JPH0518569A - 空気調和機の加湿装置 - Google Patents
空気調和機の加湿装置Info
- Publication number
- JPH0518569A JPH0518569A JP3167327A JP16732791A JPH0518569A JP H0518569 A JPH0518569 A JP H0518569A JP 3167327 A JP3167327 A JP 3167327A JP 16732791 A JP16732791 A JP 16732791A JP H0518569 A JPH0518569 A JP H0518569A
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- JP
- Japan
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- air
- water
- humidifying device
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- mist
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水飛びや水滴飛散が起こらず、良好な加湿が
行えるようにする。 【構成】 加湿装置11のケース12に形成した水槽1
6に超音波振動素子19を設けて霧を発生し、開口面積
が調節板15を回動して調節された空気流入口14か
ら、配置された送風路35中の空気の一部をケース12
内に流入させ、流入された空気と共に内部の霧が霧吹出
し口13から送風路35中に吹き出され、送風路35に
主流として残った空気と混合して送風路35中の空気を
多湿のものとする。このとき、流入空気の風速及び風量
は、予め空気流入口14の開口面積を調節することで霧
吹出し口から水飛びや水滴飛散がないようなものにする
ことができる。
行えるようにする。 【構成】 加湿装置11のケース12に形成した水槽1
6に超音波振動素子19を設けて霧を発生し、開口面積
が調節板15を回動して調節された空気流入口14か
ら、配置された送風路35中の空気の一部をケース12
内に流入させ、流入された空気と共に内部の霧が霧吹出
し口13から送風路35中に吹き出され、送風路35に
主流として残った空気と混合して送風路35中の空気を
多湿のものとする。このとき、流入空気の風速及び風量
は、予め空気流入口14の開口面積を調節することで霧
吹出し口から水飛びや水滴飛散がないようなものにする
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば空気調和機の室
内吹出し口から吹き出させる空気を加湿するために本体
内に組み込まれる空気調和機の加湿装置に関する。
内吹出し口から吹き出させる空気を加湿するために本体
内に組み込まれる空気調和機の加湿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば冷暖房運転が行なえる空気
調和機で室内を暖房しようとすると、吹出し口からは乾
燥した温風が送り出され、暖房された室内は相対湿度が
低下し乾燥した状態になる。このため室内が乾燥状態に
ならないように、室内に加湿器を設け空気調和機の運転
に合わせて稼働させたり、空気調和機の内部に加湿装置
を設けるなどして加湿し、空気調和を行なっている。
調和機で室内を暖房しようとすると、吹出し口からは乾
燥した温風が送り出され、暖房された室内は相対湿度が
低下し乾燥した状態になる。このため室内が乾燥状態に
ならないように、室内に加湿器を設け空気調和機の運転
に合わせて稼働させたり、空気調和機の内部に加湿装置
を設けるなどして加湿し、空気調和を行なっている。
【0003】このような空気調和機の内部に設けた加湿
装置の従来例について図5を参照して説明する。図5は
概略断面図で、図において1は空気調和機本体内の送風
路に配設された加湿装置で、2はケース、3は霧吹出し
口、4は空気流入口である。5はケース2の内部に形成
された水槽部で、その内部には水6が貯えられ、また内
底部には超音波振動素子7及びその制御部8が設けられ
ている。そして加湿装置1の稼働は制御部8で超音波振
動素子7を動作させることによって行なわれ、超音波振
動素子7の振動により水面9上に霧が発生し、ケース2
内に充満する。そして空気流入口4から取り入れられた
送風路内を通流する空気により発生した霧が霧吹出し口
3から吹き出され、送風路内を通流する空気を加湿する
ようになっている。
装置の従来例について図5を参照して説明する。図5は
概略断面図で、図において1は空気調和機本体内の送風
路に配設された加湿装置で、2はケース、3は霧吹出し
口、4は空気流入口である。5はケース2の内部に形成
された水槽部で、その内部には水6が貯えられ、また内
底部には超音波振動素子7及びその制御部8が設けられ
ている。そして加湿装置1の稼働は制御部8で超音波振
動素子7を動作させることによって行なわれ、超音波振
動素子7の振動により水面9上に霧が発生し、ケース2
内に充満する。そして空気流入口4から取り入れられた
送風路内を通流する空気により発生した霧が霧吹出し口
3から吹き出され、送風路内を通流する空気を加湿する
ようになっている。
【0004】このため空気調和機を暖房運転させながら
加湿装置1を稼働させると、空気調和機の送風路内を流
れる空気は途中で、その一部が加湿装置1の空気流入口
4からケース2内に取り入れられる。また加湿装置1の
ケース2内には超音波振動素子7を作動させることで発
生した霧が充満しており、この霧が取り入れられた空気
と共に霧吹出し口3から送風路中に吹き出され、主流と
して残った空気と混合されて送風路中の空気が加湿され
る。そして例えば送風路の送風側開口と加湿装置1の間
に配設された凝縮器の通風路を加湿された空気が流れる
間に熱交換されて加温され、室内に開口した吹出し口か
ら加湿された温風が室内に送り出される。
加湿装置1を稼働させると、空気調和機の送風路内を流
れる空気は途中で、その一部が加湿装置1の空気流入口
4からケース2内に取り入れられる。また加湿装置1の
ケース2内には超音波振動素子7を作動させることで発
生した霧が充満しており、この霧が取り入れられた空気
と共に霧吹出し口3から送風路中に吹き出され、主流と
して残った空気と混合されて送風路中の空気が加湿され
る。そして例えば送風路の送風側開口と加湿装置1の間
に配設された凝縮器の通風路を加湿された空気が流れる
間に熱交換されて加温され、室内に開口した吹出し口か
ら加湿された温風が室内に送り出される。
【0005】しかしながら上記のように構成された従来
技術においては、霧吹出し口3から吹き出される霧の状
態は空気流入口4を介してケース2内に導入される空気
の風速及び風量に関係して変わるもので、風速が速すぎ
たり風量が大きすぎると、霧状となっていない水滴など
を霧吹出し口3から送風路中に吹き出す水飛びや霧状に
なっている水滴同志が衝突し大きな水滴となって飛び出
る水滴飛散を生じる。それ故、送風路中に加湿装置1を
配置して最良の加湿を行うことは容易でなく、また霧を
発生させるための水位を維持するために水槽5内の水量
を制御することが困難なものとなっている。さらに異な
る空気調和機に対しては各々の送風路内の空気の通流状
態に合わせ、それぞれ最適な空気流入口4を有する加湿
装置1を対応させて構成する必要があった。
技術においては、霧吹出し口3から吹き出される霧の状
態は空気流入口4を介してケース2内に導入される空気
の風速及び風量に関係して変わるもので、風速が速すぎ
たり風量が大きすぎると、霧状となっていない水滴など
を霧吹出し口3から送風路中に吹き出す水飛びや霧状に
なっている水滴同志が衝突し大きな水滴となって飛び出
る水滴飛散を生じる。それ故、送風路中に加湿装置1を
配置して最良の加湿を行うことは容易でなく、また霧を
発生させるための水位を維持するために水槽5内の水量
を制御することが困難なものとなっている。さらに異な
る空気調和機に対しては各々の送風路内の空気の通流状
態に合わせ、それぞれ最適な空気流入口4を有する加湿
装置1を対応させて構成する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような最良の加
湿が行い難い状況に鑑みて本発明はなされたもので、そ
の目的とするところは水飛びや水滴飛散が起こり難く、
水量制御が容易であり、さらに異なる空気調和機に適用
するに際しても最良の加湿を容易に行うことができる空
気調和機の加湿装置を提供することにある。
湿が行い難い状況に鑑みて本発明はなされたもので、そ
の目的とするところは水飛びや水滴飛散が起こり難く、
水量制御が容易であり、さらに異なる空気調和機に適用
するに際しても最良の加湿を容易に行うことができる空
気調和機の加湿装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機の加
湿装置は、空気調和機本体内の送風路中に配置され、空
気流入口および霧吹出し口を内部に形成した水槽部およ
び霧発生装置とを備え、空気流入口から流入した空気と
共に霧吹出し口から霧を送り出すようにした加湿装置に
おいて、空気流入口が空気の導入量を調節可能に形成さ
れていることを特徴とするものである。
湿装置は、空気調和機本体内の送風路中に配置され、空
気流入口および霧吹出し口を内部に形成した水槽部およ
び霧発生装置とを備え、空気流入口から流入した空気と
共に霧吹出し口から霧を送り出すようにした加湿装置に
おいて、空気流入口が空気の導入量を調節可能に形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記のように構成された空気調和機の加湿装置
は空気流入口が空気の導入量を調節可能に形成されてお
り、空気調和機の送風性能等に合わせ、配置された送風
路中の空気の一部が流入する空気流入口の開口部を調節
して流入空気の風速及び風量を調節する。この開口部に
よる空気の導入量の調節で霧吹出し口からの水飛びや水
滴飛散がないようにすることができ、良好な加湿状態が
維持されるなかで流入した空気と共に霧が送風路中に吹
き出され、主流として残った空気と混合して送風路中の
空気を多湿のものとすることができる。また異なる空気
調和機に対しても、その送風性能等に合わせて空気流入
口の開口部により空気の導入量を調節することによっ
て、霧吹出し口からの水飛びや水滴飛散がないようにす
ることができる。
は空気流入口が空気の導入量を調節可能に形成されてお
り、空気調和機の送風性能等に合わせ、配置された送風
路中の空気の一部が流入する空気流入口の開口部を調節
して流入空気の風速及び風量を調節する。この開口部に
よる空気の導入量の調節で霧吹出し口からの水飛びや水
滴飛散がないようにすることができ、良好な加湿状態が
維持されるなかで流入した空気と共に霧が送風路中に吹
き出され、主流として残った空気と混合して送風路中の
空気を多湿のものとすることができる。また異なる空気
調和機に対しても、その送風性能等に合わせて空気流入
口の開口部により空気の導入量を調節することによっ
て、霧吹出し口からの水飛びや水滴飛散がないようにす
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図4を参
照して説明する。本実施例は天井埋込形空気調和機に組
み込んだものであって、図1は縦断面図、図2は背面
図、図3は要部断面図であり、図4は組み込み状態を示
す概略図である。図において11は上部開口を有する略
直方体状の合成樹脂製のケース12をもって形成された
加湿装置であり、そのケース12の上部開口には曲線状
流路が形成された2つの霧吹出し口13が、ケース12
内に発生した霧を上端開口から放出するようにして連設
されている。またケース12の上部後側には横長の空気
流入口14が斜後ろ上方向に開口しており、空気流入口
14には後述する構成をもって合成樹脂製の調節板15
が装着されている。16はケース12の内部を内底板1
7によって水密に仕切って形成された水槽部で、その内
部には所定の深さの水18が貯えられるようになってい
る。また内底板17にはこれを水密に貫通する超音波振
動素子19が取着されている。さらにケース12内の内
底板17の下側には超音波振動素子19の振動を含め、
水槽16の水量を制御し加湿装置11の動作を制御する
制御部21が設けられている。なお、超音波振動素子1
9が振動することにより超音波振動素子19上の水18
が振動し、水面20からは大きさが1〜3μm程度の水
滴の霧が発生する。
照して説明する。本実施例は天井埋込形空気調和機に組
み込んだものであって、図1は縦断面図、図2は背面
図、図3は要部断面図であり、図4は組み込み状態を示
す概略図である。図において11は上部開口を有する略
直方体状の合成樹脂製のケース12をもって形成された
加湿装置であり、そのケース12の上部開口には曲線状
流路が形成された2つの霧吹出し口13が、ケース12
内に発生した霧を上端開口から放出するようにして連設
されている。またケース12の上部後側には横長の空気
流入口14が斜後ろ上方向に開口しており、空気流入口
14には後述する構成をもって合成樹脂製の調節板15
が装着されている。16はケース12の内部を内底板1
7によって水密に仕切って形成された水槽部で、その内
部には所定の深さの水18が貯えられるようになってい
る。また内底板17にはこれを水密に貫通する超音波振
動素子19が取着されている。さらにケース12内の内
底板17の下側には超音波振動素子19の振動を含め、
水槽16の水量を制御し加湿装置11の動作を制御する
制御部21が設けられている。なお、超音波振動素子1
9が振動することにより超音波振動素子19上の水18
が振動し、水面20からは大きさが1〜3μm程度の水
滴の霧が発生する。
【0010】さて、前述の空気流入口14への調節板1
5の取り付けは、例えば次ぎのように構成されている。
すなわち、調節板15は空気流入口14の横長の開口幅
寸法に略等しい長さを有する長方形の板で、その長手方
向の両端片側部分に片側の長辺の近傍にそれに平行な回
動軸22が形成されるように半球状の端部を有する支軸
23が一体成形によって形成されている。またケース1
2の両側板の空気流入口14近傍の内面には支軸23が
摩擦をもって係合して調節板15を回動可能に支持する
半球面状の軸受24が削設されている。そして、調節板
15の他側の長辺が空気流入口14からケース12の外
方に出るように支軸23と軸受24と係合させて調節板
15をケース12に装着する。また調節板15を回動軸
22を軸として回動させることによって空気流入口14
の開口面積が連続的に変えられると共に、調節板15を
所定の回動位置に支軸23と軸受24との摩擦力によっ
て保持し、空気流入口14の開口面積を所定の開口面積
を有するように設定することができる。
5の取り付けは、例えば次ぎのように構成されている。
すなわち、調節板15は空気流入口14の横長の開口幅
寸法に略等しい長さを有する長方形の板で、その長手方
向の両端片側部分に片側の長辺の近傍にそれに平行な回
動軸22が形成されるように半球状の端部を有する支軸
23が一体成形によって形成されている。またケース1
2の両側板の空気流入口14近傍の内面には支軸23が
摩擦をもって係合して調節板15を回動可能に支持する
半球面状の軸受24が削設されている。そして、調節板
15の他側の長辺が空気流入口14からケース12の外
方に出るように支軸23と軸受24と係合させて調節板
15をケース12に装着する。また調節板15を回動軸
22を軸として回動させることによって空気流入口14
の開口面積が連続的に変えられると共に、調節板15を
所定の回動位置に支軸23と軸受24との摩擦力によっ
て保持し、空気流入口14の開口面積を所定の開口面積
を有するように設定することができる。
【0011】また、25は空気調和機の送風部で、これ
の吸込み側開口26には室内に開口した吸込口27に片
端が連設された吸込みダクト28の他端が結合されてお
り、送風側開口29には同じく室内に開口した吹出し口
30に片端が連設された吹出しダクト31の他端が結合
されている。送風部25内には、吸込み側開口26側に
多翼ファンを設けて形成された送風機32が内装されて
おり、送風側開口29側に受皿33に載置された暖房時
凝縮器として作用する室内側熱交換器34が配置されて
いる。また送風機32が運転されることによって送風部
25内には、吸込み側開口26から吸い込まれた空気が
送風機32及び凝縮器34を流れ送風側開口29から送
出される送風路35が形成される。そしてこの送風路3
5の送風機32と凝縮器34の間の受皿33上に、空気
流入口14を送風機32側にして加湿装置11が載置さ
れる。なお、加湿装置11は、空気流入口14に装着さ
れている調節板15の回動位置を送風路35の条件に合
わせ予め設定し、その後に送風路35内に配置される。
の吸込み側開口26には室内に開口した吸込口27に片
端が連設された吸込みダクト28の他端が結合されてお
り、送風側開口29には同じく室内に開口した吹出し口
30に片端が連設された吹出しダクト31の他端が結合
されている。送風部25内には、吸込み側開口26側に
多翼ファンを設けて形成された送風機32が内装されて
おり、送風側開口29側に受皿33に載置された暖房時
凝縮器として作用する室内側熱交換器34が配置されて
いる。また送風機32が運転されることによって送風部
25内には、吸込み側開口26から吸い込まれた空気が
送風機32及び凝縮器34を流れ送風側開口29から送
出される送風路35が形成される。そしてこの送風路3
5の送風機32と凝縮器34の間の受皿33上に、空気
流入口14を送風機32側にして加湿装置11が載置さ
れる。なお、加湿装置11は、空気流入口14に装着さ
れている調節板15の回動位置を送風路35の条件に合
わせ予め設定し、その後に送風路35内に配置される。
【0012】このように構成された本実施例の加湿装置
11は空気調和機の運転に合わせて稼動し、送風機32
によって室内から吸い込み、送風路35内に送り出され
た空気の一部が調節板15によって開口部への空気導入
量が予め調節された空気流入口14からケース12内に
流入する。そして空気と共にケース12内の霧が霧吹出
し口13から送風路35内に吹き出され、主流として送
風路35に残った空気と混合して送風路35内の全空気
の湿度を高める。高湿度となった空気は凝縮器34の通
風路を通過しながら熱交換され暖められ、適度の湿度を
持った温風となって吹出し口30から室内に吹き出し、
これによって室内の空気調和が行われる。
11は空気調和機の運転に合わせて稼動し、送風機32
によって室内から吸い込み、送風路35内に送り出され
た空気の一部が調節板15によって開口部への空気導入
量が予め調節された空気流入口14からケース12内に
流入する。そして空気と共にケース12内の霧が霧吹出
し口13から送風路35内に吹き出され、主流として送
風路35に残った空気と混合して送風路35内の全空気
の湿度を高める。高湿度となった空気は凝縮器34の通
風路を通過しながら熱交換され暖められ、適度の湿度を
持った温風となって吹出し口30から室内に吹き出し、
これによって室内の空気調和が行われる。
【0013】以上のように本実施例によれば、空気調和
機の送風機32の性能や配設される送風路35の条件等
に合わせ、最適な性能が得られるように調節板15によ
って空気流入口14の開口部の空気導入量が予め調節で
き、送風路35内への霧吹出し口13からの水飛びや水
滴飛散が起こらなくなり、またこれにより水槽16内の
水量の制御も正確に行うことができる。さらに複数の性
能の異なる空気調和機に対しても、個々の空気調和機に
合わせて空気流入口14の開口面積を調節し、最良の加
湿性能が得られるように対応させることができる。
機の送風機32の性能や配設される送風路35の条件等
に合わせ、最適な性能が得られるように調節板15によ
って空気流入口14の開口部の空気導入量が予め調節で
き、送風路35内への霧吹出し口13からの水飛びや水
滴飛散が起こらなくなり、またこれにより水槽16内の
水量の制御も正確に行うことができる。さらに複数の性
能の異なる空気調和機に対しても、個々の空気調和機に
合わせて空気流入口14の開口面積を調節し、最良の加
湿性能が得られるように対応させることができる。
【0014】尚、上記の実施例においては天井埋込形空
気調和機を例にして説明したがこれに限るものではな
く、また調節板の装着の構成や空気流入口14の開口部
の空気導入量の調節も上記のものに限るものではない
等、要旨を逸脱しない範囲内で本発明は適宜変更して実
施し得るものである。
気調和機を例にして説明したがこれに限るものではな
く、また調節板の装着の構成や空気流入口14の開口部
の空気導入量の調節も上記のものに限るものではない
等、要旨を逸脱しない範囲内で本発明は適宜変更して実
施し得るものである。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、空気流入口の開口面積を調節可能に形成する構成と
したことにより、水飛びや水滴飛散が起こり難くなり、
また水量の制御が容易となり、さらに異なる空気調和機
に適用するに際しても最良の加湿を容易に行うことがで
きる等の効果が得られる。
は、空気流入口の開口面積を調節可能に形成する構成と
したことにより、水飛びや水滴飛散が起こり難くなり、
また水量の制御が容易となり、さらに異なる空気調和機
に適用するに際しても最良の加湿を容易に行うことがで
きる等の効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1に示す本発明の一実施例の背面図である。
【図3】図1に示す本発明の一実施例の要部断面図であ
る。
る。
【図4】図1に示す本発明の一実施例に係わる組み込み
状態を示す概略図である。
状態を示す概略図である。
【図5】従来例を示す縦断面図である。
11…加湿装置 13…霧吹出し口 14…空気流入口 15…調節板 19…超音波振動素子 35…送風路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 空気調和機本体内の送風路中に配置さ
れ、空気流入口および霧吹出し口と内部に形成した水槽
部および霧発生装置を備え、前記空気流入口から流入し
た空気と共に前記霧吹出し口から霧を送り出すようにし
た加湿装置において、前記空気流入口が空気の導入量を
調節可能に形成されていることを特徴とする空気調和機
の加湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3167327A JPH0518569A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 空気調和機の加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3167327A JPH0518569A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 空気調和機の加湿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518569A true JPH0518569A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15847694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3167327A Pending JPH0518569A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 空気調和機の加湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518569A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06231788A (ja) * | 1993-02-03 | 1994-08-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体高分子型燃料電池 |
KR101464832B1 (ko) * | 2012-12-07 | 2014-12-04 | 황주환 | 가습기의 수증기 배출 조절장치 |
CN107449042A (zh) * | 2017-08-03 | 2017-12-08 | 广东志高空调有限公司 | 一种具有恒温恒湿功能的挂壁式空调系统 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3167327A patent/JPH0518569A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06231788A (ja) * | 1993-02-03 | 1994-08-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体高分子型燃料電池 |
KR101464832B1 (ko) * | 2012-12-07 | 2014-12-04 | 황주환 | 가습기의 수증기 배출 조절장치 |
CN107449042A (zh) * | 2017-08-03 | 2017-12-08 | 广东志高空调有限公司 | 一种具有恒温恒湿功能的挂壁式空调系统 |
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