JPH0518048Y2 - - Google Patents

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JPH0518048Y2
JPH0518048Y2 JP13754483U JP13754483U JPH0518048Y2 JP H0518048 Y2 JPH0518048 Y2 JP H0518048Y2 JP 13754483 U JP13754483 U JP 13754483U JP 13754483 U JP13754483 U JP 13754483U JP H0518048 Y2 JPH0518048 Y2 JP H0518048Y2
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JP
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tank body
chute
tank
rotary support
polishing device
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JP13754483U
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JPS5986950U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、機械部品、工業部品等の研磨加工装
置に関する。
(従来の技術) 従来、研磨装置において回動支持体の離心位置
に筒状の槽本体を回動自在に水平または有角度に
軸設し、回動支持体と槽本体を回転せしめ、その
槽本体に充填物を投入する固定ホツパーと各槽本
体の投入口にそれぞれ分配頭を接続してともに回
転させ、かつ、充填物を排出口より排出するもの
がある(特開昭49−39196号)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものは研磨剤と被加
工物を筒状槽内に投入するに当り、固定ホツパー
より分配頭を介して上記のものを投入するため、
各筒状槽本体に到達する前に落下して各槽内に供
給することができず、その上、排出も単にシユー
ト上に落下させるだけでは有効に作動できないお
それがある。そこで、本考案は上記投入排出部を
改良するものであり、自動連続研磨を実現しよう
とするものである。
(課題を解決するための手段) そのために、回動支持体に対して離心位置に筒
状の槽本体を回動自在に、且つ、水平または有角
度に軸設し、これら回動支持体と槽本体を回転せ
しめるとともに、槽本体の入口側端部(投入部)
には材料供給部から連通した投入口シユートの端
部を、又、出口側端部(排出部)には回動支持体
と同軸上に回動枢支したパイプ状の排出口シユー
ト端部をいずれも回動自在に連結せしめ、更に、
上記排出口シユート端部の筒中心軸が上記筒状の
槽本体出口側端部の筒中心軸よりも径方向外側に
偏心位置せしめて、遠心力の作用により回転ドラ
ムの中心軸から見て径方向外側に位置して移動し
てくる被加工物と加工材料を能率良く受け渡すこ
とができるようにしたものである。
(作用) 本考案では槽本体の端部が回動支持体の外側に
突出しているので投入口シユートの先端が槽本体
の端部に回動自在に嵌合(連結)し、投入口シユ
ートが槽本体と共に公転してもはずれることな
く、回動支持体にからまることなく、かつ槽本体
の自転をさまたげることないという作用を営むも
のである。
また槽本体の出口端部を回動支持体の外側に突
出せしめ、排出口シユートと回動自在に嵌合(連
結)せしめる構成を作用しているので、排出口シ
ユートが槽本体と共に公転してもはずれることな
く、回動支持体にからまることなく、かつ槽本体
の自転をさまたげることがない、という作用を営
む。
しかも断面が多角形または円形その他任意の形
状の槽本体を、回転ドラム等その他任意の形状の
回動体で水平もしくは斜めに支承し、この回動体
を任意適当な公転回転運動せしめるとともに槽本
体を自転せしめ、槽の一端より投入した被加工物
が研磨材料等の加工材料とともに槽内に送入され
て摺動、磨擦、されながら移動して研磨加工され
たのち、槽本体と排出口シユートとの相互関係の
構成について上述したような特別な工夫が施され
たため、槽本体内の被加工物等が排出口シユート
内へ能率よく受け渡されて該排出口から排出され
るようにしたもので、迅速に、かつ円滑に、しか
も短時間で確実に連続して研磨、加工する作用を
営むものである。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案装置の一実施例を示す正面断面
図、第2図は同じくその回動体及び槽の回転状態
を示す側面図である。図において、1は断面が多
角形または円形等の槽本体で、一端を入口8、他
端を出口10とし、その両端を円形の回転ドラム
2で回動自在に支承軸設し、伝動車7及び適宜回
動伝達機構を介してモーター等の回転駆動装置を
連結して成る。また一方槽本体下部にはモーター
4を設置し、モーターのプーリー5をベルト6を
介して回転ドラム2と連結せしめる。上記回転ド
ラム2は架台3に枢設した支承ローラ15で回動
自在に枢支せしめられると共に、モーター4の回
動駆動により公転せしめられるもので、槽本体1
の入口8には適宜パイプ回動連結機構を介してフ
レキシブルチユーブまたは伸縮連結パイプ等の公
知可撓性パイプ連結手段に連結して成る投入口シ
ユート19の後端部が回動自在に連結され、ま
た、出口10には一部を回転ドラム2の回動軸上
位置で回動自在に軸支した排出口シユート20の
前端部と適宜パイプ回動連結機構を介して回動自
在に連結して成る。なお、上記槽本体出口10と
排出口シユート20の前端部を回動自在に連結す
るについて、回転ドラム2の中心軸21から見て
パイプ状排出口シユート20の前端部の筒中心軸
22が槽本体出口10の中心軸23よりも遠方
(すなわち径方向外側)に偏心して位置するよう
に工夫してある。このような装置においてモータ
ー4を駆動させると、その力はプーリー5とベル
ト6を介して回転ドラム2に伝わり、回転ドラム
2は回転運動を行う。また必要に応じて伝動車7
を作動させて、槽本体自体を回転させることがで
きる。したがつて、第2図に示すごとく、投入口
シユート19から落差によつて槽本体内の投入さ
れた被加工物及び加工材料は第1図矢印12に示
すように槽本体の内周面に沿つて槽本体の軸方向
に移動せしめられる。そして、被加工物及び加工
材料を第1図に示すように槽本体1の左側入口に
付設した投入口シユート19より投入すれば、回
転力により摺動、磨擦、されながら槽本体内を出
口方向へと移動し、自動的に研磨、加工され、排
出口シユート20の右側部分から槽本体が高位置
にきたとき落下し、取り出される。この場合回転
速度、半径等を適宜変更させることによつて流出
時間を変えることができる。また、高速回転せし
めれば、槽本体内に遠心力が生じ効率的な研磨、
加工作用が可能である。さらに第2図に示すごと
く槽本体1内の被加工物等は槽本体の公転運動に
よる遠心力のため回転ドラムの中心軸からみて槽
本体の筒中心軸よりも径方向外側に押しやられて
いるが、ちようどそのあたりの位置には常に排出
口シユート20の前端部が随伴して共に動いてく
れるので、槽本体出口10から排出口シユート2
0の前端部への被加工物等の受け渡しの能率を高
くすることが可能となつている。
第3図は第1図に示す装置の別の実施例を示す
もので、第1図と全く同じ装置で、さらに槽本体
1の内周面に送り用リブ13を設けたものであ
る。これは適宜、刷毛、螺旋状構造等に変えて形
成しても良い、このリブの作用によつて、槽本体
内の被加工物は有効に出口方向へと移動せしめら
れるから、より効率的な加工が可能である。その
他の部品及び作動は第1図に示されるものと同じ
であるので、説明は省略する。また第4図は第1
図及び第3図に示す装置のさらに別の実施例を示
す正面断面図であり、14で示すとおり、槽本体
の内周面にカーボランダム、ボーキサイト、セラ
ミツク、ダイヤモンド、酸化クローム等その他研
磨、加工作用に適した任意な材質または砥粒をコ
ーテイング、貼合、密着、添付、接着またはスリ
ーブ状等で装備したものである。具体的に説明す
れば、第5図は第1図に示す槽本体内周面に研磨
加工作用のある材質をコーテイングしたもの。第
6図は、槽本体の内周面を凹凸状に形成してさら
にコーテイングを施したもの。第7図は槽本体の
内周面にリブ状を形成しさらにコーテイングを施
したもの。第8図は槽本体の内周面にスリーブ構
造及び研磨材を付着させた刷毛部分を施したもの
である。このように、研磨加工効果のある材質を
内周面に施しているため、より一層研磨加工効果
を高められ、場合によつては研磨材等の加工材料
を用いずに被加工物のみ投入しても、所期する研
磨加工目的を達成することができる。その他の部
品及び作動は、第1図に示すと同じであるので説
明は省略する。
(考案の効果) 本考案は上述のように槽本体を回転ドラムで支
承し、この回転ドラムと槽本体自体を回転せしめ
る構造で、槽本体の被加工物及び加工材料等は摺
動、磨擦、されながら加工されるので、研磨効率
がよく、その上、迅速、円滑、確実に連続して高
能率で被加工物及び加工材料を投入口から供給し
出口側端部において被加工物と加工材料を能率よ
く受け渡せる構造の排出口から取り出すことがで
きる。以上により自動運転化、無人化に適した装
置である。また必要に応じて、槽本体内周面に研
磨加工効果のある材質をコーテイング等で装備し
たり、送り用リブや凹凸部等を設けることができ
るからより効果的な研磨加工を行なうことができ
る等、様々な実益を備えるものであり、本考案実
施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
第一の実施例を示す正面断面図、第2図は同側面
断面図、第3図は第二の実施例を示す正面断面
図、第4図は第三の実施例を示す正面断面図、第
5図、第6図、第7図及び第8図はそれぞれ槽内
周面に研磨加工効果のある材質をコーテイングし
た実施例を示す要部拡大断面図である。 1……槽本体、2……回転ドラム(回動支持
体)、3……架台、4……モーター、5……プー
リー、6……ベルト、7……伝動車、8……槽本
体の入口、9……研磨材(加工材料)、10……
槽本体の出口、11……被研磨物(被加工物)、
12……移動方向、13……リブ、14……研磨
加工効果のある材質、15……支承ローラー、1
6……凹凸部、17……スリーブ構造、18……
研磨材等の付着した刷毛部分、19……投入口シ
ユート、20……排出口シユート、21……回転
ドラム2の中心軸、22……排出口シユート20
の前端部の筒中心軸、23……槽本体出口10の
筒中心軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転ドラム等の回動支持体に対して該回動支
    持体の離心位置に筒状の槽本体をその両端部が
    上記回動支持体の外側に突出し且つ水平または
    有角度に軸設し、上記槽本体と回動支持体をモ
    ーター等の回転駆動装置及び適宜回動伝達機構
    を介して回転せしめると共に、上記槽本体の入
    口側端部には材料供給部から連通した投入口シ
    ユートの後端部を回動自在に連結し、また出口
    側端部には上記回動支持体と同軸上回動枢支し
    たパイプ状の排出口シユート前端部を回動自在
    に連結せしめるについて被加工物及び加工材料
    を能率良く受け渡すことができるように回動支
    持体中心軸から見て上記パイプ状の排出口シユ
    ート前端部の筒中心軸が槽本体出口側端部の筒
    中心軸よりも径方向外側に偏心位置するように
    連結して成ることを特徴とする研磨加工装置。 (2) 前記槽本体がその内周面に凹凸部、リブまた
    は刷毛状物を形成して成ることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の研磨加工装
    置。 (3) 前記槽本体内周面に形成した凹凸部、リブま
    たは刷毛状物が螺旋状構造を形成して成ること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項及
    び第2項記載の研磨加工装置。 (4) 前記槽本体内周面にカーボランダム、ボーキ
    サイト、セラミツク、ダイヤモンド、酸化クロ
    ーム等その他加工作用に適した任意な材質また
    は砥粒、砥石等をコーテイング、貼合、密着、
    添付、接着またはスリーブ状等で被覆したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項乃
    至第3項記載の研磨加工装置。
JP13754483U 1983-09-05 1983-09-05 研磨加工装置 Granted JPS5986950U (ja)

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JPS5986950U JPS5986950U (ja) 1984-06-12
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