JPH0517866U - キーボードスイツチのキー装置 - Google Patents

キーボードスイツチのキー装置

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JPH0517866U
JPH0517866U JP6528391U JP6528391U JPH0517866U JP H0517866 U JPH0517866 U JP H0517866U JP 6528391 U JP6528391 U JP 6528391U JP 6528391 U JP6528391 U JP 6528391U JP H0517866 U JPH0517866 U JP H0517866U
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JP
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key
key top
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keyboard switch
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豊 三田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キーボードスイッチのキーの隅部(端部)を
押した場合でも、このキーをスムーズに真下に押し下げ
得るように構成することを目的とする。 【構成】 トップ部2の下面の四隅にガイド部16a〜
16dを形成し、ハウジング5に複数のガイド部16a
〜16dの内面をそれぞれ摺動自在に案内するガイド部
18a〜18dを設け、キートップ1のキーステム15
の下端と、ハウジング5の下方に配置されたメンブレン
シート10との間に弾性部材8を介在したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はコンピュータのキーボードなどに適用して好適なキーボードスイッ チのキー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のキー装置の一例を図5に示す。正方形の逆皿状をしたトップ部2の下 面の中央に棒状のキーステム3が形成され、端部付近に係止片4が形成され、そ の下端に係止爪4aが形成されてキートップ1が構成されている。実際上係止片 4は左右対称に一対設けられるが、図では一方のみを示す。キートップ1は合成 樹脂材料により成形される。
【0003】 ハウジング5には筒状のガイド部6および係止孔7が形成されている。ガイド 部6内にキートップ1のキーステム3が摺動自在に案内され、係止孔7にキート ップ1の係止片4が挿入されている。ラバーなどで構成されたラッパ状をなす弾 性部材8の下端がガイド部6の回りに取り付けられ、これがハウジング5とキー トップ1との間に介在されてキートップ1を常時図において上方に持ち上げてい る。このとき係止片4の係止爪4aが係止孔7に係止され、キートップ1の定常 位置が決められている。
【0004】 ハウジング5の下方にはこれと平行してプレート9が配置され、その上面には メンブレンシート10が配置され、これに一対の接点11aおよび11bが互い に対向した状態で取り付けられている。 従ってキートップ1を押す(押し下げる)ことにより、キーステム3がガイド 部6に案内されてその内部を摺動し、キーステム3の下端がメンブレンシート1 0の上面を押して接点11aと11bとを接触(オン)させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 この構成では、キーステム3とガイド部6とで摺動部分が形成されており、キ ーステム3の直径(ガイド部6の内径)が小さく、キートップ1の隅部(端部) を押したとき、その力の加わる点と摺動部分との距離が長くなるため、キートッ プ1の回転モーメントが大きくなり、キートップ1がスムーズに動かない問題点 があった。この考案は上述した問題点を解決したキーボードスイッチのキー装置 を提案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するためこの考案においては、トップ部2の下面において、 その中心から充分に離れた位置に複数例えば4つのガイド部16a〜16dを形 成し、ハウジング5に複数のガイド部16a〜16dをそれぞれ摺動自在に案内 するガイド部18a〜18dを設け、キートップ1とハウジング5の下方に配置 されたメンブレンシート10との間に、キートップ1を上方に持ち上げる弾性部 材8を介在したものである。
【0007】
【作用】
この考案では、ガイド部16a〜16dおよびこれらと対応するガイド部18 a〜18dとでそれぞれ摺動部分が構成され、これらの摺動部分はキートップ1 の中心から充分離れた距離(端部)にあるため(従来のものに比して)、キート ツプ1の隅部(端部)を押した場合にこのキートップ1に作用する回転モーメン トが小さく、キートップ1はスムーズに押し下げられる。
【0008】
【実施例】
この考案に係わるキーボードスイッチのキー装置の一例を、図1〜図4を参照 して説明する。これらの図において図5と対応する部分には同一符号を付してそ の説明を省略する。 この考案におけるキートップ1は図1に示すように、トップ部2の下面に複数 のガイド部16a〜16dが形成されている。これらはトップ部2の中心Oから 充分に離れた位置に形成されるほうがよく、図に示す例では正方形状のトップ部 2の対角線上の四隅に形成されている。ガイド部16a〜16dの内面はキート ップ1の中心Oから半径Rαを有する円筒面上にあり、従って各ガイド部16a 〜16dはトップ部2の中心Oから等距離にある。
【0009】 上述した中心Oを通る仮想直交線をXおよびYとし、ガイド部16dの右端お よび左端と中心Oとを結ぶ線をそれぞれxおよびyとし、線Xとxとのなす角を αa、線Yとyとのなす角をαb、線xとyとのなす角をαcとしたとき、αa =αbとされてこれらは例えば31°に選ばれ、角αcは28°に選ばれる。ガ イド部16a〜16cも同様である。またキートツプ1の下面には左右対称位置 に一対の係止片4が設けられてその下端に係止爪4aが形成され、下面の中央に はキーステム15が形成されている。キーステム15はこの例では円筒状に形成 されている。
【0010】 ハウジング5には図2に示すように筒状部17および4個のガイド部18a〜 18dが形成されている。筒状部17は図3から判るように、下方の大径部17 aと上方の小径部17bとから構成され、キートップ1のキーステム15が小径 部17b内に緩く挿入される。ガイド部18a〜18dの外面は、筒状部17の 中心Pから半径Rβを有する円筒面上にある。この半径Rβは上述した半径Rα と等しいかまたはRαより僅かに小に形成され、キートップ1のガイド部16a 〜16dの内面が摺動案内される。
【0011】 図2において中心Pを通り、図1に示す仮想線XおよびYと対応する仮想線を WおよびZで示し、ガイド部18dの右端および左端と中心Pとを結ぶ線をそれ ぞれwおよびzとし、線Wとwとのなす角をβa、線Zとzとのなす角をβb、 線wとzとのなす角をβcとしたとき、βa=βb=βcに選ばれ、それぞれ3 0°に選ばれる。ガイド部18a〜18cも同様である。
【0012】 筒状部17の大径部17aの左右対をなす位置において、その一部が上方に延 長されて係止部21が形成され、これにキートップ1の係止爪4aが係合される ことにより、キートップ1の定常位置が決められ、キーステム15の下端とメン ブレンシート10の上面との間に弾性部材(復帰用ラバー)8が介在されてキー トップ1が上方に持ち上げられる。弾性部材8はこの例では筒状部8aと、ラッ パ状部8bと、筒状部8aの下端に連続する中壁8cとから構成され、中壁8c の中央に凸部8dが形成されている。筒状部8aがキートップ1のキーステム1 5内に嵌合される。
【0013】 ハウジング5には、ガイド部18a〜18dの外方部分に逃げ孔20a〜20 dが形成され、これら逃げ孔の左右両縁に対の突起19aおよび19bが形成さ れ、図4に示すように摺動案内されたキートップ1のガイド部16a〜16dの 左右両端縁をガイドしている。また筒状部17の係止部21の下方部分において 逃げ孔22aおよび22bが形成されている。
【0014】 この構成において、キートップ1を弾性部材8の弾力に抗して押し下げると、 そのガイド部16a〜16dがハウジング5のガイド部18a〜18dにそれぞ れ摺動案内されてキートップ1は下がり、弾性部材8の凸部8dがメンブレンシ ート10の上面を押し、接点11aおよび11bをオン(接触)させる。このと きキートップ1のガイド部16a〜16bの下端は、ハウジング5の逃げ孔20 a〜20d内にそれぞれ逃げ込み、キートップ1の係止片4の下端は逃げ孔22 aおよび22b内に逃げ込むので、ハウジング5が邪魔となることがない。キー トップ1から指先を離すと、弾性部材8によりキートツプ1は元位置に復帰され る。
【0015】 この実施例では、キートップ1の係止爪4aに対する係止部21が筒状部17 の上端の近くに形成されているので、従来の図5に示すようにハウジング5に係 合させる場合に比して、キートツプ1のストロークSを従来のLよりも大(S> L)に構成でき(但しハウジング5とメンブレンシート10との間隔が同一の場 合)、換言するとS=Lに選定すれば、ハウジング5とメンブレンシート10と の間隔を図5に示す場合に比して小に、即ちそれだけキー装置全体の厚みを薄く 構成することができる。
【0016】 この考案では、キートップ1とハウジング5との摺動部分(ガイド部16a〜 16dと18a〜18dによつて構成された部分)がキートップ1の中心より充 分に離れた位置、即ちキートップ1の四隅に近い位置に4つに分割されて形成さ れており、キートップ1の四隅のうちの何れかを押した場合でも加圧位置が何れ かの摺動部に近くなり、キートップ1に作用する回転モーメントが従来のものに 比して小となるため、キートップ1がスムーズに下方に移動される。なお、上述 した各角度αa,αb,αc,βa,βb,βcは上記の例に限られるものでは ない。
【0017】
【考案の効果】
この考案に係わるキーボードスイッチのキー装置でば、キートップの隅部を押 したときでもこれをスムーズに下方に移動させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わるキーボードスイッチのキー装
置に使用できるキートップの一例を示す下面図。
【図2】この考案に係わるキーボードスイッチのキー装
置に使用できるハウジングの一部分を示す平面図。
【図3】ハウジングに対するキートップの係合状態を示
す図1のA−A線上(図2のB−B線上)の断面図。
【図4】図3におけるC−C線上の断面図。
【図5】従来のキーボードスイッチのキー装置を示す断
面図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップ部の下面において、その中心から
    充分離れた位置に複数のガイド部が形成されたキートッ
    プと、 この複数のガイド部をそれぞれ摺動自在に案内するガイ
    ド部が設けられたハウジングと、 上記キートップと、上記ハウジングの下方に配置された
    メンブレンシートとの間に介在されて上記キートップを
    上方に偏移させる弾性部材と、 を有することを特徴とするキーボードスイッチのキー装
    置。
JP1991065283U 1991-08-19 1991-08-19 キーボードスイッチ Expired - Fee Related JP2560175Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01144534A (ja) * 1987-12-01 1989-06-06 Fujitsu Ltd 押釦スイッチ
JPH0214632U (ja) * 1988-07-08 1990-01-30
JPH0246336U (ja) * 1988-09-22 1990-03-29

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01144534A (ja) * 1987-12-01 1989-06-06 Fujitsu Ltd 押釦スイッチ
JPH0214632U (ja) * 1988-07-08 1990-01-30
JPH0246336U (ja) * 1988-09-22 1990-03-29

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