JPH05183424A - フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ - Google Patents

フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ

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Publication number
JPH05183424A
JPH05183424A JP3346777A JP34677791A JPH05183424A JP H05183424 A JPH05183424 A JP H05183424A JP 3346777 A JP3346777 A JP 3346777A JP 34677791 A JP34677791 A JP 34677791A JP H05183424 A JPH05183424 A JP H05183424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
logic
buffer
selector
wiring
Prior art date
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Pending
Application number
JP3346777A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsunobu Satou
達信 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP3346777A priority Critical patent/JPH05183424A/ja
Publication of JPH05183424A publication Critical patent/JPH05183424A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 論理ブロックの設計上において駆動能力の大
きいバッファの必要性が生じた場合に、そのような要求
に柔軟に対応して配線設計の自由度を向上させることの
できるFPGAを提供する。 【構成】 ロジック部42の後段には、少なくとも1つ
の出力バッファが駆動能力の異なる出力バッファ群46
が設けられ、そのロジック部42と出力バッファ群46
との間にはバッファセレクタ44が、出力バッファ群4
6の後段には出力ラインセレクタ48が、それぞれ設け
られている。設計途中であるいは設計変更が生じ、駆動
能力の大きいバッファが必要になった場合には、ロジッ
ク部42の任意の出力端子を駆動能力の大きい出力バッ
ファ46bに接続でき、さらにその出力を任意の出力ラ
インに送出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の論理ブロックと
複数の配線ブロック(配線ステーション)とを有するフ
ィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(以下、F
PGAという)の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】数千ゲート以上の規模を有し、ユーザー
がプログラム可能なFPGAが活用されている。周知の
ように、このFPGAには、多数の論理ブロックをマト
リクス配列し、また、それらの間に結線を行う配線ブロ
ックをマトリクス配列したいわゆるセルアレイタイプの
FPGAがある。
【0003】図2には、従来のFPGAにおける論理ブ
ロックの内部概略構成が示されている。この図2に示さ
れるように、論理ブロック10は、パラレル複数ビット
で構成される入力データをロジック演算し、その演算結
果を1又は複数のロジック出力端子10aに出力するロ
ジック部12と、その後段に設けられ出力ライン15の
選択を行うセレクタ14と、さらに各出力ラインに設け
られた出力バッファ群16と、で構成される。ここで、
従来においては、各出力バッファ16aは互いに同じ駆
動能力を有しており、演算結果は出力バッファ16aに
てドライブされて出力ライン15に送出される。なお、
その出力は、通常、1または複数の配線ブロックを介し
て、他の論理ブロック10あるいは外部に出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のFPGAにおいては、各出力バッファが互いに同じ
駆動能力を有するために、論理設計上、不自由さがあっ
た。
【0005】その具体例を説明する。FPGAにおいて
は、一般に、論理ブロック間の経路が長距離になった場
合の便宜として、ラインの途中に駆動能力の大きい長距
離用バッファが介在された長距離用ラインが予め設けら
れている。ここで、その長距離用ラインは、通常、論理
ブロックの複数の出力端子のうち特定のものが接続され
ている。したがって、ある出力端子が既に前記長距離配
線ラインに接続されている場合で、さらに他の出力端子
がその長距離用ラインを要求した時には、当該論理ブロ
ックから離れている空き状態の他の長距離用ラインを用
いなければならず、そこまでの無駄なかつ煩雑な配線を
行わなければならない。
【0006】また、図3に示すように、一般に、配線ブ
ロック20内には、配線遅延を小さくするための駆動能
力の大きいバッファ22が特定ラインに設けられている
が、そのバッファが既に使用されている場合で、他の出
力端子がそのようなバッファを要求した時には、上記と
同様の問題が生じていた。すなわち、図に破線で示され
るように、空き状態にあるバッファまで余計な配線が必
要とされていた。
【0007】そして、この問題は、一度論理設計を行っ
た後に、設計変更により一部にファンアウトが増した場
合にも生じていた。すなわち図4(A)に示すように、
ファンアウトがいま“2”と仮定して、OA,OBの配
線がされた後にさらにOCの配線が必要となった場合に
は、(B)に示すように、OA,OBにバッファが挿入
されるように設計し直さなければならなかった。
【0008】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、論理ブロックの設計において、
駆動能力の大きいバッファの必要性が生じた場合に、そ
の要求に柔軟に対処でき、配線設計の自由度を向上でき
るFPGAを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、プログラム可能な複数の論理ブロック
と、それら論理ブロック間の入出力結線を含めた配線を
行うプログラム可能な複数の配線ブロックと、を有する
フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイにおい
て、前記各論理ブロックは、入力されたデータのロジッ
ク演算を行う回路であって、演算結果を出力する複数の
ロジック出力端子をもつロジック部と、前記ロジック部
の後段に互いに並列的に配置された複数の出力バッファ
であって、少なくとも1つが他と異なる駆動能力をもつ
出力バッファ群と、前記ロジック部と前記出力バッファ
群との間に設けられ、前記ロジック部の出力をプログラ
ム指定された前記出力バッファに入力させるバッファセ
レクタと、を含むことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記出力バッファ群の後
段に複数の出力ラインを選択する出力ラインセレクタが
設けられたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成では、出力バッファのうち少なくとも
1つが他と異なる駆動能力を有しており、バッファセレ
クタの選択によって、ロジック部の出力を任意の出力バ
ッファに送ることができる。したがって、例えば駆動能
力の大きいバッファの要求が生じた時にその要求に柔軟
に対応でき、遠回りな配線を解消しまた初めから設計を
やり直す煩雑さを軽減できる。
【0012】ここで、設計の自由度をさらに高めるため
には、出力バッファ群の後段に出力ラインセレクタを設
ける。このような構成によれば、バッファセレクタ及び
出力ラインセレクタを駆使して、ロジック部の出力を任
意のバッファに送ることができる共にバッファからの出
力を任意の出力ラインに送出できる。
【0013】なお、出力バッファの個数は、ロジック部
の出力端子数に限られず、それ以上であっても良い。ま
た、各出力バッファの駆動能力は、2つ以上、あるいは
すべて異ならせても良い。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0015】図1には、本発明に係るFPGAの要部構
成が示されており、図1は論理ブロック40の内部構成
を示すものである。
【0016】図1において、本実施例における論理ブロ
ック40は、図2に示したロジック部と同様の機能を有
するロジック部42と、その後段に設けられたバッファ
セレクタ44と、その後段に設けられた出力バッファ群
46と、そのさらに後段に設けられた出力ラインセレク
タ48と、で構成される。
【0017】出力バッファ群46は、本実施例におい
て、ロジック部の出力が3つであるのに対し、4つの出
力バッファが設けられており、出力バッファ46aは互
いに同一の駆動能力を有し、一方、出力バッファ46b
は、駆動能力の大きいものである。
【0018】バッファセレクタ44は、ロジック部42
の出力をいずれかの出力バッファに送出するものであ
り、出力ラインセレクタ48は、各出力バッファからの
出力をいずれかの出力ラインに選択出力するものであ
る。なお、この論理ブロック40の出力は、上記の如く
配線ステーションである配線ブロックに送られている。
【0019】以上のように、本実施例の論理ブロック4
0には、駆動能力の大きい出力バッファ46bが設けら
れているので、例えば、3つの出力バッファ46aを用
いて設計を行った後に、1つの出力ライン上でファンア
ウトが増えた場合、駆動能力の大きい出力バッファ46
bに切り替えて信号の駆動を行うことができるので、不
必要なかつ遠回しな配線を行わなくて済むという利点が
ある。
【0020】勿論、本実施例では1つの出力バッファの
み駆動能力を異ならせたが、複数の出力バッファの駆動
能力を異ならせるのでよく、全ての駆動バッファの駆動
能力を異ならせても良い。FPGAの用途に応じて設定
することが望ましい。
【0021】なお、本実施例では、4つの出力バッファ
を設けたが、ロジック部の出力と同数以上であれば出力
バッファ群46の機能を果たすことができる。本実施例
では、通常の3つに加えて駆動能力の異なる出力バッフ
ァを1つ設けたが、このような構成によれば、必要に応
じて駆動能力の大きい出力バッファを用いることができ
るという利点がある。すなわち、使用しないときに駆動
能力の大きい出力バッファをプログラムによりオフ状態
にすれば、不必要な電力消費を回避できるという利点が
ある。なお、図示されてはいないが、ロジック部42及
びセレクタ44,48は、FPGAに設けられたプログ
ラム記憶部によりコントロールされている。 ところ
で、図1における出力ラインセレクタ48を除去した構
成で、FPGAを構成することもできる。すなわち、図
1におけるロジック部42の後段に、バッファセレクタ
44及び出力バッファ群46を設け、その各出力バッフ
ァ46の出力端子を各出力ラインに接続した構成であ
る。図1に示した構成に比べ、配線設計の自由度は若干
落ちるが、上述した効果を得つつ構造の簡易化による集
積度の向上を図ることができる。なお、この構成の場合
には、出力バッファの数に合わせて出力ラインの数が設
定される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るフィ
ールド・プログラマブル・ゲート・アレイによれば、論
理ブロックの設計上、駆動能力の大きいバッファの必要
性が生じた場合にそのような要求に柔軟に対応すること
ができ、配線設計の自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るFPGAにおける論理ブロックの
内部構成を示すブロック図である。
【図2】従来のFPGAの論理ブロックにおける内部構
成を示すブロック図である。
【図3】長距離配線状態を示す説明図である。
【図4】ファンアウトが増加した場合の配線を示す説明
図である。
【符号の説明】
40 論理ブロック 42 ロジック部 44 バッファセレクタ 46 出力バッファ群 48 出力ラインセレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム可能な複数の論理ブロック
    と、それら論理ブロック間の入出力結線を含めた配線を
    行うプログラム可能な複数の配線ブロックと、を有する
    フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイにおい
    て、 前記各論理ブロックは、 入力されたデータのロジック演算を行う回路であって、
    演算結果を出力する複数のロジック出力端子をもつロジ
    ック部と、 前記ロジック部の後段に互いに並列的に配置された複数
    の出力バッファであって、少なくとも1つが他と異なる
    駆動能力をもつ出力バッファ群と、 前記ロジック部と前記出力バッファ群との間に設けら
    れ、前記ロジック部の出力をプログラム指定された前記
    出力バッファに入力させるバッファセレクタと、 を含むことを特徴とするフィールド・プログラマブル・
    ゲート・アレイ。
  2. 【請求項2】 前記出力バッファ群の後段に、複数の出
    力ラインのいずれかを選択する出力ラインセレクタが設
    けられたことを特徴とする請求項1記載のフィールド・
    プログラマブル・ゲート・アレイ。
JP3346777A 1991-12-27 1991-12-27 フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ Pending JPH05183424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3346777A JPH05183424A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3346777A JPH05183424A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05183424A true JPH05183424A (ja) 1993-07-23

Family

ID=18385750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3346777A Pending JPH05183424A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ

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JP (1) JPH05183424A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009224518A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Fujitsu Microelectronics Ltd 半導体装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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