JPH05182732A - 給電装置 - Google Patents

給電装置

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JPH05182732A
JPH05182732A JP35966691A JP35966691A JPH05182732A JP H05182732 A JPH05182732 A JP H05182732A JP 35966691 A JP35966691 A JP 35966691A JP 35966691 A JP35966691 A JP 35966691A JP H05182732 A JPH05182732 A JP H05182732A
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JP
Japan
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base
fixed
shaft
fixing
power supply
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Pending
Application number
JP35966691A
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English (en)
Inventor
Sumio Miyamoto
澄雄 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立装置等の作業を行うための電気機器に給
電を行う給電装置を提供する。 【構成】 基台(2)に電源電圧を供給する導電刷子
(5A、5B)を設置し、回転テーブル(4)の底面に
設けた環状導体(6A、6B)が前記導電刷子に習接し
て回転するように前記基台に前記回転テーブルを配置
し、前記環状導体から前記回転テーブルの上面に配線し
て前記回転テーブルの上面に配置した電気機器(加熱板
7)に給電するようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガイドローラ等の各種
部品に用いられるベースと軸の組立装置等の各種電気機
器の給電に用いられる給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダやビデオカ
メラ等には、磁気テープを案内するガイドローラが設置
されている。このガイドローラには、例えば、ベースに
ガイドローラ等の軸を固定するための固定孔が形成され
ている。この固定孔はベースの基準面に対して一定の角
度が設置されており、その角度は製品の性質上、高度な
精度が要求される。そして、このベースに対して軸を固
定する手段としては、固定孔の角度を高精度に設定し
て、その固定孔及び軸の径を整合させ、圧入によって加
締める方法が取られている。
【0003】ところで、このような組立方法は、圧入す
べき固定孔の角度が製品の精度に影響を与えるものであ
り、その精度は、角度及び固定孔の径公差を厳しく管理
しても、角度で15′以下で組付けることは困難であ
る。加圧挿入時に力の方向が振れると、その角度が変位
してしまうことも無視できない。また、組付け後の抜去
力もベースの形状、材質及び固定孔の径の加工寸法によ
って左右される欠点がある。
【0004】このため、本出願人は、ベースの固定孔の
径を大きく設定し、挿入すべき軸との間に遊び空間を形
成しておき、その空間部に固定充填剤を注入し、固定角
度を調整してベースに対する軸の固定精度を高め、製品
の歩留りを向上させた組立装置を提案している。そし
て、この組立装置では、固定充填剤の乾燥硬化を迅速に
行わせるため、複数の組立て部とともに固定充填剤を電
気的に加熱する方法が取られている。
【0005】そこで、本発明は、このような組立装置等
の作業を行うための電気機器に給電を行う給電装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の給電装置は、基
台(2)に電源電圧を供給する導電刷子(5A、5B)
を設置し、回転テーブル(4)の底面に設けた環状導体
(6A、6B)が前記導電刷子に習接して回転するよう
に前記基台に前記回転テーブルを配置し、前記環状導体
から前記回転テーブルの上面に配線して前記回転テーブ
ルの上面に配置した電気機器(加熱板7)に給電するよ
うにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】回転テーブルには組立装置等の複数の電気機器
が設置されるとともに、その底面側には環状導体が設置
されている。即ち、この環状導体には、各電気機器の給
電部が電気的に接続されている。そして、基台には電源
に接続された導電刷子が設置され、この導電刷子は、環
状導体に習接されている。即ち、電源電圧は、回転テー
ブルの回転に無関係に導電刷子及び環状導体を通して電
気機器に給電される。したがって、電気機器には必要な
給電が行われ、例えば、ベースと軸との組立てに際し、
両者間を結合するための固定充填剤の加熱、硬化等を効
果的に行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の給電装置を図面に示した実施
例を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の給電装置の一実施例を示
している。この給電装置には、基台2が設置され、この
基台2には絶縁材料で形成されて円板状を成す回転テー
ブル4が回転可能に取り付けられている。基台2には、
プラグ3を通して電源に接続され、電源電圧が供給され
る導電刷子5A、5Bが取り付けられている。また、回
転テーブル4の底面側には、導電刷子5A、5Bに習接
して給電される環状導体6A、6Bが同心円上に設置さ
れている。即ち、環状導体6Aには導電刷子5A、環状
導体6Bには導電刷子5Bが接触している。各環状導体
6A、6Bは、銅板等の導電性の良好な金属板で形成さ
れ、導電刷子5A、5Bは摩耗が少なく、環状導体6
A、6Bと接触させるためにばね板で形成されている。
【0010】また、回転テーブル4の上面には電気機器
として複数の加熱板7が設置されている。各加熱板7
は、回転テーブル4の中心に形成されている透孔8から
引き出された導体ワイヤ9を介して環状導体6A、6B
に接続されている。各加熱板7には被加熱体としてベー
スと軸の組立装置10が設置されている。この加熱板7
はその内部に加熱抵抗体を埋め込み、給電によって90
℃程度の温度に設定される。
【0011】したがって、この給電装置によれば、プラ
グ3を交流電源に接続することにより、導電刷子5A、
5B及び環状導体6A、6Bを通して各加熱板7に給電
が行われ、その給電は回転テーブル4の回転には無関係
に行われる。
【0012】次に、図2は、加熱板7の構成を示してい
る。この加熱板7は厚手の鉄板等の蓄熱効果のある材料
で形成され、その背面側にはヒータ72を挿入すべき挿
入孔74が形成される。この実施例では、円柱状を成す
ヒータ72が挿入されて加熱板7が加熱される。また、
この加熱板7には、加熱温度を制御する加熱制御手段と
してサーモスタット76を挿入すべき挿入孔77が形成
され、この挿入孔77には円筒状をなすサーモスタット
76が内蔵される。
【0013】次に、図3は、組立装置10の具体的な実
施例を示している。この組立装置10によって組み立て
るべきベース20には、その背面側の基準面に対して一
定の角度を成す固定筒22が形成され、この固定筒22
には基準面に対して角度を成す円孔を成す固定孔24が
形成されている。このベース20に固定すべき軸40が
設置されており、この軸40には円柱状を成す径大な本
体部42と、固定孔24に挿入すべき円柱状を成す挿入
部44とが一体に形成されている。
【0014】そして、このベース20と軸40を組み立
てる組立装置10には、支持手段として平板状を成す矩
形の支持台11が設置されている。この支持台11は、
加熱手段としての加熱板7の上に設置されている。
【0015】また、加熱板7で加熱される支持台11の
上面後方部には、ベース20を固定すべき固定台12が
取り付けられているとともに、この固定台12の前面側
には支持台11に形成されたレール13上を矢印aで示
す方向に移動させる移動手段としての移動台14が移動
可能に設置されている。
【0016】固定台12には、ベース20の形状に対応
し、その固定位置を設定する位置決め部122が設けら
れ、この位置決め部122に対してクランプアーム12
4がクランプねじ126を以て取り付けられている。こ
のクランプねじ126の固定操作部としての操作つまみ
128は蓄熱を防止するために断熱材で形成されてい
る。また、位置決め部122には、ベース20の一部を
挿入し、固定状態を確実なものとするための溝部130
が形成されている。
【0017】移動台14には、移動台14のエッジ部に
移動操作部としての把手140が取り付けられ、この把
手140は加熱を防止するため、断熱材で形成されてい
る。また、この移動台14の中央部には、移動台14を
支持台11上に固定させるための固定ねじ144が取り
付けられ、その固定操作部としての操作つまみ146は
蓄熱を防止するため断熱材で構成されている。この移動
台14の操作つまみ146の前方、即ち、移動台14側
には軸40を固定すべき固定ブロック148が固定され
ている。固定ブロック148には、軸40を載置するV
字形の凹部150が形成されており、この凹部150に
設置される軸40の上に重ねられて弾性によって保持す
るためのばね板152が固定ねじ154を以て固定され
ている。この固定ねじ154の固定操作部としての操作
つまみも蓄熱を防止するため断熱材で形成されている。
そして、ばね板152には、ばね板152の移動を可能
にするため長孔156が形成されており、この長孔15
6には固定ねじ154が挿入されており、この固定ねじ
154の操作により、ばね板152の位置を任意に調整
することができる。
【0018】次に、図4は、複数の加熱板7が設置され
た給電装置を示している。回転テーブル4の中央部に
は、制御部60が設けられている。この制御部60に
は、設定加熱時間や給電状態を到来を告知する表示手段
としてブザー62が設置され、また、各加熱板7に対応
する位置に給電状態を表示する表示器としてパイロット
ランプ64が設置されている。そして、加熱板7の側部
には、加熱板7毎にサーモスタット76の温度設定ねじ
78が突出させてある。
【0019】次に、図5は、制御部60に設置される加
熱制御装置を示している。この加熱制御装置には、プラ
グ3、導電刷子5A、5B及び環状導体6A、6Bを介
して給電され、環状導体6A、6Bにはパイロットラン
プ64が接続されているとともに、サーモスタット76
を介してヒータ72が接続されている。さらに環状導体
6A、6Bには、スイッチ66を介してタイマー68が
接続され、タイマー68には一定のスイッチ66の投入
から一定時間経過後、給電されて音響を発するブザー6
2が接続されている。
【0020】このような構成に基づき、ベース20と軸
40の組立てを説明する。先ず、クランプねじ126を
緩め、位置決め部122にベース20の位置決めを行
い、その上にクランプアーム124を臨ませてクランプ
ねじ126を締め付けることにより、固定台12にベー
ス20を固定する。
【0021】次に、固定ブロック148の凹部150に
挿入部44をベース20側に向けて載せ、その上にばね
板152をスライドさせ、固定ねじ154を締め付け
る。
【0022】次に、図6の(A)に示すように、固定さ
れた軸40の挿入部44に接着剤等の固定充填剤50を
付着させた後、移動台14を把手140を以て前方に移
動させ、図6の(B)に示すように、挿入部44をベー
ス20の固定筒22の固定孔24に挿入する。
【0023】そして、固定ねじ146を操作して移動台
14を固定する。この移動台14が固定されると、ベー
ス20の固定筒22に軸40が挿入された状態となり、
ベース20及び軸40とともに固定充填剤50が加熱板
7からの熱によって加熱されて固定充填剤50が硬化
し、図7に示すように、ベース20の固定筒22の固定
孔24に固定充填剤50とともに軸40が固定されるこ
とになる。
【0024】また、固定充填剤50の加熱について、加
熱板7による支持台11等の加熱温度は、サーモスタッ
ト76を以て最適な温度、即ち、固定充填剤50の加熱
に最適な90℃程度に抑制されるので、加熱による危険
性や不必要な電力消費を抑制でき、作業コストの低減に
寄与する。しかも、加熱温度を90℃程度に設定したこ
とによって、固定充填剤50の硬化時間は90秒程度に
短縮され、加熱しない場合、即ち、自然硬化の場合には
数時間から1日程度を要していたのと比較して、大幅な
時間短縮が可能になり、生産性の向上を図ることができ
る。
【0025】特に、サーモスタット76に対する温度設
定は、接触式の温度計を加熱板7に接触させて温度検出
し、その検出に基づいてサーモスタット76の温度設定
ねじ78の調整だけで行うことができ、極めて短時間に
最適な温度にすることができる。
【0026】そして、このような組立装置では、ベース
20の固定筒22の固定孔24の角度に無関係に、軸4
0の固定角度を固定台12と移動台14とで規制でき、
精度の高い固定角度を設定できる。しかも、ベース20
の固定孔24の径D2 は、固定すべき軸40の挿入部4
4のD1 より大きく設定し(D1 <D2 )、両者間の位
置的な誤差を固定充填剤50を以て補償することがで
き、精度高い角度及び位置設定が得られることになる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転テーブル上に設置された電気機器に回転テーブルを
回転又は停止状態で給電を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給電装置の一実施例を示す一部破断斜
視図である。
【図2】図1に示した給電装置によって給電される電気
機器としての加熱板を示す分解斜視図である。
【図3】図2に示した加熱板の上に設置される、ベース
と軸の組立装置の一部破砕斜視図である。
【図4】図3に示したベースと軸の組立装置が設置され
る給電装置を示す斜視図である。
【図5】図4に示した給電装置によって給電される制御
部を示す回路図である。
【図6】図3に示した組立装置によるベースと軸の組立
てを示す斜視図である。
【図7】図6に示したベースと軸の固定部分を示す部分
断面図である。
【符号の説明】
2 基台 4 回転テーブル 5A、5B 導電刷子 6A、6B 環状導体 7 加熱板(電気機器)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に電源電圧を供給する導電刷子を設
    置し、回転テーブルの底面に設けた環状導体が前記導電
    刷子に習接して回転するように前記基台に前記回転テー
    ブルを配置し、前記環状導体から前記回転テーブルの上
    面に配線して前記回転テーブルの上面に配置した電気機
    器に給電するようにしたことを特徴とする給電装置。
JP35966691A 1991-12-26 1991-12-26 給電装置 Pending JPH05182732A (ja)

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JP35966691A JPH05182732A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 給電装置

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JP35966691A JPH05182732A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 給電装置

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JPH05182732A true JPH05182732A (ja) 1993-07-23

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