JPH06140922A - カウンタ等のテスト回路 - Google Patents

カウンタ等のテスト回路

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Publication number
JPH06140922A
JPH06140922A JP4309418A JP30941892A JPH06140922A JP H06140922 A JPH06140922 A JP H06140922A JP 4309418 A JP4309418 A JP 4309418A JP 30941892 A JP30941892 A JP 30941892A JP H06140922 A JPH06140922 A JP H06140922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
flip
test circuit
data
flop
Prior art date
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Pending
Application number
JP4309418A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Kawamata
文夫 川又
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP4309418A priority Critical patent/JPH06140922A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カウンタやシフトレジスタ等のテスト回路を
構成する素子数を低減して集積回路化を容易にするとと
もに、出力信号の遅延を防止し、かつカウンタへの値の
設定を容易にしたカウンタ等のテスト回路を得る。 【構成】 カウンタ等を構成する複数のフリップフロッ
プ11〜13のセット端子SにNANDゲート31〜3
3を接続し、セット信号とデータとのNANDを取って
フリップフロップをセットさせることで、データに対応
する信号が各フリップフロップから出力され、テストが
可能となる。素子数の多いセレクタに代えてNANDゲ
ートで構成することができるため、素子数を低減し、集
積回路化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカウンタやシフトレジス
タ(以下、カウンタ等と称する)のテスト回路に関し、
特にフリップフロップを用いた集積回路構成のカウンタ
等のテスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のカウンタ等のテスト回路
として、カウンタ等を構成するフリップフロップのデー
タ入力側にセレクタを配し、テスト時にカウンタを任意
の値に設定できるようにしたものがある。或いは、カウ
ンタを構成するフリップフロップのクロック入力にセレ
クタを配し、テスト時に複数のフリップフロップ内の任
意のフリップフロップのみを動作可能にするものがあ
る。従来のカウンタ等のテスト回路の一例を図2に示
す。同図は3ビットの同期カウンタであり、フリップフ
ロップ11,12,13は各データ出力端子B0,B
1,B2にそれぞれビット0,1,2の信号を出力す
る。各フリップフロップ11,12,13のデータ入力
端子Dにはそれぞれテスト回路としてのセレクタ21,
22,23を接続している。各セレクタ21,22,2
3の一方の入力端はそれぞれデータ入力端子D0,D
1,D2に接続され、他方の入力端はそれぞれ信号線
A,B,Cに接続され、各信号線は直接或いは論理ゲー
トを介して各フリップフロップの負出力に接続されてい
る。また、各セレクタ21,22,23のセレクト端子
SEはセレクト信号入力端子SELに接続されている。
なお、各フリップフロップのセット端子Sは正電源に接
続され、リセット端子Rはリセット信号入力端子RRに
接続され、クロック端子Cはクロック信号入力端子CL
Kに接続されている。
【0003】このテスト回路において、通常では、各セ
レクト信号入力端子SELはセレクタ21,22,23
が各々信号線A,B,Cを選択するように設定されてい
る。このため各フリップフロップ11,12,13はク
ロック信号入力端子CLKに入力されるクロック信号に
従ってカウントアップされる3ビットの同期カウンタと
して動作する(通常モード)。一方、セレクト信号入力
端子SELを通常とは逆の値(テストモード)に設定す
ると、セレクタ21,22,23は各々データ入力端子
D0,D1,D2を選択するようになり、クロック信号
入力端子CLKに入力されるクロック信号によりフリッ
プフロップ11,12,13の各ビットのデータ出力端
子B0,B1,B2は各々データ入力端子D0,D1,
D2の値に設定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種のカウンタをI
C,ASIC等の集積回路として構成する場合、素子数
に制限があるため、可能な限り素子を使わないような設
計をすることが要求される。前記した従来のテスト回路
においては、複数個のフリップフロップに対応する数の
セレクタを使用しているが、通常この種のセレクタは構
成素子数が多くかかるため、テスト回路全体としての素
子数が極めて多くなり、集積回路を構成する上での問題
となっている。また、前記したテスト回路では、セレク
タをデータ信号の流れの中に挿入するので、セレクタに
よって出力信号に遅延が生じるという問題がある。更
に、カウンタに任意の値を設定する際には、同時にクロ
ック信号を入力しなければならないという問題がある。
本発明の目的は、素子数を低減して集積回路化を容易に
するとともに、出力信号の遅延を防止し、かつカウンタ
への値の設定を容易にしたカウンタ等のテスト回路を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はカウンタ等を構
成する複数のフリップフロップのセット端子或いはリセ
ット端子に、それぞれデータに対応したセット信号或い
はリセット信号を独立して入力し得るように構成する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の回路図であり、3ビット
同期カウンタに本発明を適用した例を示している。同図
において、フリップフロップ11,12,13はそれぞ
れ同期カウンタのビット0,1,2を受持っている。各
フリップフロップ11,12,13のデータ入力端D
は、それぞれ直接或いは論理ゲート41,42,43を
介して各フリップフロップ11,12,13の負出力に
縦続接続され、前記各ビットに対応する正出力端はそれ
ぞれデータ出力端子B0,B1,B2に接続される。更
に、各フリップフロップ11,12,13の各クロック
端子Cは一括してクロック信号入力端子CLKに接続さ
れ、各リセット端子Rも一括してリセット信号入力端子
RRに接続される。
【0007】一方、前記各フリップフロップ11,1
2,13のセット端子Sは、それぞれ独立してNAND
ゲート21,22,23に接続される。各NANDゲー
ト21,22,23の一方の入力端は一括されてセット
信号入力端子SSに接続され、他方の入力端は個別にそ
れぞれデータ入力端子D0,D1,D2に接続されてい
る。なお、これらNANDゲート21,22,23はテ
スト回路の主要部を構成するものであり、従来用いられ
ているセレクタに比較して極めて少ない素子数で構成す
ることができる。
【0008】この構成において、セット信号入力端子S
Sには通常は負電圧を入力しておく。これにより各デー
タ入力端子D0,D1,D2の信号により各フリップフ
ロップ11,12,13はセットされ、データ出力端子
B0,B1,B2にはそれぞれ対応するビットのデータ
を出力するため、この回路はリセット付きの3ビット同
期カウンタとして動作する。例えば、カウンタに“01
0”の値を設定するには、先ずリセット信号入力端子R
Rに負電圧を入力してフリップフロップ11,12,1
3をリセットする。その結果、データ出力端子B0,B
1,B2の出力が“000”になる。次に、データ入力
端子D0,D2に負電圧を、データ入力端子D1に正電
圧を入力し、セット信号入力端子SSを正電圧にすると
データ出力端子B0,B1,B2の出力が“0101”
になり、カウンタが“010”に設定されたことにな
る。なお、ここではカウンタに“010”の値を設定す
る手順を示したが、同様の手順で“010”以外の値に
設定することもできる。
【0009】このように、データ入力端子D0,D1,
D2に任意のデータのビット信号を入力した上で、カウ
ンタの各ビットに対応するデータ出力端子B0,B1,
B2のデータを読み取ることで、カウンタのテストが実
行される。したがって、このテスト回路では、従来必要
とされていたセレクタを不要とし、代わりにNANDゲ
ートを用いているため、ゲートを構成する素子数をセレ
クタの場合に比較して格段に低減することができ、カウ
ンタ及びテスト回路を集積回路化することが容易とな
る。
【0010】なお、この実施例では、各フリップフロッ
プのセット端子に接続するゲートにNANDゲートを用
いているが、他の論理ゲート、即ちOR,NOR,AN
Dのゲートを用いても入力と出力の論理を考慮すれば、
同様の効果が得られる。また、これらのゲートをフリッ
プフロップのリセット端子に接続してもカウンタの構成
を考慮すれば、同様の効果が得られる。更に、例として
3ビットの同期カウンタを用いたが、ビット数が何ビッ
トでも制限はなく、また非同期のカウンタでも同様の効
果が得られる。更に、カウンタ以外のシフトレジスタで
も同様の効果を得ることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数のフ
リップフロップのセット端子或いはリセット端子に、そ
れぞれデータに対応したセット信号或いはリセット信号
を独立して入力し得るように構成しているので、従来の
セレクタに代える回路を論理ゲートだけで実現すること
ができる。その結果、テスト回路の素子数を従来の略1
/2にすることができ、かつテスト回路を通常の信号の
流れの中に挿入しないので、信号に遅延が付くこともな
く、更にカウンタ等に任意の値を設定するためのクロッ
ク入力も必要なくなるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテスト回路の一実施例の回路図であ
る。
【図2】従来のテスト回路の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
11〜13 フリップフロップ 21〜23 セレクタ 31〜33 NANDゲート D0〜D2 データ入力端子 B0〜B2 データ出力端子 SS セット信号入力端子 RR リセット信号入力端子 CLK クロック信号入力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフリップフロップの各出力をビッ
    ト出力とする構成のカウンタ等において、前記各フリッ
    プフロップのセット端子或いはリセット端子に、それぞ
    れデータに対応したセット信号或いはリセット信号を独
    立して入力し得るように構成したことを特徴とするカウ
    ンタのテスト回路。
JP4309418A 1992-10-24 1992-10-24 カウンタ等のテスト回路 Pending JPH06140922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4309418A JPH06140922A (ja) 1992-10-24 1992-10-24 カウンタ等のテスト回路

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4309418A JPH06140922A (ja) 1992-10-24 1992-10-24 カウンタ等のテスト回路

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JPH06140922A true JPH06140922A (ja) 1994-05-20

Family

ID=17992767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4309418A Pending JPH06140922A (ja) 1992-10-24 1992-10-24 カウンタ等のテスト回路

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JP (1) JPH06140922A (ja)

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