JPH0518593U - 軌道走行玩具 - Google Patents

軌道走行玩具

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JPH0518593U
JPH0518593U JP7426091U JP7426091U JPH0518593U JP H0518593 U JPH0518593 U JP H0518593U JP 7426091 U JP7426091 U JP 7426091U JP 7426091 U JP7426091 U JP 7426091U JP H0518593 U JPH0518593 U JP H0518593U
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JP
Japan
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motorcycle
chassis
bicycle
traveling
track
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Pending
Application number
JP7426091U
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English (en)
Inventor
雅巳 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomy Co Ltd
Original Assignee
Tomy Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲線走行時にバンクを自動的に行なうことが
可能な軌道走行玩具を提供する。 【構成】 ピックアップシュー、モータおよび車輪が付
設されたシャーシに、前輪および後輪を持つバイクある
いは自転車が左右にバンク可能となるように取り付けら
れ、前記前輪および後輪のうち少なくとも前記前輪は、
走行中常時、前記軌道に接触するように構成されるとと
もに、曲線路における前記バイクあるいは自転車のバン
クを妨げない程度に前記バイクあるいは自転車を前記シ
ャーシに対して起立させる方向へ付勢する付勢手段が設
けられている。 【効果】 バイクあるいは自転車は曲線路ではバンクを
行ない、直線路では起立するので、走行状態が自然とな
り、より興趣性が増すことになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、軌道上に敷設された電気レールに接触するピックアップシューを通 じての給電により作動するモータを有し、このモータの作動によって車輪が駆動 され、これにより前記軌道上を走行するように構成された軌道走行玩具に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の軌道走行玩具の中に、例えば、バイク玩具がある。 このバイク玩具は、ピックアップシュー、モータおよび車輪が付設されたシャ ーシ上に、前輪および後輪が付設されたバイクが取り付けられている構造となっ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のバイク玩具では下記のような問題があった。 普通、バイクは曲線路走行するときには、内側にバンクを行なうが、従来のバ イク玩具では、シャーシと車体とが一体的に動くため、曲線路走行の間バイクが 立ったままの状態となる。曲線路の曲率半径が大きい場合にはさほど不自然では ないが、通常、軌道の曲率半径はかなり小さめに設定されているのが普通である ので、その曲線路走行時の姿態が極めて不自然となる。
【0004】 本考案は、かかる問題点に鑑みなされたもので、曲線走行時にバンクを自動的 に行なうことが可能な軌道走行玩具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る軌道走行玩具は、軌道上に敷設された電気レールに接触するピッ クアップシューを通じての給電により作動するモータを有し、このモータの作動 によって車輪が駆動され、これにより前記軌道上を走行するように構成された軌 道走行玩具において、前記ピックアップシュー、モータおよび車輪などが付設さ れたシャーシに、前輪および後輪を持つバイクあるいは自転車が左右にバンク可 能となるように取り付けられ、前記前輪および後輪のうち少なくとも一方の車輪 が前記軌道に常時接触するように構成されるとともに、曲線路における前記バイ クあるいは自転車のバンクを妨げない程度に前記バイクあるいは自転車を起立さ せる方向へ付勢する付勢手段が設けられているものである。
【0006】
【作用】
上記した手段によれば、軌道走行玩具が曲線路走行する際、シャーシは曲線路 に沿って走行しようとするが、少なくとも一方の車輪が接地しているバイクある いは自転車は直進を続けようとする。その結果、バイクあるいは自転車にシャー シ外側へ逃そうとする力が作用し、バイクあるいは自転車は曲線路の内側にバン クすることになる。 一方、軌道走行玩具が直線路走行する際には、シャーシとバイクあるいは自転 車とが直線路に沿って走行することになり、バイクあるいは自転車にはシャーシ 外側へ逃がそうとする力は全く作用しない上、付勢手段による付勢力が作用する ので、バイクあるいは自転車はシャーシに対して起立することになる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る軌道走行玩具の実施例を図面に基いて説明する。
【0008】 図1には実施例の軌道走行玩具の分解斜視図が、図2には当該軌道走行玩具の 直線路走行時の正面図が、図3には当該軌道走行玩具の曲線路走行時の正面図が 示されている。 この軌道走行玩具1の概略を説明すれば、この軌道走行玩具1は、図1に示す ように、モータなどが搭載されたシャーシ2上に、バイク3がアタッチメント4 を介して左右にバンク可能となるように、かつ着脱可能に取り付けられ、さらに 、このボディ3の上にドライバー5が着脱可能に乗せられた構造となっている。 この軌道走行玩具1は、図3に示すループ状の軌道6上に敷設された一対の電 気レール7,7から給電され、これによりシャーシ2に搭載されたモータ(図示 せず)が作動してシャーシ前輪21,21が駆動され、軌道6上を走行するよう になっている。そして、直線路走行時にはシャーシ2に対してバイク3が起立し 、一方、曲線路走行時にはシャーシ2に対してバイク3が曲線路内側にバンクす るようになっている。
【0009】 以下、この軌道走行玩具1の詳細を説明する。 シャーシ2には、図1に示すように、シャーシ前輪21,21およびシャーシ 後輪22,22が付設されている。このうちシャーシ前輪21,21は駆動輪と なっており、シャーシ2の下面前部および前面に亘って延びる一対のピックアッ プシュー23,23と、前記軌道6に敷設された対応の電気レール7,7とがそ れぞれ接触し、モータが作動した場合に、当該シャーシ前輪21,21が駆動さ れるようになっている。
【0010】 また、シャーシ2の下面前部には、図1、図2および図3に示すように、前記 軌道6の中央に形設されたガイド溝8に嵌合するガイドピン24が垂設されてい る。そして、このガイドピン24とガイド溝8との係合によって、シャーシ2が ガイド溝8に沿って走行するようにされている。
【0011】 さらに、シャーシ2下面には、図示はしないが、永久磁石が付設されている。 そして、この永久磁石の前記電気レール7,7に対する磁気力によって、シャー シ2を軌道6に沿って安定走行させるように構成されている。
【0012】 一方、シャーシ2にアタッチメント4を介して取り付けられるバイク3には図 1に示すように前輪8および後輪9が付設されている。このうち前輪8には軌道 6に対するグリップ力を増大させるためにゴムキャプが嵌められ、軌道6に常時 接触するように構成されている。ここで、前輪8のみにゴムキャプを嵌め、後輪 8にゴムキャプを嵌めなかったのは、起立とバンクとの切換えの際の接地抵抗を 極力減らすためである。また、バイク3のサドル部30上にはフック30aが設 けられている。そして、このフック30aに、ドライバー5の尻下に形設した係 合穴(図示せず)を嵌合させるとともに、また、ドライバー5の各手を左右のハ ンドルグリップ31,31にそれぞれ掛けることにより、ドライバー5はバイク 3上に固定されるようになっている。なお、前輪8には1゜〜2゜のステアリン グのガタが付けられている。
【0013】 次に、シャーシ2へのバイク3の取付構造を説明する。 アタッチメント4はある程度の弾性を持つように逆U字形に構成されており( 図1参照)、その下部両側に爪40,40がそれぞれ付設されている。そして、 このアタッチメント4は、シャーシ2上面中央に設けられた位置決め固定片25 ,25を跨ぐように上方からシャーシ2上面に対して押圧することにより、シャ ーシ2に取り付けられる。その際、前記位置決め固定片25,25の両側に設け られた爪受け部26,26に前記爪40,40がそれぞれ係合するようになって いる。 また、アタッチメント4の上部には、ピン41が前後方向に延在するように付 設されている。そして、このピン41には復帰ばね50がワッシャー53によっ て巻装支持されている。アタッチメント4のピン41の直上には図1乃至図3に 示すようにばね係止部42が設けられ、前記ばね係止部42を跨ぐ状態で、復帰 ばね50はピン41に巻装され、その両端は、バイク3内側に固定支持されるば ね掛け板51側面にそれぞれ掛けられている。また、ピン41両端は、図5に示 すように、バイク3内側に付設した軸受板32,32の長孔32a,32aにそ れぞれ嵌合されている。 なお、バイク3がバンクした際に生じる前記復帰ばね50による付勢力はバン ク状態を妨げない程度の強さとなっている。また、特に制限はされないが、図6 に示すように、バンク時にバイク3の前輪8のみが接地されるように、アタッチ メント4のピン41と嵌合する長孔32aの長さを調整しておくか、前輪8の径 を後輪9の径よりも大きくしておくと良い。なぜなら、接地抵抗が小さくなりバ イク3のバンク状態から起立状態への移行が円滑となるからである。
【0014】 次に、実施例の軌道走行玩具1の作用を説明する。 この軌道走行玩具1では、曲線路走行する際、シャーシ2は曲線路に沿って走 行しようとし、一方、接地しているバイク3は直進を続けようとする(図4参照 )。それによりバイク3はシャーシ2に対して外側に逃げようとし、バイク3は 曲線路の内側にバンクすることになる(図3及び図4)。 一方、直線路走行する際には、シャーシ2およびバイク3双方が直線路に沿っ て走行することになり、バイク3をシャーシ2に対して外側に逃がそうとする力 は全く作用しない上、復帰ばね50による付勢力が作用するので、バイク3はシ ャーシ2に対して起立することになる(図2)。 このバイク3の起立は、前述のように前輪8に1゜〜2゜のステアリングのガ タを付けることにより、より円滑になされる。その理由は次のとおりである。 すなわち、復帰ばね50の復帰力だけを利用する場合には、前輪8がシャーシ 2中央よりも外側に接地しているため、その接触抵抗により前輪8の接地点を中 央に移動させ難いが、前輪8を内側に向けさせるためのガタを付けておけば、よ りスムースにバイク8を起立させることができるからである。もっとも、このガ タを付けておかなくとも、バイク8は起立することはいうまでもない。 以上のように曲線路走行の際にはバイク8はバンクし、直線路走行の際にはバ イク8は起立するので、恰も、実際のバイク3がコースを走っているかのイメー ジが醸し出されることになる。
【0015】 以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は、かかる実施例に限定さ れず、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。 例えば、前記実施例では、アタッチメント4をシャーシ2側に取り付け、軸受 板32をバイク3側に設けたものについて説明したが、アタッチメント4をバイ ク3側に取り付け、軸受板32をシャーシ2側に設けたものであっても良い。要 は、バイク3がシャーシ2に対してバンクできさえすれば良い。 また、シャーシ2上に2輪のバイク3を取り付けたものを説明したが、3輪の スクータのようなバイクを取り付けても良いし、また、シャーシ2上に自転車を 取り付けたものであっても良い。要は、曲線路走行の際に、曲線路内側にバンク するようなものであれば良い。
【0016】
【考案の効果】
本考案の軌道走行玩具によれば、バイクあるいは自転車は曲線路ではバンクを 行ない、直線路では起立するので、走行状態が自然となり、より興趣性が増すこ とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の軌道走行玩具の分解斜視図である。
【図2】実施例の軌道走行玩具の直線路走行状態を示す
正面図である。
【図3】実施例の軌道走行玩具の直線路走行状態を示す
正面図である。
【図4】実施例の軌道走行玩具の直線路走行状態を示す
平面図である。
【図5】実施例の軌道走行玩具のアタッチメントおよび
その周辺部品の斜視図である。
【図6】実施例の軌道走行玩具の前輪および後輪の関係
を説明するための図である。
【符号の説明】
1 バイク 2 シャーシ 3 バイク 8 前輪 9 後輪 50 復帰ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道上に敷設された電気レールに接触す
    るピックアップシューを通じての給電により作動するモ
    ータを有し、このモータの作動によって車輪が駆動さ
    れ、これにより前記軌道上を走行するように構成された
    軌道走行玩具において、前記ピックアップシュー、モー
    タおよび車輪などが付設されたシャーシに、前輪および
    後輪を持つバイクあるいは自転車が左右にバンク可能と
    なるように取り付けられ、前記前輪および後輪のうち少
    なくとも一方の車輪が前記軌道に常時接触するように構
    成されるとともに、曲線路における前記2輪車のバンク
    を妨げない程度に前記2輪車を起立させる方向へ付勢す
    る付勢手段が設けられていることを特徴とする軌道走行
    玩具。
JP7426091U 1991-08-21 1991-08-21 軌道走行玩具 Pending JPH0518593U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018190319A1 (ja) 2017-04-11 2018-10-18 日本化薬株式会社 飛行体および飛行体の制御方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5687343A (en) * 1979-12-17 1981-07-15 Sony Corp Forming method of wiring
JPS56143821A (en) * 1980-04-10 1981-11-09 Aisin Seiki Co Ltd Clutch disc

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