JPH0518539Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0518539Y2 JPH0518539Y2 JP1988049365U JP4936588U JPH0518539Y2 JP H0518539 Y2 JPH0518539 Y2 JP H0518539Y2 JP 1988049365 U JP1988049365 U JP 1988049365U JP 4936588 U JP4936588 U JP 4936588U JP H0518539 Y2 JPH0518539 Y2 JP H0518539Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- centering device
- plate
- plates
- ring
- centering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、パイプラインなどを敷設する際に用
いられる大径管の芯合わせ装置に関する。
いられる大径管の芯合わせ装置に関する。
〈従来の技術〉
例えばパイプラインなどが敷設される際には、
相当数の大径管が用いられるのであるが、これら
大径管を溶接して接合する時には、目違いやルー
トギヤツプに細心の注意を要することから、予め
管の芯出しを行うために、いわゆる“うま”など
を用いて芯合わせをするのが通常であつた。
相当数の大径管が用いられるのであるが、これら
大径管を溶接して接合する時には、目違いやルー
トギヤツプに細心の注意を要することから、予め
管の芯出しを行うために、いわゆる“うま”など
を用いて芯合わせをするのが通常であつた。
〈考案が解決しようとする課題〉
しかしながら、このようなうまを用いて管の芯
出しを行う場合は、予め管の外面にうまを溶接す
る必要があるから、管に溶接跡が残つて傷がつく
という不都合があり、また施工速度が遅いために
芯合わせに時間がかかるなどの課題があつた。
出しを行う場合は、予め管の外面にうまを溶接す
る必要があるから、管に溶接跡が残つて傷がつく
という不都合があり、また施工速度が遅いために
芯合わせに時間がかかるなどの課題があつた。
特に、海底パイプラインを敷設する場合、例え
ば内径:2183.6mmφ×肉厚:19mmt×長さ:7500
mmの大径管に、厚さ:238mmt×長さ:5600mm
のモルタルをライニングした管を複数本ずつ接
続しながら敷設していくのであるが、そのときに
目違いが生じた場合は、一方の管端の露出部分で
ある950mmの間で修正せねばならず、上記のよ
うな従来技術では芯出しを実施するのが極めて困
難であつた。
ば内径:2183.6mmφ×肉厚:19mmt×長さ:7500
mmの大径管に、厚さ:238mmt×長さ:5600mm
のモルタルをライニングした管を複数本ずつ接
続しながら敷設していくのであるが、そのときに
目違いが生じた場合は、一方の管端の露出部分で
ある950mmの間で修正せねばならず、上記のよ
うな従来技術では芯出しを実施するのが極めて困
難であつた。
本考案は、上記のような課題を解消して、大径
管の芯合わせを容易に実施し得る装置を提供する
ことを目的とする。
管の芯合わせを容易に実施し得る装置を提供する
ことを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉
本考案は、バンド状でかつ半円弧状とされる一
対のベースプレートと、これらベースプレートの
両側縁部の外面側に直立して設けられるリングプ
レートと、これらリングプレートの一方の端部に
取付けられるヒンジと、そのもう一方の端部のリ
ングプレート間ならびに両外側に設けられるガセ
ツトプレートと、ボルトと、前記いずれの部材に
も固定されないストツパプレートならびにジヤツ
キとからなる締結手段と、前記ベースプレートの
内面側に等間隔に取付けられる複数のクランプピ
ースとからなる大径管の芯合わせ装置である。
対のベースプレートと、これらベースプレートの
両側縁部の外面側に直立して設けられるリングプ
レートと、これらリングプレートの一方の端部に
取付けられるヒンジと、そのもう一方の端部のリ
ングプレート間ならびに両外側に設けられるガセ
ツトプレートと、ボルトと、前記いずれの部材に
も固定されないストツパプレートならびにジヤツ
キとからなる締結手段と、前記ベースプレートの
内面側に等間隔に取付けられる複数のクランプピ
ースとからなる大径管の芯合わせ装置である。
〈作用〉
本考案によれば、大径管の芯合わせ作業を複数
のクランプピースを取付けた半円弧状の金具を組
み合わせた芯合わせ装置を用いて行うようにした
ので、目違いの生じた部分にくさびを打ち込むこ
とにより、容易に芯出しを行うことができる。
のクランプピースを取付けた半円弧状の金具を組
み合わせた芯合わせ装置を用いて行うようにした
ので、目違いの生じた部分にくさびを打ち込むこ
とにより、容易に芯出しを行うことができる。
〈実施例〉
以下に、本考案の実施例について、図面を参照
して詳しく説明する。
して詳しく説明する。
第1図は、本考案の芯合わせ装置の実施例を示
す全体平面図であり、第2図はそのA−A矢視断
面図、第3図はB−B矢視図、第4図はC−C矢
視図である。
す全体平面図であり、第2図はそのA−A矢視断
面図、第3図はB−B矢視図、第4図はC−C矢
視図である。
図に示すように、本考案の芯合わせ装置1は、
所定の幅を有するバンド状でかつ半円弧状のベー
スプレート2と、このベースプレート2の両側縁
部の外面側に直立して設けられるリングプレート
3からなる一対の金具1A,1Bで構成される。
所定の幅を有するバンド状でかつ半円弧状のベー
スプレート2と、このベースプレート2の両側縁
部の外面側に直立して設けられるリングプレート
3からなる一対の金具1A,1Bで構成される。
金具1Aのリングプレート3の一方の端部に
は、第3図に詳しく示すように、ヒンジ4が取付
けられて、金具1Bのリングプレート3の一方の
端部とピン5を介して開閉自在とされる。また、
金具1A,1Bのそれぞれのリングプレート3の
もう一方の端部のリングプレート3,3間には、
第4図、第5図に詳しく示すように、ボルト穴を
有するガセツトプレート6が、また、リングプレ
ート3,3の両外側には同じくボルト穴を有する
ガセツトプレート7が設けられ、これらとボルト
8,9、ならびに前記いずれの部材にも固定され
ないボルト穴を有するストツパプレート12なら
びにジヤツキ13とからなる締結手段10によ
り、金具1A,1Bの両端部を締結可能とする。
は、第3図に詳しく示すように、ヒンジ4が取付
けられて、金具1Bのリングプレート3の一方の
端部とピン5を介して開閉自在とされる。また、
金具1A,1Bのそれぞれのリングプレート3の
もう一方の端部のリングプレート3,3間には、
第4図、第5図に詳しく示すように、ボルト穴を
有するガセツトプレート6が、また、リングプレ
ート3,3の両外側には同じくボルト穴を有する
ガセツトプレート7が設けられ、これらとボルト
8,9、ならびに前記いずれの部材にも固定され
ないボルト穴を有するストツパプレート12なら
びにジヤツキ13とからなる締結手段10によ
り、金具1A,1Bの両端部を締結可能とする。
一方、金具1A,1Bのそれぞれのベースプレ
ート2の内面側には、後述するくさびを打ち込む
のに要する若干の〓間を確保するために、例えば
矩形状のクランプピース11が等間隔に取付けら
れる。
ート2の内面側には、後述するくさびを打ち込む
のに要する若干の〓間を確保するために、例えば
矩形状のクランプピース11が等間隔に取付けら
れる。
このように構成される芯合わせ装置1の内径の
大きさ、すなわちベースプレート2の径の大きさ
は、芯合わせする大径管の外径の大きさにクラン
プピース11の高さを加えた程度のものとすれば
よい。
大きさ、すなわちベースプレート2の径の大きさ
は、芯合わせする大径管の外径の大きさにクラン
プピース11の高さを加えた程度のものとすれば
よい。
以下に、本考案の芯合わせ装置1の操作手順に
ついて説明する。
ついて説明する。
まず、接続すべき大径管同士の開先加工の施
された各管端を突き合わせて、その接合部にヒ
ンジ4により金具1A,1Bが開かれた状態の
芯合わせ装置1を被せる。
された各管端を突き合わせて、その接合部にヒ
ンジ4により金具1A,1Bが開かれた状態の
芯合わせ装置1を被せる。
つぎに、第5図に示すように、ストツパプレ
ート12に挿入された長目のボルト8を金具1
A,1Bの各端部のガセツト6,6に通して、
ナツト8aをハンドで締め付ける。
ート12に挿入された長目のボルト8を金具1
A,1Bの各端部のガセツト6,6に通して、
ナツト8aをハンドで締め付ける。
そして、一方のガセツト6とストツパプレー
ト12との間に、例えば10トン程度の能力を有
する油圧ジヤツキなどのジヤツキ13を差し込
んでベースプレート2を締め付ける。
ト12との間に、例えば10トン程度の能力を有
する油圧ジヤツキなどのジヤツキ13を差し込
んでベースプレート2を締め付ける。
ジヤツキ13により、管に対してベースプレ
ート2を一杯に締め付けた後、両側のガセツト
7,7にボルト9を通してハンドで締め付け
る。
ート2を一杯に締め付けた後、両側のガセツト
7,7にボルト9を通してハンドで締め付け
る。
ボルト9を締め付けて金具1A,1Bの両端
部の締結が完了したとき、すなわちクランプピ
ース11が管表面に接触したのを確認してか
ら、締付け手段13を取外す。
部の締結が完了したとき、すなわちクランプピ
ース11が管表面に接触したのを確認してか
ら、締付け手段13を取外す。
そこで、管の全周を点検して、管に真円が出
ていない部分があれば、ベースプレート2と管
表面の間の〓間にくさびを打ち込むことにより
芯合わせを行う。
ていない部分があれば、ベースプレート2と管
表面の間の〓間にくさびを打ち込むことにより
芯合わせを行う。
くさびの打ち込みは、この芯合わせ装置の両
側から、突き合わされた各管端の任意の箇所に
対して独立して修正を行うことができる。
側から、突き合わされた各管端の任意の箇所に
対して独立して修正を行うことができる。
このようにして、管の芯合わせを行つた後、
まず管内面の開先を全周にわたつて溶接を施し
て、接合が終了してから芯合わせ装置1を前記
した手順と逆の手順で取外す。
まず管内面の開先を全周にわたつて溶接を施し
て、接合が終了してから芯合わせ装置1を前記
した手順と逆の手順で取外す。
そして、引き続き管外面の開先を全周にわた
つて溶接を施して接合を完了する。
つて溶接を施して接合を完了する。
なお、管径が異なる場合は、芯合わせ装置1の
クランプピース11の高さを変えるか、あるいは
芯出しに使用するくさびの大きさを変えることに
より、容易に対応することができる。
クランプピース11の高さを変えるか、あるいは
芯出しに使用するくさびの大きさを変えることに
より、容易に対応することができる。
〈考案の効果〉
以上説明したように、本考案によれば、大径管
の接続時の芯合わせを行う際に、構造の簡単な芯
合わせ装置を用いるようにしたので、迅速が施工
が実現でき、かつ管の接続後の仕上がりをきれい
にすることができる。
の接続時の芯合わせを行う際に、構造の簡単な芯
合わせ装置を用いるようにしたので、迅速が施工
が実現でき、かつ管の接続後の仕上がりをきれい
にすることができる。
第1図は、本考案の芯合わせ装置の実施例を示
す全体平面図、第2図は、第1図のA−A矢視断
面図、第3図は、第1図のB−B矢視図、第4図
は、第1図のC−C矢視図、第5図は、本考案の
芯合わせ装置の締結状態を示す平面図である。 1……芯合わせ装置、1A,1B……金具、2
……ベースプレート、3……リングプレート、4
……ヒンジ、5……ピン、6,7……ガセツトプ
レート、8,9……ボルト、10……締結手段、
11……クランプピース、12……ストツパプレ
ート、13……ジヤツキ。
す全体平面図、第2図は、第1図のA−A矢視断
面図、第3図は、第1図のB−B矢視図、第4図
は、第1図のC−C矢視図、第5図は、本考案の
芯合わせ装置の締結状態を示す平面図である。 1……芯合わせ装置、1A,1B……金具、2
……ベースプレート、3……リングプレート、4
……ヒンジ、5……ピン、6,7……ガセツトプ
レート、8,9……ボルト、10……締結手段、
11……クランプピース、12……ストツパプレ
ート、13……ジヤツキ。
Claims (1)
- バンド状でかつ半円弧状とされる一対のベース
プレートと、これらベースプレートの両側縁部の
外面側に直立して設けられるリングプレートと、
これらリングプレートの一方の端部に取り付けら
れるヒンジと、そのもう一方の端部のリングプレ
ート間ならびに両外側に設けられるガセツトプレ
ートと、ボルトと、前記いずれの部材にも固定さ
れないストツパプレートならびにジヤツキとから
なる締結手段と、前記ベースプレートの内面側に
等間隔に取付けられる複数のクランプピースとか
らなる大径管の芯合わせ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988049365U JPH0518539Y2 (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988049365U JPH0518539Y2 (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01152184U JPH01152184U (ja) | 1989-10-20 |
JPH0518539Y2 true JPH0518539Y2 (ja) | 1993-05-17 |
Family
ID=31275472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988049365U Expired - Lifetime JPH0518539Y2 (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518539Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5341729B2 (ja) * | 1974-02-12 | 1978-11-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5341729U (ja) * | 1976-09-16 | 1978-04-11 |
-
1988
- 1988-04-14 JP JP1988049365U patent/JPH0518539Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5341729B2 (ja) * | 1974-02-12 | 1978-11-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01152184U (ja) | 1989-10-20 |
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