JPH0655233B2 - 玩具における振り動作装置 - Google Patents

玩具における振り動作装置

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JPH0655233B2
JPH0655233B2 JP63163737A JP16373788A JPH0655233B2 JP H0655233 B2 JPH0655233 B2 JP H0655233B2 JP 63163737 A JP63163737 A JP 63163737A JP 16373788 A JP16373788 A JP 16373788A JP H0655233 B2 JPH0655233 B2 JP H0655233B2
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JP
Japan
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gear
shaft
motion device
pinion
swing motion
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JP63163737A
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JPH0213492A (ja
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仁 米山
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は人形玩具、ロボット玩具等の腕部または頭部を
振り動作させるのに利用される玩具における振り動作装
置に関する。
(従来技術) 一般に、人形玩具またはロボットにおいて、腕部は胴体
部の両側に、また頭部は胴体部の上部或は胴体部と一体
に形成されている首部にそれぞれ可動可能に取付けられ
ているものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の人形玩具またはロボット玩具にあ
っては、腕部或は頭部に振り動作を行なわせる場合、直
接手に触れて行なっているから面白み、リアル性に欠け
る等の難点があった。
本発明は上記の観点に鑑みてなされたものであって、特
に簡単な構造によって人形玩具またはロボット玩具の腕
部或は頭部の振り動作を自動的に行なわせることができ
る玩具における振り動作装置を提案することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための手段として、本発明に係る玩
具における振り動作装置は、ゼンマイまたはモータを駆
動源とし、下記要件を備えること特徴とする。
(イ)玩具のケーシングの内部には、上記駆動源によっ
て回転駆動される歯車に偏心して設けられたカムと、上
記カムを遊嵌する案内凹溝を有する駆動用の歯車とが設
けられていること。
(ロ)上記案内凹溝は上記駆動用の歯車の側面に径方向
に長く形成され、その長さは上記カムの運動範囲よりも
大きく、その幅は上記カムの運動範囲よりも小さく形成
されていること。
(ハ)上記ケーシングには、一端が外部に突出する作動
軸が正逆回転可能に軸受けされていること。
(ニ)上記作動軸は上記駆動用の歯車と噛合する歯車に
連係していること。
(発明の作用、効果) 本発明によれば、駆動源によって回転駆動された歯車と
ともにカムが駆動用の歯車の案内凹溝内で運動する。案
内凹溝の幅は上記カムの運動範囲よりも小さく形成され
ているから、カムの回転により歯車は正逆方向に往復回
転する。したがって、運動用の歯車に連係する歯車も往
復運動するから、作動軸も正逆回転する。
このように、本発明によれば、簡単な構造により駆動源
の回転方向を変えることなしに駆動用の歯車や作動軸を
正逆回転させることができるので、低コストで振り動作
を実現させることができる。
(実施例) 以下、図面によって本発明の実施態様の一例について説
明する。
第1図及び第2図において、符号Aは本発明に係る玩具
における振り動作装置を示す。この振り動作装置Aはケ
ーシング1内に設けられた駆動用の歯車2と、この歯車
2を正逆回転させる駆動機構aと、上記ケーシング1に
一端が外部に突出するように軸受けされた作動軸3、
4、5とによって構成されるとともに、該作動軸3、
4、5と上記歯車2とは連動するように形成されてい
る。
歯車2はケーシング本体1内の中央上部に支軸6を介し
て取り付けられている。そして、上記歯車2の下部中央
には上記支軸6に向かって径方向に長い案内凹溝7が形
成されている。
作動軸3、4、5はケーシング1内の上部中央と両側上
部に形成された軸受部9、9、9によって支持されると
ともに、その一端は上記ケーシング1の外部に突出され
ている。
上記作動軸3は他端に平歯車11が固定されるととも
に、内部には棒部材12、12が上下動可能に配されて
いる。すなわち、この棒部材12、12は作動軸3の長
手方向に貫通された貫通孔3a、3aの内部に遊嵌され
ているとともに、該棒部材12、12の両端部は上記作
動軸3から突出されるとともに、下部近傍に設けた膨出
部12a、12aによって抜脱が防止されている。
次に、上記作動軸4、5は前部材4a、5aと後部材4
b、5bとが連係して形成されるとともに、その内部に
は一本の軸部材13が遊嵌され、且つ該軸部材13の両
端にはストッパー13a、13aが設けられている。こ
れによって、作動軸4、5は軸部材13に正逆回転可能
に支持されている。また、上記後部材4b、5bは他端
近傍に平歯車15、15が固定されるとともに、該平歯
車15、15の外側に位置される該後部材4b、5bに
は切欠された平端面16、16が形成されている。そし
て、該平坦面16、16には上記棒部材12、12の基
端が常に当接されている。
駆動機構aは第1歯車部と第2歯車部とによって構成さ
れている。すなわち、第1歯車部は駆動軸20に固定さ
れた平歯車21及びゼンマイ22と、該平歯車21に噛
合される支軸23に固定されたピニオン24と、該ピニ
オン24に噛脱自在な支軸25に固定されたピニオン2
6と、該ピニオン26と並設された平歯車27に噛合さ
れる支軸28に固定されたピニオン29と、該ピニオン
29と並設された平歯車30に噛合される支軸31に固
定されたピニオン32と、該ピニオン32と並設された
平歯車33に係脱可能な支軸34に固定されたアンクル
35と、上記ピニオン29に噛合される支軸36に固定
されたピニオン37と、該ピニオン37に噛合される支
軸38に固定されたピニオン39と、該ピニオン39に
並設され、且つ該支軸38に偏心して取着された楕円形
のカム40とによって形成されている。そして、該カム
40は前記歯車2に形成された案内凹溝7に遊嵌されて
いる。なお、上記案内凹溝7の長さは上記カム40の運
動範囲よりも大きく、その幅は上記カム40の運動範囲
よりも小さく形成されている。これによって、第1歯車
部のピニオン39が回動することによって、該ピニオン
39に並設された楕円形のカム40を介して歯車2を支
軸6を支点に正逆回転させることができる。
上記第1歯車部において駆動軸20に巻装させたゼンマ
イ22の一端は該駆動軸20に固定されるとともに、他
端はケーシング1の所定位置に固定されている。また第
3図(a)に示すように駆動軸20の一端は上記ケーシ
ング1よりの表面側に突出されるとともに、紐車42が
固定され、且つ該紐車42には紐43が巻装されてい
る。さらにピニオン24の支軸23は長孔44、44に
軸受けされており、上記ゼンマイ22の巻き上げ時に該
ピニオン24とピニオン26との噛合が解除されるよう
に形成され、これによって第1歯車部を形成する他の歯
車に駆動力が伝達されないように形成されている。
次に、第2歯車部は歯車2の両側に位置され、且つ歯車
2に噛合される支軸50、50に固定されたピニオン5
1、51と、該ピニオン51、51と同軸上に固定され
たクラウン歯車52、52と該クラウン歯車52、52
の一方に噛合される支軸53に固定された歯車54とに
よって形成されている。そして、該歯車54は前記作動
軸3に固定された平歯車11に噛合されるとともに、上
記クラウン歯車52、52は前記作動軸4、5に固定さ
れた平歯車15、15に噛合されている。これによっ
て、第1歯車部の回転駆動力は歯車2を介して第2歯車
部に伝達され、作動軸3、4、5を正逆回転させること
ができるとともに、該作動軸4、5の平坦面16、16
に下端が当接されている棒部材12、12を第3図
(b)に示すように上下動させることができる。
上記において、玩具における振り動作装置Aは紐車42
に巻装されている紐43を引くことによって駆動軸20
のゼンマイ22が巻き上げられるとともに、該紐43を
離すとゼンマイ22の巻き戻り力が該駆動軸20に伝達
され駆動軸に固定された平歯車21が回転し、同様に第
1歯車部を成す各歯車も回転し、これによって、歯車2
を支軸6を支点に正逆回転させることができる。この歯
車2には第2歯車部を成す歯車のうちのピニオン51、
51が噛合されているから、上記歯車2が正逆回転する
ことによって該ピニオン51、51も同様に正逆回転さ
せることができる。さらに、この第2の歯車部を成す他
の各歯車のうち、クラウン歯車52、52は作動軸3、
4の他端に設けた平歯車15、15に、上記クラウン歯
車52、52の一方に噛合されている歯車54は作動軸
5の他端に設けた平歯車11にそれぞれ噛合されている
から、該作動軸3、4、5を同様に正逆回転させること
ができる。加えて、上記作動軸4、5の平坦面16、1
6には作動軸3の貫通孔3a、3a内に遊嵌された棒部
材12、12の基端が当接されているから、該作動軸
4、5の正逆回転によって該棒部材12、12が上下動
を繰返し上記作動軸3の上部より出没させることができ
る。
なお、上記実施例において振り動作装置Aの駆動源はゼ
ンマイ22を利用したものであるが、これに限定され
ず、例えば第4図に示す他の実施例のようにケーシング
1に取着したモータ60を利用したものであってもよ
い。この場合、モータ60の出力軸に固定されたピニオ
ン61はケーシング1の表面外部に一端が突出された駆
動軸20に固定された平歯車62に噛合させればよい。
またこの例において、第1図乃至第3図と同符号は同部
位を示すとともに、内部構造は同じであるから図示しな
い。
次に、第5図は玩具における振り動作装置Aを人形70
の胴体部71内に収納した使用態様を示し、該振り動作
装置Aの作動軸3には頭部72が、作動軸4、5には腕
部73、73がそれぞれ取り付けられるとともに、該作
動軸3に設けた貫通孔3a、3a内に遊嵌された棒部材
12、12は同図(b) に示すように上動時に先端が目部
74、74の前面を被覆する開閉部材75、75に当接
して該開閉部材75、75を支軸76、76を支点に開
閉作動するように形成されている。これによって、前記
のように振り動作装置を作動させることによって自動的
に人形70の頭部72を左右に振り動作させることがで
きるのと同時に、腕部73、73も前後に振動作させる
ことができるで、面白い動作人形が得られる。また、目
部74、74も開閉部材75、75を介してまばたきさ
せることができるので、リアル性を向上させることがで
きる。さらに腕部73、73と胴体部71との取付部に
は同図(c) に示すようにスリップクラッチ機構sが設け
られているので、該腕部73、73をむりやり回動させ
たりするなどして過負荷がかかったときに、該機構が働
いて胴体部71に対し腕部73、73のみが回動し損傷
を防止することができる。なお、上記人形は身長約28
0ミリメートル、胸幅約40ミリメートル、胸厚約25
ミリメートル程度のものを使用するのが最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る玩具における振り動作装置の実施
態様の一例を示す斜視図、第2図は第1図の内部構造を
示す説明図、第3図(a) は駆動軸に固定された平歯車と
ピニオンとの噛脱状態を示す説明図、同図(b) は作動軸
と棒部材との当接関係を示す説明図、第4図は振り動作
装置の他の例を示す斜視図、第5図(a) は人形に振り動
作装置を適用した正面図、同図(b)(c)は頭部及び腕部の
作動説明図である。 符号A……振り動作装置、a……駆動機構、1……ケー
シング、2……歯車、2a……歯部、3、4、5……作
動軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゼンマイまたはモータを駆動源とし、下記
    要件を備えることを特徴とする玩具における振り動作装
    置。 (イ)玩具のケーシングの内部には、上記駆動源によっ
    て回転駆動される歯車に偏心して設けられたカムと、上
    記カムを遊嵌する案内凹溝を有する駆動用の歯車とが設
    けられていること。 (ロ)上記案内凹溝は上記駆動用の歯車の側面に径方向
    に長く形成されていること。 (ハ)上記ケーシングには、一端が外部に突出する作動
    軸が正逆回転可能に軸受けされていること。 (ニ)上記作動軸は上記駆動用の歯車と噛合する歯車に
    連係していること。
JP63163737A 1988-06-30 1988-06-30 玩具における振り動作装置 Expired - Lifetime JPH0655233B2 (ja)

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JP63163737A JPH0655233B2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 玩具における振り動作装置

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JP63163737A JPH0655233B2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 玩具における振り動作装置

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JPH0213492A JPH0213492A (ja) 1990-01-17
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KR100806364B1 (ko) * 2006-10-26 2008-02-27 강삼태 지능로봇용 목 관절장치

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