JPH05182645A - 反射鏡付きハロゲン電球 - Google Patents

反射鏡付きハロゲン電球

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JPH05182645A
JPH05182645A JP34739791A JP34739791A JPH05182645A JP H05182645 A JPH05182645 A JP H05182645A JP 34739791 A JP34739791 A JP 34739791A JP 34739791 A JP34739791 A JP 34739791A JP H05182645 A JPH05182645 A JP H05182645A
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JP
Japan
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mirror
illuminance
reflecting mirror
reflecting
unevenness
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Pending
Application number
JP34739791A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Watanabe
力 渡辺
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照射スポット上に、発光源であるC−8フィ
ラメントによる明暗縞が現れるのを解消した、反射鏡付
きハロゲン電球の提供。 【構成】 本発明の反射鏡付きハロゲン電球は、反射鏡
21にハロゲン電球10を取付けたミラー本体20の開
口23側を、カバーガラス30で覆った反射鏡付きハロ
ゲン電球であって、反射面22の焦点26から開口23
側を照度むら緩和可能なミラー22aで形成した構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反射鏡付きハロゲン電
球に関し、さらに詳しくは、照射スポットのフィラメン
トターンによる照度むらを確実に解消できる反射鏡付き
ハロゲン電球に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、反射鏡付きハロゲン電球は、反
射鏡に、ハロゲンを封入した白熱電球を一体的に取付け
て構成したミラー本体と、このミラー本体の前面開口を
覆って装着したカバーガラスとから構成されている。そ
して、反射鏡により、所望の配光特性を形成すると共
に、カバーガラスの装着により、ハロゲン電球の不所望
な破損や反射鏡の機能低下を防止するようになってい
る。
【0003】さて、スポット照射用の反射鏡付きハロゲ
ン電球には、反射鏡として、例えば放物面からなる反射
鏡を用いる場合が多いが、この反射鏡にC−8フィラメ
ント(光軸に沿って張架したフィラメント)を有するハ
ロゲン電球を組込んだ反射鏡付きハロゲン電球は、フィ
ラメントターンによる明暗の縞が照射面に発生するの
で、このままでは使用上問題がある。
【0004】そこで、このような照度むらを緩和した反
射鏡として、例えば、マルチミラーが知られている。こ
のマルチミラーは、反射面とほぼ同様に入射光を反射す
ると共に、適宜平面により散乱させ、フィラメントの明
暗を目立たない程度に緩和するするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このマルチ
ミラーにより照射スポットに発生する明暗(以下、照度
むらと略称する)を実用上差支えない程度に緩和するこ
とは可能であるが、反面、反射光を集光する作用が低下
し、スポット照射面の中心部の照度が大幅に低下する欠
点があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、照射スポット周
辺に発生する照度むらを、確実に解消できる反射鏡付き
ハロゲン電球を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の反射鏡付きハロゲン電球は、ハロゲン電球
を反射鏡に取付けたミラー本体の開口側に、これを覆う
ようカバーガラスを設けた反射鏡付きハロゲン電球であ
って、反射鏡の焦点近傍から開口側に向かって照度むら
緩和可能なミラーで形成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、反射鏡の焦点近傍から開口側に向か
って反射面を微小平面からなる照度むら緩和可能なミラ
ー(以下、照度むら緩和ミラーと称す)で形成したの
で、照射スポットの外周部に顕著な照度むらを発生させ
る焦点近傍から開口側の反射光を、照度むら緩和ミラー
により適宜散乱せしめることができる。この散乱により
照度を均一化して照度むらを緩和し、解消することがで
きる。一方、焦点近傍からネック側の反射面からの反射
光は、滑らかな反射面で反射し、散乱することなく、効
率よくスポット中心部に向かうので、スポット中心部が
明るく、全面にわたって照度むらの無いスポット照明を
得ることができる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を用いて本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の第1の実施例の断面説明
図、図2は第2の実施例の断面説明図である。
【0010】第1の実施例は、ハロゲン電球10を反射
鏡21に取付けたミラー本体20の開口23側に、これ
を覆うようカバーガラス30を設けた反射鏡付きハロゲ
ン電球であって、反射鏡21の焦点26近傍から開口2
3側に向かって照度むら緩和ミラー22aで形成されて
おり、この照度むら緩和ミラー22aは、この実施例に
おいて連続した微小平面22cにより構成されている。
なお、本実施例の反射鏡付きハロゲン電球は、1/2 ビー
ム開きが15度以下の反射鏡付きハロゲン電球を例にし
て説明する。
【0011】さらに詳述すると、ハロゲン電球10は、
バルブ11の内部にハロゲンガスを封入した白熱電球で
あって、フィラメント12が反射鏡21の光軸13方向
に張られたC−8タイプの電球である。そして、アウタ
リード14、14がバルブ11から導出され、さらに反
射鏡21から突出延在している。
【0012】反射鏡21は、放物面で構成された反射面
22を備えており、前端側の開口23周縁には、カバー
ガラス30を支持する支持段部24が形成されており、
カバーガラス30をここに接着固定して装着する。ま
た、後端側は径小筒状のネック部25に形成されてお
り、この部分でセメントによりハロゲン電球10を支持
固定している。
【0013】また、反射面22は放物面の焦点26近傍
から開口23側の部分の反射面を、後述する微小平面か
らなる照度むら緩和ミラー22aで構成し、焦点26よ
りネック部25側は滑らかな反射面22bで構成してあ
る。この照度むら緩和ミラー22aは、反射面22に、
微小平面22cを設けて反射面を構成したもので、微小
平面22cは、互いに連続している。そして、この照度
むら緩和ミラー22aに入射した照射光は、スポット照
射面の、主として外周部を形成するが、反射の際に微小
平面22cにより、適宜散乱され、スポット外周部の照
度むらを均一化して解消する。
【0014】反射鏡付きハロゲン電球は上述のように構
成されているが、次ぎに作用に付き説明する。ハロゲン
電球10からの照射光は、照度むら緩和ミラー22a、
反射面22bにそれぞれ入射するが、照度むら緩和ミラ
ー22aで反射した光は、ほぼ照射スポットの外周部を
照射する。しかしこの照明むら緩和ミラー22aは、微
小平面22cで構成されているので、入射光は適宜散乱
され、その結果、照射面のフィラメントターンによる明
暗、すなわち照度むらは散乱光により均一化されて現れ
ない、すなわち解消される。
【0015】一方、反射面22bで反射した光は、主と
して照射面スポットの中心部分を照射する。しかし、こ
の反射面22bは、照度むら緩和ミラー22aとは異な
り、滑らかな面で構成されているので、中心部に効率よ
く収束し、ここの照度を十分高く保つことができる。上
述したように、照度むら緩和ミラーにより照度むらを解
消しても、全面が明るいスポット照明を得ることができ
る。
【0016】次ぎに第2の実施例に付き説明する。本実
施例は、第1の実施例とは、反射面42と、照度むら緩
和ミラー42a、反射面42bが異なるだけで、その他
の部分は同一なので、同一部分には同一符号を付して、
詳細な説明を省略する。
【0017】まず、本実施例は、ハロゲン電球10を反
射鏡42に取付けたミラー本体20の開口23側に、こ
れを覆うようカバーガラス30を設けた反射鏡付きハロ
ゲン電球であって、反射鏡42の焦点26近傍から開口
23側に向かって照度むら緩和ミラー42aで形成し、
照度むら緩和ミラー42aは、本実施例においては、複
数個の周方向に連続した放射状の平面42cから構成し
た反射鏡付きハロゲン電球である。なお、本実施例は、
1/2 ビーム開きが12度以下のスポット配光の反射鏡付
きハロゲン電球を例にして説明する。
【0018】さらに詳述すると、反射鏡21は、反射面
42が楕円面で構成されており、この反射面42の焦点
26より開口23側は、照度むら緩和ミラー42aで形
成されており、焦点26よりネック部25側は、楕円面
からなる滑らかな反射面42bになっている。
【0019】照度むら緩和ミラー42aは、反射面42
を径方向に72分割し、週方向に連続した72個の放射
状の平面で構成されている。すなわち、上述した反射面
42に放射状の平面を添わせて、長微小平面42cから
なる照度むら緩和ミラー42aを構成している。従っ
て、この照度むら緩和ミラー42aは、光軸13方向に
断面すると、長微小平面42cの端面により、多角形を
形成する。また、これら長微小平面42cは、2図にA
で示すように、光軸13方向に凸状に形成されている。
従って、光軸方向には実施例1のような分割線がないそ
の他の部分は、第1の実施例と同一なので詳細な説明を
省略する。
【0020】次ぎに作用を説明する。ハロゲン電球10
からの光が、反射面42bに入射すると、この反射面4
2bは滑らかな楕円面で構成されているので、反射光は
散乱することなく他方の焦点の方に向かい、設定した距
離付近における照射面のスポット中心部に集光して、中
心部を高い照度に保つ。また、スポット中心部の大きさ
は、フィラメント12の径により決まるが、本実施例に
おいては、長微小平面42cを光軸13方向に凸面に形
成したので、反射光が散乱し、スポット径を大きくする
ことができる。これにより、スポット径が調節できる。
【0021】また、照度むら緩和ミラー42aに入射し
た光は、長微小平面42cで反射し、他方の焦点の方に
向かい照射面のスポットの外周部に集光するが、長微小
平面42cは適宜散乱し、スポット外周部の照射むらを
平均化し、解消させることができる。本実施例において
は、反射面を72等分したが、これに限定されず、例え
ば120等分してもよい。また、本実施例においては、
1/2 ビーム開きを10度〜12度にて、50wの中心光
度を、35wで実現し、30%の省電力となり、また、
反射鏡の外径を50mmから35mmに小形化することがで
きた。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、反射鏡
の焦点近傍から開口側に向かって反射面を照度むら緩和
可能なミラーで形成したので、照射スポットの外周部に
顕著な照度むらを発生させる焦点近傍から開口側の反射
光を、照度むら緩和ミラーにより適宜散乱することがで
きる。この散乱により照度を均一化して照度むらを緩和
し、解消することができる。一方、焦点近傍からネック
側の反射面からの反射光は、滑らかな反射面で反射し、
散乱することなく、効率よくスポット中心部に向かうの
で、スポット中心部が明るく、全面にわたって照度むら
の無いスポット照明を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の断面説明図。
【図2】同じく第2の実施例の断面説明図。
【符号の説明】
10 ハロゲン電球 20 ミラー本体 21 反射鏡 22a 照度むら緩和可能なミラー(照度むら緩和ミラ
ー) 22c 微小平面 23 開口 26 焦点 30 カバーガラス 42a 照度むら緩和可能なミラー(照度むら緩和ミラ
ー) 42c 放射状の平面、長微小平面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハロゲン電球を反射鏡に取付けたミラー
    本体の開口側に、これを覆うようカバーガラスを設けた
    反射鏡付きハロゲン電球であって、 反射鏡の焦点近傍から開口側に向かって照度むら緩和可
    能なミラーで形成したことを特徴とする反射鏡付きハロ
    ゲン電球。
  2. 【請求項2】 照度むら緩和可能なミラーは、連続した
    微小平面により構成したことを特徴とする請求項1記載
    の反射鏡付きハロゲン電球。
  3. 【請求項3】 照度むら緩和可能なミラーは、複数個の
    周方向に連続した放射状の平面から構成したことを特徴
    とする請求項1記載の反射鏡付きハロゲン電球。
JP34739791A 1991-12-27 1991-12-27 反射鏡付きハロゲン電球 Pending JPH05182645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34739791A JPH05182645A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 反射鏡付きハロゲン電球

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JP34739791A JPH05182645A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 反射鏡付きハロゲン電球

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JP34739791A Pending JPH05182645A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 反射鏡付きハロゲン電球

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