JPH05180621A - 瓶口天面シールの検査装置 - Google Patents

瓶口天面シールの検査装置

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JPH05180621A
JPH05180621A JP3347230A JP34723091A JPH05180621A JP H05180621 A JPH05180621 A JP H05180621A JP 3347230 A JP3347230 A JP 3347230A JP 34723091 A JP34723091 A JP 34723091A JP H05180621 A JPH05180621 A JP H05180621A
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JP
Japan
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bottle
seal
bottle mouth
image
sticker
Prior art date
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Pending
Application number
JP3347230A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nito
正夫 仁藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP3347230A priority Critical patent/JPH05180621A/ja
Publication of JPH05180621A publication Critical patent/JPH05180621A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 瓶口天面に貼付されるシールのずれまたは浮
き状態を自動的に検出可能とする。 【構成】 天面にシール2を貼付されたびん1をリング
状照明器4で照明しながらテレビカメラ3で撮像し、シ
ールが正しく貼付されているか否かを検出するに当た
り、シールの貼付がずれて瓶天口が露出した際に瓶口部
に発生する全反射画像を画像処理装置6により画像処理
をして検出することで、この種の検査を自動化して作業
員を不要とし、検査精度を向上させる。シールの浮き状
態を検出する実施例についても言及されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、瓶に粉末やゼリー状
の品物を充填した後、瓶口天面をシールによって密封す
る場合のシールの貼付状態を自動的に検査するための検
査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の検査は自動化されておら
ず、専ら検査員が目で見て行なうものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、検査員の疲
労により、不良な貼付状態を見逃したり、複数の検査員
間で判断が不揃いになるなどの問題が発生している。ま
た、最近はこのような検査員の確保が難しいという問題
もある。したがって、この発明の課題はかかる検査を自
動化して検査精度を上げるとともに、検査員を不要にす
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の発明では、瓶口天面にシールを貼付された瓶
口を瓶軸上面から照明しながら撮像装置により撮像し、
画像処理装置によりその撮像信号からシールの貼付ずれ
によって瓶口部に発生する全反射像信号を分離し、これ
を1画面分積算して得た積算値を基準値と比較してシー
ルずれの良否を判断することを特徴としている。第2の
発明では、瓶口天面にシールを貼付された瓶口を瓶軸上
面から照明しながら撮像装置により撮像して瓶外形およ
びシールの貼付状態を示す画像を得、画像処理装置によ
り第1の画像レベルにより瓶外形を分離して瓶軸中心位
置を計測するとともに、第2の画像レベルによりシール
領域を分離し、これと前記瓶軸中心位置に設定されるシ
ール形状よりもやや大き目の領域マスクとの論理積を求
めて真となった領域を積算し、その積算値を基準値と比
較してシールずれの良否を判断することを特徴としてい
る。
【0005】また、第3の発明では、瓶口天面にシール
を貼付された瓶の瓶口天面とほぼ水平な面上に照明器,
瓶,撮像装置の順に配置して瓶口部を撮像し、その結果
得られる瓶口部の軸方向画像を微分して所定のしきい値
にて2値化することにより、明部から暗部への変化点数
を1走査毎に計数し、その計数値からシール貼付の浮き
の有無を検出することを特徴としている。なお、第3の
発明において、前記明部から暗部に変化する点が1走査
線上に2点以上あったときは、2つの変化点の区間長を
1画面分積算し、この積算値を基準値と比較することに
よりシール貼付の浮きの有無を検出することができる。
さらに、第4の発明では、前記第1または第2の発明に
いう検査装置と、前記第3の発明にいう検査装置とを互
いに直列に接続して瓶口天面シールのずれおよび浮きを
検出することを特徴としている。
【0006】
【作用】貼付シールがずれて瓶天口が露出することによ
り発せられる全反射光画像を利用するか、全反射像が得
られないときは瓶の中心を検出し、この中心にシールよ
りは若干大き目の観測領域を設定してその中に入るシー
ル部分の画像から貼付シールのずれを検出することによ
り、ずれを定量的に検出可能とする。また、瓶口を側面
より照射して瓶の影画像を得、瓶の軸方向に画像をみて
シール部と瓶部の2つに分離されるか否かを調べること
により貼付シールの浮きを検出し、浮きを定量的に検出
し得るようにする。さらには、ずれ検出装置と浮き検出
装置とを直列に接続することにより、ずれと浮きをとも
に検出し得るようにする。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図であ
る。同図において、1は瓶(びん)、2はシール、3は
テレビカメラ等の撮像装置、4はリング状照明器、5は
位置センサ、6は画像処理装置をそれぞれ示している。
すなわち、瓶天口の軸上からリング状照明器4により照
明しつつ、瓶天口を撮像装置3により撮像する。瓶1は
充填,密封ライン上を搬送されるが、これが予め決めら
れた所定の位置に到達すると、位置センサ5からその旨
の信号が画像処理装置6に与えられるので、画像処理装
置6は撮像装置3に対し露光指令を与えて瓶天口を撮像
し、撮像装置3からの画像を取り込む。
【0008】いま、撮像装置3からの例えば走査線L1
における画像が図2(イ)のように示されるものとす
る。これは、図3(ロ)にも示すように、シールがずれ
て露出した瓶口天面の例(異常または不良の例)であ
る。なお、図3(イ)はシールが正しく貼られた正常
(良品)の例を示す。ここで、図2(イ)に示す画像に
対し、図2(ロ)の如き3つのレベルLV1,LV2,
LV3を設定して2値化すると、図2(ハ),(ニ)お
よび(ホ)の如き2値化信号B3,B2,B1が得られ
ることになる。ここに、レベルLV1はビン肩(ビン外
形)を分離するためのレベル,レベルLV2はシールを
分離するためのレベル,レベルLV3は瓶天口を分離す
るための全反射レベルとする。そうすると、図2(ハ)
に示す信号B3はシールがずれて露出した瓶口天面の全
反射による高いレベルを示していることから、この信号
を1画面において積算すれば、露出した瓶口天面の面積
に比例した量が得られるものと考えられる。そこで、こ
の積算面積値を許容されるしきい値をもって判定するこ
とにより、瓶口天面におけるシールのずれを自動判定す
ることができる。
【0009】これに対し、瓶口天面が全反射しないよう
な場合には、以下のようにする。図4はこのような場合
の例を説明するためのもので、瓶の外形を示すレベル
(図2(ロ)のLV1参照)で分離したB1の2値化画
像G1に対して、上下,左右に互いに独立した計測領
域、つまりウインドウW1,W2,W3,W4を設定し
てその画像投影値を求めることにより、上下,左右の各
端部(開始)位置を検出する。これらの各値が例えば図
4(イ)に示すように、xL ,xR およびyU ,yD
して求められたとすると、図1の画像処理装置ではこれ
らの値から次式の如き演算をして、瓶の中心位置
(x0 ,y0 )を求める。 x0 =(xL +xR )/2 y0 =(yU +yD )/2
【0010】次に、この中心に対し図4(ロ)の如く、
シール形状よりも若干大き目のリング状の計測領域(ウ
インドウまたはマスク)W0を設定し、これによりシー
ルのレベル(図2(ロ)のLV2参照)で2値化したB
2の2値化画像G2を調べ、互いに重なる部分を求めて
これを積算する、つまり同図に示す斜線部の面積を求め
ることにより、図2の場合と同様にしてシールのずれ量
を判定することができる。なお、この場合、シールに耳
部Eがあるとこの分がオフセット量として加わることに
なるので、判定に当たっては許容値を最適な値となるよ
うに選ぶことが必要である。なお、上記のような耳部に
おける影響を避けるためには、例えば図4(イ)でxR
を求める際にx方向の画像投影値を利用したが、これを
90度回転させたy方向の投影値を図5のようにPとし
て求め、これが予め耳部の影響がないレベルとして設定
されたレベルLVRを越える位置を端部位置とするなど
の工夫が必要である。この関係は耳部がどのウインドウ
内にあっても同様であり、投影値Pに対するしきい値L
VU,LVD,LVLも基本的には同じレベルとするこ
とができる。
【0011】図6はこの発明の他の実施例を示す構成図
で、これはシール浮きを検出するのに好適な例である。
なお、同図(イ)は上面図、(ロ)は側面図である。す
なわち、ここでは瓶口天面シール2に平行な位置に、面
状照明器4Aとテレビカメラ3を配置する。瓶1は回転
しながら同図の矢印方向に搬送され、所定の位置に到達
したら位置センサ5がその旨を画像処理装置6に知らせ
るので、画像処理装置6はテレビカメラ3に対して指示
を与え、瓶口部を撮像する。こうして撮像された瓶口部
の画像が、例えば図7(イ)のG3の如くであり、その
走査線L2における画像信号が図7(ロ)の如くである
ものとすると、この画像信号を微分することにより図7
(ニ)の如き信号S2が得られる。そこで、この微分信
号S2に対し或るしきい値THを設定して2値化する
と、図7(ホ)の如き立下がり点検出信号S3が得られ
る。この立下がり点検出信号S3は、シールが正常に貼
られていて浮きがない場合は1走査当たり1パルスとな
るはずであり、図7(イ)のようにシールが浮いている
場合は1走査当たり2パルスとなることから、シールの
浮きを検出することができる。また、シール浮きを効率
良く検出するために、ここでは図7(ハ)に示すような
ゲート期間信号S1が使用される。すなわち、この信号
期間だけ立下がり点検出信号S3を有効にするととも
に、連続する2つの立下がり信号から図7(ヘ)に示す
ような浮き期間信号S4を作り、これを1画面分積算す
ることにより浮きの程度を定量化し得るようにするもの
である。
【0012】以上では、シールのずれ,浮きを個別に検
出する例について説明したが、ずれ検出装置と浮き検出
装置とを検査ライン上に互いに直列に配列することによ
り、シールのずれおよび浮きをともに検出することが可
能となる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、貼付シールがずれて
瓶天口が露出することにより発せられる全反射光画像を
利用するか、全反射光が得られないときは瓶の中心を検
出し、この中心にシールよりは若干大き目の観測領域を
設定してその中に入るシール部分の画像から貼付シール
のずれを検出するようにしたので、ずれを定量的に検出
し得る利点が得られる。また、瓶口を側面より照射して
瓶の影画像を得、瓶の軸方向に画像をみてシール部と瓶
部の2つに分離されるか否かを調べることにより、貼付
シールの浮きを検出することができるので、浮きが定量
的に検出可能となる。さらには、ずれ検出装置と浮き検
出装置とを直列に接続することにより、ずれと浮きをと
もに検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】図1の動作を具体的に説明するための説明図で
ある。
【図3】シールの瓶に対する貼付態様を説明するための
説明図である。
【図4】この発明によるずれ検出方法の他の例を説明す
るための説明図である。
【図5】シールに耳部がある場合の画像端部の検出方法
例を説明するための説明図である。
【図6】この発明の他の実施例を示す構成図である。
【図7】図6の動作を具体的に説明するための説明図で
ある。
【符号の説明】
1…瓶、2…シール、3…テレビカメラ(撮像装置)、
4…リング状照明器、4A…面状照明器、5…位置セン
サ、6…画像処理装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瓶口天面にシールを貼付された瓶口を瓶
    軸上面から照明しながら撮像装置により撮像し、画像処
    理装置によりその撮像信号からシールの貼付ずれによっ
    て瓶口部に発生する全反射像信号を分離し、これを1画
    面分積算して得た積算値を基準値と比較してシールずれ
    の良否を判断することを特徴とする瓶口天面シールの検
    査装置。
  2. 【請求項2】 瓶口天面にシールを貼付された瓶口を瓶
    軸上面から照明しながら撮像装置により撮像して瓶外形
    およびシールの貼付状態を示す画像を得、画像処理装置
    により第1の画像レベルにより瓶外形を分離して瓶軸中
    心位置を計測するとともに、第2の画像レベルによりシ
    ール領域を分離し、これと前記瓶軸中心位置に設定され
    るシール形状よりもやや大き目の領域マスクとの論理積
    を求めて真となった領域を積算し、その積算値を基準値
    と比較してシールずれの良否を判断することを特徴とす
    る瓶口天面シールの検査装置。
  3. 【請求項3】 瓶口天面にシールを貼付された瓶の瓶口
    天面とほぼ水平な面上に照明器,瓶,撮像装置の順に配
    置して瓶口部を撮像し、その結果得られる瓶口部の軸方
    向画像を微分して所定のしきい値にて2値化することに
    より、明部から暗部への変化点数を1走査毎に計数し、
    その計数値からシール貼付の浮きの有無を検出すること
    を特徴とする瓶口天面シールの検査装置。
  4. 【請求項4】 前記明部から暗部に変化する点が1走査
    線上に2点以上あったときは、2つの変化点の区間長を
    1画面分積算し、この積算値を基準値と比較することに
    よりシール貼付の浮きの有無を検出することを特徴とす
    る請求項3に記載の瓶口天面シールの検査装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の装置と、前記請求項3または請求項4のいずれ
    かに記載の装置とを互いに直列に接続して瓶口天面シー
    ルのずれおよび浮きを検出することを特徴とする瓶口天
    面シールの検査装置。
JP3347230A 1991-12-27 1991-12-27 瓶口天面シールの検査装置 Pending JPH05180621A (ja)

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JP (1) JPH05180621A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7009697B2 (en) * 2001-09-20 2006-03-07 Krones Ag Method of monitoring closures on containers
JP2020148685A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 株式会社ヤクルト本社 容器の二重キャップ検出装置及びその方法
JP2020165763A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 日本電産トーソク株式会社 検査装置
WO2021153715A1 (ja) * 2020-01-31 2021-08-05 株式会社ヤクルト本社 検出装置

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