JPH051784Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH051784Y2 JPH051784Y2 JP9513786U JP9513786U JPH051784Y2 JP H051784 Y2 JPH051784 Y2 JP H051784Y2 JP 9513786 U JP9513786 U JP 9513786U JP 9513786 U JP9513786 U JP 9513786U JP H051784 Y2 JPH051784 Y2 JP H051784Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- poles
- magnet
- shaft
- opposite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 2
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的
イ−１ 産業上の利用分野
この考案は羽根車の回転を磁気により検出する
羽根車式流量計の改良に関する。
羽根車式流量計の改良に関する。
イ−２ 従来技術
従来、羽根車の回転を磁気的に検出する流量計
として、特開昭59−214734号公報のものが周知で
ある。このものは、羽根車の回転軸に設けたマグ
ネツトに、垂直な回転軸と直角な直径方向に一対
のＮ極とＳ極とを着磁し、このマグネツトの近く
に配置した磁気センサにより羽根車の回転を検出
していた。
として、特開昭59−214734号公報のものが周知で
ある。このものは、羽根車の回転軸に設けたマグ
ネツトに、垂直な回転軸と直角な直径方向に一対
のＮ極とＳ極とを着磁し、このマグネツトの近く
に配置した磁気センサにより羽根車の回転を検出
していた。
イ−３ 考案が解決しようとする問題点
羽根車の回転軸に設けたマグネツトに地磁気が
作用して、これによるトルクが羽根車に発生し、
羽根車回転時に、その影響で回転トルクが変動し
ていた。
作用して、これによるトルクが羽根車に発生し、
羽根車回転時に、その影響で回転トルクが変動し
ていた。
この事柄は、以前のように、流量計の性能がそ
れほど良くないときは、あまり問題にならなかつ
たが、羽根車式流量計の高感度化が進むにつれ
て、その測定レンジが広がり、微流量域の性能改
善が進められるようになつて無視できない問題点
となつた。
れほど良くないときは、あまり問題にならなかつ
たが、羽根車式流量計の高感度化が進むにつれ
て、その測定レンジが広がり、微流量域の性能改
善が進められるようになつて無視できない問題点
となつた。
ロ 考案の構成
ロ−１ 問題点を解決するための手段
この考案は上記の問題点を解決するために、貫
通穴を中心として表面の相対する直径方向の位置
にＮ極とＳ極を着磁し、裏面には表面の磁極と対
向した位置に逆の極性のＳ極とＮ極を着磁した円
筒形マグネツトを、羽根車の軸に軸心を合わせて
装着したことを特徴とするものである。このよう
にしたため、マグネツトの表面の磁性に作用する
地磁気のトルクと、裏面の磁極に作用する地磁気
のトルクとが相殺され、羽根車の回転トルクが地
磁気の影響で変動することが無くなつた。
通穴を中心として表面の相対する直径方向の位置
にＮ極とＳ極を着磁し、裏面には表面の磁極と対
向した位置に逆の極性のＳ極とＮ極を着磁した円
筒形マグネツトを、羽根車の軸に軸心を合わせて
装着したことを特徴とするものである。このよう
にしたため、マグネツトの表面の磁性に作用する
地磁気のトルクと、裏面の磁極に作用する地磁気
のトルクとが相殺され、羽根車の回転トルクが地
磁気の影響で変動することが無くなつた。
ロ−２ 実施例
図面の実施例は、この考案を接線流羽根車式流
量計に用いたもので、羽根車１の軸２には円筒形
マグネツト３が嵌合固着されている。マグネツト
３はその貫通穴に軸２を通すことで軸２の軸心と
同心に装着されている。
量計に用いたもので、羽根車１の軸２には円筒形
マグネツト３が嵌合固着されている。マグネツト
３はその貫通穴に軸２を通すことで軸２の軸心と
同心に装着されている。
そして、貫通穴を中心として、表面の相対する
直径方向の位置に１対のＮ極とＳ極を着磁し、裏
面には表面の前記磁極と対向した位置に逆の極性
のＳ極とＮ極を着磁してある。
直径方向の位置に１対のＮ極とＳ極を着磁し、裏
面には表面の前記磁極と対向した位置に逆の極性
のＳ極とＮ極を着磁してある。
４は流量計の下部ケースで、その底面に固定さ
れたピポツト５の上端が、羽根車１の軸２を回転
可能に支承している。６は上部ケースで、その下
面外周と下部ケース４との間にＯリング７が水密
的に挿着されている。
れたピポツト５の上端が、羽根車１の軸２を回転
可能に支承している。６は上部ケースで、その下
面外周と下部ケース４との間にＯリング７が水密
的に挿着されている。
被計測流体は入口８から入り、計量室９へ接線
状に入る噴射水流となつて、羽根車１を回転さ
せ、出口１０から流出する。羽根車１はピポツト
５に支承されて、軸２を中心に流量に比例した回
転数で回転する。
状に入る噴射水流となつて、羽根車１を回転さ
せ、出口１０から流出する。羽根車１はピポツト
５に支承されて、軸２を中心に流量に比例した回
転数で回転する。
この回転は、上部ケース６の上部に固設された
磁気センサ１１で、マグネツト２の回転磁界をセ
ンシングすることで検出される。磁気センサ１１
の信号は、センサと１体の増幅回路で増幅してト
ランジスタのオープンコレクタ出力として、電線
１２で電子回路１３に伝送される。電子回路１３
はこの出力信号を受けて表示器１４に瞬間流量ま
たは積算流量を表示する。１５は電池である。
磁気センサ１１で、マグネツト２の回転磁界をセ
ンシングすることで検出される。磁気センサ１１
の信号は、センサと１体の増幅回路で増幅してト
ランジスタのオープンコレクタ出力として、電線
１２で電子回路１３に伝送される。電子回路１３
はこの出力信号を受けて表示器１４に瞬間流量ま
たは積算流量を表示する。１５は電池である。
なお上記実施例では、第１図に示すように、上
部ケース６の上部隔壁６ａの上面に磁気センサ１
１を設置し、羽根車１の軸２に嵌めて溶着したマ
グネツト３の磁界をセンシングする構造とした
が、第４図のように、羽根車１の上端部にマグネ
ツト３を固設しても良いし、また第５図のよう
に、羽根車１の上端部に固設したマグネツト３の
側方に、上部隔壁６ａの凹部６ｂを設け、この凹
部に磁気センサ１１を挿入配置して、マグネツト
３の側方の磁界をセンシングする構造としても良
い。
部ケース６の上部隔壁６ａの上面に磁気センサ１
１を設置し、羽根車１の軸２に嵌めて溶着したマ
グネツト３の磁界をセンシングする構造とした
が、第４図のように、羽根車１の上端部にマグネ
ツト３を固設しても良いし、また第５図のよう
に、羽根車１の上端部に固設したマグネツト３の
側方に、上部隔壁６ａの凹部６ｂを設け、この凹
部に磁気センサ１１を挿入配置して、マグネツト
３の側方の磁界をセンシングする構造としても良
い。
ハ 考案の効果
微流量測定時における羽根車流量計の器差性能
を著しく向上させることができる。
を著しく向上させることができる。
第１図はこの考案の実施例の縦断面、第２図と
第３図は第１図の実施例におけるマグネツトの磁
極と磁界を示す縦断面と斜視図、第４図と第５図
はそれぞれ他の実施例を示す要部縦断面である。 １……羽根車、２……軸、３……円筒形マグネ
ツト。
第３図は第１図の実施例におけるマグネツトの磁
極と磁界を示す縦断面と斜視図、第４図と第５図
はそれぞれ他の実施例を示す要部縦断面である。 １……羽根車、２……軸、３……円筒形マグネ
ツト。
Claims (1)
- 貫通穴を中心として表面の相対する直径方向の
位置にＮ極とＳ極を着磁し、裏面には表面の磁極
と対向した位置に逆の極性のＳ極とＮ極を着磁し
た円筒形マグネツトを、羽根車の軸に軸心を合わ
せて装着したことを特徴とする羽根車式流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9513786U JPH051784Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9513786U JPH051784Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS632114U JPS632114U (ja) | 1988-01-08 |
| JPH051784Y2 true JPH051784Y2 (ja) | 1993-01-18 |
Family
ID=30959340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9513786U Expired - Lifetime JPH051784Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051784Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP9513786U patent/JPH051784Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS632114U (ja) | 1988-01-08 |
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