JPH05184823A - ストレナー - Google Patents

ストレナー

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Publication number
JPH05184823A
JPH05184823A JP604392A JP604392A JPH05184823A JP H05184823 A JPH05184823 A JP H05184823A JP 604392 A JP604392 A JP 604392A JP 604392 A JP604392 A JP 604392A JP H05184823 A JPH05184823 A JP H05184823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
flowing water
main body
strainer
body cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP604392A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunao Miyauchi
直 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP604392A priority Critical patent/JPH05184823A/ja
Publication of JPH05184823A publication Critical patent/JPH05184823A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 筒状の本体胴２の内部に軸心方向に直交する
フィルター３を設けた。本体胴２のフィルター３を境と
する上流側の周部に、接線方向に向けて開口する流入口
４を形成した。本体胴２のフィルター３を境とする下流
側の側部に軸心方向に向けて開口する流出口５とを形成
した。 【効果】 流水８がフィルター３の上流側においてフィ
ルター３の面方向に沿って旋回し、流水８の旋回速度に
較べて軸速度が小さくなり、流水８に含まれた細かな異
物がフィルター３を透過するがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ストレナーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、下水管路の途中には流水中の髪の
毛等の異物を除去するために、ストレナーが設けられて
いる。従来のストレナーは本体枠内に設けたフィルター
面に対して流水が直角方向に流れるように構成されてお
り、一定流速をもって流れる流水中の異物をフィルター
によって除去していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成によれば、流水の流速が速い場合には髪の毛等の
細かな異物がフィルターを通過してしまう問題があっ
た。
【０００４】本発明は、ストレナーに供給される流水の
流速が速い場合においても、細かな異物の透過をも阻止
することができるストレナーを提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のストレナーは、筒状の本体胴と、本体胴内
に軸心方向に直交して配置されたフィルターと、本体胴
のフィルターを境とする上流側の周部において接線方向
に向けて開口する流入口と、本体胴のフィルターを境と
する下流側に開口する流出口とを備えた構成としたもの
である。
【０００６】
【作用】上記構成により、流入口から本体胴内に流入す
る流水は本体胴内において周方向に旋回しながらフィル
ターを透過し、流水中の異物がフィルターで除去され
る。このとき、流水の旋回速度に較べて軸速度が非常に
小さくなるので、異物をフィルターの下流側に透過させ
ようとする力が弱まり、異物が上流側の本体胴内で旋回
しながら滞留する。フィルターを透過した流水は流出口
からストレナーの外部に流出する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１から図２において、ストレナー１の本体胴
２は筒状に形成されており、本体胴２の内部には軸心と
直交する方向にフィルター３が設けられ、フィルター３
によって本体胴２の内部が上流室２ａと下流室２ｂに仕
切られている。
【０００８】そして、本体胴２の上流室２ａの周部には
本体胴２の接線方向に向けて開口する流入口４が形成さ
れており、本体胴２の下流室２ｂの側部には軸心方向に
向けて開口する流出口５が形成されている。また、本体
胴２の上流室２ａの側部には軸心方向に向けて開口する
排水口６の先端側には開閉バルブ７が設けられている。
【０００９】以下、上記構成における作用を説明する。
流入口４から接線方向に流入する流水８は本体胴２の上
流室２ａの内部において周方向に旋回する。そして、流
水８は上流室２ａ内で旋回しながらフィルター３を透過
し、流水８とともに流入した異物がフィルター３で除去
される。
【００１０】このとき、流水８の旋回速度に較べて軸速
度が非常に小さく（約１／３〜１／２０の値）なるの
で、異物をフィルター３の下流側に透過させようとする
力が弱まり、異物が上流室２ａの内部で旋回しながら滞
留する。さらに、フィルター３を透過して下流室２ｂに
流入した流水８は流出口５からストレナー１の外部に流
出する。
【００１１】そして、一定期間毎、若しくは任意の時期
に、上流側からの流水８の供給を停止し、開閉バルブ７
を開放するとともに、流出口５から逆洗水を供給し、フ
ィルター３に付着した異物を逆洗水とともに排出口６か
ら洗い流す。
【００１２】尚、本体胴２の形状は円筒形状に限るもの
ではなく任意の形状でよいが、特にフィルター３の付近
において絞った形状となし、この部分の旋回速度を大き
くするようにしても良い。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、流水
をフィルターの上流側においてフィルターの面方向に沿
って旋回させることにより、流水の旋回速度に較べて軸
速度を小さくなし、流水中の細かな異物がフィルターを
透過することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例におけるストレナーの全体断
面図である。
【図２】同実施例におけるストレナーの全体正面図であ
る。
【符号の説明】
１ ストレナー ２ 本体胴 ３ フィルター ４ 流入口 ５ 流出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 筒状の本体胴と、本体胴内に軸心方向に
    直交して配置されたフィルターと、本体胴のフィルター
    を境とする上流側の周部において接線方向に向けて開口
    する流入口と、本体胴のフィルターを境とする下流側に
    開口する流出口とを備えたことを特徴とするストレナ
    ー。
JP604392A 1992-01-17 1992-01-17 ストレナー Pending JPH05184823A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP604392A JPH05184823A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 ストレナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP604392A JPH05184823A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 ストレナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05184823A true JPH05184823A (ja) 1993-07-27

Family

ID=11627603

Family Applications (1)

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JP604392A Pending JPH05184823A (ja) 1992-01-17 1992-01-17 ストレナー

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JP (1) JPH05184823A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1138364A1 (de) * 2000-03-27 2001-10-04 Günter Slowik Verfahren und Vorrichtung zur dynamischen Filtration
JP2007111653A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Jsr Corp 流路内蔵基板および流路内蔵基板の流体制御方法
JP2009279485A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Hanex Co Ltd 分離装置及び分離方法
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