンダを調
整する方法が提案されている。この方法では各燃焼過程
の、すなわち内燃機関の各シリンダの角加速度が検出さ
れる。角加速度の個々の測定値が互いに比較される。個
々の測定値間に偏差がある場合には、燃料噴射量を変化
させて、偏差が補償される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の燃料噴射量に
関してシリンダを調整する方法に関する。
関してシリンダを調整する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関が回転している場合に回転むら
(回転が不均一になる)が発生するが、これは内燃機関
の個々のシリンダに異なる量の燃料が噴射されることに
よってもたらされる。その場合に特に個々の噴射部品の
許容誤差が原因となっており、それは特に大きなコスト
をかけないと減少させることができない。発生する回転
むらによって例えば自動車に振動が発生する。
(回転が不均一になる)が発生するが、これは内燃機関
の個々のシリンダに異なる量の燃料が噴射されることに
よってもたらされる。その場合に特に個々の噴射部品の
許容誤差が原因となっており、それは特に大きなコスト
をかけないと減少させることができない。発生する回転
むらによって例えば自動車に振動が発生する。
【0003】従って、燃料噴射量の違いに基づく振動の
減衰に機能する回転円滑度制御が知られている。例えば
個々のシリンダの内燃機関の平均回転数からの回転数偏
差を検出することが知られている。その場合に、この種
の回転円滑度制御の機能は限定された回転数領域につい
てしか最適化できないので、振動の補償は限定された回
転数領域でしか行えない。
減衰に機能する回転円滑度制御が知られている。例えば
個々のシリンダの内燃機関の平均回転数からの回転数偏
差を検出することが知られている。その場合に、この種
の回転円滑度制御の機能は限定された回転数領域につい
てしか最適化できないので、振動の補償は限定された回
転数領域でしか行えない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】それに対して本発明の
課題は、異なる燃料噴射量によりもたらされる内燃機関
の回転むらを実際にエンジン駆動領域全体にわたって防
止する方法を提供することである。
課題は、異なる燃料噴射量によりもたらされる内燃機関
の回転むらを実際にエンジン駆動領域全体にわたって防
止する方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を解
決するために、内燃機関の燃料噴射量に関してシリンダ
を調整する方法において、シリンダを適応調整するため
に、各燃焼過程の角加速度が検出され、個々の測定値が
互いに比較され、測定値が互いに偏差を有する場合に、
偏差が補償されるまで燃料噴射量が変化される構成を採
用した。
決するために、内燃機関の燃料噴射量に関してシリンダ
を調整する方法において、シリンダを適応調整するため
に、各燃焼過程の角加速度が検出され、個々の測定値が
互いに比較され、測定値が互いに偏差を有する場合に、
偏差が補償されるまで燃料噴射量が変化される構成を採
用した。
【0006】
【作用】本発明によればPT1回路の構成によって異な
る燃料噴射量によりもたらされる内燃機関の回転むらを
実際にエンジン駆動領域全体にわたって回避することが
できるという利点が得られる。
る燃料噴射量によりもたらされる内燃機関の回転むらを
実際にエンジン駆動領域全体にわたって回避することが
できるという利点が得られる。
【0007】この方法の基礎をなすものは、各燃焼過程
の角加速度(回転数の時間変化)を検出することであ
る。得られた値が互いに比較され、偏差が検出される。
この偏差に基づいて個々のシリンダの燃料噴射量が変化
され、最終的に偏差がなくなり、従ってこの現象に基づ
く内燃機関の回転むらが除去される。
の角加速度(回転数の時間変化)を検出することであ
る。得られた値が互いに比較され、偏差が検出される。
この偏差に基づいて個々のシリンダの燃料噴射量が変化
され、最終的に偏差がなくなり、従ってこの現象に基づ
く内燃機関の回転むらが除去される。
【0008】本発明方法の好ましい実施例においては、
測定された角加速度値の平均値がすべてのシリンダに渡
る移動平均により求められる。このようにして非定常的
なエンジン駆動状態においても燃料噴射量の調整がもた
らされる。
測定された角加速度値の平均値がすべてのシリンダに渡
る移動平均により求められる。このようにして非定常的
なエンジン駆動状態においても燃料噴射量の調整がもた
らされる。
【0009】本発明方法の他の好ましい実施例において
は、測定された角加速度値が角加速度の平均値から偏差
を有する場合には、次のいずれかの噴射過程において該
当するシリンダに付加的な正あるいは負の噴射量が供給
される。その場合に好ましくは補正は次の噴射過程で行
われる。
は、測定された角加速度値が角加速度の平均値から偏差
を有する場合には、次のいずれかの噴射過程において該
当するシリンダに付加的な正あるいは負の噴射量が供給
される。その場合に好ましくは補正は次の噴射過程で行
われる。
【0010】本方法の他の好ましい実施例においては、
個々の付加的な噴射量の合計から平均値が形成され、す
べての付加的な噴射量からこの平均値が減算される。平
均の角加速度が急激に変化した場合でもこの補正によっ
て、補償量の平均値がゼロとは異なり従って平均の噴射
量からの偏差が噴射量の所定の目標値に入ってしまうの
が回避される。補償量の「ドリフト」はこのようにして
避けられる。
個々の付加的な噴射量の合計から平均値が形成され、す
べての付加的な噴射量からこの平均値が減算される。平
均の角加速度が急激に変化した場合でもこの補正によっ
て、補償量の平均値がゼロとは異なり従って平均の噴射
量からの偏差が噴射量の所定の目標値に入ってしまうの
が回避される。補償量の「ドリフト」はこのようにして
避けられる。
【0011】他の利点は従属請求項に記載されている。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0013】図1には制御装置を有する内燃機関の機能
的な構成が概略図示されている。内燃機関1は本実施例
においては例えば4つのシリンダ3を有する。シリンダ
への燃料噴射は、制御装置7と接続された適当な制御線
5を介して制御される。制御装置はセンサ9の信号を処
理する。センサの信号は供給線11を介して制御装置7
へ供給される。センサ9は、内燃機関1のクランク軸と
同期して回転するセグメント輪13を検出する。
的な構成が概略図示されている。内燃機関1は本実施例
においては例えば4つのシリンダ3を有する。シリンダ
への燃料噴射は、制御装置7と接続された適当な制御線
5を介して制御される。制御装置はセンサ9の信号を処
理する。センサの信号は供給線11を介して制御装置7
へ供給される。センサ9は、内燃機関1のクランク軸と
同期して回転するセグメント輪13を検出する。
【0014】内燃機関1の駆動時に、回転するセグメン
ト輪13を検出すると4シリンダ内燃機関では4つのセ
グメントが生じる。その場合にセグメントS1は時点T
1とT2によって、セグメントS2は時点T2とT3に
よって……区画されることを前提にする。
ト輪13を検出すると4シリンダ内燃機関では4つのセ
グメントが生じる。その場合にセグメントS1は時点T
1とT2によって、セグメントS2は時点T2とT3に
よって……区画されることを前提にする。
【0015】以下においてはまず、回転むらの発生につ
いて再度一般的に説明する。
いて再度一般的に説明する。
【0016】図1に示す内燃機関1の各シリンダ3へ噴
射される燃料量に偏差があることにより、燃焼の際に異
なるシリンダ圧力値が発生する。それによって燃焼に基
づく加速トルクが互いに異なる。エンジントルクMと回
転数nとの関係は次の式によって与えられる。
射される燃料量に偏差があることにより、燃焼の際に異
なるシリンダ圧力値が発生する。それによって燃焼に基
づく加速トルクが互いに異なる。エンジントルクMと回
転数nとの関係は次の式によって与えられる。
【0017】
【数1】
【0018】この式においてMBは加速トルク、MLは負
荷トルク、θgesはクランク軸に関する慣性モーメント
を示している。
荷トルク、θgesはクランク軸に関する慣性モーメント
を示している。
【0019】効率の影響とクランク軸角度の影響を無視
すれば、加速トルクMBは噴射される燃料量に比例する
ので、次の式が得られる。
すれば、加速トルクMBは噴射される燃料量に比例する
ので、次の式が得られる。
【0020】
【数2】
【0021】この式においてQEの上に(−)を付した
ものは爆発行程(燃焼行程)毎に供給される平均の燃料
量、cは定数である。定常的なエンジン駆動の場合に
は、加速トルクMBは負荷トルクMLと一致するので、爆
発行程毎に供給される平均の燃料量については次の式が
得られる。
ものは爆発行程(燃焼行程)毎に供給される平均の燃料
量、cは定数である。定常的なエンジン駆動の場合に
は、加速トルクMBは負荷トルクMLと一致するので、爆
発行程毎に供給される平均の燃料量については次の式が
得られる。
【0022】
【数3】
【0023】シリンダmの供給燃料量がΔQE、mだけ平
均の燃料量からずれると、個々の供給量に関して次の式
が成立する。
均の燃料量からずれると、個々の供給量に関して次の式
が成立する。
【0024】
【数4】
【0025】但し、zは内燃機関のシリンダの数を示
す。
す。
【0026】上述の式から、個々のシリンダの有効加速
トルクMBについて次の式が得られる。
トルクMBについて次の式が得られる。
【0027】
【数5】
【0028】式(2.2)と(2.4a/2.4b)か
ら定常的なエンジン駆動点について各シリンダの角加速
度(爆発行程での平均)と噴射量との間に次のような関
係が生じる。
ら定常的なエンジン駆動点について各シリンダの角加速
度(爆発行程での平均)と噴射量との間に次のような関
係が生じる。
【0029】
【数6】
【0030】これからシリンダmについて次の式が成立
する。
する。
【0031】
【数7】
【0032】これらの式から例えば4シリンダを有する
内燃機関について図2に定性的に示す回転数nと角加速
度n’(文中においてn’は数式のnの上に・を付した
ものと等価)のカーブが得られる。その場合、図示した
値はそれぞれシリンダに関し平均されている。
内燃機関について図2に定性的に示す回転数nと角加速
度n’(文中においてn’は数式のnの上に・を付した
ものと等価)のカーブが得られる。その場合、図示した
値はそれぞれシリンダに関し平均されている。
【0033】平均の回転数が一定の場合、すなわち「定
常的」である場合には、zの爆発行程に関する平均の角
加速度は次の式から計算される。
常的」である場合には、zの爆発行程に関する平均の角
加速度は次の式から計算される。
【0034】
【数8】
【0035】「非定常的」な場合、従って加速トルクの
平均値MB(上に−を付したもの)が負荷トルクMLより
小さい場合、あるいは大きい場合には、爆発行程毎の個
々の角加速度の平均値は次の式から計算される。
平均値MB(上に−を付したもの)が負荷トルクMLより
小さい場合、あるいは大きい場合には、爆発行程毎の個
々の角加速度の平均値は次の式から計算される。
【0036】
【数9】
【0037】この式を変形すると、
【0038】
【数10】
【0039】の式が得られる。
【0040】この式はさらに
【0041】
【数11】
【0042】のように簡略化できる。最終的に、
【0043】
【数12】
【0044】の式が得られる。2つの式(2.6)と
(2.7)から明らかなように、本発明方法を用いれば
シリンダ毎に変動する噴射量、すなわち噴射量の系統的
なばらつきを、非定常的な動作点においても検出するこ
とができる。そのために角加速度の「瞬時値」、従って
式(2.5)に従った1爆発行程に関し平均された角加
速度から、「平均の角加速度」すなわち式(2.6)に
従ったzの爆発行程に関し平均された角加速度が引算さ
れる。内燃機関の回転の変動が、個々のシリンダに異な
る量の燃料が供給されることによってのみもたらされる
と仮定すれば、噴射量の偏差は
(2.7)から明らかなように、本発明方法を用いれば
シリンダ毎に変動する噴射量、すなわち噴射量の系統的
なばらつきを、非定常的な動作点においても検出するこ
とができる。そのために角加速度の「瞬時値」、従って
式(2.5)に従った1爆発行程に関し平均された角加
速度から、「平均の角加速度」すなわち式(2.6)に
従ったzの爆発行程に関し平均された角加速度が引算さ
れる。内燃機関の回転の変動が、個々のシリンダに異な
る量の燃料が供給されることによってのみもたらされる
と仮定すれば、噴射量の偏差は
【0045】
【数13】
【0046】の式から近似的に計算することができる。
この式において角加速度の平均値は次の式によって求め
ることができる。
この式において角加速度の平均値は次の式によって求め
ることができる。
【0047】
【数14】
【0048】ここに示す関係を用いてシリンダを調整す
る方法を、図3によって詳細に説明する。
る方法を、図3によって詳細に説明する。
【0049】まず、内燃機関の回転数が、内燃機関の各
爆発行程について少なくとも1つの電気パルスを発生す
ることによって検出される。そのために例えばパルス輪
を使用することができ、その出力信号が回転数センサで
処理される。
爆発行程について少なくとも1つの電気パルスを発生す
ることによって検出される。そのために例えばパルス輪
を使用することができ、その出力信号が回転数センサで
処理される。
【0050】以下の考察では、内燃機関は4サイクル法
に従って作動し、点火間隔は一定であると仮定する。さ
らに各爆発行程について正確に1つの回転数パルスが発
生され、そのパルスのシリンダ上死点OTに対する位置
は不変であるものと仮定する。
に従って作動し、点火間隔は一定であると仮定する。さ
らに各爆発行程について正確に1つの回転数パルスが発
生され、そのパルスのシリンダ上死点OTに対する位置
は不変であるものと仮定する。
【0051】シリンダ(i+1)の回転数パルスの発生
と検出が、図3のフローチャートのステップ1に示され
ている。
と検出が、図3のフローチャートのステップ1に示され
ている。
【0052】図3のフローチャートのステップ2では、
シリンダ(i+1)と(i)に対応する2つの回転数パ
ルス間の経過時間Δtiが求められる。
シリンダ(i+1)と(i)に対応する2つの回転数パ
ルス間の経過時間Δtiが求められる。
【0053】連続する2つのパルス間に経過する時間Δ
tiに基づいて瞬時回転数niが
tiに基づいて瞬時回転数niが
【0054】
【数15】
【0055】の式から得られる。この式から次の式に基
づいて2つの爆発行程間の平均角加速度ni’が次のよ
うに計算される。
づいて2つの爆発行程間の平均角加速度ni’が次のよ
うに計算される。
【0056】
【数16】
【0057】例えばセグメントS2の回転数の微分、従
って角加速度を計算しようとする場合には、式(3.1
b)に従ってセグメントS1の回転数n1とセグメント
S2の回転数n2間の差がセグメントS2の幅Δt2で
割算される。この種の計算は、回転数は1セグメントを
介してのみ測定され、所定の時点で測定することはでき
ないという理由で必要となる。
って角加速度を計算しようとする場合には、式(3.1
b)に従ってセグメントS1の回転数n1とセグメント
S2の回転数n2間の差がセグメントS2の幅Δt2で
割算される。この種の計算は、回転数は1セグメントを
介してのみ測定され、所定の時点で測定することはでき
ないという理由で必要となる。
【0058】図3のフローチャートのステップS3では
式(3.1a)と(3.1b)に基づく計算が示されて
いる。さらにこの第3のステップにおいては、式(2.
8b)に示されるような角加速度の平均値が求められ
る。
式(3.1a)と(3.1b)に基づく計算が示されて
いる。さらにこの第3のステップにおいては、式(2.
8b)に示されるような角加速度の平均値が求められ
る。
【0059】燃料噴射量の違いに基づく回転むらを排除
するためには、燃料量の違いは供給期間が一定で供給率
が異なること、あるいは供給率が一定で供給期間が異な
ることによってもたらされることを確認しておく必要が
ある。これらの条件が組み合わさって存在する場合もあ
り得る。
するためには、燃料量の違いは供給期間が一定で供給率
が異なること、あるいは供給率が一定で供給期間が異な
ることによってもたらされることを確認しておく必要が
ある。これらの条件が組み合わさって存在する場合もあ
り得る。
【0060】簡略化するために、以下の説明において
は、効率が一定で、クランク軸角度の影響は無視できる
ものと仮定する。このような仮定の元では、角加速度は
噴射される燃料量に正比例すると仮定することができ
る。
は、効率が一定で、クランク軸角度の影響は無視できる
ものと仮定する。このような仮定の元では、角加速度は
噴射される燃料量に正比例すると仮定することができ
る。
【0061】従って噴射される燃料量について次のよう
な関係が生じる。すなわち、あるシリンダによってもた
らされる角加速度が平均の角加速度から偏差を有する場
合には、このシリンダには次の噴射の際に補償のため
に、この偏差に比例する付加的な噴射量ΔQE、iが供給
される。この付加的な噴射量は
な関係が生じる。すなわち、あるシリンダによってもた
らされる角加速度が平均の角加速度から偏差を有する場
合には、このシリンダには次の噴射の際に補償のため
に、この偏差に比例する付加的な噴射量ΔQE、iが供給
される。この付加的な噴射量は
【0062】
【数17】
【0063】の式に基づいて計算される。従ってこの式
においてΔQE、iはシリンダiに付加的に供給すべき燃
料量を示し、括弧内の左はクランク軸の2回転にわたる
平均の角加速度を示し、その右はシリンダiによっても
たされる角加速度を示し、Coptは定数を示す。付加的
に供給すべき個々の燃料量は、ここで説明する方法を実
施する間連続的に加算される。得られる合計はΔQzu、i
で示されており、
においてΔQE、iはシリンダiに付加的に供給すべき燃
料量を示し、括弧内の左はクランク軸の2回転にわたる
平均の角加速度を示し、その右はシリンダiによっても
たされる角加速度を示し、Coptは定数を示す。付加的
に供給すべき個々の燃料量は、ここで説明する方法を実
施する間連続的に加算される。得られる合計はΔQzu、i
で示されており、
【0064】
【数18】
【0065】の式で与えられる。式(4.1)を式
(2.8a)と比較すると、定数Coptがエンジンの質
量慣性モーメントに関係していることがわかる。
(2.8a)と比較すると、定数Coptがエンジンの質
量慣性モーメントに関係していることがわかる。
【0066】式(4.1)と(4.2)と式(2.5
c)を比較すると、補償量の計算はPT1特性を有する
ことがわかる。式(4.1)、(2.5c)及び(2.
2)から、理想的な場合にはCoptについて
c)を比較すると、補償量の計算はPT1特性を有する
ことがわかる。式(4.1)、(2.5c)及び(2.
2)から、理想的な場合にはCoptについて
【0067】
【数19】
【0068】の式が成立する。このように構成すること
により、関連する補償量をまず計算して回転むらを補償
することができる。もちろん、噴射量と出力されるトル
クの関係に線形性のあることが前提となっている。
により、関連する補償量をまず計算して回転むらを補償
することができる。もちろん、噴射量と出力されるトル
クの関係に線形性のあることが前提となっている。
【0069】いずれの場合にも次の式が成立しなければ
ならない。
ならない。
【0070】
【数20】
【0071】この条件は安定性の限界を示すものであ
る。この限界を下回ると、この補償量の結果、次の調量
によって同一あるいはそれより大きい反対の符号の回転
むらが惹起される。
る。この限界を下回ると、この補償量の結果、次の調量
によって同一あるいはそれより大きい反対の符号の回転
むらが惹起される。
【0072】シリンダの調整に機能する付加的な噴射量
ΔQE、iを求めるのが、図3のフローチャートのステッ
プ4に示されている。同ステップの1行目には式(4.
1)が示されている。補償量の加算が、図3のフローチ
ャートのステップ4の2段目に記載されている。さらに
第3段目では平均値形成が行われる。
ΔQE、iを求めるのが、図3のフローチャートのステッ
プ4に示されている。同ステップの1行目には式(4.
1)が示されている。補償量の加算が、図3のフローチ
ャートのステップ4の2段目に記載されている。さらに
第3段目では平均値形成が行われる。
【0073】加算されたすべての補償量ΔQzu、iはこの
平均値に関して相殺(補正)される(図3のフローチャ
ートのステップ5を参照)。
平均値に関して相殺(補正)される(図3のフローチャ
ートのステップ5を参照)。
【0074】
【数21】
【0075】この「結合条件」を維持することによって
補償量の「ドリフト」が回避され、すべてのシリンダに
関する実際の平均噴射量が要求される量の目標値と等し
くなることが保証される。
補償量の「ドリフト」が回避され、すべてのシリンダに
関する実際の平均噴射量が要求される量の目標値と等し
くなることが保証される。
【0076】式(4.3a)と(4.3b)によって導
入される結合条件の代わりに、式(4.3b)に対応す
る補償量ΔQzuを式(4.1)のΔQE、iを求める毎に
入される結合条件の代わりに、式(4.3b)に対応す
る補償量ΔQzuを式(4.1)のΔQE、iを求める毎に
【0077】
【数22】
【0078】のように計算することもできる。ここで述
べたステップにより求められる特定のシリンダiに対す
る付加的な噴射量は、目標値QE、sollによって与えられ
る平均の噴射量に加算される。その場合、この目標値は
例えばアクセルペダルを介して定められる。それによっ
てシリンダiの噴射量の個々の目標値Qsoll、iは
べたステップにより求められる特定のシリンダiに対す
る付加的な噴射量は、目標値QE、sollによって与えられ
る平均の噴射量に加算される。その場合、この目標値は
例えばアクセルペダルを介して定められる。それによっ
てシリンダiの噴射量の個々の目標値Qsoll、iは
【0079】
【数23】
【0080】の式から計算される。上述の2つの方法の
他にも、補償量を平均値に関して補正することは次によ
うにして行なうこともできる。すなわち、まず内燃機関
のいずれかのシリンダを定めて、符号kを付ける。その
ときその補償量は次の式から計算される。
他にも、補償量を平均値に関して補正することは次によ
うにして行なうこともできる。すなわち、まず内燃機関
のいずれかのシリンダを定めて、符号kを付ける。その
ときその補償量は次の式から計算される。
【0081】
【数24】
【0082】i≠k(iとkが等しくない)のすべての
シリンダについてΔQzu、iの計算は、式(4.1)と
(4.2)に基づいて行われる。
シリンダについてΔQzu、iの計算は、式(4.1)と
(4.2)に基づいて行われる。
【0083】上述の説明の、特に図3のフローチャート
から明らかなように、好ましくは次の燃料調量が行われ
る前に、付加的な噴射量の計算が終了してなければなら
ない。その理由は、いずれの場合にも式(4.4)に示
す結合条件を考慮する場合には、補償量に影響が及び、
その影響をその次のシリンダ燃料調量時に考慮しなけれ
ばならないからである。
から明らかなように、好ましくは次の燃料調量が行われ
る前に、付加的な噴射量の計算が終了してなければなら
ない。その理由は、いずれの場合にも式(4.4)に示
す結合条件を考慮する場合には、補償量に影響が及び、
その影響をその次のシリンダ燃料調量時に考慮しなけれ
ばならないからである。
【0084】このことは、シリンダiの回転数パルスの
発生後に次の処理ステップを行わなければならないこと
から生じる。すなわち、まず式(4.2)と(4.3)
ないし(4.4)に従って値ΔQzu、iの計算が行われ
る。続いてシリンダ(i+1)の燃料調量が行われる。
その後燃料供給が開始され、それからシリンダ(i+
1)で燃焼を開始することができる。
発生後に次の処理ステップを行わなければならないこと
から生じる。すなわち、まず式(4.2)と(4.3)
ないし(4.4)に従って値ΔQzu、iの計算が行われ
る。続いてシリンダ(i+1)の燃料調量が行われる。
その後燃料供給が開始され、それからシリンダ(i+
1)で燃焼を開始することができる。
【0085】燃料調量に必要な時間を考慮しない場合に
は、式(4.4)に示す結合条件にも拘らず実際に供給
される補償量ΔQzu、iはその平均値がゼロとは異なる場
合がある。
は、式(4.4)に示す結合条件にも拘らず実際に供給
される補償量ΔQzu、iはその平均値がゼロとは異なる場
合がある。
【0086】その場合、単一のシリンダkを用いて補償
量の合計をゼロにするという結合条件を維持する方法に
おいても、この結合条件がクランク軸の2回転毎にしか
維持されないという欠点がある。それによってこのよう
に行われる方法の過渡時間は、結合条件を維持する2つ
の他の方法に比べてわずかに増大する。
量の合計をゼロにするという結合条件を維持する方法に
おいても、この結合条件がクランク軸の2回転毎にしか
維持されないという欠点がある。それによってこのよう
に行われる方法の過渡時間は、結合条件を維持する2つ
の他の方法に比べてわずかに増大する。
【0087】なお、注意しなければならないことである
が、第2の箇所で挙げたすべての補償量の平均値に関す
る補正方法においては、整数の算術の場合には、値ΔQ
E、i/(z−1)の計算によって整数化誤差が発生する
ことがあり、それによって最終的に平均値がゼロになら
ない。
が、第2の箇所で挙げたすべての補償量の平均値に関す
る補正方法においては、整数の算術の場合には、値ΔQ
E、i/(z−1)の計算によって整数化誤差が発生する
ことがあり、それによって最終的に平均値がゼロになら
ない。
【0088】このことを考えて、図3に示す方法のステ
ップ5では好ましくは次のように行われる。即ち、それ
ぞれ補償量ΔQzu、iを新しく計算する毎に、全部のシリ
ンダのすべての補償量の平均値が計算され、すべての補
償量からこの平均値が減算される。
ップ5では好ましくは次のように行われる。即ち、それ
ぞれ補償量ΔQzu、iを新しく計算する毎に、全部のシリ
ンダのすべての補償量の平均値が計算され、すべての補
償量からこの平均値が減算される。
【0089】シリンダiの回転数パルスの発生後に行わ
なければならない多数の連続した処理ステップを考える
と、特にこの方法によって駆動されるアクチュエータの
質量慣性を考慮する場合には、回転数パルスと上死点と
の間に非常に大きな距離が必要になる。その場合には、
あるシリンダの噴射燃料量の調整はその次の調量におい
ては行うことができないということが起こり得る。これ
は図3のフローチャートのステップ6において、場合に
よっては調量はシリンダ(i+1)で行われるのではな
く、シリンダ(i+2)で初めて行えるようにすること
によって示されている。
なければならない多数の連続した処理ステップを考える
と、特にこの方法によって駆動されるアクチュエータの
質量慣性を考慮する場合には、回転数パルスと上死点と
の間に非常に大きな距離が必要になる。その場合には、
あるシリンダの噴射燃料量の調整はその次の調量におい
ては行うことができないということが起こり得る。これ
は図3のフローチャートのステップ6において、場合に
よっては調量はシリンダ(i+1)で行われるのではな
く、シリンダ(i+2)で初めて行えるようにすること
によって示されている。
【0090】以上説明したシリンダの適応調整を行う方
法によれば、噴射装置を調節して調整するコストが著し
く削減される。その場合に上述の方法はエンジンの全運
転領域にわたって、従って非定常的なエンジン運転状態
においても使用することができる。
法によれば、噴射装置を調節して調整するコストが著し
く削減される。その場合に上述の方法はエンジンの全運
転領域にわたって、従って非定常的なエンジン運転状態
においても使用することができる。
【0091】さらにまた、全体のシステムの故障を検出
するために、個々の値を加算ないしは積分する場合に、
発生する極端な値を別に検出することも可能である。従
って、この方法は最終的には内燃機関の診断に使用する
ことができる。
するために、個々の値を加算ないしは積分する場合に、
発生する極端な値を別に検出することも可能である。従
って、この方法は最終的には内燃機関の診断に使用する
ことができる。
【0092】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば異なる燃料噴射量によりもたらされる内燃機関
の回転むらを実際にエンジン駆動領域全体にわたって防
止することができる。
によれば異なる燃料噴射量によりもたらされる内燃機関
の回転むらを実際にエンジン駆動領域全体にわたって防
止することができる。
【図1】制御装置を有する内燃機関の機能ないし構成の
概略を示すブロック図である。
概略を示すブロック図である。
【図2】4シリンダの内燃機関における回転数と角加速
度の定性的な推移を示す線図である。
度の定性的な推移を示す線図である。
【図3】内燃機関の角加速度値を検出し、シリンダの調
整を行うためのフローチャート図である。
整を行うためのフローチャート図である。
1 内燃機関 3 シリンダ 7 制御装置 9 センサ 13 セグメント輪
Claims (8)
- 【請求項1】 内燃機関の燃料噴射量に関してシリンダ
を調整する方法において、 シリンダを適応調整するために、各燃焼過程の角加速度
が検出され、 個々の測定値が互いに比較され、 測定値が互いに偏差を有する場合に、偏差が補償される
まで燃料噴射量が変化されることを特徴とする内燃機関
の燃料噴射量に関してシリンダを調整する方法。 - 【請求項2】 角加速度を求めるために、互いに連続す
る2つのセグメントにおける回転数の差が、2つのセグ
メントの後のセグメントの通過期間によって割算される
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 測定された角加速度値の平均値が求めら
れることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の方
法。 - 【請求項4】 平均値がすべてのシリンダに渡る移動平
均により求められることを特徴とする請求項3に記載の
方法。 - 【請求項5】 燃焼過程において発生した角加速度が角
加速度の平均値に対して偏差を有する場合には、次のい
ずれかの噴射において、好ましくは次の噴射において、
該当するシリンダに付加的な噴射量(正あるいは負)が
供給されることを特徴とする請求項3あるいは4に記載
の方法。 - 【請求項6】 付加的な噴射量が、角加速度と平均され
た角加速度との偏差に近似値的に比例することを特徴と
する請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 シリンダに供給される付加的な噴射量が
加算され、この加算値がシリンダに対応する目標値を決
定する際に考慮されることを特徴とする請求項5あるい
は6に記載の方法。 - 【請求項8】 調量時の過剰調整を防止するために、個
々のシリンダに噴射される付加的な燃料量の合計が全体
でゼロになるように付加的な燃料量が定められることを
特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4122139.7 | 1991-07-04 | ||
DE19914122139 DE4122139C2 (de) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | Verfahren zur Zylindergleichstellung bezüglich der Kraftstoff-Einspritzmengen bei einer Brennkraftmaschine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05187302A true JPH05187302A (ja) | 1993-07-27 |
JP3348107B2 JP3348107B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=6435418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17395192A Expired - Fee Related JP3348107B2 (ja) | 1991-07-04 | 1992-07-01 | 内燃機関の燃料噴射量調整方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3348107B2 (ja) |
DE (1) | DE4122139C2 (ja) |
GB (1) | GB2257542A (ja) |
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CN1327119C (zh) * | 2003-06-27 | 2007-07-18 | 株式会社电装 | 柴油机的喷射量控制设备 |
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1992
- 1992-07-01 JP JP17395192A patent/JP3348107B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|
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