JPH0518637U - 加熱撹拌装置 - Google Patents

加熱撹拌装置

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Publication number
JPH0518637U
JPH0518637U JP061575U JP6157591U JPH0518637U JP H0518637 U JPH0518637 U JP H0518637U JP 061575 U JP061575 U JP 061575U JP 6157591 U JP6157591 U JP 6157591U JP H0518637 U JPH0518637 U JP H0518637U
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JP
Japan
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container
stirring blade
raw material
heating
stirring
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Pending
Application number
JP061575U
Other languages
English (en)
Inventor
永三 財津
Original Assignee
株式会社品川工業所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社品川工業所 filed Critical 株式会社品川工業所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器20内の原料を水平方向のみならず、鉛直
方向にも撹拌する。 【構成】 円筒状容器20を軸心24が鉛直線25に対して傾
斜させた状態で配置し、底面21を水平に対して傾斜状態
にする。容器20内の原料10は、底面21に沿って流動しつ
つ、底面21に沿って周回移動する主撹拌羽根33およびそ
の上方に設けられた補助撹拌羽根34により、撹拌され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、餡の製造に好適に用いられる加熱撹拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
漉し餡、白餡、黄味餡等の餡は、豆を煮熟して製造された生餡に砂糖と水を加 え、これを加熱しながら撹拌することにより製造される。餡の製造に使用される 加熱撹拌装置としては、通常、スチーム加熱方式が採用されている。該加熱撹拌 装置は、図4に示すように、撹拌すべき原料10を収容する銅製の円筒状の容器61 と、該容器61の底部を適当な間隔をあけて覆い、内部の空間に加熱蒸気が通流さ れる蒸気ジャケット62と、を備えている。容器61内にて加熱される原料10は、容 器61の底面に摺接しつつ該容器61内を周回移動する複数の撹拌羽根63によって撹 拌される。各撹拌羽根63は、該容器61の軸心位置に配設された回転軸64の下端部 に放射状に取り付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような加熱撹拌装置では、円筒状の容器61は、軸心が鉛直状態になるよう に設置されており、各撹拌羽根63を回転させる回転軸64が、該容器61の軸心位置 に配設されている。従って、各撹拌羽根63は水平状態になった容器61の底面に沿 って周回移動するために、各撹拌羽根63は、容器20内の原料10を水平方向に撹拌 するが、鉛直方向には十分には撹拌できない構造になっている。
【0004】 本考案はこのような問題点を解決するものであり、その目的は、容器内の原料 を鉛直方向にも十分に撹拌できる加熱撹拌装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の加熱撹拌装置は、加熱すべき原料を収容するように円筒状になってお り、底面が水平に対して傾斜している容器と、該容器内の原料を撹拌するべく、 該容器の底面に沿って周回移動する撹拌羽根と、該容器内に収容された原料を加 熱する加熱手段と、を具備してなり、そのことにより、上記目的が達成される。
【0006】
【作用】
本考案の加熱撹拌装置では、底面が水平に対して傾斜した状態の容器内に収容 された原料が、加熱手段により加熱されつつ、該容器の傾斜した底面に沿って流 動しつつ、周回移動する撹拌羽根によって撹拌される。
【0007】
【実施例】
以下に本考案を実施例について説明する。本考案の加熱撹拌装置は、例えば、 漉し餡、白餡、黄味餡等の餡の製造に使用される。該加熱撹拌装置は、図1に示 すように、例えば生餡に砂糖と水を加えた原料10を収容する円筒状の容器20を備 えている。この容器20は、熱伝導率のよい銅製であり、円形状の底面21と、該底 面21の外周縁に立設されたほぼ円筒状の周壁部22とを有している。該容器20は、 その軸心24が、鉛直線25に対して角度αだけ傾斜しており、従って、底面21は水 平に対して傾斜した状態になっている。また、該容器20は、矢印Aで示す方向へ の揺動可能になっている。
【0008】 容器20内には、主撹拌羽根33と補助撹拌羽根34とが配設されている。主撹拌羽 根330は、容器20の底面21のほぼ半径に沿って摺接するように、容器20の軸心24 と同軸に配置された回転軸31の下端部に放射状に取り付けられている。補助撹拌 羽根34は、回転軸31の下端部よりも若干上方に、主撹拌羽根33とは反対側に延出 するように取り付けられている。該回転軸31は、容器20の軸心24と同軸になって おり、従って、鉛直線25に対して角度αだけ傾斜している。また、回転軸31は、 その上端部が、蓋体23の上面に取り付けられた駆動モーター32に連結されており 、該駆動モーター32により主撹拌羽根33および補助撹拌羽根34は、容器20内を周 回移動する。
【0009】 容器20の底部は、該底部を適当な間隔をあけて蒸気ジャケット40により覆われ ている。該蒸気ジャケット40の上部には、加熱蒸気を容器20の底部との間へ供給 する蒸気供給パイプ42が接続されており、該蒸気ジャケット40の底部中央には、 該蒸気ジャケット40内の凝縮水を排出するドレンパイプ43が接続されている。蒸 気ジャケット40は、蒸気供給パイプ42から供給される加熱蒸気が通流され、その 凝縮水はドレンパイプ43から排出されるようになっている。
【0010】 このような構成の加熱撹拌装置では、例えば餡が次のようにして製造される。 まず、容器20内に生餡に砂糖水を加えた原料10が投入される。このような状態で 、容器20が揺動されるとともに、駆動モーター32により回転軸31が回転されて、 主撹拌羽根33および補助撹拌羽根34が容器20の底面21に沿って周回移動される。 同時に、蒸気ジャケット40の蒸気供給パイプ42へ加熱蒸気を供給して蒸気ジャケ ット内へスチームが通流される。蒸気ジャケット40へ加熱蒸気が通流されること により、容器20の底面21が加熱され、容器20内の原料10が加熱される。このとき 、主撹拌羽根31は、傾斜した底面21に沿って周回移動するために、容器20の下部 に位置する原料が、該主撹拌羽根31により上方へと移動される。また、補助撹拌 羽根34も容器20内を周回移動するために、該補助撹拌羽根34によって原料10が上 方へと移動する。同時に、流動性を有している原料10は、容器20の揺動により揺 動されつつ、傾斜した底面21に沿って流動される。このようにして、容器20内の 原料が撹拌される。
【0011】 図2は、本考案の加熱撹拌装置の第2実施例を示しており、この第2実施例で は、図1に示す実施例と同様に、円筒状の容器20が、軸心24が鉛直軸25に対して 傾斜した状態になっており、従って、底面21が水平に対して傾斜した状態になっ ている。そして、本実施例では、主撹拌羽根33および補助撹拌羽根34を周回移動 させる回転軸31が、鉛直線25と同軸に配置されており、該回転軸31の下端部に、 連結ピン26によって、底面21に沿って周回移動するように、主撹拌羽根33が連結 されている。また、補助撹拌羽根34は、容器20の軸心24に対して直交状態となる ように設けられている。なお、容器20は、図1と同様に、矢印Aで示す方向へと 揺動されるようになっている。
【0012】 このような構成の加熱撹拌装置では、軸心24が鉛直線25に対して傾斜した状態 の容器20内に、鉛直線25と同軸になった回転軸31により、主撹拌羽根33および補 助撹拌羽根34が容器20内を周回移動される。
【0013】 さらに、図3は、本考案の第3実施例の加熱撹拌装置を示している。この第3 実施例の加熱撹拌装置は、容器20の容量を増加するために、傾斜状態になった周 壁部22に、延長カバー50が取り付けられている。該延長カバー50は、容器20の周 壁部22の下側部分の開口周縁部から原料が流出しないように、該周壁部22の下側 部分における開口周縁部を覆っている。また、容器20は揺動しないようになって いる。その他の構成は、図1に示す加熱撹拌装置と同様である。
【0014】 このような第3実施例の加熱撹拌装置では、傾斜した容器20内にて主撹拌羽根 33および34を周回移動させた場合に、容器20内の原料10が、容器20から流出する ことが、延長カバー50により防止される。
【0015】
【考案の効果】
本考案の加熱撹拌装置は、このように、容器内に収容された原料が、傾斜した 底面に沿って流動しつつ、該底面に沿って周回移動する撹拌羽根により撹拌され るために、水平方向のみならず、鉛直方向にも良好に撹拌される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の撹拌装置の第1実施例を示す縦断面図
である。
【図2】本考案の撹拌装置の第2実施例を示す縦断面図
である。
【図3】本考案の撹拌装置の第3実施例を示す縦断面図
である。
【図4】従来の撹拌装置の撹拌装置の縦断面図である。
【符号の説明】
10 原料 20 容器 21 底面 25 鉛直線 33 撹拌羽根 31 回転軸 33 撹拌羽根 34 補助撹拌羽根 40 蒸気ジャケット 50 延長カバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱すべき原料を収容するように円筒状
    になっており、底面が水平に対して傾斜している容器
    と、 該容器内の原料を撹拌するべく、該容器の底面に沿って
    周回移動する撹拌羽根と、 該容器内に収容された原料を加熱する加熱手段と、 を具備する加熱撹拌装置。
  2. 【請求項2】 前記容器が揺動可能になっている請求項
    1に記載の加熱撹拌装置。
JP061575U 1991-08-05 1991-08-05 加熱撹拌装置 Pending JPH0518637U (ja)

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JP061575U JPH0518637U (ja) 1991-08-05 1991-08-05 加熱撹拌装置

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JP061575U JPH0518637U (ja) 1991-08-05 1991-08-05 加熱撹拌装置

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JPH0518637U true JPH0518637U (ja) 1993-03-09

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ID=13175062

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JP061575U Pending JPH0518637U (ja) 1991-08-05 1991-08-05 加熱撹拌装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970825