JPH05178574A - 乗客コンベヤの制御装置 - Google Patents
乗客コンベヤの制御装置Info
- Publication number
- JPH05178574A JPH05178574A JP35570191A JP35570191A JPH05178574A JP H05178574 A JPH05178574 A JP H05178574A JP 35570191 A JP35570191 A JP 35570191A JP 35570191 A JP35570191 A JP 35570191A JP H05178574 A JPH05178574 A JP H05178574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passenger conveyor
- circuit
- operated
- control device
- descending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通常時の禁止された方向への誤運転を阻止す
る乗客コンベヤの制御装置を得る。 【構成】 上昇運転回路5及び下降運転回路6のいずれ
かを選択する選択手段2と、操作されて選択された運転
回路を開放する選択方向運転阻止手段10を設ける。そ
して、選択方向運転阻止手段10を操作して、通常時の
誤方向の運転を阻止する。また、保守作業時等には選択
方向運転阻止手段10を非操作状態に保持して選択され
た方向に運転する。 【効果】 通常時において誤運転による事故を未然に防
ぎ、また、要時には所要方向への運転を可能とする。
る乗客コンベヤの制御装置を得る。 【構成】 上昇運転回路5及び下降運転回路6のいずれ
かを選択する選択手段2と、操作されて選択された運転
回路を開放する選択方向運転阻止手段10を設ける。そ
して、選択方向運転阻止手段10を操作して、通常時の
誤方向の運転を阻止する。また、保守作業時等には選択
方向運転阻止手段10を非操作状態に保持して選択され
た方向に運転する。 【効果】 通常時において誤運転による事故を未然に防
ぎ、また、要時には所要方向への運転を可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上昇運転又は下降運
転の回路を有する乗客コンベヤの制御装置に関する。
転の回路を有する乗客コンベヤの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特公平1−14154号公報に示
されているように、乗客コンベヤには上昇運転回路、下
降運転回路を有する制御装置が設けられている。
されているように、乗客コンベヤには上昇運転回路、下
降運転回路を有する制御装置が設けられている。
【0003】従来の乗客コンベヤは制御装置により上昇
運転、下降運転のいずれかを選択して所要方向へ運転す
るようになっている。また、乗客コンベヤの保守作業時
にも制御装置により上昇、下降の運転が行われる。
運転、下降運転のいずれかを選択して所要方向へ運転す
るようになっている。また、乗客コンベヤの保守作業時
にも制御装置により上昇、下降の運転が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の乗
客コンベヤの制御装置では、乗客コンベヤが上昇運転、
下降運転のいずれかに運転可能に製作されているもの
の、乗客コンベヤの設置場所によっては一方の乗降口が
狭い場合、また、一方の乗降口が混雑し易い場合があ
る。このようなときに、多客時に危険が予測される乗降
口方向へ乗客コンベヤが運転されると、乗降口に降り客
が溢れて事故が発生することが考えられる。このため、
乗客コンベヤの管理者において狭い乗降口方向への運転
等、危険な方向への運転を禁止する措置がとられてい
る。しかし、多数の乗客コンベヤが設置された場所等で
あって、係員の錯誤により乗客コンベヤが禁止された方
向へ運転されることがあり得るという問題点があった。
客コンベヤの制御装置では、乗客コンベヤが上昇運転、
下降運転のいずれかに運転可能に製作されているもの
の、乗客コンベヤの設置場所によっては一方の乗降口が
狭い場合、また、一方の乗降口が混雑し易い場合があ
る。このようなときに、多客時に危険が予測される乗降
口方向へ乗客コンベヤが運転されると、乗降口に降り客
が溢れて事故が発生することが考えられる。このため、
乗客コンベヤの管理者において狭い乗降口方向への運転
等、危険な方向への運転を禁止する措置がとられてい
る。しかし、多数の乗客コンベヤが設置された場所等で
あって、係員の錯誤により乗客コンベヤが禁止された方
向へ運転されることがあり得るという問題点があった。
【0005】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、通常時の禁止された方向への誤
運転が阻止される乗客コンベヤの制御装置を得ることを
目的とする。
になされたものであり、通常時の禁止された方向への誤
運転が阻止される乗客コンベヤの制御装置を得ることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベヤの制御装置では、上昇運転回路及び下降運転回路の
いずれかを選択する選択手段と、操作されて選択された
運転回路を開放する選択方向運転阻止手段が設けられ
る。
ベヤの制御装置では、上昇運転回路及び下降運転回路の
いずれかを選択する選択手段と、操作されて選択された
運転回路を開放する選択方向運転阻止手段が設けられ
る。
【0007】
【作用】上記のように構成された乗客コンベヤの制御装
置の選択方向運転阻止手段が操作されて、乗客コンベヤ
の通常時の誤った選択方向の運転、すなわち、禁止され
た方向への運転が阻止される。また、保守作業時には選
択方向運転阻止手段が非操作状態に保持されて選択され
た方向に従って乗客コンベヤが運転される。
置の選択方向運転阻止手段が操作されて、乗客コンベヤ
の通常時の誤った選択方向の運転、すなわち、禁止され
た方向への運転が阻止される。また、保守作業時には選
択方向運転阻止手段が非操作状態に保持されて選択され
た方向に従って乗客コンベヤが運転される。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示す図であ
る。図において、1は乗客コンベヤの各所に設けられた
安全回路、2は上昇接点2a、下降接点2bを有する切
替スイッチからなる選択手段、3は上昇運転リレーで、
3aはそれの常閉接点、4は下降運転リレーで、4aは
それの常閉接点、5は上昇接点2a、上昇運転リレー3
を主要部とする上昇運転回路、6は下降接点2b、下降
運転リレー4を主要部とする下降運転回路、7は上昇接
点7a、下降接点7bを有する切替スイッチからなる阻
止スイッチ、8は上昇阻止リレーで、8aはそれの常閉
接点、9は下降阻止リレーで、9aはそれの常閉接点、
10は阻止スイッチ7、上昇阻止リレー8、下降阻止リ
レー9を主要部とする選択方向運転阻止手段、+、−は
制御用の電源である。
る。図において、1は乗客コンベヤの各所に設けられた
安全回路、2は上昇接点2a、下降接点2bを有する切
替スイッチからなる選択手段、3は上昇運転リレーで、
3aはそれの常閉接点、4は下降運転リレーで、4aは
それの常閉接点、5は上昇接点2a、上昇運転リレー3
を主要部とする上昇運転回路、6は下降接点2b、下降
運転リレー4を主要部とする下降運転回路、7は上昇接
点7a、下降接点7bを有する切替スイッチからなる阻
止スイッチ、8は上昇阻止リレーで、8aはそれの常閉
接点、9は下降阻止リレーで、9aはそれの常閉接点、
10は阻止スイッチ7、上昇阻止リレー8、下降阻止リ
レー9を主要部とする選択方向運転阻止手段、+、−は
制御用の電源である。
【0009】上記のように構成された乗客コンベヤの制
御装置では、保守作業時には次に述べる運転が行われ
る。すなわち、阻止スイッチ7が中立位置に保持されて
上昇阻止リレー8、下降阻止リレー9が消勢される。そ
して、乗客コンベヤを上昇運転するときには選択手段2
が操作されて上昇接点2aに接続される。これにより、
+−1−2−2a−8a−4a−3−−の回路により上
昇運転リレー3が付勢されて乗客コンベヤが上昇運転さ
れる。また、接点3aが開放されるので下降運転回路6
が付勢されることはない。また、乗客コンベヤを下降運
転するときには選択手段2が操作されて下降接点2bに
接続される。これにより、+−1−2−2b−9a−3
a−4−−の回路により下降運転リレー4が付勢されて
乗客コンベヤが下降運転される。また、接点4aが開放
されるので上昇運転回路5が付勢されることはない。
御装置では、保守作業時には次に述べる運転が行われ
る。すなわち、阻止スイッチ7が中立位置に保持されて
上昇阻止リレー8、下降阻止リレー9が消勢される。そ
して、乗客コンベヤを上昇運転するときには選択手段2
が操作されて上昇接点2aに接続される。これにより、
+−1−2−2a−8a−4a−3−−の回路により上
昇運転リレー3が付勢されて乗客コンベヤが上昇運転さ
れる。また、接点3aが開放されるので下降運転回路6
が付勢されることはない。また、乗客コンベヤを下降運
転するときには選択手段2が操作されて下降接点2bに
接続される。これにより、+−1−2−2b−9a−3
a−4−−の回路により下降運転リレー4が付勢されて
乗客コンベヤが下降運転される。また、接点4aが開放
されるので上昇運転回路5が付勢されることはない。
【0010】また、乗客コンベヤの通常運転時であっ
て、上昇運転を禁止する場合には阻止スイッチ7が操作
され上昇接点7aに接続される。これにより、+−7−
7a−8−−の回路により、上昇阻止リレー8が付勢さ
れて接点8aが開放される。したがって、選択手段2が
誤って操作されて上昇接点2aに接続されても、上昇運
転回路5が付勢されることがない。また、下降運転を禁
止する場合には阻止手段7が操作され下降接点7bに接
続される。これにより、+−7−7b−9−−の回路に
より、下降阻止リレー9が付勢されて接点9aが開放さ
れる。したがって、選択手段2が誤って操作されて下降
接点2bに接続されても、下降運転回路6が付勢される
ことがない。
て、上昇運転を禁止する場合には阻止スイッチ7が操作
され上昇接点7aに接続される。これにより、+−7−
7a−8−−の回路により、上昇阻止リレー8が付勢さ
れて接点8aが開放される。したがって、選択手段2が
誤って操作されて上昇接点2aに接続されても、上昇運
転回路5が付勢されることがない。また、下降運転を禁
止する場合には阻止手段7が操作され下降接点7bに接
続される。これにより、+−7−7b−9−−の回路に
より、下降阻止リレー9が付勢されて接点9aが開放さ
れる。したがって、選択手段2が誤って操作されて下降
接点2bに接続されても、下降運転回路6が付勢される
ことがない。
【0011】したがって、乗客コンベヤの保守時には選
択方向運転阻止手段10を非操作状態に保持することに
より、乗客コンベヤを所要方向に自由に運転することが
できる。また、通常運転時であって、所定方向への運転
を禁止する場合には選択方向運転阻止手段10を操作し
て禁止方向を設定することにより、その方向へ錯誤によ
り乗客コンベヤを運転することが阻止される。このた
め、乗客コンベヤが誤って禁止方向へ運転されることに
よって生じる事故を未然に防ぐことができる。
択方向運転阻止手段10を非操作状態に保持することに
より、乗客コンベヤを所要方向に自由に運転することが
できる。また、通常運転時であって、所定方向への運転
を禁止する場合には選択方向運転阻止手段10を操作し
て禁止方向を設定することにより、その方向へ錯誤によ
り乗客コンベヤを運転することが阻止される。このた
め、乗客コンベヤが誤って禁止方向へ運転されることに
よって生じる事故を未然に防ぐことができる。
【0012】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように上昇運
転回路及び下降運転回路のいずれかを選択する選択手段
と、操作されて選択された運転回路を開放する選択方向
運転阻止手段を設けたものである。そして、選択方向運
転阻止手段が操作されて、通常時の誤った選択方向の運
転、すなわち、禁止された方向への運転が阻止される。
また、保守作業時等の要時には選択方向運転阻止手段が
非操作状態に保持されて選択された方向に従って運転さ
れる。これにより、通常時において乗客コンベヤが誤っ
て禁止方向へ運転されることによって生じる事故を未然
に防ぎ、また、要時には乗客コンベヤを所要方向へ運転
可能とする効果がある。
転回路及び下降運転回路のいずれかを選択する選択手段
と、操作されて選択された運転回路を開放する選択方向
運転阻止手段を設けたものである。そして、選択方向運
転阻止手段が操作されて、通常時の誤った選択方向の運
転、すなわち、禁止された方向への運転が阻止される。
また、保守作業時等の要時には選択方向運転阻止手段が
非操作状態に保持されて選択された方向に従って運転さ
れる。これにより、通常時において乗客コンベヤが誤っ
て禁止方向へ運転されることによって生じる事故を未然
に防ぎ、また、要時には乗客コンベヤを所要方向へ運転
可能とする効果がある。
【図1】この発明の実施例1を示す制御回路図。
2 選択手段 5 上昇運転回路 6 下降運転回路 10 選択方向運転阻止手段
Claims (1)
- 【請求項1】 上昇運転回路及び下降運転回路のいずれ
かを選択する選択手段と、操作されて選択された上記運
転回路を開放する選択方向運転阻止手段とを備えた乗客
コンベヤの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35570191A JPH05178574A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 乗客コンベヤの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35570191A JPH05178574A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 乗客コンベヤの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05178574A true JPH05178574A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18445326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35570191A Pending JPH05178574A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 乗客コンベヤの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05178574A (ja) |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP35570191A patent/JPH05178574A/ja active Pending
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