JPH05185513A - ゴム・ゴム接着複合体 - Google Patents

ゴム・ゴム接着複合体

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Publication number
JPH05185513A
JPH05185513A JP4005586A JP558692A JPH05185513A JP H05185513 A JPH05185513 A JP H05185513A JP 4005586 A JP4005586 A JP 4005586A JP 558692 A JP558692 A JP 558692A JP H05185513 A JPH05185513 A JP H05185513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
rubber composition
unvulcanized
general
hydrogenated
Prior art date
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Pending
Application number
JP4005586A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hirakawa
弘 平川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
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Priority to US08/001,718 priority patent/US5370915A/en
Priority to DE69325827T priority patent/DE69325827T2/de
Priority to EP19930100226 priority patent/EP0552620B1/en
Publication of JPH05185513A publication Critical patent/JPH05185513A/ja
Priority to US08/250,864 priority patent/US5405690A/en
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】水素添加アクリロニトリル・ブタジエン共重合
体ゴム組成物を汎用ゴム組成物に対して、直接、加硫接
着一体化することによって、強度、剛性、弾性を向上
し、軽量化されたゴム・ゴム接着複合体を提供する。 【構成】 水素添加アクリロニトリル・ブタジエン共重
合体ゴム,メタクリル酸,酸化亜鉛及び有機過酸化物を
含有する未加硫のゴム組成物と、アクリロニトリル・ブ
タジエン共重合体ゴム及びイソブチレン・イソプレン共
重合体ゴムからなる群から選ばれた少なくとも1種のゴ
ムを含有する未加硫のゴム組成物とを直接、加硫接着一
体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素添加アクリロニト
リル・ブタジエン共重合体ゴム,メタクリル酸,酸化亜
鉛及び有機過酸化物を含有するゴム組成物と汎用ゴム組
成物とのゴム・ゴム接着複合体に関する。
【0002】
【従来の技術】水素添加アクリロニトリル・ブタジエン
共重合体ゴム,メタクリル酸,酸化亜鉛及び有機過酸化
物を含有するゴム組成物(以下水素添加NBRゴム組成
物と称する)は加硫硬化させることにより高強度、高硬
度、高弾性で、伸びがあるゴム材料を形成する。このた
め、このゴム材料を汎用ゴム材料に直接、加硫接着一体
化し、ゴム・ゴム接着複合体にすることができれば、高
強度、高硬度、高弾性に優れ、本体の汎用ゴム層を薄く
し、軽量なタイヤ、ホース、ベルト等のゴム製品を得る
ことができる。又、この水素添加NBRゴム組成物を接
着剤を使用しないで、未加硫の汎用ゴム組成物に直接、
加硫接着させることができるならば、軽量なゴム製品を
得ることができる。
【0003】しかしながら、上記水素添加NBRゴム組
成物と汎用ゴム組成物を直接、加硫接着し、上述のよう
なゴム・ゴム接着複合体を得ることは困難であった。ま
た、直接、加硫接着するのではなく、接着剤により水素
添加NBRゴム組成物と加硫済み汎用ゴム組成物とを接
着することは可能かも知れないが、使用可能な接着剤が
限られ、その接着剤層によりゴム製品のゴム弾性や伸び
等の物性が損なわれる恐れがある。また、接着剤を塗布
する必要があるから作業性が悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水素
添加NBRゴム組成物を汎用ゴム組成物に対して、直
接、加硫接着一体化することによって、強度、剛性、弾
性を向上し、軽量化を可能にするゴム・ゴム接着複合体
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、水素添加アクリロニトリル・ブタジエン共
重合体ゴム(以下水素添加NBRと称する),メタクリ
ル酸,酸化亜鉛及び有機過酸化物を含有する未加硫の水
素添加NBRゴム組成物と、アクリロニトリル・ブタジ
エン共重合体ゴム(以下NBRと略す)及びイソブチレ
ン・イソプレン共重合体ゴム(以下IIRと略す)から
なる群から選ばれた少なくとも1種のゴムを含有する未
加硫のゴム組成物とを直接、加硫接着一体化したことを
特徴とするものである。 このようにNBR及びIIR
のいずれか1種類のゴムを含有する未加硫の汎用ゴム組
成物を使用することにより、水素添加NBRゴム組成物
を直接、加硫接着させてゴム・ゴム接着複合体にするこ
とができる。
【0006】本発明に使用する水素添加NBRゴム組成
物としては、水素添加NBR100重量部に対してメタ
クリル酸を20〜60重量部、酸化亜鉛を10〜60重
量部の範囲で、かつメタクリル酸と酸化亜鉛のモル比が
1/0.5〜1/3になるように配合し、有機過酸化物
を0.5〜20重量部を配合した組成物がある。また、
この水素添加NBRゴム組成物と直接、加硫接着する未
加硫の汎用ゴム組成物は、ゴム成分としてNBR及びI
IRの少なくとも1種を含有する必要がある。NBR及
びIIR以外のゴム成分を含有するときは、水素添加N
BRゴム組成物に対する良好な接着性が得られない。こ
れら汎用ゴム組成物には硫黄等の加硫剤、カーボンブラ
ック等の補強剤、老化防止剤、加硫促進剤、その他のゴ
ム薬品を所定量配合することができる。
【0007】また、上記汎用ゴム組成物は接着する前は
未加硫であることが必要である。このように直接、加硫
接着するので接着剤のような第3成分により、水素添加
NBRゴム組成物や汎用ゴム組成物のゴム物性が損なわ
れることもない。このような本発明のゴム・ゴム接着複
合体は、次のようにして製造することができる。
【0008】まず、上述の未加硫の水素添加NBRゴム
組成物と、NBR及びIIRの少なくとも1種類のゴム
を配合した未加硫の汎用ゴム組成物とを、それぞれプレ
フォーム成形し、シート状、板状、筒状等の任意の形状
のゴム材料を作製する。これらゴム材料はスチールコー
ドのような金属コード、ナイロン、ポリエステル、アラ
ミド等の各種有機繊維からなるコードにより補強したも
のであってもよい。
【0009】次いで、プレフォームされた未加硫の汎用
ゴム組成物からなるゴム材料と上述の水素添加NBRゴ
ム組成物からなる未加硫のゴム材料とを直接積層又は貼
り合わせて、水素添加NBRゴム組成物の加硫条件下に
加熱加硫することにより接着一体化し、ゴム・ゴム接着
複合体にすることができる。
【0010】
【実施例】表1に示す配合組成を有する5種類の汎用ゴ
ム組成物B−1(ゴム成分SBR)、B−2(ゴム成分
NBR)、B−3(ゴム成分IIR)、B−4(ゴム成
分EPDM)及びB−5(ゴム成分NR)を調製した。
これら各ゴム組成物を用いて、それぞれ150mm×5
0mm×2.5mmのシート状の未加硫のゴム材料を成
形した。トを製作した。
【0011】また、水素添加NBRゴム組成物として、
日本ゼオン株式会社から製造販売されている水素添加N
BR,ZSC−2295,85重量%に、水素添加NB
R,ZETPOL−2020(日本ゼオン株式会社製)
15重量部をロールにて添加し、この混合物100重量
部に老化防止剤(“ナウガード”445)1.5重量
部、有機過酸化物として1,3−ビス−ターシャリーブ
チルパーオキシ−イソプロピルベンゼン(化薬アクゾ株
式会社製“パーカドックス”14/40)5重量部をロ
ールで添加したものを使用し、同様に150mm×50
mm×2.5mmの未加硫のシート材料に成形した。
【0012】上記水素添加NBRゴム組成物と未加硫の
汎用ゴム組成物B−1,2,3,4及び5とを、直接重
ね合わせて20kg/cm2 の加圧下、170℃で20
分間加硫接着させてゴム・ゴム接着複合体を製作した。
【0013】
【0014】また、*1 はN−フェニル−N’−イソプ
ロピル−p−フェニレンジアミン *2 はN−t−ブチル−2−ベンゾチアゾールスルフェ
ンアミド *3 はテトラメチルチウラムジスルフィド *4 は2−メルカプトベンゾチアゾール *5 はテトラメチルチウラムモノスルフィド *6 はベンゾチアジルジスルフィドである。
【0015】得られた上記5種類のゴム・ゴム接着複合
体の接着性を下記の方法により評価し、その結果を表2
に示した。接着性の評価方法 :ゴム・ゴム接着複合体の接着性は、
接着力の大きさで評価するのは正確ではない。そこで、
幅20mmのサンプルを作製して剥離テストを行い、界
面剥離が起こった場合にはたとえ接着力が高くても不良
(×)と評価した。他方、界面剥離を起さなかった場合
は、ゴム・ゴム接着複合体の接着界面を中心にして約
0.5mmの厚さのシートをカミソリにて切り出し、こ
のシートの接着界面付近にカミソリで傷を付けて剥離テ
ストを5回行い、いずれかのシートが内部で凝集破壊を
起こすほどに強く接着していた場合を接着性良好(○)
と評価した。
【0016】 表2から、実施例1,2のゴム成分としてNBR及びI
IRを含有する未加硫の汎用ゴム組成物は、いずれも水
素添加NBRゴム組成物に対して良好な接着性を有して
いた。これに対し、比較例1,2,3の上記ゴム成分以
外の汎用ゴムを含有する未加硫の汎用ゴム組成物は水素
添加NBRゴム組成物に対する接着性が悪かった。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、NBR及びIIRから
選ばれた少なくとも1種のゴム成分を含有する未加硫の
汎用ゴム組成物を使用することにより、この汎用ゴム組
成物からなるゴム材料に、未加硫の水素添加NBRゴム
組成物を直接接着させたゴム・ゴム接着複合体にするこ
とができる。このため、第3成分の接着剤の使用による
問題を懸念することなく、水素添加NBRゴム組成物の
優れた物性を備えたタイヤ、ホース、ベルト等のゴム製
品を得ることができる。しかも、水素添加NBRゴム組
成物の高強度、高硬度等の特性を利用することによっ
て、本体の汎用ゴム組成物を薄く軽量化することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F C08L 21:00 6770−4J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素添加アクリロニトリル・ブタジエン
    共重合体ゴム,メタクリル酸,酸化亜鉛及び有機過酸化
    物を含有する未加硫のゴム組成物と、アクリロニトリル
    ・ブタジエン共重合体ゴム及びイソブチレン・イソプレ
    ン共重合体ゴムからなる群から選ばれた少なくとも1種
    のゴムを含有する未加硫のゴム組成物とを直接、加硫接
    着一体化したゴム・ゴム接着複合体。
JP4005586A 1992-01-08 1992-01-16 ゴム・ゴム接着複合体 Pending JPH05185513A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4005586A JPH05185513A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 ゴム・ゴム接着複合体
US08/001,718 US5370915A (en) 1992-01-08 1993-01-07 Rubber-rubber bonded composite structure
DE69325827T DE69325827T2 (de) 1992-01-08 1993-01-08 Kautschuk-Kautschuk Verbundstruktur
EP19930100226 EP0552620B1 (en) 1992-01-08 1993-01-08 Rubber-rubber bonded composite structure
US08/250,864 US5405690A (en) 1992-01-08 1994-05-27 Rubber-rubber bonded composite structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4005586A JPH05185513A (ja) 1992-01-16 1992-01-16 ゴム・ゴム接着複合体

Publications (1)

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Family

ID=11615351

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JP4005586A Pending JPH05185513A (ja) 1992-01-08 1992-01-16 ゴム・ゴム接着複合体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009541098A (ja) * 2006-07-01 2009-11-26 ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー 水素化ビニルポリブタジエンをベースにした層構造加硫物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009541098A (ja) * 2006-07-01 2009-11-26 ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー 水素化ビニルポリブタジエンをベースにした層構造加硫物

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