JPH05180115A - 高圧燃料供給ポンプ - Google Patents

高圧燃料供給ポンプ

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JPH05180115A
JPH05180115A JP3359684A JP35968491A JPH05180115A JP H05180115 A JPH05180115 A JP H05180115A JP 3359684 A JP3359684 A JP 3359684A JP 35968491 A JP35968491 A JP 35968491A JP H05180115 A JPH05180115 A JP H05180115A
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JP
Japan
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pressure fuel
cylinder
pressure
fuel
fuel supply
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JP3359684A
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English (en)
Inventor
Akira Shibata
晃 柴田
Hiroshi Inoue
宏史 井上
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダ内に発生する燃料の蒸気を逃がす構
造を設けることにより高圧燃料の吐出が停止されること
を防止すること。 【構成】 燃料を吸入するシリンダ28と、燃料を高圧
に加圧して圧送するプランジャ29と、本ポンプ20の
設置状態においてシリンダに対して鉛直方向上位置に配
設され、供給された低圧燃料をシリンダに供給すると共
に高圧燃料の吐出量を制御する電磁弁40(50)とか
ら成る高圧燃料供給ポンプ20において、電磁弁40の
弁体50につながる低圧燃料供給路(52、74、7
5、73、72、71、32、31)から分岐し、本ポ
ンプの設置状態において、弁体から鉛直上方向に傾斜
し、燃料タンクに帰還する経路に接続される蒸気逃がし
経路(52、74、75、77、80、81、62、6
1、68)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの高圧に加圧
された気筒内に直接、燃料を噴射することができる程度
に燃料を高圧に加圧圧送することのできる高圧燃料ポン
プに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジンの気筒内に燃
料を直接噴射するために、燃料を高圧に加圧して圧送す
る燃料噴射ポンプが知られている。この燃料噴射ポンプ
には列型と分配型とが知られている。一方、近年、効率
改善を目的として、ガソリンエンジンにおいても、高圧
の気筒内に直接、ガソリンを噴射させることが提案され
ている。この高圧気筒内直接噴射を実現するためには、
ガソリンを数MPa 〜数十MPa に加圧することが必要であ
り、この加圧圧送のために高圧燃料供給ポンプを開発す
ることが要請されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガソリ
ンは軽油に比べて飽和蒸気圧が高いため、燃料を加圧す
るシリンダにガソリンを吸入する時に、シリンダ内に容
易にガソリンの高圧の飽和蒸気が発生する。このガソリ
ンの飽和蒸気圧により、シリンダ内に低圧ガソリンが供
給されず、従って、所望容量の高圧ガソリンの吐出が行
われないという問題がある。
【0004】本発明は上記の課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、エンジンの気筒内に、直
接、燃料を噴射するために使用される高圧燃料供給ポン
プにおいて、シリンダ内に発生する燃料の蒸気を逃がす
構造を設けることによりシリンダ内に低圧燃料の供給が
支障なく行われるようにして、高圧燃料の吐出が停止さ
れることを防止することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、供給された低圧燃料を吸入するシリン
ダと、シリンダ内において摺動し供給された燃料を高圧
に加圧して圧送するプランジャと、本ポンプの設置状態
においてシリンダに対して鉛直方向上位置に配設され、
供給された低圧燃料をシリンダに供給すると共にシリン
ダにおいて燃料の加圧される時期を制御することにより
高圧燃料の吐出量を制御する電磁弁とから成る高圧燃料
供給ポンプにおいて、電磁弁の弁体につながる低圧燃料
供給路から分岐し、本ポンプの設置状態において、弁体
から鉛直上方向に傾斜し、燃料タンクに帰還する経路に
接続される蒸気逃がし経路を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】低圧燃料の吸入工程において、電磁弁の弁体は
開状態となり、プランジャがシリンダの容積を拡大する
方向に移動することにより、低圧燃料経路から弁体を介
してシリンダ内に低圧燃料が供給される。この時、発生
した燃料の蒸気はその浮力によって、開状態の弁体を通
り、弁体につながる低圧燃料経路に移動する。さらに、
燃料蒸気は、低圧燃料経路から分岐して配設された蒸気
逃がし経路を浮力により鉛直上方向に逆上り、燃料タン
クに帰還する大気圧の経路に逃がされる。蒸気逃がし経
路は、本高圧燃料供給ポンプが取付けられた状態で、弁
体から鉛直上方向に傾斜した成分を有する経路、即ち、
弁体から燃料タンクに帰還する経路までの間、常に、鉛
直上方向に傾斜した経路に構成されている。従って、燃
料蒸気は浮力によりこの蒸気逃がし経路に沿って自然に
放出される。この結果、低圧燃料のシリンダへの吸入工
程において、シリンダ内には燃料蒸気が存在しないの
で、シリンダ内は低圧となり低圧燃料のシリンダへの吸
入が円滑に行われ、設定された量の高圧燃料の吐出が可
能となる。
【0007】
【発明の効果】本発明は、高圧燃料供給ポンプにおい
て、電磁弁の弁体につながる低圧燃料供給路から分岐
し、本ポンプの設置状態において、弁体から鉛直上方向
に向かい、燃料タンクに帰還する経路に接続される蒸気
逃がし経路を設けているので、シリンダ内で発生する燃
料蒸気が弁体、蒸気逃がし経路を介して燃料タンクの大
気に放出される。よって、シリンダ内の圧力が低下し
て、低圧燃料の供給が円滑に行われ、高圧燃料の吐出不
全が防止され、所望量の高圧燃料の吐出が常に可能とな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体的な一実施例に基づいて
説明する。 1.燃料供給システム 図2は本高圧燃料供給ポンプ20の挿入されている燃料
供給システムの構成を示した図である。燃料タンク1に
は燃料ポンプ2が接続されており、燃料のガソリンがそ
の燃料ポンプ2により数100KPa に加圧されて燃料フ
ィルタ3の吸入ポート301に圧送される。燃料フィル
タ3の吐出ポート302は高圧燃料供給ポンプ20の吸
入ポート31に接続されている。その吸入ポート31か
ら吸入されたガソリンは高圧燃料供給ポンプ20によ
り、数MPa 〜数10MPa の高圧に加圧されて、吐出ポー
ト41からコモンレール4に吐出される。燃料供給ポン
プ20はカムシャフト23を有しており、そのカムシャ
フト23は、ピストン11の往復運動がベルト14、ク
ランク軸13、コネクティングロット12から成る連結
機構により伝達されて、回転されるように構成されてい
る。そのカムシャフト23の回転により、ガソリンが吸
入され、吸入されたガソリンが高圧に加圧されて、コモ
ンレール4に圧送される。コモンレール4から吐出され
る高圧ガソリンは、分岐通路5を介して自動車のエンジ
ンの各気筒7に設けられたインジェクタ6に供給され
る。そして、インジェクタ6から高圧ガソリンが、直
接、気筒7内に噴射される。
【0009】高圧燃料供給ポンプ20のバイバス吐出口
68から出力される余分な低圧燃料はリターン通路15
を介して燃料タンク2に帰還されるようになっている。
コモンレール4にはその内部のガソリンの圧力を検出す
るための圧力センサ9が配設されており、その圧力セン
サ9により検出された圧力が電子制御ユニット8に入力
される。電子制御ユニット8は圧力センサ9により検出
された圧力が燃料噴射圧をエンジンの回転数や負荷等の
エンジンの運転状態に応じた最適値になるように、高圧
燃料供給ポンプ20に設けられた電磁弁40の通電時期
を制御することにより、コモンレール4へ供給される燃
料量を制御している。又、電子制御ユニット8はエンジ
ンの回転数や負荷状態等のエンジンの運転状態に応じ
て、ガソリンの噴射時期及び噴射期間を制御するため
に、インジェクタ6に制御信号を出力している。
【0010】2.高圧燃料供給ポンプの構成 本実施例の燃料供給ポンプは2つのシリンダが併設され
たポンプであが、以下、1つのポンプにおける構造を図
1の断面図、図3の本体44の斜視図、図4の要部拡大
図を参照して説明する。燃料供給ポンプ20はハウジン
グ21を有しており、そのハウジング21の−Z方向の
端部にはカム室22が形成されている。そのカム室22
の中心部にはカムシャフト23が回転自在に配設されて
おり、そのカムシャフト23にはカム24が偏心して取
付けられている。そして、カムシャフト23の回転によ
りカム24がカム室22内において回転するように構成
されている。
【0011】カム24の+Z軸方向の端面にはタペット
39が当接しており、そのタペット39にはプランジャ
29の先端に固設されたピン291が当接している。ピ
ン291とプランジャ29の−Z方向端面との間のピン
ロッド292には、摺動自在に座金42が嵌挿されてい
る。その座金42にはコイルスプリング51の一端が当
接しており、コイルスプリング51の他端はハウジング
21内に挿入されているシリンダ筐体281の−Z軸方
向端面に当接している。そして、コイルスプリング51
は座金42を−Z軸方向に付勢することにより、プラン
ジャ29を−Z軸方向に付勢している。タペット39及
びプランジャ29は、カム24の回転により+Z軸方向
にコイルスプリング51の付勢力に抗して移動され、プ
ランジャ29はカム24のトップがタペット39に接触
する時、+Z軸方向の最大位置をとる。さらに、カム2
4が回転すると、コイルスプリング51の付勢力によ
り、座金42を介してタペット39がカム24に接触し
た状態で、プランジャ29及びタペット39が−Z軸方
向に移動される。
【0012】一方、ハウジング21の+Z軸方向端面か
らは、シリンダ筐体281がハウジング21に嵌挿され
ており、そのシリンダ筐体281の中心部にZ軸方向に
伸びたシリンダ28が形成されている。そして、シリン
ダ28内においてプランジャ29が往復運動可能に配設
されている。
【0013】シリンダ筐体281の+Z軸方向端面から
は電磁弁40の電磁弁筐体401が嵌挿されており、そ
の電磁弁筐体401の内部には弁座49やガソリンの供
給通路の形成された本体44が嵌挿されている。そして
本体44には弁体50が弁座49に対して当接及び離間
可能の配設されている。本体44の−Z軸方向端面はシ
リンダ筐体281の+Z軸方向端面に対して面接触して
いる。
【0014】このように組付けられた状態において、ハ
ウジング21には内部に導入管32の形成された吸入ポ
ート31が突設されており、その導入管32はシリンダ
筐体281の周囲にリング状に形成された燃料溜溝71
につながっている。シリンダ筐体281において、燃料
溜溝71からは+Z軸方向に連通路72が形成されてい
る。シリンダ筐体281と本体44との接合部には、リ
ング状にギャラリ73が形成されており、このギャラリ
73に連通路72がつながっている。
【0015】そして、本体44の電磁弁筐体401に接
触する側周部において、図1及び図3に示す切欠75が
形成されており、その切欠75はギャラリ73につなが
っている。本体44には切欠75に開口し、弁体50の
配設されている中心孔52に開口する連通路74が形成
されている。本実施例では切欠75は4箇所に設けられ
ており、それぞれの切欠75に対して開口するように、
連通路74は90度の間隔で放射線状に4個設けられて
いる。中心孔52には弁座49が形成されており、その
中心孔52は、シリンダ筐体281の+Z軸方向端面か
ら−Z軸方向に形成されたシリンダ28の一部であるポ
ンプ室30に連通している。
【0016】又、本体44に形成された切欠75はさら
に本体44の外周に形成された環状溝77につながって
いる。そして、その環状溝77は、電磁弁筐体401を
貫通する連通孔80につながり、連通孔80はさらにシ
リンダ筐体281の外周面に円弧状に形成された穴81
につながっている。そして、シリンダ筐体281には、
ハウジング21に固設されたオーバーフローバルブ60
が嵌挿されている。穴81はオーバーフローバルブ60
内に設けられた通路62につながっており、その通路6
2にはオリフィス61が形成されている。そして、通路
62はこのオリフィス61を介してバイパス吐出口68
(図1)につながり、バイパス吐出口68はリターン通
路15につながっている。
【0017】蒸気逃がし経路は、上記の中心孔52、4
個の連通路74、4個の切欠75、環状溝77、連通孔
80、穴81、通路62、オリフィス61及びバイパス
吐出口68とで構成されている。蒸気逃がし経路におい
て、オリフィス62が鉛直方向の最上位位置に位置する
ように高圧燃料供給ポンプ20を自動車等に設置するこ
とにより、この蒸気逃がし経路は、蒸気が浮力により移
動可能な鉛直上方向に傾斜したルートが存在するように
形成される。
【0018】一方、プランジャ29の+Z軸方向端部の
周面は対面する2つの位置において切欠293が形成さ
れており、この切欠293の平面に平行な方向の側面
は、円筒周面となっており、シリンダ28に対して摺接
している。又、シリンダ筐体281には、高圧燃料を輸
送する吐出通路53が形成されている。
【0019】シリンダ筐体281には吐出弁筐体33が
連設されており、この吐出弁筐体33の内部には吐出通
路53につながる連通路331が形成されている。又、
その連通路331に弁座37が形成されており、弁座3
7に吐出弁体35が当接している。この吐出弁体35は
スプリング38により弁座37の方向に付勢されてい
る。このスプリング38の付勢力により加圧されるガソ
リンの加圧最低圧力が決定される。連通路331は吐出
口34(2つ)につながり、その吐出口34は吐出ポー
ト41(図2)につながっている。
【0020】一方、弁体50には+Z軸方向にロッド5
01が延設されており、そのロッド501は円盤状の磁
性体であるアーマチュア48に結合している。そのアー
マチュア48はスプリング47により−Z軸方向に付勢
されている。即ち、スプリング47は弁体50を−Z軸
方向に付勢して弁座49に対して離間させる作用をす
る。又、電磁弁筐体401内にはソレノイド46が保持
されており、そのソレノイド46に通電することによっ
て発生する電磁力によりアーマチュア48は、スプリン
グ47の付勢力に抗して+Z軸方向に吸引される。即
ち、弁体50は弁座49に当接する位置をとる。
【0021】3.高圧燃料供給ポンプの作動 a)低圧ガソリンの吸入工程 ピストン11(図2)の往復運動に連動してカムシャフ
ト23が回転する。それに伴いカム24が回転しプラン
ジャ29が往復運動する。プランジャ29が+Z軸方向
の最大位置に位置する時に、ソレノイド46への通電が
遮断される。すると、スプリング47の付勢力により弁
体50が弁座49から離間する方向に移動し、電磁弁4
0は開弁状態となる。
【0022】次に、プランジャ29が−Z軸方向に移動
することにより、ポンプ室30には、燃料ポンプ2(図
1)から吐出された低圧ガソリンが、吸入ポート31、
導入管32、燃料溜溝71、連通路72、ギャラリ7
3、切欠75、連通路74、中心孔52を介して流入さ
れる。そして、プランジャ29が−Z軸方向の最大位置
に位置する時、シリンダ28には最大量の低圧ガソリン
が流入する。
【0023】b)ガソリンの加圧圧送工程 次に、プランジャ29が+Z軸方向に移動する工程にお
いて、プランジャ29がガソリンの所望の吐出量に対応
した位置に位置する時に、電子制御ユニット8によりソ
レノイド46に通電される。これにより、アーマチュア
48はソレノイド46に吸引され、弁体50が弁座49
に当接する。即ち、電磁弁40は閉弁状態となる。する
と、その後、プランジャ29が+Z軸方向に移動する
と、シリンダ28内のガソリンは、スプリング38によ
り設定された閉弁圧力まで加圧される。そして、圧力が
吐出弁体35の設定圧を越えると、ポンプ室30内のガ
ソリンは、吐出通路53、連通路331、吐出弁体35
と弁座37との間隙、吐出口34、吐出ポート41を介
して高圧ガソリンがコモンレール4に供給される。
【0024】c)低圧燃料吸入工程において発生するガソ
リン蒸気のリーク ソレノイド46への給電及びエンジン本体からポンプへ
の受熱により、ポンプ内の低圧ガソリンの蒸気圧がシリ
ンダ筐体281に供給されるガソリン燃料圧を上回る場
合が発生し、ガソリン蒸気がシリンダ28内に残る。こ
の時、この蒸気は、弁体50と弁座49との間隙、中心
孔52、連通路74、切欠75、環状溝77、連通孔8
0、穴81、通路62、オリフィス61を介して、バイ
パス吐出口68から大気圧のリターン通路15に放出さ
れる。
【0025】中心孔52、連通路74、切欠75、環状
溝77、連通孔80、穴81、通路62、オリフィス6
1及びバイパス吐出口68で構成された蒸気逃がし経路
において、高圧燃料供給ポンプ20が自動車等に設置さ
れた状態で、鉛直上方向に傾斜したルートが存在する。
このルートに沿って、ガソリン蒸気は放出される。これ
により、シリンダ28の内部のガソリンの蒸気圧が低下
して、低圧ガソリンがシリンダ28内に容易に吸入され
ることになる。
【0026】尚、高圧燃料供給ポンプ20が鉛直方向に
対して傾斜して設置されても、中心孔52につながる連
通路74が放射線状に4個設けられているので、いずれ
かの連通路74を介してガソリン蒸気は鉛直上方向の切
欠75、環状溝77に移行することができる。又、オリ
フィス61が最上位位置にくるように配設されること
で、連通孔80、穴81、通路62において、鉛直上方
向に移行できる経路が存在する。このようにして、本実
施例の高圧燃料供給ポンプ20はシリンダ28内に発生
した蒸気を逃がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な一実施例に係る高圧燃料供給
ポンプの構成を示した断面図。
【図2】実施例に係る高圧燃料供給ポンプの使用されて
いる燃料供給システムの構成を示したブロック図。
【図3】電磁弁の弁本体の構成を示した一部破断斜視
図。
【図4】本実施例に係る高圧燃料供給ポンプの要部を示
した部分拡大図。
【符号の説明】
1…燃料タンク 2…燃料ポンプ 4…コモンレール 15…リターン通路 20…高圧燃料供給ポンプ 21…ハウジング 22…カム室 24…カム 28…シリンダ 218…シリンダ筐体 29…プランジャ 30…ポンプ室 31…吸入ポート 32…導入管 33…吐出弁筐体 34…吐出口 35…吐出弁体 40…電磁弁 401…電磁弁筐体 41…吐出ポート 42…弁座 44…本体 46…ソレノイド 49…弁座 50…弁体 51…コイルスプリング 52…中心孔(蒸気逃がし経路) 74…連通路(蒸気逃がし経路) 75…切欠(蒸気逃がし経路) 77…環状溝(蒸気逃がし経路) 80…連通孔(蒸気逃がし経路) 81…穴(蒸気逃がし経路) 62…通路(蒸気逃がし経路) 61…オリフィス(蒸気逃がし経路) 68…バイパス吐出口(蒸気逃がし経路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給された低圧燃料を吸入するシリンダ
    と、前記シリンダ内において摺動し供給された燃料を高
    圧に加圧して圧送するプランジャと、本ポンプの設置状
    態において前記シリンダに対して鉛直方向上位置に配設
    され、供給された低圧燃料を前記シリンダに供給すると
    共に前記シンンダにおいて燃料の加圧される時期を制御
    することにより高圧燃料の吐出量を制御する電磁弁とか
    ら成る高圧燃料供給ポンプにおいて、 前記電磁弁の弁体につながる低圧燃料供給路から分岐
    し、本ポンプの設置状態において、前記弁体から鉛直上
    方向に傾斜し、燃料タンクに帰還する経路に接続される
    蒸気逃がし経路を設けたことを特徴とする高圧燃料ポン
    プ。
JP3359684A 1991-12-27 1991-12-27 高圧燃料供給ポンプ Pending JPH05180115A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5567134A (en) * 1994-06-24 1996-10-22 Nippondenso Co., Ltd. High-pressure fuel-feed pump
JP2001090630A (ja) * 1999-09-27 2001-04-03 Mazda Motor Corp 筒内噴射式エンジンの燃料供給装置
JP2003515033A (ja) * 1999-11-13 2003-04-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 燃料噴射システム

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