JPH05184721A - パチンコ機における確率随意変更阻止装置 - Google Patents

パチンコ機における確率随意変更阻止装置

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JPH05184721A
JPH05184721A JP4021835A JP2183592A JPH05184721A JP H05184721 A JPH05184721 A JP H05184721A JP 4021835 A JP4021835 A JP 4021835A JP 2183592 A JP2183592 A JP 2183592A JP H05184721 A JPH05184721 A JP H05184721A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定図柄の場合にはこれを「当たり」として
遊技者に所定の利益を供与する複数の図柄表示部によっ
て構成される図柄組合せ表示装置を備え、さらには当た
り確率を変更し得る変更手段を備えたパチンコ機にあっ
て、前記変更手段による確率の変更を適正時に行なわせ
しめること。 【構成】 遊技者が視認可能なパチンコ機表面に変更事
実を一定時間表示する確率変更表示装置20を備えたか
ら、遊技場側では、少なくともパチンコ遊技が終了する
までは設定変更をすることができず、このため遊技が一
段落した適正な時期にのみ指定確率値の変更が可能とな
って、遊技者の公平が保たれ、適正な遊技態様を保全で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定図柄の場合にはこ
れを「当たり」として遊技者に所定の利益を供与する複
数の図柄表示部によって構成される図柄組合せ表示装置
を備え、さらには当たり確率を変更し得る変更手段を備
えたパチンコ機にあって、前記変更手段による確率の変
更を適正時に行なわせしめるための確率随意変更阻止装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】予め定められた種々の図柄を変動表示す
る複数の図柄表示部によって構成され、球検知装置を備
えた始動ゲートを遊技球が通過すると、球検知装置から
の球検知信号に基づいて各図柄表示部が変動を開始し、
停止して種々の組合わせの図柄を表示し、特定図柄の場
合には遊技者に所定の利益を供与する図柄組合せ表示装
置を備えたものは、「フィーバ式遊技器」と称され、種
々提案されている。また係るパチンコ機にあって、特定
図柄に組み合わされる当たり確率を変更し得る手段を備
えたものも種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
確率変更を可能とするパチンコ機にあって、遊技場側
が、遊技中にも随意に確率を変更し得るようにすると、
遊技場の操作により、特定の遊技者に対して作為的に利
益又は不利益を生ぜしめることが可能となり、遊技者に
対して不公平な事態が誘起され、公序良俗に反すること
になりかねない。本発明は、適正または節度ある当たり
確率の変更を可能として、パチンコ遊技の健全性を確保
し得るようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定められ
た種々の図柄を変動表示する複数の図柄表示部によって
構成され、球検知装置を備えた始動ゲートを遊技球が通
過すると、球検知装置からの球検知信号に基づいて各図
柄表示部が変動を開始し、停止して種々の組合わせの図
柄を表示し、特定図柄の場合には遊技者に所定の利益を
供与する図柄組合せ表示装置を備えるとともに、前記特
定図柄に組み合わされる当たり確率を変更し得る確率設
定手段を備えたパチンコ機において、第一手段は遊技者
が視認可能なパチンコ機表面に、指定確率値の変更設定
時に該設定値を一定時間表示する確率変更表示装置を備
えたことを特徴とするものである。
【0005】また第二手段は、前記表示装置を用いたも
のにおいて、前記確率設定手段を複数の指定確率値に対
応した同数の確率指定接点と、該指定接点のいずれかと
接続する共通接点を備えた手動摺動子とからなる確率設
定スイッチで構成すると共に、該手動摺動子の操作を阻
止する電磁ロック装置を設け、電磁ロック装置を確率変
更表示装置と同一電源により駆動するようにしたことを
特徴とするものである。
【0006】さらに第三手段は、パチンコ遊技が中止し
て所定時間経過後にのみ確率設定変更を可能とするロッ
ク手段を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】遊技球が始動ゲートを通過すると、図柄組合わ
せ表示装置が駆動して各図柄が始動し、停止して、種々
の組合わせの図柄を表示する。そしてこの図柄が例えば
同じ図柄等所定の組合わせの図柄となった場合には、大
入賞口を開放する等により、遊技者に大きな利得(「当
り」)を与えることとなる。
【0008】ところで、この当たり状態となる確率を変
更し得る手段を備えたものにあって、第一手段のよう
に、遊技者が視認可能なパチンコ機表面に設定値を一定
時間表示する確率変更表示装置を備えると、遊技中に確
率設定変更をすれば、かかる事実が一定時間表示されて
しまい、遊技者はその確率変更を知ることとなる。この
ため、遊技場側では、少なくともパチンコ遊技が終了す
るまでは、設定変更をすることができず、遊技者の利益
が保たれることとなる。尚、この確率変更表示装置の表
示内容は、変更確率を直接表示したり、「確率変更中」
等の注意表示とする等、種々の態様が提案され得る。
【0009】一方、指定確率値は中央制御装置CPUに
接続される内部記憶装置RAMに格納すると閉店後等に
電源を切ることにより、設定した指定確率値が消えて、
再設定しなければならなくなる。そこで、前記確率設定
スイッチを複数の指定確率値に対応した同数の確率指定
接点と、該指定接点のいずれかと接続する共通接点を備
えた手動摺動子とからなる確率設定スイッチで構成する
ことが考えられる。ところが、このように手動式の確率
設定スイッチによって記憶保持すると、上述のように、
パチンコ機表面に変更した指定確率値を一定時間表示す
る確率変更表示装置を備えても、故障を装って電源を切
り、上述の第一の手段を無効としてから、確率設定スイ
ッチを操作し、さらに電源を再投与することにより遊技
者に気付かれることなく、指定確率値の変更が可能とな
る。そこで、第二の手段にあっては、電気的に電磁ロッ
ク装置を作動させてロック解除しない限り、前記確率設
定スイッチを操作することが出来ないようにした。この
ため、上述のように電源を切った状態では、電磁ロック
装置が作動しないから、上述の方法では指定確率値を変
更することができず、このため、第一の手段をさらに有
効なものとすることが可能となる。
【0010】さらにまた第三手段にあっては、パチンコ
遊技が中止し、所定時間経過しなければロック機構によ
り確率設定変更を行なうことができない。従って、遊技
者は継続して遊技しているかぎり、遊技場の操作により
確率を改変されることがない。
【0011】
【実施例】添付図面について本発明の一実施例を説明す
る。図1は、パチンコ機1の正面図であって、その機枠
2の図示しない下部には玉受皿と、玉発射用の回転式ハ
ンドル等が設けられる。遊技盤3の盤面中央にはセンタ
ーケース4が配設され、該センターケース4の中央に組
合わせ表示装置6を構成する三個の7セグメント指示器
からなる図柄表示部7a,7b,7cが配設されてい
る。前記7セグメントはLED又は液晶によって構成さ
れる。前記図柄表示部7a,7b,7cは、「0」〜
「9」,「A」,「J」,「L」…等、数字及びアルフ
ァベットからなる7セグメント指示器で表現可能な図柄
が表示される。
【0012】また、センターケース4の両側には、光電
スイッチ、リミットスイッチ等により構成される球検知
装置(図示せず)を備えた始動ゲート13,13が設け
られ、遊技球の通過により該球検知装置による球検知信
号が発生すると、組合わせ表示装置6が駆動開始し、図
柄表示部7a,7b,7cの変動を生ずることとなる。
さらに組合わせ表示装置6の直下位置にも始動ゲート1
3,13と同様の機能を生ずる始動ゲート14が設けら
れ、該始動ゲート14には入賞口開閉装置15を配設し
ている。この入賞口開閉装置15はその開閉翼片対1
6,16の起立状態で、直上からの遊技球の落入のみを
有効とする閉鎖位置と、開閉翼片対16,16が逆八形
傾動して始動ゲート14へ遊技球を案内する開放位置と
に電気的駆動手段を介して変換制御されるものである。
【0013】さらには前記センターケース4の上部には
図柄ゲート18が設けられる。また該図柄ゲート18の
直下には7セグメント指示器からなる図柄表示装置19
が配設されている。この図柄表示装置19は、図柄ゲー
ト18との関係において、所要の利得と関係した数値を
示すものであるが、後述するように指定確率値を一定時
間表示する確率変更表示装置としての機能を備えるよう
にしても良い。
【0014】前記始動ゲート14及び図柄ゲート18は
入賞口を兼ね、その遊技球の通過に伴って所定数の景品
球が提供される。
【0015】また前記入賞口開閉装置15のさらに下方
には、幅広の大入賞口11を備えた入賞装置10が配設
されている。この入賞装置10は、蓋体12をソレノイ
ドにより前後方向に開放することにより、該蓋体12の
案内作用により、大入賞口11に遊技球を案内する公知
構成からなり、前記大入賞口11の中央部の特定領域に
遊技球が入ると、連続開放作動を生ずるようにしてい
る。
【0016】次にかかる構成の作動につき説明する。前
記始動ゲート13,13,14を遊技球が通過すると、
景品球の供給と共に組合わせ表示装置6が駆動する。
尚、連続的に通過した場合には、図柄表示装置19の両
側に配設した待機記録ランプが順次点灯し最高四回まで
保留される。
【0017】そして組合わせ表示装置6が駆動すると、
図柄表示部7a,7b,7cは変動を開始し、約8秒程
度経過すると、図柄表示部7a,7b,7cの順番に変
動が停止する。この図柄表示部7a,7b,7cが例え
ば「1,1,1」、「2,2,2」、「3,3,3」、
「4,4,4」、「A,A,A」等、数字又はアルファ
ベットからなる図柄が同一となった場合には、「大当
り」となって報知装置が鳴音を発すると共に入賞装置1
0のソレノイドが駆動して、蓋体12が前方に傾動して
大入賞口11が開放する。この大入賞口11にあって
は、特定領域を通過したときは連続駆動し、その開放動
作終了後に再び大入賞口11が開放する。
【0018】また、「2,2,X」、「4,4,X」、
「6,6,X」(Xは変数)などの組合わせにより、大
入賞口11を短時間、また少回数開放する小当りとする
ようにしてもよい。
【0019】上述の一連の作動は中央制御装置CPU
(図2参照)等からなる電気的制御装置により容易に実
行され得る。
【0020】次に本発明の要部について説明する。図1
で示すように、パチンコ機1の右上には確率変更表示装
置20が配設される。この確率変更表示装置20の表示
内容は、変更確率を直接表示したり、「確率変更中」等
の注意表示とする等、種々の態様が提案され得る。そし
て、この確率変更表示装置20は、後述するように確率
設定スイッチ23等によって中央制御装置CPUに指定
確率値を指定入力するのと同期して表示される。するよ
うにしても良い。
【0021】尚、確率変更表示装置20に代えて、該図
柄ゲート18の直下に設けられた図柄表示装置19や、
図柄表示部7a,7b,7cを確率変更表示装置として
用いてもよい。
【0022】図2は、電気的制御装置を示し、中央制御
装置CPUには入出力回路40が接続され、入出力回路
40に接続された組合わせ表示装置6,確率変更表示装
置20,パイロットランプ21,ソレノイド22等が該
中央制御装置CPUにより制御される。また同様に接点
取り込み用入出力回路41に接続された確率設定スイッ
チ23,取り込みキースイッチ42等からの信号が入力
される。また中央制御装置CPUには記憶装置RAM,
ROMが接続される。
【0023】前記確率設定スイッチ23は、組合わせ表
示装置6の図柄表示部7a,7b,7cが、上述したよ
うに「当たり」状態となる確率を設定する確率設定手段
を構成し、例えば1/200 ,1/220 ,1/240等の数段階の指
定確率値の変更を可能とする。尚、この確率設定スイッ
チ23を有効とするために、取り込みキースイッチ42
のオン操作を条件とすることにより、確率管理を可能と
するようにしている。その一例を図3で示す。
【0024】前記確率設定スイッチ23の一例を図3で
示す。ここで、24はロータリー式の手動摺動子であっ
て、ノブ25により回動可能となっており、回転軸の端
部に設けた共通端子27を該端部周囲に固定した確率指
定接点28a〜28dのいずれかに接続可能としてい
る。前記確率指定接点28a〜28dは夫々異なった指
定確率値に対応しており、前記共通端子27との接続に
より中央制御装置CPUに指令入力され、該中央制御装
置CPUは確率指定接点28a〜28dの接続位置に対
応して当該確率となるように、組合わせ表示装置6を駆
動する。
【0025】このノブ25の回転に伴って共通端子27
と接続する確率指定接点28a〜28dが新たに指定さ
れて、確率が変わるのと同期して、前記確率変更表示装
置20に所定時間その指定確率値(またはこれに変わる
注意表示)が表示される。このため遊技中に前記ノブ2
5を回転させると、確率変更表示装置20に表示された
内容により、遊技者はその変更操作を知ることとなるか
ら、遊技場側としては閉店後等にのみ確率設定スイッチ
23による指定確率値の変更調整を行なわざるを得な
い。このため特定の遊技者のみに、利益又は不利益を与
えるような確率変更が阻止され、不公平な遊技形態が排
除される。しかもノブ25の手動回転により確率値を設
定するものであるから、電源を切ってもその指定確率値
は機械的に記憶保持されて再現性がある。
【0026】尚、手動摺動子を用いたものとしては、ロ
ータリー式スイッチのほか、直線方向への摺動スイッチ
が確率設定スイッチ23として用いられる。
【0027】ところで、上述の機械的に記憶保持される
確率設定スイッチ23の構成にあっては、電源を切った
状態でもノブ25の操作により指定確率値の変更が可能
となる。このため、上述のように、パチンコ機表面に変
更した事実を確率変更表示装置20により一定時間表示
して、遊技形態の適正化を図ろうとしても、故障を装っ
て電源を切り、確率設定スイッチ23のノブ25を回転
し、さらに電源を再投与すれば遊技者に気付かれること
なく、指定確率値の変更が可能となる。そこで、これを
防止するために電磁ロック装置30により前記ノブ25
の回転に施錠を施すようにしている。
【0028】この電磁ロック装置30の構成を図3に従
って説明する。前記ノブ25の周囲には前記確率指定接
点28a〜28dと等角度間隔で、複数の係合溝31が
形成され、軸33に枢支されて回動可能となっているレ
バー32を発条35によりノブ25側へ付勢している。
このため、その係入端34を発条35の付勢力により共
通端子27がいずれかの確率指定接点28a〜28dに
接続した位置で前記係合溝31に嵌入し、該嵌入位置で
前記ノブ25の回転が拘束されることとなる。一方、電
磁石36をレバー32の側傍に位置し、該電磁石36に
通電することにより前記レバー32を吸引して、前記発
条35の付勢力に抗して係入端34を係合溝31から退
避するようにしている。而して、電磁石36に電気接続
することにより、電磁ロック装置30をオン作動した場
合のみ、ノブ25の回転操作が可能となり、確率変更が
行なわれ得る。
【0029】この電磁ロック装置30の他の構成として
は、前記レバー32を発条35に抗して退避駆動するソ
レノイドを用いたもの等が提案され得る。
【0030】このように電磁ロック装置30を確率設定
スイッチ23に付装することにより、確率変更表示装置
20の表示を無効とするために電源を切ると、電磁石3
6にも通電することができないから、確率設定スイッチ
23の操作が不能となる。而して、上述の工作が不可能
となり、確率変更表示装置20をパチンコ機1の盤面に
配置したことによって生ずる不正調整操作の抑止効果を
さらに有効に保持できることとなる。
【0031】上述の構成は、指定確率値を機械的に記憶
保持させた構成であるが、前記中央制御装置CPUに、
指定確率値を保持するための記憶装置RAMを接続して
も良い。ただしかかる場合には電源を切ると記憶が消失
するから、この記憶を電池、コンデンサ等でバックアッ
プしたり、又は不揮発性メモリーを用いる必要がある。
または、カード式等の外付磁気記憶装置を用いて記憶す
るようにしても良い。
【0032】この記憶保持するための他の手段として
は、図4で示すように例えば二種のラッチングリレーL
1,L2を配設し、確率設定用キースイッチ46を用い
てリレー用入出力回路45を制御し、該ラッチングリレ
ーL1,L2の状態を接点取り込み用入出力回路47を
介して中央制御装置CPUに情報出力するようにしても
良い。この場合には図5で示すように、ラッチングリレ
ーL1,L2のオン・オフの組み合わせは4種類(a〜
d)となり、これに伴って4種類の指定確率値を選定で
きる。そこでキースイッチ46を用いて、そのオン操作
の実行と同期して、順次その組み合わせが変更されるよ
うにして、その組み合わせに対応する指定確率値が中央
制御装置CPUに指令されるようにする。しかして電源
が切れても、ラッチングリレーL1,L2の状態値に変
更がないから指定確率値が記憶保持されることとなる。
【0033】次に、遊技場の不適正な指定確率値の変更
を阻止する他の確率随意変更阻止装置としては、パチン
コ遊技が中止して所定時間経過後にのみ確率設定変更を
可能とするロック手段を具備するようにしても良い。こ
のロック手段としては、前記中央制御装置CPUに玉発
射用の回転式ハンドルの操作状態のオン・オフ情報を入
力するようにし、このオフ状態から一定時間が経過しな
いと、確率設定スイッチ23による指定確率値の変更指
令を受付けないように、中央制御装置CPUにあらかじ
めプログラミングすれば良い。而して、遊技者は、その
遊技を中断しない限り、指定確率値の変更が不能となる
から、遊技場による不適正な変更を阻止できる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上述したように、組合わせ表
示装置による当たり状態を変更する確率を変更し得る手
段を備えたものにあって、遊技者が視認可能なパチンコ
機表面に変更事実を一定時間表示する確率変更表示装置
を備えたから、遊技場側では、少なくともパチンコ遊技
が終了するまでは設定変更をすることができず、このた
め遊技が一段落した適正な時期にのみ指定確率値の変更
が可能となって、遊技者の公平が保たれ、適正な遊技態
様を保全できる。
【0035】また確率設定手段を手動操作により確率選
定が可能な確率設定スイッチを用いた場合にあって、電
磁ロック装置を作動させてロック解除しない限り、確率
設定スイッチを操作することが出来ないようにした構成
にあっては、故障を装って電源を切り、上述の確率変更
表示装置を無効としてから、確率設定スイッチを操作す
ることを不可能とすることができ、上述の表示装置によ
る効果をさらに完全なものとすることができる。
【0036】さらにまた、パチンコ遊技が中止し、所定
時間経過しなければロック機構により確率設定変更を行
なうことができないようにした構成にあっても、遊技が
一段落した適正な時期にのみ指定確率値の変更が可能と
なって、上述と同様の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機1の主要部の正面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の電気的制御装置のブロック
図である。
【図3】確率設定スイッチ確率設定スイッチ23の一例
を示す斜視図である。
【図4】変形例の電気的制御装置のブロック図である。
【図5】変形例のタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 6 組合わせ表示装置 7a,7b,7c 図柄表示部 14 始動ゲート 20 確率変更表示装置 23 確率設定スイッチ 27 共通端子 28a〜28d 確率指定接点 30 電磁ロック装置 31 係合溝 32 レバー 36 電磁石 46 確率設定用キースイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた種々の図柄を変動表示する
    複数の図柄表示部によって構成され、球検知装置を備え
    た始動ゲートを遊技球が通過すると、球検知装置からの
    球検知信号に基づいて各図柄表示部が変動を開始し、停
    止して種々の組合わせの図柄を表示し、特定図柄の場合
    には遊技者に所定の利益を供与する図柄組合せ表示装置
    を備えるとともに、前記特定図柄に組み合わされる当た
    り確率を変更し得る確率設定手段を備えたパチンコ機に
    おいて、 遊技者が視認可能なパチンコ機表面に、指定確率値の変
    更設定時に、その変更事実を一定時間電気的に表示する
    確率変更表示装置を備えたことを特徴とするパチンコ機
    における確率随意変更阻止装置。
  2. 【請求項2】前記確率設定手段を複数の指定確率値に対
    応した同数の確率指定接点と、該指定接点のいずれかと
    接続する共通接点を備えた手動摺動子とからなる確率設
    定スイッチで構成すると共に、該手動摺動子の操作を阻
    止する電磁ロック装置を設け、電磁ロック装置を確率変
    更表示装置と同一電源により駆動するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のパチンコ機における確率随意
    変更阻止装置。
  3. 【請求項3】予め定められた種々の図柄を変動表示する
    複数の図柄表示部によって構成され、球検知装置を備え
    た始動ゲートを遊技球が通過すると、球検知装置からの
    球検知信号に基づいて各図柄表示部が変動を開始し、停
    止して種々の組合わせの図柄を表示し、特定図柄の場合
    には遊技者に所定の利益を供与する図柄組合せ表示装置
    を備えるとともに、前記特定図柄に組み合わされる当た
    り確率を変更し得る確率設定手段を備えたパチンコ機に
    おいて、 パチンコ遊技が中止して所定時間経過後にのみ確率設定
    変更を可能とするロック手段を備えたことを特徴とする
    パチンコ機における確率随意変更阻止装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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