JPH0518318B2 - - Google Patents

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JPH0518318B2
JPH0518318B2 JP59106716A JP10671684A JPH0518318B2 JP H0518318 B2 JPH0518318 B2 JP H0518318B2 JP 59106716 A JP59106716 A JP 59106716A JP 10671684 A JP10671684 A JP 10671684A JP H0518318 B2 JPH0518318 B2 JP H0518318B2
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Japan
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color burst
pulse
signal
circuit
output
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Tsuguaki Mashita
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Teac Corp
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオデイスクプレーヤ等から得ら
れる再生映像信号のジツタ(時間軸誤差又は時間
軸変動又はタイムベースエラー)を検出する装置
に関する。
従来の技術 ビデオデイスクをジツタのない状態に回転させ
ることは極めて困難であるため、ジツタの補正が
行われる。このジツタを補正する際には、まず、
ジツタを検出することが必要であり、従来は次の
2つの内のいずれかによつて行われている。
(1) 再生された複合映像信号の水平同期信号(以
下単にH信号と呼ぶ)を抽出し、このH信号と
基準信号との比較に基づいてジツタを検出す
る。
(2) 再生された複合映像信号のカラーバースト
(色搬送波同期信号)を抽出し、これと基準信
号とを比較してジツタを検出する。
前者の水平同期信号に基づいてジツタを検出す
る方式は、カラーバーストを持たない白黒の映像
信号の再生に使用され、後者のカラーバーストに
基づいてジツタを検出する方式はカラー映像信号
の再生に使用される。カラー映像信号の再生にお
いては、ジツタの検出精度を高めるために水平同
期信号よりも周波数が高いカラーバーストを使用
することが必要である。本発明はカラー映像信号
の再生に係わるものであるので、後者の方式に関
係している。
発明が解決しようとする問題点 ところで、NTSC方式の複合映像信号のカラー
バーストの周波数fscは水平同期周波数fHの奇数/2 倍のfsc=455/2fHとされ、fHが15.734263kHzである ので、fscは3.579545MHzとされている。そして、
このカラーバーストには次の2つの性質がある。
(1) 1H(水平走査期間)ごとに位相が反転する。
(2) 1フレームごとに位相が反転する。
従つて、上記(2)による従来のジツタ検出方式で
はカラーバーストのゼロクロス(0度と180度)
でジツタ検出用パルスを形成し、これと基準信号
とを比較した。この様にすればカラーバーストの
1Hごとの位相反転が問題とならないが、カラー
バーストの2倍の周波数でジツタ検出用パルスが
発生するので、H信号から一定時間後のジツタ検
出用パルスを抽出する時に、カラーバーストの周
期の1/2の時間幅の期間から抽出しなければなら
ない。従つて、カラーバーストの周期の1/2以上
のジツタが発生した場合には、これを検出するこ
とが不可能になる。そこで、本発明の目的は、再
生映像信号のジツタの検出範囲の上限をカラーバ
ーストの1周期に拡大することができるジツタ検
出装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明は、記録媒体
から再生された複合映像信号のカラーバーストと
基準信号とに基づいてジツタを検出する装置にお
いて、前記複合映像信号から水平同期信号を分離
する水平同期信号分離回路と、前記複合映像信号
からカラーバーストを分離し、矩形波のカラーバ
ーストパルスを得るカラーバースト分離回路と、
前記水平同期信号における基準時点から前記カラ
ーバーストパルスの発生期間中の所定時点までを
計時する例えば実施例MMV23のようなタイマ
回路と、前記タイマ回路の出力に応答して前記所
定時点から前記カラーバーストパルスよりも短い
一定時間幅(例えば70ns)の時間指定パルス(例
えば第5図Cのパルス)を発生する時間指定パル
ス発生回路と、前記水平同期信号分離回路から前
記水平同期信号が得られる毎に前記カラーバース
トパルスの位相を反転させ、且つ前記時間指定パ
ルスの発生期間に前記カラーバーストパルスの前
縁及び後縁の内の特定された一方が存在する場合
には前記カラーバーストパルスの位相の反転を行
わないが、前記前縁及び後縁の内の特定されなか
つた他方が存在する場合には前記特定されなかつ
た他方が検出された後において前記カラーバース
トパルスの位相を反転するカラーバーストパルス
位相反転回路と、前記時間指定パルスの発生期間
の中心時点よりも後において前記カラーバースト
パルス位相反転回路の出力段に得られるカラーバ
ーストパルスの少なくとも特定番目の1つに対応
したジツタ検出用信号(例えば第5図Mのパル
ス)を発生させるジツタ検出用信号発生回路(例
えばシフトレジスタ35)と、を具備しているこ
とを特徴とする再生映像信号のジツタ検出装置に
係わるものである。
作 用 上記発明によれば、カラーバーストを波形整形
したカラーバーストパルスの1つを抽出したと実
質的に等価な動作となるので、カラーバーストの
周期以内の変動幅のジツタを検出することが可能
になる。即ち、カラーバーストの前縁と後縁との
両方でジツタ検出用パルスを形成する方式に比較
し、2倍の変動幅のジツタを検出することが出来
る。また、上述の如きのジツタ検出を容易に行う
ことが出来る。
実施例 次に、第1図〜第8図を参照して本発明の実施
例に係わる光学式ビデオデイスクプレーヤについ
て述べる。第1図において、1はビデオデイス
ク、2はデイスク回転用モータ、3はレーザビー
ム発生源、4はビームスプリツタ、5はミラー、
6は時間軸方向位置補正用回動ミラー(タンジエ
ンシヤルミラー)、7はトラツキング及びジヤン
ピング用回動ミラー、8は集光レンズ、9はビー
ム、10は反射ビーム検出器、11はジヤンピン
グパルス発生回路、12はミラー7の駆動装置、
13は反射ビーム、14は回動ミラー6の駆動装
置、15はトラツキング制御信号発生回路、16
は再生複合映像信号(再生ビデオ信号)を得るた
めの復調回路、17はH信号分離回路、18はカ
ラーバースト分離回路、19はジツタ補正信号発
生回路である。
本発明に係わるジツタ補正信号発生回路19を
詳しく説明する前に、デイスクプレーヤ全体の構
成及び動作について述べる。第1図のデイスクプ
レーヤでデイスク1の複合映像信号を正常再生す
る時には、デイスク1をモータ2で回転し、ビー
ム発生源3から発生させたビーム9を集束させて
デイスク1上に投射し、信号3に対応した反射ビ
ーム13をビーム検出器10で読み取り、復調回
路16からNSC方式の複合映像信号を得る。こ
の時、ビーム9がデイスク1上のトラツクを正確
に走査するとは限らないので、トラツキング状態
を公知の方法で検出し、この検出に基づいてトラ
ツキング制御信号発生回路15からトラツキング
制御信号をミラー駆動装置12に加え、回動ミラ
ー7の回動によつてビーム9のデイスク半径方向
位置を調整する。また、ビーム9によつて走査速
度が常に一定であるとは限らないので、ジツタ補
正信号発生回路19からジツタ補正信号をミラー
駆動装置14に加え、回動ミラー6の回動角を変
えることによつてビーム9のデイスク円周方向位
置即ち時間軸方向位置を調整する。なお、ビーム
発生源3、集光レンズ8等を含むピツクアツプ部
分をデイスク1の半径方向に送る機構(図示せ
ず)によつてビーム9をデイスク1の半径方向に
送りながら再生をなす。
ところで、デイスク1には、第2図に示す如く
渦巻状トラツクTにNTSC方式の複合映像信号が
記録され、複合映像信号は第3図でScで示す如
くカラーバースト(色搬送波同期信号)を含み、
且つ垂直ブランキング期間がデイスク1の半径方
向に延びる一直線上に配列されるような形態に各
フレームが記録されているので、再生ビームを垂
直ブランキング期間でジヤンプさせることによつ
てスチル再生、倍速再生等が可能になる。しか
し、ジヤンプによつてフレームの切り換えが行わ
れると、カラーバーストの位相が反転するので、
ジヤンプ時の位相の補正を行わなければならな
い。第4図はカラーバーストの位相補正を示すも
ので、第4図Aは現在トラツクのカラーバースト
の位相を示し、第4図Bは隣りのトラツクのカラ
ーバーストの位相を示す。この図から明らかな如
く、AのカラーバーストとBのカラーバーストと
は反対位相となつている。従つて、ビームを第4
図Aの時間軸上のa点から第4図Bの時間軸上の
b点にジヤンプさせると位相が反転し、正常なカ
ラー再生が不可能になる。そこで、a点からc点
又はd点にビームをジヤンプさせ、カラーバース
トの位相を一致させる。
次に、ジツタ補正信号発生回路19を詳しく説
明する。なお、以下の説明及び第1図においては
単安定マルチバイブレータをMMVと呼ぶ。この
ジツタ補正信号発生回路19は、第1のORゲー
ト20、第1のT型(トリガ)フリツプフロツプ
21、第1の排他的ORゲート22、D型フリツ
プフロツプ39、出力パルス幅を変えることが出
来るタイマとしての第1のMMV23、第2の
MMV24、インバータ25、第3のMMV26
と第2のORゲート27とから成る第1のオフ遅
延回路28、第4のMMV29と第3のORゲー
ト30とから成る第2のオフ遅延回路31、第2
の排他的ORゲート32、第2のT型(トリガ)
フリツプフロツプ33、ANDゲート34、第4
のORゲート40、ジツタ検出用信号発生回路と
してのシフトレジスタ35、基準信号発生回路3
6、及びサンプルホールド方式の位相比較回路3
7から成り、第5図〜第7図の波形図に示すよう
に動作する。なお、第5図は正常再生状態におけ
る第1図のA〜M点の状態を示し、第6図はジヤ
ンピングパルスが発生し、フリツプフロツプ33
の出力が高レベルになつた時のA〜M点の状態及
び第5図に比較して最初の1Hのカラーバースト
の配列が異なる場合の状態を示し、第7図は位相
比較回路37の入力及び出力を示す。
このデイスクプレーヤで正常再生を開始する
と、復調回路16から再生複合映像信号が得ら
れ、ここに接続されていてH信号分離回路17と
カラーバースト分離回路18とから第5図Aに示
すH信号と、第5図Dに示すカラーバーストパル
スが得られる。なお、カラーバースト分離回路1
8は抽出したカラーバーストを矩形波に波形整形
するためのリミツタを含み、第5図Dに示すデユ
テイ比50%のパルス列を発生する。H信号分離回
路17の出力端子はORゲート20を介して第1
のTフリツプフロツプ21のトリガ端子Tに接続
されているので、t1時点でH信号が発生すると、
T型フリツプフロツプ21のQ出力は第5図Eに
示す如く例えば高レベルから低レベルに反転す
る。第1の排他的ORゲート22の一方の入力端
子はカラーバースト分離回路18に接続され、他
方の入力端子はT型フリツプフロツプ21のQ出
力端子に接続されているので、T型フリツプフロ
ツプ21の出力が低レベルの期間は第5図Dのカ
ラーバーストパルスを非反転状態で送出し、高レ
ベルの期間は位相反転(極性反転)して送出す
る。
タイマとしての第1のMMV23のトリガ入力
端子はH信号分離回路17の出力端子に接続され
ているので、H信号の前縁(t1時点)でトリガさ
れ、第5図Bに示す所定期間T1(t1〜t2)のパル
スを発生する。なお、この所定期間T1はカラー
バーストの発生期間中の所定時点t2で終了するよ
うに設定され、カラーバーストパルスの抽出時点
を決めるために使用される。
第2のMMV24のトリガ端子は第1のMMV
23の出力端子に接続されているので、第5図B
に示す高レベルパルスの後縁(t2時点)でトリガ
され、第5図Cに示す時間幅T2=70nsの時間指
定パルスを発生する。この70nsの時間指定パルス
はカラーバーストパルスの前縁又は後縁が所定時
間中に特定された位相状態(極性状態)で存在す
るか、否かを判別するために使用される。このた
め、第2のMMV24の出力端子はインバータ2
5を介してD型フリツプフロツプ39のリセツト
端子Rに接続されている。
D型フリツプフロツプ39のデータ入力端子D
は+Vの電源に接続され、クロツク入力端子Cは
排他的ORゲート22の出力端子に接続され、Q
出力端子はORゲート20を介してT型フリツプ
フロツプ21のトリガ端子Tに接続されている。
そして、インバータ25の出力は第5図Cの70ns
のパルスが高レベルの期間のみ低レベルとなり、
その他の期間は高レベルであるので、D型フリツ
プフロツプ39は第5図Cのパルスが発生するt2
〜t5期間T2においてのみセツト可能状態となる。
D型フリツプフロツプ39は、第5図Fのカラー
バーストパルスの前縁がクロツク信号として入力
するように構成されているので、0nsの期間T2
のt3時点にカラーバーストパルスの前縁が存在す
ると、t3時点でデータ入力端子の+Vがラツチさ
れ、フリツプフロツプ39がセツト状態となり、
Q出力端子から第5図Gに示す如く高レベル出力
パルスが得られ、この前縁でTフリツプフロツプ
21がトリガされ、この出力が第5図Eに示す如
く高レベルに反転する。この結果、t3時点よりも
僅かに遅れた時点以後は第5図Fに示す如く第5
図Dのカラーバーストパルスの位相反転出力が得
られる。なお、D型フリツプフロツプ29は70ns
のパルスが終了するt5時点でリセツトされるの
で、第5図Gのパルスもt5時点で低レベルにな
る。第5図Fに示す如くt3時点近傍以後でカラー
バーストパルスを位相反転させたことは、次の
1H期間の70nsパルス期間(t8〜t10)のカラーバ
ーストパルスの位相に一致させたことを意味す
る。第9図は第5図のt3時点の近傍を明確にする
ために第5図の一部を拡大して示す。なお、第5
図、第6図及び第9図において必然的に生じる極
めて短い遅延は無視されている。
本実施例では位相反転後のカラーバーストパル
スの1つを抽出し、これに基づいてジツタを検出
するために、第1のMMV23の出力端子に接続
されたMMV26とこのMMV26の出力と第1
のMMV23の出力を入力とするORゲート27
とから成る第1のオフ遅延回路28が設けられて
いる。この第1のオフ遅延回路28は第5図Bの
パルスの後縁のみを第5図Iに示す如くt4時点ま
で遅延させる。なお、t2からt4までの遅延時間は
35nsである。従つて、第5図Iの高レベルパルス
の後縁t4は第5図Cの70nsのパルスの真中に位置
する。第5図の例はジヤンピングモードでないの
で、ジヤンピングパルス発生回路11に接続され
たT型フリツプフロツプ33の出力は第5図Kに
示す如く低レベルLに保たれている。従つて、T
型フリツプフロツプ33の出力と第1の排他的
ORゲート22の出力とを入力とする第2の排他
的ORゲート32は第5図Fに示すパルスの位相
反転を行わないで、第5図Hに示すパルスを出力
する。
第2のオフ遅延回路31は第2のMMV24の
出力端子に接続された105nsMMV29を含み、
更にMMV29の出力とこのMMV29を通らな
い第5図Cの70nsパルスとを入力とするORゲー
ト30を含むので、第5図Cの70nsパルスの後縁
のみを105ns遅延させた第5図Jのパルスを送出
する。なお、第5図Jに示す第2のオフ遅延回路
31の出力パルスの後縁は、第5図Iのパルスの
後縁t4よりも140ns(カラーバーストの180度相当
時間)だけ遅延されている。
ANDゲート34は、ORゲート30の出力とT
型フリツプフロツプ33の出力とを入力としてい
るので、第5図KのようにT型フリツプフロツプ
33の出力が低レベルの場合には、ORゲート3
0から得られる第5図Jに示す高レベルパルスの
通過を阻止し、その出力は常に低レベル状態に保
たれる。ORゲート40はANDゲート34の出力
とORゲート27の出力とを入力とし、第5図L
の出力を発生する。第5図の場合は、ANDゲー
ト34の出力が低レベルであるので、第5図Iの
パルスがそのままORゲート40の出力に第5図
Lに示す如く現われる。
シフトレジスタ35はジツタ検出用信号(位相
比較入力)を形成するものであり、例えば5ビツ
トのシフトレジスタであり、第2の排他的ORゲ
ート32の出力端子に接続されたシフトパルス
(クロツク)入力端子Tと、ORゲート40の出
力端子に接続されたロード端子Lと、出力端子Q
とを有し、ORゲート40の出力が高レベルの期
間(例えばt1〜t4)に例えば“00010”を書き込
み、ロード端子Lの入力が低レベルになつた時点
からシフト可能状態となり、第2の排他的ORゲ
ート32から送られてくる第5図Hに示すカラー
バーストパルス毎にシフト動作をなす。この例で
は、シフト開始前に“00010”の状態であるので、
t4時点でシフト可能状態となつた後の最初のカラ
ーバーストパルスの前縁に応答して第5図Mに示
す高レベル出力をt6時点で発生し、次のカラーバ
ーストパルスの前縁で出力は低レベルに戻る。こ
の結果、第5図の場合は、T1+35ns即ち第5図
Cの70nsパルスの中心時点を基準にしてこの後で
最初に発生するカラーバーストパルスがジツタ検
出用信号として出力される。
ジツタ検出用信号発生回路として機能するシフ
トレジスタ35の出力端子は位相比較回路37の
一方の入力端子に接続され、位相比較回路37の
他方の入力端子には基準信号発生回路36が接続
されている。基準信号発生回路36はこの実施例
の場合、第7図Aに示す傾斜電圧を一定周期1H
で発生するものである。位相比較回路37はサン
プルホールド回路を含み、第7図Bに示すシフト
レジスタ35の出力パルス(第5図Mのパルスと
同一のパルス)で傾斜電圧をサンプルホールド
し、第7図Cに示すジツタ補正信号(時間軸誤差
信号)を発生する。位相比較回路37の出力端子
はミラー駆動回路14に接続されているので、ミ
ラー6はジツタ補正信号に応答して動作し、ビー
ム9をトラツク方向(時間軸方向)に変化させ、
基準信号とカラーバーストパルスに対応するジツ
タ検出用信号との位相を一致させるような制御状
態が得られる。
第5図において、t7時点になると次のH信号が
第5図Aに示す如く発生し、T型フリツプフロツ
プ21の出力は第5図Eに示す如く低レベルにな
る。この結果、t7以後の1Hではカラーバースト
パルスが位相反転されないでシフトレジスタ35
に入力する。なお、第5図Dにおけるt7前の1H
とt7後の1Hとカラーバーストパルスの間には
180度の位相差を有するので、第5図Cの70nsパ
ルス期間(t8〜t10)内にカラーバーストパルスの
後縁が存在し、前縁は存在しない。このため、D
型フリツプフロツプ39から位相反転(極性反
転)させるためのパルスが発生しない。シフトレ
ジスタ35はt9時点の後に最初に発生するカラー
バーストパルスの前縁に応答してt11時点でジツ
タ検出用信号を出力する。
第5図Fの補正後のカラーバーストパルスにお
ける70nsパルスの期間内即ちt2〜t5、及びt8〜t10
内の状態から明らかな如く、いずれのH期間にお
いてもカラーバーストパルスの後縁を含み、この
後縁後のカラーバーストの最初の前縁をジツタ補
正の検出位相として使用している。ところで、第
5図におけるt1〜t7に示すH期間が最初に検出
(再生)されるか、次のt7以後のH期間が最初に
検出(再生)されるかは全く不明である。しか
し、本実施例のジツタ補正回路19は、D型フリ
ツプフロツプ39を含む帰還回路を有して位相反
転を制御しているので、何んらの問題も生じな
い。第6図は、そのt1〜t7期間に第5図のt7以後
の1Hと同一のカラーバーストが発生した場合を
示す。第6図に示す如く最初の再生出力の1Hに
おけるカラーバーストパルスが第6図Cに示す
70nsパルス期間内に後縁を有する場合には、第5
図のt7以後の1Hと同様にD様フリツプフロツプ
39から位相反転制御パルスが発生しない。D型
フリツプフロツプ39による位相反転が行われな
くとも、第1の排他的ORゲート22の出力は第
6図Fに示す如く、t2〜t5期間とt8〜t10期間との
いずれにおいても後縁を含み、この後縁を基準に
して第6図Mに示すジツタ検出用信号を得ること
が出来る。なお、第6図はジヤンピングモードを
示すために、70nsパルス期間(t2〜t5)、(t8〜t10
に含まれる第6図Fのカラーバーストパルスの後
縁から最初のパルスの前縁で第6図Mのジツタ検
出用信号が発生していないが、もし、T型フリツ
プフロツプ33の出力が低レベルであれば、第5
図の場合と同様なタイミングでシフトレジスタ3
5の出力(ジツタ検出用信号)が得られる。即
ち、第6図のMのt6時点で発生するパルスの前縁
とt1Aの後で発生するパルスの前縁との第6図D
のカラーバーストパルスに対する見掛け上の関係
は同一でないが、第6図Hのパルスに対する関係
は実質的に同一になる。要するに、第6図Mの最
初の1Hの区間のパルスと後の1Hの区間のパル
スの前縁は夫々H信号に対して同一の時間関係を
有している。従つて、1Hの区間が奇数番目であ
るか、偶数番目であるかに拘らずにジツタを検出
することができる。
上述から明らかな如く、第1図のデイスクプレ
ーヤではH信号に基づくカラーバーストの位相反
転をどのH信号期間から開始しても、ジツタ検出
用信号を同一条件で抽出することが出来る。ま
た、カラーバーストの周期に相当するジツタまで
検出することが出来る。
スチル再生又は倍速再生等を行うために、ビー
ム9を隣りのトラツクに単にジヤンプさせれば、
カラーバーストの位相が反転し、位相の連続性が
なくなる。しかし、本実施例では第2の排他的
ORゲート32、第1及び第2のオフ遅延回路2
8,31等の働きで位相の連続性が確保されてい
る。即ち、第5図Kに示す如くT型フリツプフロ
ツプ33の出力を低レベルに保つて再生を継続
し、しかる後、トラツクジヤンプのために、ジヤ
ピングパルス発生回路11からジヤピングパルス
を発生させると、ミラー7の回動によつてビーム
9が隣りのトラツクにジヤンプすると同時にT型
フリツプフロツプがジヤンピングパルスでトリガ
されてその出力が第6図Kに示すように高レベル
に転換する。この結果、ANDゲート34を第6
図Jのパルスが通過することが可能になり、OR
ゲート40によつて第6図Iのパルスと第6図J
のパルスとが加算され、第6図Lのパルスが得ら
れる。即ち、第6図Iのパルスの後縁をカラーバ
ーストの1/2周期に相当する140nsだけ遅延させた
信号が得られる。そして、第6図Lのパルスの後
縁t5′よりも後で最初に発生する第6図Hのパル
スの後縁t6に同期してシフトレジスタ35がシフ
ト動作し、第6図Mにパルスを発生する。第6図
Mのパルスは、第5図Mのパルスに比較して
140nsだけ位相シフトされているので、位相比較
回路37からはこの位相シフトに対応した補正信
号が発生し、第4図においてa点からc点又はd
点にビーム19をジヤンプさせたと等価な動作と
なる。
変形例 本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形例が可能なものである。
(A) 第1図におけるジヤピングパルス発生回路1
1とT型フリツプフロツプ33との間に、第8
図に示す如くジヤンプトラツクの奇数偶数判別
回路38を付加し、ジヤンプさせるトラツク数
が奇数の時のみ1回だけフリツプフロツプ33
にトリガ信号を入力させ、偶数の時はトリガ信
号を入力させないようにしてよい。偶数トラツ
クジヤンプの場合にはカラーバーストの位相の
連続性が得られるので、補正する必要がない。
(B) フリツプフロツプ39を別の形式のフリツプ
フロツプにしてもよい。また、排他的ORゲー
ト22,23をこれと等価な働きをするゲート
回路に置き換えてもよい。
(C) シフトレジスタ35にシフト動作の直前に
“00010”を書き込んでシフトさせたが、
“00110”又は“00100”等を書き込んでカラー
バーストパルスでシフトさせてもよい。また、
シフトレジスタ35の代りに、フリツプフロツ
プ、MMV等を使用して指定されたカラーバー
ストパルスの前縁又は後縁を検出してもよい。
(D) シフトレジスタ35の出力をジツタ補正に使
用しているが、単なるジツタの測定にも利用可
能である。
(E) ビデオテープレコーダのジツタ検出にも適用
可能である。
発明の効果 上述から明らかな如く、本発明によれば、カラ
ーバーストの1/2の周期の信号を形成してジツタ
の検出をすることが不要になり、カラーバースト
と同一周期のカラーバーストパルスによつてジツ
タを検出することが出来る。従つて、ジツタの検
出及び補正範囲を2倍にすることが出来る。ま
た、時間指定パルスの期間内にカラーバーストパ
ルスの特定された前縁又は後縁が位置するように
するのみで、ジツタ検出用のカラーバーストパル
スを形成することが出来る。従つて、ジツタの検
出を比較的容易に達成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるビデオデイスクプレー
ヤを示すブロツク図、第2図はビデオデイスクの
原理的平面図、第3図はカラーバーストを含む複
合映像信号の原理的波形図、第4図はカラーバー
ストの位相関係を示す波形図、第5図及び第6図
は第1図のA〜M点の状態を示す波形図、第7図
は第1図の位相比較回路の入出力を示す波形図、
第8図は変形例のジヤンプ時位相補正回路の一部
を示すブロツク図、第9図は第5図の1部を拡大
して示す波形図である。 17……H信号分離回路、18……カラーバー
スト分離回路、19……ジツタ補正信号発生回
路、20……ORゲート、21……第1のトリガ
フリツプフロツプ、22……第1の排他的ORゲ
ート、23……第1のMMV、24……第2の
MMV、25……インバータ、28……第1のオ
フ遅延回路、35……シフトレジスタ、36……
基準信号発生回路、37……位相比較回路、39
……D型フリツプフロツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録媒体から再生された複合映像信号のカラ
    ーバーストと基準信号とに基づいてジツタを検出
    する装置において、 前記複合映像信号から水平同期信号を分離する
    水平同期信号分離回路と、 前記複合映像信号からカラーバーストを分離
    し、矩形波のカラーバーストパルスを得るカラー
    バースト分離回路と、 前記水平同期信号における基準時点から前記カ
    ラーバーストパルスの発生期間中の所定時点まで
    を計時するタイマ回路と、 前記タイマ回路の出力に応答して前記所定時点
    から前記カラーバーストパルスよりも短い一定時
    間幅の時間指定パルスを発生する時間指定パルス
    発生回路と、 前記水平同期信号分離回路から前記水平同期信
    号が得られる毎に前記カラーバーストパルスの位
    相を反転させ、且つ前記時間指定パルスの発生期
    間に前記カラーバーストパルスの前縁及び後縁の
    内の特定された一方が存在する場合には前記カラ
    ーバーストパルスの位相の反転を行わないが、前
    記前縁及び後縁の内の特定されなかつた他方が存
    在する場合には前記特定されなかつた他方が検出
    された後において前記カラーバーストパルスの位
    相を反転するカラーバーストパルス位相反転回路
    と、 前記時間指定パルスの発生期間の中心時点より
    も後において前記カラーバーストパルス位相反転
    回路の出力段に得られるカラーバーストパルスの
    少なくとも特定番目の1つに対応したジツタ検出
    用信号を発生させるジツタ検出用信号発生回路
    と、 を具備していることを特徴とする再生映像信号の
    ジツタ検出装置。 2 前記カラーバーストパルス位相反転回路は、
    トリガフリツプフロツプと、前記カラーバースト
    分離回路から得られるカラーバーストパルスと前
    記トリガフリツプフロツプの出力とを入力とする
    排他的ORゲートと、前記時間指定パルスに応答
    してこの時間指定パルスの発生期間のみセツト可
    能状態となり、前記排他的ORゲートの出力パル
    スをクロツクとしてセツト状態となるD型フリツ
    プフロツプと、前記水平同期信号分離回路の出力
    と前記D型フリツプフロツプの出力とのいずれも
    前記トリガフリツプフロツプのトリガ入力端子に
    供給するORゲートとから成る回路である特許請
    求の範囲第1項記載のジツタ検出装置。
JP59106716A 1984-05-25 1984-05-25 再生映像信号のジツタ検出装置 Granted JPS60249496A (ja)

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JP3915163B2 (ja) * 1997-03-18 2007-05-16 ソニー株式会社 ディジタル信号再生回路

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