JPS6137493Y2 - - Google Patents

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JPS6137493Y2
JPS6137493Y2 JP7921982U JP7921982U JPS6137493Y2 JP S6137493 Y2 JPS6137493 Y2 JP S6137493Y2 JP 7921982 U JP7921982 U JP 7921982U JP 7921982 U JP7921982 U JP 7921982U JP S6137493 Y2 JPS6137493 Y2 JP S6137493Y2
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JP
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barrel
polished
wire mesh
parts
angle
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JP7921982U
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JPS58181440U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は被研摩部品の研摩後、これを連続し
て洗滌するための洗滌機能を併有するバレル研摩
装置に関する。
従来、この種研摩装置として、バレルをモータ
により被研摩部品の投入角度、研摩角度及び排出
角度に順次駆動し、かつリミツトスイツチの作用
によりそれぞれの角度でバレルを停止するよう構
成したものが知られているが、バレルに作用する
慣性力が大きいため、バレル傾動速度を大きく設
定すると、バレルを所定角度で確実に停止させる
ことができず、従つて研摩処理サイクルタイムが
長くなつた。
また従来、この種研摩装置で研摩された被研摩
部品はバレルから別途用意した洗滌機に移され、
被研摩部品に付着した粒体状砥石等を洗い流すよ
うにしているため、研摩終了後に洗滌機への運般
作業を必要し、該運搬作業が煩わしくかつ非能率
的であるという欠点もあつた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
バレル傾動速度を大きく設定しながらも、バレル
を所定角度で確実に停止させて、研摩処理サイク
ルタイムを短縮する一方、研摩後、バレルから排
出された被研摩部品を自動的に洗滌槽に移し変
え、被研摩部品とこれに付着した粒状砥石等とを
互いに加振と水洗によつて能率的に分離できる合
理的なバレル研摩装置を提供することを目的とし
ている。
以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本装置の平面図、第2図は側面図、第
3図は正面図であり、バレル1は内枠2内に配置
され、ボールベアリング10及びローラ11に回
転自在に支持されている。内枠2はバレル1の回
転軸20と直交するように当該内枠2の側面に突
設された水平な傾動軸30及び31により、機枠
3の上面に配設されたボールベアリング32に傾
動自在に軸支されている。バレル1の下方には洗
滌槽5のホツパ70がバレル1から排出される被
研摩部品を収受できるような位置に配設されてい
る。
上記の構成において、まず内枠2に設置された
バレル回転用のモータ15の回転はプーリ16、
Vベルト19により減速歯車装置14のプーリ1
7を回転させる。この回転は該減速歯車装置14
で減速され、スプロケツト13、チエン18を介
してバレル1に固着されたスプロケツト12に伝
達され、もつて当該バレル1が回転する。このた
め、バレル1の一端部(底部)はこれより突設し
た回転軸20にて、内枠2に設けたボールベアリ
ング10で回転自在に支持され、かつバレル1の
被研摩部品投入・排出用開口部を有する他端部
(頂部)は、その外周部に設けたリング21によ
り、内枠2及びローラ支持枠4に配設された合計
4個のローラ11に支持されている。このように
バレル1を両端支持構造とすることにより、バレ
ル1の大型化を図ることができる。
次に内枠2の側面には水平な傾動軸30及び3
1が突設されており、これ等両軸の中心線は同一
直線上にあり、該軸線と前記バレル1の回転軸線
とは直交する関係にある。従つてバレル1は内枠
2と共に当該傾動軸30,31の廻りに傾動する
ことができる。しかして、この傾動は機枠3の底
部に設けられた可逆モータ35により、スプロケ
ツト34及びチエン36を介して上記傾動軸31
に固設したスプロケツト33を駆動することによ
り行われ、バレル1は所望する3種類の角度即ち
前記バレル1の被研摩部品投入・排出用開口部を
上向きとする被研摩部品の投入角度と、バレル1
の軸線を水平とする研摩角度と、前記開口部を斜
め下向きとする排出角度にそれぞれ自動的に停止
する。この自動停止は第4図に示すようにカムボ
ツクス60の内部において傾動軸30に定着され
たカム61に前記投入角度、研摩角度及び排出角
度で作動するように配設された3個のリミツトス
イツチ62,63,64によつて可逆モータ35
の電源を切断すると共に、該モータに通電中、圧
縮空気が供給され作動状態となつていたエアシリ
ンダ54への空気の供給をエアバルブ(図示しな
い)により切替え、エアシリンダ54を非作動状
態とし、これにより制限されていたスプリング
(図示しない)を開放して、ブレーキレバー52
によつてブレーキシユ51を傾動軸31に固着さ
れたブレーキホイル50に圧接することにより行
われる。これによりバレル1は所定の角度に正確
に停止させることができる。
尚、バレル1の開口部を鉛直上向きに回動した
場合でも、この開口部が内枠2及びローラ支持枠
4で形成される環状枠内で4個のローラ11によ
り円周を4等分した方向から挟持されているの
で、当該バレル1は片持状態となることはなく、
安全に鉛直に保持されることになり、従つて被研
摩部品、粒体状砥石及び研摩補助剤はバレルに容
易に投入することができる。この投入後、バレル
1の開口部に蓋22を固定し、水平の角度まで傾
動させて後、前記の如く当該バレル1をその軸線
の廻りに回転させることにより被研摩部品の研摩
が行われる。研摩終了後バレル1は下向き所定角
度に傾動され、内容物である被研摩部品等を排出
する。
第5図は斜め下向きの所定角度に傾動されたバ
レル1と洗滌槽5との関連を示す側面図であり、
バレル1から排出された前記内容物は当該洗滌槽
5に設けられたホツパ70に収受される。一方、
洗滌槽5は4個のスプリング72によつて支持さ
れており、該洗滌槽5の底面は傾斜取付台73に
より偏心モータ74が配設され、かつ内部に収納
された金網71はホツパ70の下部から遠ざかる
方向つまり排出口77に到るに従つて約3度の下
り坂となるように展設されている。洗滌槽5に
は、金網71の下降端に位置する排出口77と、
これの近傍で槽底部に位置する排出口78とが設
けられている。
上記ホツパ70に収受されたバレル1の内容物
は前記金網71上に落下し、そのうち被研摩部品
は金網71上に残り、粒体状砥石等は金網71を
通過して洗滌槽底板まで落下すが、この現象は、
前記偏心モータ74の回転に基づき加振された洗
滌槽5の振動により促進される。さらに偏心モー
タ74が洗滌槽5の底板に傾斜して取付けられて
いることにより、加振力は底板に対して傾斜して
印加される。従つて金網71上の被研摩部品及び
槽底板上の粒体状砥石等は前記加振力の水平分力
により、ホツパ70から遠ざかる方向(第5図矢
印方向)に移動する。その間、金網71の上方に
架設された水洗チユーブ75の下面に配設されて
いる。複数個の水洗ノズル76から噴射される洗
滌水により金網71上の被研摩部品に付着してい
る粒体状砥石等は洗い流され、その洗滌水と共に
槽底板に落下し、出口78から排出される。また
洗滌された被研摩部品は前述の如く金網71上を
移動し続け排出口77から洗滌槽5外へ排出さ
れ、本装置による一連の処理が終了する。
以上説明したように、本考案のバレル研摩装置
によれば、バレルを被研摩部品の投入角度、研摩
角度、排出角度に停止すべくバレル傾動用の可逆
モータの電源を切断したとき、これに伴つてバレ
ルの傾動軸に設けたブレーキホイルにブレーキシ
ユが押しつけられることにより、バレル傾動速度
を大きく設定しても、バレルを所定角度に確実に
停止させることができ、従つて研摩処理サイクル
タイムの短縮を図ることができる。また研摩後、
バレルの内容物はこのバレルから洗滌槽へ直接的
に供給されるので、つまり運搬等の手間のかかる
作業を必要とせず、研摩、洗滌を一連の作業とし
て処理することができ、作業能率を飛躍的に向上
し得るだかりでなく、本装置の設置スペースもバ
レル研摩機と洗滌機を別個に設置する場合に比較
して大幅に節減することができる。
さらに洗滌後の被研摩部品のみを金網上に残置
させると共に、被研摩部品に付着した粒体状砥石
等は洗滌機底板まで落下させて双方を簡単に分離
し、かつ、該伏離を偏心モータの加振によつて促
進させると共に、双方をホツパ下部から遠ざかる
方向即ち排出口に向かつて移動させるので、洗滌
作業自動化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るバレル研摩装
置の平面図、第2図は側面図、第3図は正面図、
第4図はカムとリミツトスイツチの関係を示すカ
ムボツクスの破断図、第5図はバレルと洗滌機の
関係を示す側面図である。 1……バレル、2……内枠、3……機枠、5…
…洗滌槽、15……モータ、20……回転軸、3
0,31……傾動軸、35……可逆モータ、50
……ブレーキホイル、51……ブレーキシユ、5
2……ブレーキレバー、61……カム、62,6
3,64……リミツトスイツチ、70……ホツ
パ、71……金網、74……偏心モータ、76…
…水洗ノズル、77,78……排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平な傾動軸により機枠に支持される内枠と、
    この内枠の内部に配置されると共に、前記傾動軸
    に対して直角な回転軸を介して前記内枠に支持さ
    れるバレルと、前記内枠において前記回転軸に連
    結されるバレル回転用のモータと、前記傾動軸に
    連結され、前記バレルを被研摩部品の投入角度、
    研摩角度、排出角度に回動する可逆モータと、前
    記傾動軸に設けられるカムと、このカムの回動に
    て前記投入角度、研摩角度及び排出角度で作動し
    て、前記可逆モータの電源を切断させるリミツト
    スイツチと、この電源の切断に伴つて作動して前
    記傾動軸に設けたブレーキホイルにブレーキシユ
    を押しつけるブレーキと、前記バレルの下方にお
    いてこれより排出される被研摩部品を収受するホ
    ツパと、このホツパの下部から遠ざかる方向に下
    り坂となるように展設される金網と、この金網を
    収納した洗滌槽と、前記ホツパから前記金網上に
    排出された被研摩部品に洗滌水を噴射する水洗ノ
    ズルと、前記金網の下降端で被研摩部品を前記洗
    滌槽外へ排出させる排出口と、この排出口の近傍
    で前記洗滌槽の底面に設けられ、前記被研摩部品
    から分離した粒体物を排出させる排出口と、この
    洗滌槽を加振して、前記金網上の被研摩部品及び
    洗滌槽底面上の粒体物を前記排出口に向かつて移
    動させる偏心モータとを備えたことを特徴とする
    洗滌機能を併有するバレル研摩装置。
JP7921982U 1982-05-28 1982-05-28 洗滌機能を併有するバレル研摩装置 Granted JPS58181440U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7921982U JPS58181440U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 洗滌機能を併有するバレル研摩装置

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JP7921982U JPS58181440U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 洗滌機能を併有するバレル研摩装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58181440U JPS58181440U (ja) 1983-12-03
JPS6137493Y2 true JPS6137493Y2 (ja) 1986-10-30

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ID=30088410

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JP7921982U Granted JPS58181440U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 洗滌機能を併有するバレル研摩装置

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