JPH05183360A - 自動利得制御装置 - Google Patents

自動利得制御装置

Info

Publication number
JPH05183360A
JPH05183360A JP4001304A JP130492A JPH05183360A JP H05183360 A JPH05183360 A JP H05183360A JP 4001304 A JP4001304 A JP 4001304A JP 130492 A JP130492 A JP 130492A JP H05183360 A JPH05183360 A JP H05183360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
automatic gain
gain control
anode
pin diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4001304A
Other languages
English (en)
Inventor
Fusahiro Kameoka
房浩 亀岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4001304A priority Critical patent/JPH05183360A/ja
Publication of JPH05183360A publication Critical patent/JPH05183360A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CATVコンバータなどにおいてAGC感度
特性を容易に変えられる自動利得制御装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 自動利得制御回路部24に設けられた電力増
幅用トランジスタ2のベース・アース間にツェナダイオ
ード21と抵抗23の直列回路を接続することにより、
点CにおけるAGC電圧変化比とピンダイオード19の
アノードにかかる電圧変化比を異ならすことができ、A
GC感度特性を容易に変えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョンチューナ
ーやCATVコンバータなどに使用される自動利得制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョンチューナ,CATV
コンバータ,BSチューナなどの高周波増幅部にはRF
増幅としての広帯域アンプと自動利得制御回路が組み合
わされている。
【0003】以下に従来の自動利得制御装置について説
明する。図2に示すように従来の自動利得制御装置は広
帯域高周波増幅用素子としてのRF増幅用トランジスタ
(以下、RFアンプと呼ぶ)1,AGC駆動用トランジ
スタ2、および電流増幅用トランジスタ3,結合コンデ
ンサ4,5,6ハイパスコンデンサ7,抵抗8〜15,
22,チョークコイル16〜18,ピンダイオード1
9,20、以上が自動利得制御回路部24を構成してい
る。
【0004】以上の構成要素よりなる従来の自動利得制
御装置について、以下その各構成要素の関係と動作を説
明する。点Aより入力した高周波信号は結合コンデンサ
4を通り、RFアンプ1を通る。このRFアンプ1は広
帯域型のため、負荷はチョークコイル16で受け、結合
用コンデンサ5を介して自動利得制御回路部24に入力
する。トランジスタ2は電力増幅用で点CよりAGC電
圧を入力し、チョークコイル18を介してピンダイオー
ド19を導通させ抵抗15,チョークコイル17を通り
アースに流れる。点CにおけるAGC電圧は約7Vでダ
イオード19のカソードは2ダイオード分低い電圧とな
る。一方、ダイオード20のアノードには、アノード電
位設定用兼電流増幅用トランジスタ3からの電圧が供給
され、最大利得時にはダイオード20はオフし、利得減
衰のために点Cの電圧が下がり始めるとダイオード20
は徐々に導通し始めるようにトランジスタ3のバイアス
が設定される。利得制御された信号は結合コンデンサ6
を通り点Bから出力する。ピンダイオードは、オン時に
は10mA以上流す必要があり、かつ高周波信号をスト
ップさせるためにはチョークコイル18が必要であり、
抵抗では代用できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、自動利得制御感度がピンダイオードの特性
のみで決まり、上記感度特性を変えることが難しいとい
う問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、CATVコンバータなどに使用してAGC感度を容
易に変化できる自動利得制御装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の自動利得制御装置は、電流増幅用トランジス
タ2のベースとアース間に接続してある抵抗9にかえ
て、前記トランジスタのベースに、ツェナダイオードの
アノード側が接地されるとともに他端のカソード側に抵
抗を接続した直列回路を設けた構成を有している。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成において、AGC電圧の
変化に対するピンダイオードのアノードにかかる電圧変
化比を非直線性にすることで、自動利得制御感度特性を
変えることができることとなる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1に示すように本実施例の自動利得制御
装置は、広帯域高周波増幅用素子としてのRF増幅用ト
ランジスタ1の出力端に、第1のチョークコイル16と
第1の結合コンデンサ5を接続し第1の結合コンデンサ
5を通して自動利得制御回路部24に入力し、第1のピ
ンダイオード19と第2のピンダイオード20とがそれ
ぞれカソードを共通接続するとともに、第1の抵抗15
と第2のチョークコイル17との直列回路が一端を接地
して接続されている。第2のピンダイオード20のアノ
ード側には、アノード電位設定用兼電流増幅用トランジ
スタ3による回路が接続されている。また、第1のピン
ダイオード19のアノード側には、第3のチョークコイ
ル18を介してAGC駆動用電力増幅の第1のトランジ
スタ2のエミッタ側に接続する。また、第1のトランジ
スタ2のコレクタ側は電源入力端子Dに接続しベース側
は第2の抵抗8を介して同じく電源入力端子Dに接続す
るとともに、第4の抵抗22を介して自動利得制御電圧
(AGC電圧)を端子Cから入力している。以上の回路
構成は図2で示した従来例と同様であり、同一構成部品
には同じ符号を付している。本実施例の特徴的構成は従
来例で示した第1のトランジスタ2のベース側に、新し
く第3の抵抗23と、アノードが接地されたツェナダイ
オード21を直列に設けたことである。
【0011】以上のように構成された自動利得制御装置
について、図1を用いてその動作を説明する。まず、点
Aより入力した高周波信号は結合コンデンサ4を通り、
RFアンプ1を通る。このRFアンプ1は広帯域型のた
め、負荷は第1のチョークコイル16で受け、第1の結
合用コンデンサ5を介して自動利得制御回路部24に入
力する。AGC駆動用第1のトランジスタ2は電力増幅
用で点CよりAGC電圧を入力し、第3のチョークコイ
ル18を介して第1のピンダイオード19を導通させ第
1の抵抗15,第2のチョークコイル17を通りアース
に流れる。点CにおけるAGC電圧は約7Vで第1のピ
ンダイオード19のカソードは2ダイオード分低い電圧
となるが、第1のトランジスタ2のベース・アース間に
設けられたツェナダイオード21と第3の抵抗23の直
列回路により、点CにおけるAGC電圧変化比と第1の
ピンダイオード19のアノードにかかる電圧変化比が異
なる。一方、第2のピンダイオード20のアノードに
は、アノード電位設定用兼電流増幅用トランジスタ3か
らの電圧が供給され、最大利得時には第2のピンダイオ
ード20はオフし、利得減衰のために点Cの電圧が下が
り始めると第2のピンダイオード20は徐々に導通し始
めるようにトランジスタ3のバイアスが設定される。利
得制御された信号は結合コンデンサ6を通り点Bから出
力する。ピンダイオードは、オン時には10mA以上流
す必要があり、かつ高周波信号をストップさせるために
は第3のチョークコイル18が必要であり、抵抗では代
用できない。
【0012】なお、ツェナダイオード21はバリスター
を使用しても可能である。以上のように本実施例によれ
ば、自動利得制御回路部24のAGC駆動用電力増幅ト
ランジスタ2のベース・アース間にツェナダイオード2
1と抵抗23の直列回路を接続することにより、点Cに
おける電圧変化比とピンダイオード19のアノードにか
かる電圧変化比を異ならすことができる。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、自動利得制御回路部24の電力増幅用トラン
ジスタ2のベース・アース間にツェナダイオード21と
抵抗23の直列回路を接続することにより、点Cにおけ
るAGC電圧変化比とピンダイオード19のアノードに
かかる電圧変化比を異ならせることができ、自動利得制
御感度特性を簡単に変えることができる優れた自動利得
制御装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動利得制御装置の回路図
【図2】従来の自動利得制御装置の回路図
【符号の説明】
1 RFアンプ(広帯域高周波増幅用素子) 2 第1のトランジスタ(AGC駆動用) 3 電流増幅用トランジスタ 5 第1の結合コンデンサ 8 第2の抵抗 15 第1の抵抗 17 第2のチョークコイル 18 第3のチョークコイル 19 第1のピンダイオード 20 第2のピンダイオード 21 ツェナダイオード 22 第4の抵抗 23 第3の抵抗 24 自動利得制御回路部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広帯域高周波増幅用素子の出力端を第1
    の結合コンデンサに接続し、前記第1の結合コンデンサ
    の他端に第1,第2のピンダイオードのカソードを共通
    接続して、一端が接地された第1の抵抗もしくは抵抗と
    第2のチョークコイルとの直列回路の他端に接続し、前
    記第2のピンダイオードのアノードにアノード電位設定
    用兼電流増幅用トランジスタ回路が接続され、前記第1
    のピンダイオードのアノードに第3のチョークコイルを
    介して第1のトランジスタのエミッタに接続して、一端
    が接地された抵抗の他端に接続し、前記第1のトランジ
    スタのコレクタは電源に接続し、前記第1のトランジス
    タのベースは第2の抵抗を介して電源に接続し、さら
    に、第3の抵抗とアノード側を接地したツェナダイオー
    ドとの直列回路を接続するとともに第4の抵抗を介して
    自動利得制御電圧を入力するように配された自動利得制
    御装置。
JP4001304A 1992-01-08 1992-01-08 自動利得制御装置 Pending JPH05183360A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4001304A JPH05183360A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 自動利得制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4001304A JPH05183360A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 自動利得制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05183360A true JPH05183360A (ja) 1993-07-23

Family

ID=11497748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4001304A Pending JPH05183360A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 自動利得制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05183360A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012090018A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Dx Antenna Co Ltd ブースター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012090018A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Dx Antenna Co Ltd ブースター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4369414A (en) High-frequency input circuit for two inputs
US7345556B2 (en) Variable attenuation circuit having large attenuation amount with small circuit size
JPH0314818Y2 (ja)
JPH05183360A (ja) 自動利得制御装置
JP3291736B2 (ja) 高周波増幅装置
JP2606165B2 (ja) インピーダンス整合回路
US4611179A (en) Wide-band type high-frequency amplifier circuit
JP3004138B2 (ja) 利得切換回路
JP3133170B2 (ja) 自動利得制御装置
US3873932A (en) Gain control circuit having variable impedance to determine circuit gain and to control minimum gain
JPH07231236A (ja) 電子減衰回路
JP2000022466A (ja) 可変減衰回路
KR0133088Y1 (ko) 튜너의 알에프 신호 감쇄기
JP3049718B2 (ja) 屋内受信機
JP2599884Y2 (ja) 高周波増幅器のagc回路
JPH02222291A (ja) Agc装置
JPH0210666Y2 (ja)
JPH0510843B2 (ja)
JP2506719B2 (ja) 高周波増幅装置
JPH0687532B2 (ja) 自動利得制御回路
US4016502A (en) Dynamic range extender circuit for preamplifier
JPH0744412B2 (ja) Agc回路
KR930010181B1 (ko) 자동이득 조절 광역 증폭회로
JPH07176984A (ja) 電子減衰回路
JPH0685571A (ja) 広帯域高周波増幅装置