JPH05186214A - 結晶ゼオライトの製造方法 - Google Patents
結晶ゼオライトの製造方法Info
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- JPH05186214A JPH05186214A JP3293292A JP29329291A JPH05186214A JP H05186214 A JPH05186214 A JP H05186214A JP 3293292 A JP3293292 A JP 3293292A JP 29329291 A JP29329291 A JP 29329291A JP H05186214 A JPH05186214 A JP H05186214A
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- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
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- C11D3/128—Aluminium silicates, e.g. zeolites
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- C01B33/20—Silicates
- C01B33/26—Aluminium-containing silicates, i.e. silico-aluminates
- C01B33/28—Base exchange silicates, e.g. zeolites
- C01B33/2807—Zeolitic silicoaluminates with a tridimensional crystalline structure possessing molecular sieve properties; Isomorphous compounds wherein a part of the aluminium ore of the silicon present may be replaced by other elements such as gallium, germanium, phosphorus; Preparation of zeolitic molecular sieves from molecular sieves of another type or from preformed reacting mixtures
- C01B33/2815—Zeolitic silicoaluminates with a tridimensional crystalline structure possessing molecular sieve properties; Isomorphous compounds wherein a part of the aluminium ore of the silicon present may be replaced by other elements such as gallium, germanium, phosphorus; Preparation of zeolitic molecular sieves from molecular sieves of another type or from preformed reacting mixtures of type A (UNION CARBIDE trade name; corresponds to GRACE's types Z-12 or Z-12L)
- C01B33/2823—Zeolitic silicoaluminates with a tridimensional crystalline structure possessing molecular sieve properties; Isomorphous compounds wherein a part of the aluminium ore of the silicon present may be replaced by other elements such as gallium, germanium, phosphorus; Preparation of zeolitic molecular sieves from molecular sieves of another type or from preformed reacting mixtures of type A (UNION CARBIDE trade name; corresponds to GRACE's types Z-12 or Z-12L) from aqueous solutions of an alkali metal aluminate and an alkali metal silicate excluding any other source of alumina or silica
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗剤組成物の助剤として有用なカルシウムイ
オン交換容量の大きな結晶4Aゼオライトの製造方法。 【構成】 通常の温度よりも高い温度で珪酸ナトリウム
水溶液とアルミン酸ナトリウム水溶液とを、形成される
ヒドロゲルの組成がモル分率で表して次の式、 x SiO2 ;y Al2O3 ;z Na2O;t H2 O (式中、0.5 <x/y <3 2 <z/y <7 50 <t/y <400 ) に相当する量で非撹拌反応器中で直接混合し、ヒドロゲ
ルを形成させ、形成されたヒドロゲルを、2〜7重量%
程度のAl2O3 及び8〜14重量%の程度のNa2Oを含有
するアルミン酸ナトリウム水溶液からなる基本原料と接
触させ、通常の温度よりも高い温度で結晶化し、洗浄
し、濾過し、そしてもし適切ならば乾燥することからな
る結晶4Aゼオライトを製造する方法。
オン交換容量の大きな結晶4Aゼオライトの製造方法。 【構成】 通常の温度よりも高い温度で珪酸ナトリウム
水溶液とアルミン酸ナトリウム水溶液とを、形成される
ヒドロゲルの組成がモル分率で表して次の式、 x SiO2 ;y Al2O3 ;z Na2O;t H2 O (式中、0.5 <x/y <3 2 <z/y <7 50 <t/y <400 ) に相当する量で非撹拌反応器中で直接混合し、ヒドロゲ
ルを形成させ、形成されたヒドロゲルを、2〜7重量%
程度のAl2O3 及び8〜14重量%の程度のNa2Oを含有
するアルミン酸ナトリウム水溶液からなる基本原料と接
触させ、通常の温度よりも高い温度で結晶化し、洗浄
し、濾過し、そしてもし適切ならば乾燥することからな
る結晶4Aゼオライトを製造する方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カルシウムイオンに対
し大きな交換容量を有する結晶4Aゼオライトの製造方
法及び得られたゼオライトを洗剤組成物の助剤(ビルダ
ー)として使用することに関する。
し大きな交換容量を有する結晶4Aゼオライトの製造方
法及び得られたゼオライトを洗剤組成物の助剤(ビルダ
ー)として使用することに関する。
【0002】〔発明の開示〕本発明に従い、関与する方
法は、通常の温度よりも高い温度で珪酸ナトリウム水溶
液とアルミン酸ナトリウム水溶液とを非撹拌反応器中で
直接混合し、ヒドロゲルを形成させ、通常の温度よりも
高い温度で結晶化し、洗浄し、濾過し、そしてもし適切
ならば乾燥することにより結晶4Aゼオライトを製造す
る連続的方法において、 − 珪酸ナトリウム水溶液及びアルミン酸ナトリウム水
溶液を連続的に非撹拌反応器中へ導入し、然も、夫々の
流量は、アルミン酸塩溶液の流量/珪酸塩溶液の流量の
比が約4〜8、好ましくは約5〜7である流量であり、
それらの量は、形成されるヒドロゲルの組成が一定で、
モル分率で表して次の式、 x SiO2 ;y Al2O3 ;z Na2O;t H2 O (式中、0.5 <x/y <3 、好ましくは 1<x/y <2 2 <z/y <7 、好ましくは 3<z/y <6 50 <t/y <400 、好ましくは75<t/y <200 ) に相当する量であり、 − 形成されたヒドロゲルを、2〜7重量%程度、好ま
しくは3〜6重量%程度のAl2O3 及び8〜14重量%程
度、好ましくは9〜13重量%程度のNa2Oを含有するア
ルミン酸ナトリウム水溶液からなる基本原料(base stoc
k)と接触させ、然も、前記基本原料は、結晶化によって
形成される生成物が、モル分率で表して次の式、 x′SiO2 ; y′Al2O3 ; z′Na2O; t′H2 O (式中、1.5 < x′/y′<3 、好ましくは 1.8 < x′
/y′<2.1 0.5 < z′/y′<1.5 、好ましくは0.8 < z′/y′<1.
2 3 < t′/y′<6 、好ましくは 4 < t′/y′<5 に相当する量で存在する、ことを特徴とするゼオライト
の連続的製造方法にある。
法は、通常の温度よりも高い温度で珪酸ナトリウム水溶
液とアルミン酸ナトリウム水溶液とを非撹拌反応器中で
直接混合し、ヒドロゲルを形成させ、通常の温度よりも
高い温度で結晶化し、洗浄し、濾過し、そしてもし適切
ならば乾燥することにより結晶4Aゼオライトを製造す
る連続的方法において、 − 珪酸ナトリウム水溶液及びアルミン酸ナトリウム水
溶液を連続的に非撹拌反応器中へ導入し、然も、夫々の
流量は、アルミン酸塩溶液の流量/珪酸塩溶液の流量の
比が約4〜8、好ましくは約5〜7である流量であり、
それらの量は、形成されるヒドロゲルの組成が一定で、
モル分率で表して次の式、 x SiO2 ;y Al2O3 ;z Na2O;t H2 O (式中、0.5 <x/y <3 、好ましくは 1<x/y <2 2 <z/y <7 、好ましくは 3<z/y <6 50 <t/y <400 、好ましくは75<t/y <200 ) に相当する量であり、 − 形成されたヒドロゲルを、2〜7重量%程度、好ま
しくは3〜6重量%程度のAl2O3 及び8〜14重量%程
度、好ましくは9〜13重量%程度のNa2Oを含有するア
ルミン酸ナトリウム水溶液からなる基本原料(base stoc
k)と接触させ、然も、前記基本原料は、結晶化によって
形成される生成物が、モル分率で表して次の式、 x′SiO2 ; y′Al2O3 ; z′Na2O; t′H2 O (式中、1.5 < x′/y′<3 、好ましくは 1.8 < x′
/y′<2.1 0.5 < z′/y′<1.5 、好ましくは0.8 < z′/y′<1.
2 3 < t′/y′<6 、好ましくは 4 < t′/y′<5 に相当する量で存在する、ことを特徴とするゼオライト
の連続的製造方法にある。
【0003】直接の混合操作は、非撹拌反応器で、その
反応器の形状が7〜15m/s の程度の珪酸塩及びアルミン
酸塩の溶液の混合線速度を得ることを可能にする反応
器、例えば、特にベンチュリー型の管状反応器中で行わ
れてもよい。
反応器の形状が7〜15m/s の程度の珪酸塩及びアルミン
酸塩の溶液の混合線速度を得ることを可能にする反応
器、例えば、特にベンチュリー型の管状反応器中で行わ
れてもよい。
【0004】この混合段階は通常の温度よりも高い温度
で行われ、40〜90℃程度、好ましくは50〜80℃程度の温
度を持つ珪酸ナトリウム溶液と、40〜100 ℃程度、好ま
しくは50〜90℃程度の温度のアルミン酸ナトリウム溶液
を導入することにより行われるのが有利である。この混
合段階は一般に1〜60秒程度かかる。
で行われ、40〜90℃程度、好ましくは50〜80℃程度の温
度を持つ珪酸ナトリウム溶液と、40〜100 ℃程度、好ま
しくは50〜90℃程度の温度のアルミン酸ナトリウム溶液
を導入することにより行われるのが有利である。この混
合段階は一般に1〜60秒程度かかる。
【0005】非撹拌反応器で終わった時に形成されたヒ
ドロゲルを開放撹拌反応器(例えば、穏やかな撹拌羽
根、固定撹拌器等を取付けた反応器)中へ入れる。その
撹拌反応器中には水溶液にしたアルミン酸ナトリウムの
基本原料が既に導入されている。基本原料を構成するア
ルミン酸塩溶液は、希望の生成物を得るための水熱合成
に必要な全アルミン酸塩量の5〜20%程度を占めていて
もよい。その基本原料の温度は、一般に50〜110 ℃程
度、好ましくは50〜100 ℃の程度である。
ドロゲルを開放撹拌反応器(例えば、穏やかな撹拌羽
根、固定撹拌器等を取付けた反応器)中へ入れる。その
撹拌反応器中には水溶液にしたアルミン酸ナトリウムの
基本原料が既に導入されている。基本原料を構成するア
ルミン酸塩溶液は、希望の生成物を得るための水熱合成
に必要な全アルミン酸塩量の5〜20%程度を占めていて
もよい。その基本原料の温度は、一般に50〜110 ℃程
度、好ましくは50〜100 ℃の程度である。
【0006】結晶化操作は上記三つの流体の温度から得
られる温度で行われる。これは一般に45〜95℃程度であ
る。系の慣性により、前記流体の温度及び基本原料の体
積により、30分〜30時間の範囲にすることができる結晶
化時間の間、その温度を維持することができる。しか
し、もし必要ならば、結晶化反応器を加熱するための手
段を与えてもよい。結晶化段階中、反応混合物をポンプ
により循環させてもよく(系の均質性を改良するた
め)、連続的又は継続的に行ってもよい。
られる温度で行われる。これは一般に45〜95℃程度であ
る。系の慣性により、前記流体の温度及び基本原料の体
積により、30分〜30時間の範囲にすることができる結晶
化時間の間、その温度を維持することができる。しか
し、もし必要ならば、結晶化反応器を加熱するための手
段を与えてもよい。結晶化段階中、反応混合物をポンプ
により循環させてもよく(系の均質性を改良するた
め)、連続的又は継続的に行ってもよい。
【0007】結晶化後、収集された生成物を濾過し、脱
塩水で洗浄し、過剰の水酸化ナトリウム及びアルミン酸
ナトリウムを除去し、次にその遊離水含有量が約20%に
なるまで乾燥する。得られたゼオライトは無水状態で式
2SiO2 Al2O3 Na2Oに相当する。それは高純度の
相(実質的にヒドロキシソーダライトを含まないもの)
からなる。
塩水で洗浄し、過剰の水酸化ナトリウム及びアルミン酸
ナトリウムを除去し、次にその遊離水含有量が約20%に
なるまで乾燥する。得られたゼオライトは無水状態で式
2SiO2 Al2O3 Na2Oに相当する。それは高純度の
相(実質的にヒドロキシソーダライトを含まないもの)
からなる。
【0008】洗剤中の助剤(ビルダー)として特に価値
あるものにするのは、平均直径が0.5 〜5μ程度で、カ
ルシウムイオンに対し大きな交換容量及び速度を有する
粉末の形のものである。
あるものにするのは、平均直径が0.5 〜5μ程度で、カ
ルシウムイオンに対し大きな交換容量及び速度を有する
粉末の形のものである。
【0009】
【実施例】次の例は例示のために与えられているのであ
り、本発明の範囲及び本質を限定するものと見做しては
ならない。 例1 11m/s の流量線速度を得ることを可能にする形状を持つ
ベンチュリー管中に次のものを導入した:90m3/時の流
量で、59℃の温度の、Al2O3 4.95重量%及びNa2O1
1.16 重量%含有アルミン酸ナトリウム水溶液19.5m3、
及び14.3m3/時の流量で、58.3℃の温度の、SiO228.
2 重量%及びNa2O14.7重量%含有珪酸ナトリウム水溶
液2.93m3。
り、本発明の範囲及び本質を限定するものと見做しては
ならない。 例1 11m/s の流量線速度を得ることを可能にする形状を持つ
ベンチュリー管中に次のものを導入した:90m3/時の流
量で、59℃の温度の、Al2O3 4.95重量%及びNa2O1
1.16 重量%含有アルミン酸ナトリウム水溶液19.5m3、
及び14.3m3/時の流量で、58.3℃の温度の、SiO228.
2 重量%及びNa2O14.7重量%含有珪酸ナトリウム水溶
液2.93m3。
【0010】このようにして形成されたヒドロゲルを、
固定撹拌器によって撹拌された25m3結晶化器で、87℃の
温度のAl2O3 4.95重量%及びNa2O11.16 重量%含有
アルミン酸ナトリウム水溶液3.5 m3入っている結晶化器
へ入れた。温度が66℃に到達した(外部から熱を供給せ
ずに)反応混合物を、穏やかに撹拌しながら240 分間維
持した。次に得られた懸濁物をパネビス(Pannevis)(登
録商標名)型のフィルター(パネビス社から市販されて
いる)に通して濾過し、先ず0.05重量%の濃度を有する
水酸化ナトリウム水溶液で、2番目に脱塩水で洗浄し、
それら溶液及び水の全体積は5m3であった。得られた固
形物含有量52%のスラリーを、次に回転フラッシュ型の
装置で乾燥した。
固定撹拌器によって撹拌された25m3結晶化器で、87℃の
温度のAl2O3 4.95重量%及びNa2O11.16 重量%含有
アルミン酸ナトリウム水溶液3.5 m3入っている結晶化器
へ入れた。温度が66℃に到達した(外部から熱を供給せ
ずに)反応混合物を、穏やかに撹拌しながら240 分間維
持した。次に得られた懸濁物をパネビス(Pannevis)(登
録商標名)型のフィルター(パネビス社から市販されて
いる)に通して濾過し、先ず0.05重量%の濃度を有する
水酸化ナトリウム水溶液で、2番目に脱塩水で洗浄し、
それら溶液及び水の全体積は5m3であった。得られた固
形物含有量52%のスラリーを、次に回転フラッシュ型の
装置で乾燥した。
【0011】得られた粉末は次の性質を有するLTA型
の4Aゼオライトであった: ・ 結晶化度99%、 ・ 平均粒径1.9 μ;11μより大きな結晶は観察されな
かった。 ・ 800 ℃での灼熱減量19.48 %、及び ・ 無水ゼオライト1g 当たりのカルシウムイオンに対
する交換容量、CaCO3 299 mg。 交換容量は、カルシウムに対し特定の電極(ORION
−93−20)を用いて、3g/リットルのNaCl媒体中に
15分入れた後決定された。用いられた初期カルシウム濃
度は5×10-3モル/リットルで、ゼオライト濃度は1g
(無水)/リットルであった。温度は25℃であった。
の4Aゼオライトであった: ・ 結晶化度99%、 ・ 平均粒径1.9 μ;11μより大きな結晶は観察されな
かった。 ・ 800 ℃での灼熱減量19.48 %、及び ・ 無水ゼオライト1g 当たりのカルシウムイオンに対
する交換容量、CaCO3 299 mg。 交換容量は、カルシウムに対し特定の電極(ORION
−93−20)を用いて、3g/リットルのNaCl媒体中に
15分入れた後決定された。用いられた初期カルシウム濃
度は5×10-3モル/リットルで、ゼオライト濃度は1g
(無水)/リットルであった。温度は25℃であった。
【0012】例2 例1に記載の操作を繰り返した。但し次の変更を行なっ
た:ベンチュリー管への導入溶液 ・ 78m3/時の流量で、76℃のアルミン酸ナトリウム溶
液(Al2O3 5.1 重量%及びNa2O12.24 重量%)16.5
m3、及び ・ 12.3m3/時の流量で、74℃の珪酸ナトリウム溶液
(SiO2 29.9重量%及びNa2O14.9重量%)2.8 m3。結晶化 ・ 基本原料:72.4℃の温度のアルミン酸ナトリウム溶
液(Al2O3 5.1 重量%及びNa2O12.24 重量%)3.4
m3、 ・ 温度(外部からの加熱無し):77.4℃、 ・ 滞留時間:60分ゼオライトの特性 ・ LTA型の4Aゼオライト、 ・ 結晶化度:95%、 ・ 平均粒径:2.58 μ、 ・ 800 ℃での灼熱減量:19.7%、 ・ カルシウムイオンに対する交換容量:295mg CaC
O3 /g 。
た:ベンチュリー管への導入溶液 ・ 78m3/時の流量で、76℃のアルミン酸ナトリウム溶
液(Al2O3 5.1 重量%及びNa2O12.24 重量%)16.5
m3、及び ・ 12.3m3/時の流量で、74℃の珪酸ナトリウム溶液
(SiO2 29.9重量%及びNa2O14.9重量%)2.8 m3。結晶化 ・ 基本原料:72.4℃の温度のアルミン酸ナトリウム溶
液(Al2O3 5.1 重量%及びNa2O12.24 重量%)3.4
m3、 ・ 温度(外部からの加熱無し):77.4℃、 ・ 滞留時間:60分ゼオライトの特性 ・ LTA型の4Aゼオライト、 ・ 結晶化度:95%、 ・ 平均粒径:2.58 μ、 ・ 800 ℃での灼熱減量:19.7%、 ・ カルシウムイオンに対する交換容量:295mg CaC
O3 /g 。
【0013】例3 例1に記載の操作を繰り返した。但し次の変更を行なっ
た:ベンチュリー管への導入溶液 ・ 50m3/時の流量で、80.5℃のアルミン酸ナトリウム
水溶液(Al2O3 5.3重量%及びNa2O11.17 重量%)1
7.1m3、及び ・ 7.9 m3/時の流量で、79.2℃の珪酸ナトリウム溶液
(SiO2 30.3重量%及びNa2O14.7重量%)2.9 m3。結晶化 ・ 基本原料:80℃の温度のアルミン酸ナトリウム溶液
(Al2O3 5.3 重量%及びNa2O11.17 重量%)3.3
m3、 ・ 温度(外部からの加熱無し):83.7℃、 ・ 系の均一性を改良するため、結晶化段階中、ポンプ
を用いて100 m3/時に近い流量で反応混合物を再循環し
た、 ・ 滞留時間:150 分ゼオライトの特性 ・ LTA型の4Aゼオライト、 ・ 結晶化度:95%、 ・ 平均粒径:3.2 μ、最大粒径15μ、 ・ 800 ℃での灼熱減量:19.9%、 ・ カルシウムイオンに対する交換容量:300mg CaC
O3 /g 。
た:ベンチュリー管への導入溶液 ・ 50m3/時の流量で、80.5℃のアルミン酸ナトリウム
水溶液(Al2O3 5.3重量%及びNa2O11.17 重量%)1
7.1m3、及び ・ 7.9 m3/時の流量で、79.2℃の珪酸ナトリウム溶液
(SiO2 30.3重量%及びNa2O14.7重量%)2.9 m3。結晶化 ・ 基本原料:80℃の温度のアルミン酸ナトリウム溶液
(Al2O3 5.3 重量%及びNa2O11.17 重量%)3.3
m3、 ・ 温度(外部からの加熱無し):83.7℃、 ・ 系の均一性を改良するため、結晶化段階中、ポンプ
を用いて100 m3/時に近い流量で反応混合物を再循環し
た、 ・ 滞留時間:150 分ゼオライトの特性 ・ LTA型の4Aゼオライト、 ・ 結晶化度:95%、 ・ 平均粒径:3.2 μ、最大粒径15μ、 ・ 800 ℃での灼熱減量:19.9%、 ・ カルシウムイオンに対する交換容量:300mg CaC
O3 /g 。
【0014】例4(比較例) 例1に記載の操作を繰り返した。但し次の変更を行なっ
た:ベンチュリー管への導入溶液 ・ 82m3/時の流量で、64.5℃のアルミン酸ナトリウム
溶液(Al2O3 5.7 重量%及びNa2O12.4重量%)9
m3、及び ・ 13.9m3/時の流量で、75.5℃の珪酸ナトリウム溶液
(Al2O3 28.6重量%及びNa2O14.34 重量%)1.4
m3。結晶化 ・ 基本原料無し、 ・ 初期結晶化温度:68℃、 ・ 滞留時間:22時間;この期間中温度は約55℃へ低下
した、生成物の良好な結晶化を達成するためには長い滞
留時間が必要であることが見出された(前の例の1〜4
時間の代わりに22時間)。生成物は流動性が少ないため
濾過性は良くないことも判明した。ゼオライトの特性 ・ LTA型の4Aゼオライト、 ・ 結晶化度:99%、 ・ 平均粒径:1.8 μ、 ・ 800 ℃での灼熱減量:26%、 ・ カルシウムイオンに対する交換容量:306mg CaC
O3 /g 。
た:ベンチュリー管への導入溶液 ・ 82m3/時の流量で、64.5℃のアルミン酸ナトリウム
溶液(Al2O3 5.7 重量%及びNa2O12.4重量%)9
m3、及び ・ 13.9m3/時の流量で、75.5℃の珪酸ナトリウム溶液
(Al2O3 28.6重量%及びNa2O14.34 重量%)1.4
m3。結晶化 ・ 基本原料無し、 ・ 初期結晶化温度:68℃、 ・ 滞留時間:22時間;この期間中温度は約55℃へ低下
した、生成物の良好な結晶化を達成するためには長い滞
留時間が必要であることが見出された(前の例の1〜4
時間の代わりに22時間)。生成物は流動性が少ないため
濾過性は良くないことも判明した。ゼオライトの特性 ・ LTA型の4Aゼオライト、 ・ 結晶化度:99%、 ・ 平均粒径:1.8 μ、 ・ 800 ℃での灼熱減量:26%、 ・ カルシウムイオンに対する交換容量:306mg CaC
O3 /g 。
【0015】例5 例1に記載の操作を繰り返した。但し次の変更を行なっ
た:ベンチュリー管への導入溶液 ・ 375 リットル/時の流量で、62.3℃のアルミン酸ナ
トリウム溶液(Al2O 3 11.58 重量%及びNa2O5.3 重
量%)62.5リットル、及び ・ 60リットル/時の流量で、62.6℃の珪酸ナトリウム
溶液(SiO2 28.6重量%及びNa2O15.2重量%)10リ
ットル。結晶化 ・ 固定撹拌器付き100 リットル結晶化器、 ・ 基本原料:80℃のアルミン酸ナトリウム溶液(Al2
O3 11.58 重量%及びNa2O5.3 重量%)10.5リット
ル、 ・ 温度(外部からの加熱有り):75℃に維持、 ・ 滞留時間:75分。ゼオライトの特性 ・ LTA型の4Aゼオライト、 ・ 結晶化度:99%、 ・ 平均粒径:6.3 μ、 ・ 800 ℃での灼熱減量:17.65 %、 ・ カルシウムイオンに対する交換容量:308mg CaC
O3 /g 。
た:ベンチュリー管への導入溶液 ・ 375 リットル/時の流量で、62.3℃のアルミン酸ナ
トリウム溶液(Al2O 3 11.58 重量%及びNa2O5.3 重
量%)62.5リットル、及び ・ 60リットル/時の流量で、62.6℃の珪酸ナトリウム
溶液(SiO2 28.6重量%及びNa2O15.2重量%)10リ
ットル。結晶化 ・ 固定撹拌器付き100 リットル結晶化器、 ・ 基本原料:80℃のアルミン酸ナトリウム溶液(Al2
O3 11.58 重量%及びNa2O5.3 重量%)10.5リット
ル、 ・ 温度(外部からの加熱有り):75℃に維持、 ・ 滞留時間:75分。ゼオライトの特性 ・ LTA型の4Aゼオライト、 ・ 結晶化度:99%、 ・ 平均粒径:6.3 μ、 ・ 800 ℃での灼熱減量:17.65 %、 ・ カルシウムイオンに対する交換容量:308mg CaC
O3 /g 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルク マラシス フランス国ラ シオタ,バティマン オウ ロル,レジダンス ル パン デ ラ フ ァドゥ(番地なし)
Claims (8)
- 【請求項1】 通常の温度よりも高い温度で珪酸ナトリ
ウム水溶液とアルミン酸ナトリウム水溶液とを非撹拌反
応器中で直接混合し、ヒドロゲルを形成させ、通常の温
度よりも高い温度で結晶化し、洗浄し、濾過し、そして
もし適切ならば乾燥することにより結晶4Aゼオライト
を製造する連続的方法において、 − 珪酸ナトリウム水溶液及びアルミン酸ナトリウム水
溶液を連続的に非撹拌反応器中へ導入し、然も、夫々の
流量は、アルミン酸塩溶液の流量/珪酸塩水溶液の流量
の比が約4〜8である流量であり、それらの量は形成さ
れるヒドロゲルの組成が一定で、モル分率で表して次の
式、 x SiO2 ;y Al2O3 ;z Na2O;t H2 O (式中、0.5 <x/y <3 2 <z/y <7 50 <t/y <400 ) に相当する量であり、 − 形成されたヒドロゲルを、2〜7重量%程度のAl2
O3 及び8〜14重量%の程度のNa2Oを含有するアルミ
ン酸ナトリウム水溶液からなる基本原料と接触させ、然
も、前記基本原料は、結晶化によって形成される生成物
が、モル分率で表して次の式、 x′SiO2 ; y′Al2O3 ; z′Na2O; t′H2 O (式中、1.5 < x′/y′<3 0.5 < z′/y′<1.5 3 < t′/y′<6 ) に相当する量で存在する、ことを特徴とするゼオライト
連続的製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 − アルミン酸塩溶液の流量/珪酸塩溶液の流量の比が
約5〜7であり、 − 形成されるヒドロゲルの組成が、モル分率で表して
次の式、 x SiO2 ;y Al2O3 ;z Na2O;t H2 O (式中、1 <x/y <2 3 <z/y <6 75 <t/y <200 ) に相当し、 − 基本原料が、3〜6重量%程度のAl2O3 及び9〜
13重量%の程度のNa2Oを含有し、そして − 結晶化によって形成された生成物が、モル分率で表
して次の式、 x′SiO2 ; y′Al2O3 ; z′Na2O; t′H2 O (式中、1.8 < x′/y′<2.1 0.8 < z′/y′<1.2 4 < t′/y′<5 ) に相当する、ことを特徴とする請求項1 に記載の方法。 - 【請求項3】 直接の混合操作が非撹拌反応器中で行わ
れ、その反応器の形状が7〜15m/s の程度の珪酸塩及び
アルミン酸塩の溶液の線速度を得ることを可能にする形
状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方
法。 - 【請求項4】 直接の混合操作が、40〜90℃の程度の温
度を持つ珪酸ナトリウム溶液と、40〜100 ℃の程度の温
度のアルミン酸ナトリウム溶液とを導入することにより
行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
に記載の方法。 - 【請求項5】 基本原料を構成するアルミン酸ナトリウ
ム溶液が、希望の生成物を得るための水熱合成に必要な
全アルミン酸塩量の5〜20%程度を占めることを特徴と
する請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 基本原料の温度が50〜110 ℃の程度であ
ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
の方法。 - 【請求項7】 結晶化温度が45〜95℃の程度であること
を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の方
法により得られた結晶4Aゼオライトを洗剤組成物の助
剤(ビルダー)として用いる使用法。
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