JPH0517951U - 電気接続子 - Google Patents

電気接続子

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JPH0517951U
JPH0517951U JP6575491U JP6575491U JPH0517951U JP H0517951 U JPH0517951 U JP H0517951U JP 6575491 U JP6575491 U JP 6575491U JP 6575491 U JP6575491 U JP 6575491U JP H0517951 U JPH0517951 U JP H0517951U
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JP
Japan
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locking
locking lance
upper wall
wall portion
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP6575491U
Other languages
English (en)
Inventor
山谷栄次
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】係止ランスを突設せしめた電気接続子におい
て、係止ランスが、ハウジングの係止突起を通過すると
きの塑性変形を防止する。 【構成】電気接続子11は板金を素材として折曲け加工
し、第1の上壁部15及び第1の上壁部15上に重ね合
せられる第2の上壁部16とからなる角筒状の端子挿入
部17を設け、第1の上壁部15には第2の上壁部16
方向に突出する突起19が形成され、さらに第2の上壁
部16には、その突起19により押し上げられている係
止ランス20が形成されている。係止ランス20が、コ
ネクタハウジング内に突設した係止突起を通過した後、
突起19の復元力で係止ランス20の塑性変形が防止さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線を接続するためのコネクタハウジング内に挿着使用される電気 接続子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電気接続しとして図1に示す如き構造のものがある。すなわち 1は電気接続子であって、この電気接続子1は、基部2と、この基部2の左右両 側辺縁より互に内方向に正面略半円形状に屈曲形成される一対の折り返し部3と 、上記基部2の軸方向に延長形成された電線接続部4と、上記基部2の略中央部 において、電線接続部4方向へ起立傾斜する係止ランス5を有し、その電気接続 子1を図2に示すようにハウジング6に設けられている接続子1室7に挿入した とき、前記ハウジング6内に設けられている係止突起8に係止ランス5が係止さ れて、電気接続子1の抜け止めがなされているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、かかる構造の電気接続子にあっては、電気接続子1をハウジング6 内に挿入する過程で係止ランス5が、係止突起8をくぐり抜けるとき、その係止 ランス5が係止突起8により押動されて塑性変形を起し、そのためハウジング6 内に挿入された後の電気接続子1の係止ランス5と、係止突起8との係止量が少 なくなり、電気接続子1の係止が不確実となるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、かかる従来の問題点に着目してなされたもので、係止ランスを突設 せしめた電気接続子において、その係止ランスの内側面に、その係止ランスを受 ける可撓弾性保有の突起を設けて、その係止ランスが、ハウジングの係止突起を 通過するときの塑性変形を防止することができる構造となした電気接続子を提供 することにある。
【0005】
【実施例】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0006】 図3及び図4において、11は板金を素材として折曲げ加工された電気接続子 であって、この電気接続子11は下側部12と、この下側部12の両側辺縁より 直角方向に起立形成する左右の側壁部13,14と、この左右側壁部の上側辺縁 よりいずれも内方向へ直角に折り曲げられる第1の上壁部15及びこの第1の上 壁部15上に重ね合せられる第2の上壁部16とからなる角筒状の端子挿入部1 7を有し、上記両側壁部13,14には接続舌片18が打抜き形成され、また第 1の上壁部15には第2の上壁部16方向に突出する突起19が形成され、さら に第2上壁部16には、その突起19により押し上げられている係止ランス20 が形成されているものである。
【0007】 以上のように、本実施例の電気接続子11の端子挿入部17構造にあっては、 その係止ランスの下面を上壁部15の可撓弾性が作用する突起19により受け止 められているため、その電気接続子11を図5に示すコネクタハウジング6の室 7内に挿着する過程において、係止ランス20が係止突起8をくぐり抜けた後、 その係止ランス20は突起19の押圧力を受けて復元されるために、ハウジング 6内に挿入完了された係止ランス20は、係止突起8に確実に係止されてその電 気接続子11の抜け止めが確保されるものである。
【0008】
【考案の効果】
このように本考案にあっては、コネクタハウジング6内に突設した係止突起8 に係止される係止ランス20を設けた電気接続子において、上記係止ランス20 の内側面に、その係止ランス20を受け止めると共に、弾性復元力を有する突起 19を設けて、上記係止ランス20が係止突起8を通過した後、突起19の復元 力で係止ランス20の塑性変形を防止せしめる電気接続子であるから、これによ れば、コネクタハウジング内に挿着された電気接続子の抜け止めが確保できると いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の斜視図。
【図2】従来例の作用説明図。
【図3】本考案実施例の要部斜視図。
【図4】本考案実施例の一部切裁要部斜視図。
【図5】本考案実施例の作用説明図。
【符号の説明】
11:電気接続子 12:下側部 13:左側壁部 14:右側壁部 15:第1の上壁部 16:第2の上壁部 17:端子挿入部 18:接続舌片 19:突起 20:係止ランス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジング(6)内に突設した
    係止突起(8)に係止される係止ランス(20)を設け
    た電気接続子において、上記係止ランス(20)の内側
    面に、その係止ランス(20)を受け止めると共に、弾
    性復元力を有する突起(19)を設けて、上記係止ラン
    ス(20)が係止突起(8)を通過した後、突起(1
    9)の復元力で係止ランス(20)の塑性変形を防止せ
    しめることを特徴とする電気接続子。
JP6575491U 1991-08-20 1991-08-20 電気接続子 Pending JPH0517951U (ja)

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JPH0517951U true JPH0517951U (ja) 1993-03-05

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ID=13296134

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