JPH0518595U - 玩具用ゼンマイ駆動装置の制御機構 - Google Patents

玩具用ゼンマイ駆動装置の制御機構

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JPH0518595U JP9194991U JP9194991U JPH0518595U JP H0518595 U JPH0518595 U JP H0518595U JP 9194991 U JP9194991 U JP 9194991U JP 9194991 U JP9194991 U JP 9194991U JP H0518595 U JPH0518595 U JP H0518595U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 持続時間の向上を図るとともに、低速から高
速まで広範囲にわたり、無断階で運動速度調整のできる
玩具用ゼンマイ駆動装置の提供にある。 【構成】 駆動体Aが作動すると、連接部Cを介しピス
トン11が往復運動をし、流量制御手段として、覆30
に設けた通口31を通してポンプ部Bが空気または水の
吸入・排出を交互に繰り返す。通口31が通過流量を制
限し、ピストン11は緩速度で作動し、駆動体Aもゆっ
くりと運動する。別の流量制御手段として、ピストン1
1の中央部に通口を設けても、ピストン11の外周に通
過溝を切欠いて通口としてもよい。連接部Cはクランク
機構に代えて、カム機構にすることもできる。さらに、
流量制御手段として、覆に弁を設け操作すれば、ポンプ
部Bの吸入・排出流量が変化して、駆動体Aの回転の速
さが広い範囲で調整できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として、玩具および隣接分野であるファンシー雑貨、ギフト用品 等の製品に利用するゼンマイ駆動装置の制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の制御機構としては、次のようなものがある。 1.ガンギ車とアンクルによる脱進機を備えたもの。 2.はずみ車を備えたもの。 3.摩擦車とブレーキとを組合せたもの。 (例えば、特願昭30−5129号広報参照) 4.機械的なガバナ装置を備えたもの。 (例えば、玩具用小型蓄音機に利用されているもの。) 5.羽根車により空気抵抗を利用したもの。 (例えば、実願昭56−135798号広報参照) 6.液体の粘性を利用したもの。 (例えば、特願昭30ー6419号広報参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
「従来の技術」で述べた1項から5項までのものは、回転速度抑制手段を、ゼ ンマイばねを取付けた一番歯車から始まる高速歯車輪列の最終段に置くのが通常 である。一方、これら回転速度抑制手段それ自体の軸速度は、構造上、極端に遅 くすることができず、限られた輪列段数ではゼンマイの持続時間を伸ばすには無 理があった。また、6項のものは、動力源自体に回転速度抑制手段が講じられて いるために、比較的簡単な装置で持続時間を長くすることが可能であるが、減速 に高粘度の液体を使用するため、乳幼児も使用する玩具への応用は、液体の漏洩 を防止するため完全に密封する必要があり、この点、工業化が困難であった。
【0004】 一方、それ自体に変速機構を構成できるものは、「従来の技術」で述べた2、 3、4項である。しかし、2、3項のものは、作動中、はずみ車や摩擦車に機械 的なブレーキを掛けると、ゼンマイばねが全てほどける前に、途中で停止すると いった構造上の欠点があり、4項の機械的なガバナに変速機構を持たせことは、 構造が複雑になるといった難点があった。また、両者に共通した問題点として、 変速範囲の狭いことが挙げられる。
【0005】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ゼンマイ駆動装置 の低速運転と持続時間の向上を図るとともに、低速から高速まで、広範囲にわた り連続的に回転速度調整の行えるゼンマイ駆動装置を提供し、あわせて、リアル な外観と、興味ある動きを持った玩具の構成を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における玩具用ゼンマイ駆動装置の制御機 構は、ゼンマイばね等の弾性体を動力源とし、少なくとも一つの回転軸を有する 運動伝達機構を備えた駆動体と、一端に覆をもつシリンダと、ピストンと、流量 制御手段として、シリンダの覆に設けた通口とを備え、ピストンがシリンダに内 接して往復し、通口を通して空気または水を交互に吸入・排出するポンプ部と、 駆動体の回転軸の一つに取付けたクランクと、連接棒とを備え、クランクの回転 で、連接棒を介し、ピストンを往復運動させる連接部と、から成り、駆動体が作 動して、連接部がピストンを複数回、往復させ、ポンプ部が吸入・排出を繰り返 すとき、通口が空気または水の通過流量を制限して、ピストンを緩作動するよう にし、駆動体の運動の速さを抑制するようにしたものである。
【0007】 流量制御手段として、通口は、ピストンのほぼ中央部、ピストンの移動方向に そって貫通させてもよい。
【0008】 別の流量制御手段として、ピストン外周の一部にピストンの移動方向にそって 通過溝を設け、通口としてもよい。
【0009】 さらに、流量制御手段として、シリンダの覆に、空気または水の通過流量を制 御する弁を設け、操作すれば、駆動体の運動の速さを調節することができる。
【0010】 一方、連接部は、カムと、従動節を持つ揺動棒とを組合せた、カム機構にして 、ピストンを往復作動させてもよい。
【0011】
【作用】
ゼンマイばね等の弾性体を動力源とした駆動体が作動すると、その回転軸に取 付けた連接部が回転運動を往復運動に変換して、ピストンを往復作動させ、通口 を通してポンプ部が空気または水の吸入・排出を繰り返す。 ここで、流量制御手段としての、通口の口径が小さいほど、吸入・排出する空 気または水の通過流量は少なくなって、ピストンは緩速度で作動し、それにつれ て、駆動体もゆっくりと時間をかけて運動する。
【0012】 さらに、流量制御手段として、弁を設けて操作すれば、ポンプ部の吸入・排出 流量が変化する。弁を開き空気または水の通過流量を多くすれば、ピストンの吸 入・排出作動は速くなり、逆に、弁を閉じ通過流量を少なくすれば遅くなる。こ のため、駆動体の運動の速さが広い範囲で調整される。
【0013】
【実施例】
実施例について、図面を参照して説明する。 図1に示す玩具用ゼンマイ駆動装置の制御機構は、駆動体Aとして、玩具分野 で広く利用されている公知のゼンマイ装置を採用し、さらに、ポンプ部B、連接 部Cから構成されている。 まず、各部の構成、作動について記述する。
【0014】 駆動体Aは、動力源として、ばね鋼製の板ばねを、渦巻き状にしたゼンマイば ね2を用いている。一端を基体1に固定したゼンマイばね2で駆動する運動伝達 機構3は、ゼンマイばね2の他端を係止してツマミ4で巻き上げるようにした一 番回転軸6a、一番回転軸6aに取付けたコハゼ5でゼンマイばね2がほどける ときにのみ一番回転軸6aを中心に回転するようにした一番平歯車6b、二番回 転軸7aに取付けた二番ピニオン歯車7cおよび二番平歯車7b、三番回転軸8 aに取付けた三番ピニオン歯車8cにいたる高速輪列とで構成され、それぞれが 基体1に収納されている。
【0015】 従って、ツマミ4を時計回りに回転(図1矢印)させ、ゼンマイばね2を巻 き上げると、ゼンマイばね2のほどける力で、一番回転軸6aとともに一番平歯 車6bを反時計回りに回転する結果、運動伝達機構3の高速輪列を構成する歯車 群が作動して、それぞれ噛みあった一番平歯車6bと二番ピニオン歯車7c、二 番平歯車7bと三番ピニオン歯車8cへと回転運動が伝達され、各回転軸7a、 8aは回転を始めることになる。
【0016】 一方、ポンプ部Bは、基体1の上部にあって、一端に覆30をもつ透明樹脂製 のシリンダ10と、ピストン11と、ピストンピン11a(作用については連接 部の項で説明)、流量制御手段として、覆30のほぼ中央を貫通するように設け た通口31とで構成される。ピストン11は、外周がシリンダ10の内壁との気 密を保ちながら、シリンダ10内を往復運動するようにし、ピストン11が上死 点から下死点に向かうとき(図1矢印)、通口31を通して外部の空気をシリ ンダ10内に吸入し、下死点から上死点に向かうとき(図1矢印)、通口31 を通してシリンダ10内の空気を外部に排出する。
【0017】 連接部Cは、駆動体Aの三番回転軸8aに取付けた円板20aの中心から離れ た位置にあるクランク20と、連接棒21で構成される。連接棒21は、その一 端をクランク20に、他端をピストンピン11a(ポンプ部の項参照)に、それ ぞれが回転可能に係止されているため、クランク20の回転運動を、往復運動に 変換して、ピストン11を作動する役割を果たす。
【0018】 次に、各部が連係し、駆動体Aの運動の速さを抑制する一連の動作について説 明する。 駆動体Aのゼンマイばね2を、ツマミ4で巻き上げると、運動伝達機構3が作 動して、各回転軸と共に三番回転軸8aも回転し、連接部Cのクランク20が、 連接棒21を介して、ポンプ部Bのピストン11を往復作動させる結果、通口3 1を通して、シリンダ10内に空気の吸入(図1矢印)および、シリンダ10 から空気の排出(図1矢印)を交互に繰り返す。
【0019】 ここで、流量制御手段としての通口31の口径が小さいほど、空気の通過流量 は少なくなって(注参照)、ポンプ部Bの吸入作動時には、空気は時間をかけて 通口31から流入し、シリンダ10内をほぼ完全に満たしたとき、ピストン11 はようやく下死点に達して排出作動に転じることになり、同様に、排出作動時に も、空気は時間をかけて通口31から流出し、シリンダ10内からほぼ完全に吐 き出されたとき、ピストン11はようやく上死点に達して再び、吸入作動に転じ ることになる。そのため、ピストン11は緩速度で運動し、それにつれて、運動 伝達機構3の回転軸6aもゆっくりと回転し、駆動体Aの運動の速さが抑制され ることになる。従って、小孔31の口径を調整すれば、構造上の制約範囲内で、 駆動体Aの持続時間を、所期の価にすることが可能である。
【0020】 (注: 空気の通過流量は、通口31の口径とピストン11の吸入・排出力の大 きさに関係する。ゼンマイばね2のいっぱいに巻きあげた状態と、ほどけ切る直 前の状態では、ピストン11の吸入・排出力は異なるため、これによっても流量 は変化する。)
【0021】 本実施例の装置の二番回転軸7aの両端に後輪9(点線)を取付け、自動車を 摸したカバーと前輪(図示せず)をつければ、ゆっくりと走行する自動車玩具に なる。
【0022】 また、図示はしていないが、例えば、駆動体Aのいずれかの回転軸で回転翼を 回転するようにした本実施例の装置全体を潜水艇を摸した外装に入れ、ポンプ部 Bが水没するよう構成した玩具に応用すれば、駆動体Aが作動するとき、ポンプ 部Bは、空気の代りに、通口31を通して水を吸入・排出することになり、これ によっても、駆動体Aの運動の速さが抑制されることは明らかであろう。
【0023】 駆動体Aの動力源として、本実施例ではゼンマイばね2を使用し説明したが、 ゼンマイばね2に限ることはなく、弾性体の復元力を利用した、例えば鋼製のス プリング、紐ゴムを動力源にした公知の駆動装置にも応用できることは、もちろ んである。
【0024】 さらに、一番回転軸6aの回転速度を落し、駆動体Aの持続時間を延ばすため には、運動伝達機構3の高速輪列の段数を増すなど、高速回転比率を高めた最終 段の回転軸で、連接部Cを介してポンプ部Bを作動するようにし、また、シリン ダ10の内径、ピストン11の行程、流量制御手段として、ポンプ部Bの吸入・ 排出力に見合った通口31の口径などを総合的に定めればよく、駆動体Aは、殆 どゼンマイがほどけ切るまで、長時間、安定した運動を続けることになる。
【0025】 流量制御手段としての通口31を、別の部分に移すこともできる。 図2に示したものは、流量制御手段として、ピストン11のほぼ中央部、ピス トンの移動方向にそって貫通させた通口32で構成している。
【0026】 また、図3では、流量制御手段として、ピストン11の外周の一部に、ピスト ン11の運動方向にそって切り欠いた通過溝33を設け、通口として構成してい る。
【0027】 上記2例は、いずれも、ポンプ部Bのピストン11が往復して吸入・排出動作 をするとき、それぞれ、通口32、通過溝33が、空気または水の通路になると 同時に、通過流量を制限する働きをする。通口32、通過溝33それぞれの開口 面積の大きさを調節すれば、最初に述べた実施例と同様に、構造上の制約範囲内 で、駆動体Aの持続時間を所期の価にすることが可能である。
【0028】 さらに図4により、流量制御手段として、覆35に弁34を設ければ、ゼンマ イ駆動装置を無段階で変速することができる。 弁34は、シリンダ10の上部にある円柱状の覆35に、端面を上下方向に貫 通し空気または水の通路となる通口36と、通口36と交叉し、側面を左右方向 に貫通する弁挿入口37とを設け、上記交叉部分にとどく位置の側面に貫通させ た弁孔38をもつ弁棒39を、弁挿入口37に差し込み(図4矢印)構成されて いる。従って、弁孔38が水平位置にあるとき、弁棒39が通口36を上下に分 断閉鎖して(弁34が「閉」の状態)、通口36を通過しようとする空気または 水の流れを遮断する。「閉」の状態から弁棒39を指で回転してゆくと、通口3 6に弁孔38が接して開き始め、その後、開口面積は増加して、弁孔38が通口 36と一致して上下を完全に結んだとき、弁34は「全開」の状態になる。
【0029】 従って、ポンプ部Bのピストン11が往復して吸入・排出動作をするとき、弁 棒39を「全開」の方向に回転してゆけば、シリンダ10に流入し、また、シリ ンダ10から流出する空気または水の流量が増加して、ピストン11の運動速度 は次第に速くなり、逆に、弁棒39を「閉」の方向に回転すれば、流量が減少し て、ピストン11の運動速度は遅くなる。この操作によって、ピストン11の作 動の速さは変化して、駆動体Aの運動の速さを無段階で調整することが可能にな る。全体の構成を巧みにすれば、回転速度の調整幅は非常に広くなり、例えば、 本実施例を、前記の自動車玩具の駆動装置として搭載すれば、全疾走から超低速 の徐行運転まで、自由にコントロールすることができる。
【0030】 連接部Cをカム機構に置き換えた実施例を、図5に示す。 連接部C1は、中心をずらし駆動体Aの三番回転軸8aに取付けた円盤状のカ ム22と、一端に従動節23をもつ揺動棒24、および、基体1(図示せず)か ら突出したガイドピン25とで構成される。カム22は,従動節23内を回転し 、カムの外周が従動節上端を押し上げ、あるいは、従動節下端を押し下げて、揺 動棒24を往復運動(図5矢印)させ、最初の実施例と同様、揺動棒24の他端 に固定したピストン11が吸入・排出運動を繰り返すようになる。先端付近に切 り欠きをもつ左右一対のガイドピン25は、揺動棒24の下端を挟み込み、揺動 棒24の横揺れを防止して、円滑に往復運動をさせる役割を果たす。
【0031】 最初に述べた実施例において、クランク21をもつ円板21aは、構造上、回 転軸の終端に設ける必要があり、これを取付けた三番回転軸8aには、両端に車 輪等を取付けられない欠点があった。本実施例の連接部C1は、両端に車輪等を 取付けた回転軸の中央に、カム22を取付けることが可能である。
【0032】
【考案の効果】
上記のように、本考案のゼンマイ駆動装置の制御機構は、 請求項1においては、ポンプ部が吸入・排出する空気または水の流量を制限し て駆動体の運動の速さを抑制し、ゼンマイ駆動装置の持続時間を向上する。その 上、運動速度抑制手段に、「従来の技術」3項で述べた、摩擦車とブレーキとの 組合せのような機械的な摩擦力を用いていないためにロスが少なく、駆動体は殆 どゼンマイばねがほどけ切るまで作動する利点がある。また、例えば、実施例で 述べた自動車玩具に応用し、特に、ポンプ部Bが外観できるようにカバーから突 出させれば、あたかもエンジンを動かしながら走るリアルな雰囲気を、盛り込む ことができる。
【0033】 請求項2、3においては、請求項1の流量制御手段の代替策であり、請求項1 の同手段も含め、この中から製造等の特性を配慮して、最も有利なものを選ぶこ とができる。
【0034】 請求項4においては、さらに、ポンプ部が吸入・排出する空気または水の流量 を、流量制御手段としての弁でコントロールするため、駆動部の運動の速さを、 広範囲にわたり無段階で調整することが可能になる。例えば、上記自動車玩具に 適用すれば、低コストで、一層、興昧深い玩具を提供することができる。
【0035】 請求項5においては、ピストンを動かす連接部を、クランク機構からカム機構 に置き変えたものである。両端に車輪等を取付けた回転軸の中間部分に、カムを 取付けることが可能になり、簡単な機構で、連接部を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゼンマイ駆動装置の制御機構全体の構造を示す
斜視図である。
【図2】流量制御手段として、ピストンの中央部に通口
を構成した分解斜視図である。
【図3】流量制御手段として、ピストン外周に通過溝を
構成した分解斜視図である。
【図4】流量制御手段として、シリンダの閉端に弁を構
成した分解斜視図である。
【図5】連接部を構成するカム機構の構造を示す斜視図
である。
【符号の説明】
A 駆動体 B ポンプ部 C、C1 連接部 1 基体 2 ゼンマイばね 3 運動伝達機構 4 ツマミ 5 コハゼ 6a、7a、8a 回転軸 6b、7b 平歯車 7c、8c ピニオン歯車 9 後輪 10 シリンダ 11 ピストン 11a ピストンピン 20 クランク 20a 円板 21 連接棒 22 カム 23 従動節 24 揺動棒 25 ガイドピン 30、35 覆 31、32、36 通口 33 通過溝 34 弁 37 弁挿入孔 38 弁孔 39 弁棒

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゼンマイばね等の弾性体を動力源とし、
    少なくとも一つの回転軸を有する運動伝達機構を備えた
    駆動体と、 一端に覆をもつシリンダと、ピストンと、流量制御手段
    として、シリンダの覆に設けた通口とを備え、ピストン
    がシリンダに内接して往復し、通口を通して空気または
    水を交互に吸入・排出するポンプ部と、 駆動体の回転軸の一つに取付けたクランクと、連接棒と
    を備え、クランクの回転で、連接棒を介し、ピストンを
    往復運動させる連接部と、から成り、 駆動体が作動して、連接部がピストンを複数回、往復さ
    せ、ポンプ部が吸入・排出を繰り返すとき、通口が空気
    または水の通過流量を制限して、ピストンを緩作動する
    ようにし、駆動体の運動の速さを抑制するようにした玩
    具用ゼンマイ駆動装置の制御機構。
  2. 【請求項2】 流量制御手段として、ピストンのほぼ中
    央部に、ピストンの移動方向にそって貫通する通口を設
    けた請求項1記載の玩具用ゼンマイ駆動装置の制御機
    構。
  3. 【請求項3】 流量制御手段として、ピストンの外周の
    一部に、ピストンの移動方向にそって通過溝を設け、通
    口とした請求項1記載の玩具用ゼンマイ駆動装置の制御
    機構。
  4. 【請求項4】 流量制御手段として、シリンダの覆に空
    気または水の通過流量を制御する弁を設け、操作してピ
    ストンの吸入・排出作動速度を変化させ、駆動体の運動
    の速さを調節するようにした請求項1記載の玩具用ゼン
    マイ駆動装置の制御機構。
  5. 【請求項5】駆動体の一つの回転軸に取付けたカムと、
    一端にカムと接触して往復運動する従動節をもつ揺動棒
    とを備え、揺動棒の他端でピストンを作動させるように
    連接部を構成した請求項1記載の玩具用ゼンマイ駆動装
    置の制御機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102308887B1 (ko) * 2020-09-16 2021-10-05 부경대학교 산학협력단 무전력 유체 펌프

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS493854A (ja) * 1972-05-04 1974-01-14

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