JPH05182148A - 磁気抵抗効果ヘッド - Google Patents

磁気抵抗効果ヘッド

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JPH05182148A
JPH05182148A JP26692A JP26692A JPH05182148A JP H05182148 A JPH05182148 A JP H05182148A JP 26692 A JP26692 A JP 26692A JP 26692 A JP26692 A JP 26692A JP H05182148 A JPH05182148 A JP H05182148A
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film
soft magnetic
magnetic
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JP26692A
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Yuji Uehara
裕二 上原
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気抵抗効果ヘッドに関し、軟磁性膜を磁気
抵抗効果膜に近接させることによって素子をバイアスす
る薄膜磁気ヘッドにおいて、バイアスに適した軟磁性膜
をを提供することを目的とする。 【構成】 強磁性磁気抵抗効果膜1と軟磁性体膜2を非
磁性膜3を介して積層した磁気抵抗効果素子を備えた磁
気抵抗効果ヘッドにおいて、軟磁性体膜2として少なく
とも2種類以上の磁性材料を積層した軟磁性膜を用いて
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に用い
られる磁気抵抗効果ヘッドに関し、特に、磁気抵抗効果
ヘッドにおいて、磁気抵抗効果膜をバイアスするための
軟磁性膜の性能を向上させた磁気抵抗効果ヘッドに関す
るものである。近年、コンピュータの外部記憶装置であ
る磁気ディスク装置の大容量化に伴って高性能磁気ヘッ
ドが要求されている。この要求を満足するものとして、
記録媒体の速度に依存せず高出力が得られる磁気抵抗効
果型ヘッド(MRヘッド)が注目されている。このMR
ヘッドでは、素子の線型応答を向上させるために、磁気
抵抗効果膜の磁化の向きを傾けるバイアスが必要である
が、このバイアスを適正に行うことにより、MRヘッド
の性能を向上することが望まれている。
【0002】
【従来の技術】従来のMRヘッドは、「信学技報 MR87-
3(1987) 」あるいは「IEEE Trans. onMagn., MAG-24, 2
404(1988)」などに記載されているように、磁気抵抗効
果膜 (MR膜と略記する) に近接してCo系非晶質軟磁
性膜(CoZr膜)を配置し、磁化したCoZr膜から
の漏洩磁界をMR膜にバイアス磁界として印加するよう
にしている。これは、磁気抵抗効果を利用した磁気ヘッ
ドを実用化するためには、MR膜の磁化の向きを磁気記
録媒体面から45°程度傾けて応答の感度向上および素
子の直線性向上を図る必要があるからである。このMR
膜の磁化の向きを傾けることをバイアスと呼び、種々の
方法が提案されている。
【0003】図3は従来の典型的なMRヘッドの構造を
示すものである。図3において、1はMR膜、2は軟磁
性膜、3は非磁性分離膜、4は引き出し導体層、5a,
5bは磁気シールド、6は非磁性絶縁層、8は磁気記録
媒体である。MR膜1は素子に入る磁束の変化を素子に
流れる電流の変化として検出するデバイスである、強磁
性体NiFeからなる矩形状をしている。軟磁性膜2は
MR効果が小さい軟磁性CoZr膜から構成される。非
磁性分離膜3は導電性の中間膜であるTi膜などで構成
されるが、導電性の材料を使用しても絶縁性の材料を使
用してもかまわない。これらの3つの膜は積層構造とな
って電気的に接合している。また、引き出し導体層4は
Au膜から構成され、磁気シールド5a, 5bはNiF
e膜などで構成されている。
【0004】MR膜1およびCoZr膜2は、その長手
方向(y軸方向)に磁化容易軸が一致するように矩形に
パターン形成されており、引き出し導体層4は、MR膜
1の長手方向に対して所定幅で切除されて素子両端で素
子に接合している。MR膜1およびCoZr膜2、導電
性中間Ti膜3、引き出し導体層4は、2つの磁気シー
ルド5a, 5bの間(再生ギャップに相当)に配置され
るが、非磁性絶縁層6を介して磁気シールド5a, 5b
と電気的に絶縁されている。また、記録媒体8はヘッド
の下をx軸方向に移動する。
【0005】上述のバイアス法としてはさまざまな方法
が考えられているが、軟磁性膜2をMR膜1に近接させ
るバイアス法は狭ギャップ長になったときに最も効果的
な方法である。図4はこのバイアス法を説明するため
に、図3のMRヘッドを一部切り欠いて示すものであ
り、図5は図4からMR膜1、軟磁性膜2および非磁性
分離膜3の積層構造のみを取り出して示すものである。
【0006】図4に矢印Jで示すように、センス電流を
流すと、センス電流Jは引き出し導体層4を通してMR
膜1、非磁性分離膜3、および軟磁性膜2に分流し、導
体層4によって画定されるMR膜1の信号検出領域7に
流れる。このとき、図5に示すMR膜1、非磁性分離膜
3、および軟磁性膜2に流れるセンス電流は、3つの膜
の抵抗に応じて分流される。そして、図8に示すよう
に、軟磁性膜2および非磁性分離膜3を流れる電流
2 、J3 が作る磁界HB1ならびにMR膜1と非磁性分
離膜3を流れる電流J1 、J3 が作る磁界によって磁化
した軟磁性膜2からの漏洩磁界HB2によって、MR膜1
には線型動作するためのバイアス磁界が印加される。ま
た、MRヘッドはその下をx軸方向に移動する記録媒体
8からの信号磁界を該検出領域7で抵抗変化として再生
していた。なお、軟磁性膜2の磁気抵抗効果は、MR膜
1に比べ非常に小さいため、軟磁性膜2では信号磁界を
ほとんど再生しない。
【0007】MR膜1に印加されるバイアス磁界につい
て、図6および図7を用いて更に詳しく説明する。MR
膜1に着目すると、非磁性分離膜3および軟磁性膜2に
流れる電流J3 およびJ2 による磁界のために、MR膜
1の磁化の向きは図6にNで示すように変化する。この
とき軟磁性膜2に優れた軟磁性材料を用いると僅かな電
流で磁化の向きは、図7にLで示すように素子の長さ方
向に対して直角になる。軟磁性膜2の磁化の向きがこの
ような方向を向くと、軟磁性膜2の上・下部分に多量の
磁荷が発生する。この磁荷による静磁エネルギーを下げ
るために、MR膜1の磁化の向きはさらに傾いて図7に
θで示すようになる。このようにMR膜1の近くに軟磁
性膜を配置することによってMR膜1を効率よくかつ均
一にバイアスすることができる。
【0008】以上のような働きをする軟磁性膜2に要求
される条件は、軟磁性材料であること、抵抗率が大きい
こと、および磁気抵抗効果が小さいことである。更に、
軟磁性膜2にはMR膜1を最適バイアスするための条件
が必要である。この条件を数式で表すと次式のようにな
る。 tMR・MMR・ cosθ= tsal ・4πMsal … tMR : MR膜1の膜厚 MMR : MR膜1の飽和磁化 tsal : 軟磁性膜2の膜厚 Msal : 軟磁性膜2の飽和磁化 θ : MR膜1の磁化の傾き ここでθとして線型性が良い45°を選び上式に代入す
ると、 tMR・MMR・0.71= tsal ・4πMsal … となる。すなわち、軟磁性膜2の膜厚tsalと飽和磁化M
sal の積が重要な要因になるのがわかる。さらに付け加
えると、軟磁性膜2の飽和磁化4πMsが大きいと、反
磁界の作用のために軟磁性膜2の磁化の回転が少しのセ
ンス電流では生じなくなる。したがって飽和磁化4πM
sはあまり大きすぎても軟磁性膜2としてふさわしくな
い。
【0009】このように軟磁性膜2にはさまざまな条件
が必要であることがわかる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
に磁性材料においてはその組成が決まれば膜の磁気的お
よび電気的性質はおおかた決定されてしまい、上述の全
ての条件を満たす膜となるとかなり材料が限定される、
あるいは全ての条件を完全に満足する膜は得られないと
いうことになる。すなわち、軟磁性膜2として検討され
ているNiFeX(X=Nb,Zr,Cr)などの材料
は飽和磁化Mが小さく、式の条件を満たすためには膜
厚を大きくしなければならず、これはMR膜の効率を考
えると好ましくない。一方、窒素を含有する鉄膜は抵抗
率が高く、かつ飽和磁化が大きく軟磁性材として好まし
いが、膜厚が薄いときに軟磁気特性が低下するという問
題点があった。
【0011】また、MR膜を最適の状態で駆動するため
には、素子を構成する膜のそれぞれの膜厚を最適化する
必要がある。このさい、軟磁性膜2の飽和磁化が制御で
きれば素子の最適化の自由度が著しく向上するが、飽和
磁化は膜に固有の値であり、材料の組成が決まれば一意
的に決まるもので、素子設計の自由度はかなり制限され
ざるを得なかった。
【0012】そこで、本発明は、軟磁性膜を磁気抵抗効
果膜に近接させることによって素子をバイアスする薄膜
磁気ヘッドにおいて、バイアスに適した軟磁性膜をを提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の磁気抵抗効果ヘッドは、強磁性磁気抵抗効果膜と軟
磁性体膜を非磁性膜を介して積層した磁気抵抗効果素子
を備えた磁気抵抗効果ヘッドであって、この軟磁性体膜
として少なくとも2種類以上の磁性材料を積層した軟磁
性膜を用いることを特徴としている。
【0014】この軟磁性膜に用いる2種の磁性材料の組
み合わせとしては、以下の形態が考えられる。 (1) Coを主成分とする非晶質材料とFeを主成分とす
る磁性材料、(2) Niを主成分とする磁性材料とFeを
主成分とする磁性材料、(3) Niを主成分とする磁性材
料とCoを主成分とする非晶質磁性材料、また、Coを
主成分とする非晶質磁性材料が、CoZrにCr,M
o,Nbのうち少なくとも1つ以上の元素を添加した材
料である形態、Feを主成分とする磁性材料が、純F
e、もしくはFeにZr,Nb,Ta,Hfのうち少な
くとも1つ以上の元素を含んでいる形態、Niを主成分
とする磁性材料が、NiFeにNb,Zr,Crのうち
少なくとも1つ以上の元素を添加した形態、Feを主成
分とする軟磁性膜中に、さらにN,C,Bのうち少なく
とも1つ以上の元素を含有する形態でも良い。
【0015】更に、軟磁性体膜として、NiFe合金に
第3元素を添加した膜と、Nを含有するFe膜を少なく
とも2層以上積層した軟磁性膜を用いた形態、およびこ
の第3元素がCr,Nb,Zrである形態でも良い。
【0016】
【作用】本発明の磁気抵抗効果ヘッドによれば、軟磁性
膜としてCo系非晶質磁性材料とFe系磁性材料を積層
し、それぞれの膜の膜厚を変えることによって2つの膜
の中間の磁気的および電気的性質をもった軟磁性膜が形
成できる。また、FeN膜はNiFeX膜と積層するこ
とによって、膜厚が薄いときにも軟磁気特性を示すよう
になり、軟磁性膜に適した特性を持つようになる。さら
に、FeN膜とNiFeX 膜の膜厚をコントロールする
ことによって膜の飽和磁化の値をFeN膜とNiFeX
膜の間の任意の値に制御することが可能となる。
【0017】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の磁気抵抗効果
ヘッドの実施例について詳細に説明するが、本発明の磁
気抵抗効果ヘッドの全体構成は図3および4に示した従
来の磁気抵抗効果ヘッドと同じである。図1は本発明の
磁気抵抗効果ヘッド10の要部の外観図であり、図にお
いて、1はMR膜、2は軟磁性膜、3は非磁性分離膜を
示している。本発明では、このMR膜1、軟磁性膜2、
および非磁性分離膜3からなる磁気抵抗効果ヘッドにお
いて、MR膜1に近接させる軟磁性膜2として少なくと
も2種類以上の磁性材料2a,2bを積層した軟磁性膜
を用いている。
【0018】図2(a) は軟磁性膜2の構成の一実施例を
示す概略構成図であり、Co系非晶質磁性材料とFe系
磁性材料を積層した構成を示すものである。この実施例
では、Co系非晶質材料としてCoZrMo膜、Fe系
磁性材料としてFeN(窒化鉄)膜を選択して使用して
ある。膜の形成はRFスパッタ法によって行った。膜形
成の条件は下記の表1の通りである。
【0019】表1 スパッタ条件 スパッタパワー 600W スパッタガス圧 5mTorr基板温度 水冷 また、下記の表2a及び表2bは、CoZrMo膜およ
びFeN膜それぞれ単独での膜の飽和磁化4πMs、抵
抗率ρ、軟磁性膜2として必要な膜厚およびMR膜に適
用したときの電流利用効率を示したものである。軟磁性
膜2として必要な膜厚および電流利用効率はMR膜1と
して400ÅのNiFeを使用したときの値である(4
πMs=10kG、ρ=25μΩ・cm)。CoZrM
o膜は4πMsの値が小さいため、800Åもの膜厚が
必要となり電流利用効率は70%程度と低い。一方、F
eN膜は4πMsが大きいため、電流利用効率は大きい
が膜内の磁化を回転させるのにMR膜1にかなりの電流
を流す必要があり、MR膜1用の軟磁性膜としては不向
きである。
【0020】 表2a CoZrMo膜の特性 表2b びFeN膜の特性 4πMs 3 kG 4πMs 20 kG 抵抗率ρ 120 μΩ・cm 抵抗率ρ 180 μΩ・cm 必要膜厚 800 Å 必要膜厚 140 Å電流利用効率 0.71 電流利用効率 0.92 更に、下記の表3は、CoZrMo膜とFeN膜を各々
120Åずつ積層したときの4πMs、ρ、必要膜厚お
よび電流利用効率をまとめたものである。膜厚は式の
関係を満足するように決定した。4πMsは膜全体とし
ては11.5kGとなり、この値では少しの電流で膜の
磁化回転が可能である。電流利用効率は0.91と大き
な値を示す。
【0021】表3 本発明による膜の特性 4πMs 11.5 kG 抵抗率ρ 150 μΩ・cm 必要膜厚 240 Å電流利用効率 0.91 このように構成した積層膜のρ−H特性を評価した結
果、十分なバイアス効果が確認された。
【0022】以上説明した実施例では、軟磁性膜2を2
層の積層膜について述べてきたが、さらに多数の層に積
層しても同様の結果が得られる。また、前述の実施例で
はFeN膜とCoZrMo膜の膜厚を等しくしたが、2
つの膜の膜厚を変えることによって、4πMsの値を変
えることができMr素子にとってふさわしい値に制御で
きることは言うまでもない。
【0023】更に、この実施例ではCo系非晶質材料と
Nを添加したFe系材料について述べたが、もちろんこ
れ以外の組合せ、たとえばNi系材料とFe系材料の組
合せやNi系材料とCo系材料の組合せも可能である。
図2(b) は本発明の別の実施例の軟磁性膜2の構成を示
すものである。この実施例では、FeN膜とNiFeX
膜をそれぞれ100Åずつ形成した構成を有している。
膜の形成はRFスパッタ法によって行った。膜形成の条
件は下記の表4a,4bのとおりである。NiFeに添
加する材料としてはCrを選択した。また、下記の表5
はFeN膜単層のときの透磁率とNiFeX膜と積層し
たときの透磁率を比較したものである。積層することに
よって透磁率の低下が防げるのがわかる。
【0024】 表4a NiFeCr膜のスパッタ条件 表4b Fe膜のスパッタ条件 RFパワー 600W RFパワー 600W Arガス圧 5mTorr Arガス圧 5 mTorr 基板温度 水冷 2 ガス圧 0.2mTorr 基板温度 水冷 さらに、FeN膜とNiFeX膜を積層する際に、それ
ぞれの膜厚をコントロールすることによって膜の飽和磁
化Mを最適の値に制御することが可能となる。
【0025】本実施例ではFeN膜とNiFeX膜を2
層に積層した場合について述べたが、さらに多数の層に
積層しても同様の結果が得られる。 表5 透磁率の比較 FeN単層(150Å) 1000 FeN(100Å)/NiFeCr(100Å) 2500
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる軟
磁性膜を磁気抵抗効果ヘッドの磁気抵抗効果膜に近接さ
せることによって優れた特性を持つ磁気ヘッドが提供で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気抵抗効果ヘッドの構成を示す斜視
図である。
【図2】図1の軟磁性膜の構成を示すものであり、(a)
は第1の実施例の断面図、(b)は第2の実施例の断面図
である。
【図3】従来のMRヘッドの構成を示す要部側面断面図
である。
【図4】図3のMRヘッドの一部切欠斜視図である。
【図5】図3のMR膜単体の構成を示す斜視図である。
【図6】図5のMR膜に流れるセンス電流の様子を説明
する説明図である。
【図7】図5のMR膜に流れるセンス電流により発生す
るバイアス磁界によるMR膜と軟磁性膜の磁化の向きを
説明する説明図である。
【図8】従来のMRヘッドのバイアス磁界発生を説明す
る説明図である。
【符号の説明】
1…MR膜 2…軟磁性膜 3…非磁性分離膜 4…引き出し導体層 5a,5b…磁気シールド 6…非磁性絶縁層 7…信号検出領域 8…記録媒体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性磁気抵抗効果膜と軟磁性体膜を非
    磁性膜を介して積層した磁気抵抗効果素子を備えた磁気
    抵抗効果ヘッドであって、 前記軟磁性体膜として少なくとも2種類以上の磁性材料
    を積層した軟磁性膜を用いることを特徴とする磁気抵抗
    効果ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記軟磁性膜に用いる2種の磁性材料
    が、Coを主成分とする非晶質材料と、Feを主成分と
    する磁性材料であることを特徴とする請求項1に記載の
    磁気抵抗効果ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記軟磁性膜に用いる2種の磁性材料
    が、Niを主成分とする磁性材料と、Feを主成分とす
    る磁性材料であることを特徴とする請求項1に記載の磁
    気抵抗効果ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記軟磁性膜に用いる2種の磁性材料
    が、Niを主成分とする磁性材料と、Coを主成分とす
    る非晶質磁性材料であることを特徴とする請求項1に記
    載の磁気抵抗効果ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記Coを主成分とする非晶質磁性材料
    が、CoZrにCr,Mo,Nbのうち少なくとも1つ
    以上の元素を添加した材料であることを特徴とする請求
    項2または4に記載の磁気抵抗効果ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記Feを主成分とする磁性材料が、純
    Fe、もしくはFeにZr,Nb,Ta,Hfのうち少
    なくとも1つ以上の元素を含んでいることを特徴とする
    請求項2または3に記載の磁気抵抗効果ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記Niを主成分とする磁性材料が、N
    iFeにNb,Zr,Crのうち少なくとも1つ以上の
    元素を添加したことを特徴とする請求項3または4に記
    載の磁気抵抗効果ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記Feを主成分とする軟磁性膜中に、
    さらにN,C,Bのうち少なくとも1つ以上の元素を含
    有することを特徴とする請求項6に記載の磁気抵抗効果
    ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記軟磁性体膜として、NiFe合金に
    第3元素を添加した膜と、Nを含有するFe膜を少なく
    とも2層以上積層した軟磁性膜を用いることを特徴とす
    る請求項1に記載の磁気抵抗効果ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記第3元素がCr,Nb,Zrである
    ことを特徴とする請求項9に記載の磁気抵抗効果ヘッ
    ド。
JP26692A 1992-01-06 1992-01-06 磁気抵抗効果ヘッド Withdrawn JPH05182148A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07262529A (ja) * 1994-03-24 1995-10-13 Nec Corp スピンバルブ膜
US6087026A (en) * 1997-06-04 2000-07-11 Fujitsu Limited Magnetoresistive head and magnetic read/write device

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Effective date: 19990408