JPH0543384Y2 - - Google Patents

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JPH0543384Y2
JPH0543384Y2 JP15974887U JP15974887U JPH0543384Y2 JP H0543384 Y2 JPH0543384 Y2 JP H0543384Y2 JP 15974887 U JP15974887 U JP 15974887U JP 15974887 U JP15974887 U JP 15974887U JP H0543384 Y2 JPH0543384 Y2 JP H0543384Y2
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transmitting
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、容積流量計、より詳細には、内外筒
別体をなす容積流量計の回転子回転を検出する簡
易な検出構造に関する。
従来技術 容積流量計は、計量室内で回転する回転子の排
出する排出量が定まることを利用して回転子の回
転を外部に取出して計数して流量を積算するか、
回転速度から瞬時流量を求めるものであることは
周知である。非円形歯車式流量計は計量室内で噛
合回転する非円形歯車の回転を求めるものであ
る。
第2図は、従来の容積流量計の一例を説明する
ための図で、同図は、流れが紙面に向つている流
量計の断面を示し、回転子の回転を磁気的に検出
して電気的に流量表示するものである。図におい
て、1は外筐で、該外筐は計量室2を穿設して有
しており、該計量室2には2本の固定軸4が固設
され、該固定軸4には一対の噛合する非円形歯車
回転子3が回転自在に軸承され、計量室2は回転
子3と微小隙間をもつて上蓋6により外筐1に冠
着されている。即ち、流体は回転子3と計量室2
とのなす容量以外の洩れ量を微小とすることによ
り流量精度を保持することが試みられるものであ
る。回転子3の回転は何れか一方の回転子3の端
面に軸対称に一対の発信磁石5が埋設されてお
り、該発信磁石5の磁束の変化を、該発信磁石5
の回転軌跡上に中心をもつ磁気センサ7により磁
気抵抗変化として検出する。磁気センサ7は磁気
抵抗素子(図示せず)を埋設した筒状体で保護筒
8底部でビス等により固設され、磁気抵抗素子は
磁束密度の大きい位置に配置するため上蓋6の発
信磁石5の回転軌跡上に凹部61を穿設し、該凹
部61に磁気センサ7に緩挿される形になつてい
る。ここで、保護筒8は上蓋6上にビス12によ
り螺着される。発信磁石5は円筒上で軸方向に着
磁され互いの磁石は反対の極が端面にあるように
埋設される。磁気抵抗素子は強磁性薄膜の異方性
磁気抵抗効果により外部磁界の強弱、方向により
抵抗値が変化することを利用した磁電素子である
が、ここでは第3図に示す構造の2素子磁気抵抗
素子を用いる。この磁気抵抗素子は絶縁基板20
0上に格子状磁気抵抗R1(θ),R2(θ)とが互い
に直交するように配置されて、格子状磁気抵抗に
磁束が直交するとき抵抗変化量が最大となる。抵
抗値は端子T1,T2,T3から出力される。
従来技術における問題点 上述した従来技術では、流量計本体につていみ
ると、計量室2には被測定流体が流入するが、同
時に被測定流体圧力も付加される。流体圧力が大
きい場合は、内圧により外筐1が外に膨張し、こ
の結果、回転子3と計量室2との間の隙が大きく
なり、該隙からのリーク量が多くなる。即ち、正
確な回転子3による流体排除量に対して誤差をも
たらす。一方、検出側でみると回転子3の端面に
一対の発信磁石5を埋設することは手数が2倍か
かることであり、しかも完全に均等して埋設する
ことが困難である等の問題があつた。
問題点解決のための手段 本考案は、上述した従来の流量計の問題点を解
決するために、回転子に回転軸を貫通固着して一
体とし、内筒計量室内で噛合回転可能に軸承し、
該内筒を外筒内に嵌挿してから上蓋を冠着し、該
上蓋の何れか一方の回転子軸に面する位置に非磁
性隔板を配設し、該隔板に対向して回転子軸端面
に埋設され、該端面に平行した磁性を有する発信
磁石と、回転子軸から偏心した発信磁石の磁極上
に配設された磁気抵抗素子とを有するもので、流
体圧力影響を内筒内即ち計量室と回転子との間に
及ぼさず、高精度を維持することを目的とし、更
に、内筒を樹脂モールド等で安価な材料で構成し
て外筒で耐圧を保つ安価な流量計を提供すること
を目的とし、更には、発信磁石を回転軸内に埋設
しかつ磁気センサを偏心した発信磁石の磁極上に
配置することにより1箇の発信磁石で安価、高精
度な回転子回転検出を可能とすることを目的とす
るものである。
実施例 第1図は、本考案の一実施例を説明するための
図で、図中、第2図に示した従来技術と共通する
構成要素については第2図の場合と同一の符号を
付しその説明を省く。なお、第1図においても第
2図の場合と同様に流れは紙面に垂直の方向に流
れるものとする。回転子3は回転軸41を貫通固
着されて一体構成となり、回転軸41は軸孔20
3に軸支され、噛合収容される。回転軸41の他
端は計量室2を覆冠する内筒蓋202に穿設され
た軸孔204に軸支され、回転子3は内筒201
内に一体となり軸孔203,204を軸受として
噛合回転可能となつている。該円筒201は紙面
垂直方向の流入,流出側に開口し(図示せず)流
体導入可能な構造をもつている。内筒201は樹
脂モールドでできており、外筒101に嵌挿され
外筒蓋102により、外筒底部104aおよび外
筒蓋肩部104bにおいてOリング13により液
密に外筒101に内筒部を押圧冠着される。内外
筒201,101間の接触面である外筒内側面1
05においては、流れが封止されるように隙間を
極力小さくしてある。被測定流体は内筒201の
計量室2内のみを流通するように流入,流出口は
封止されているが、流体は内,外筒201,10
1間に流入して、流体圧が内筒201を含み外筒
101内において同一となるため、計量室2は流
体圧力によりひずむことなく、従つて、容積変化
もなく、圧力影響のない高精度の計測を可能とす
る。回転子3の回転は、磁気的に検出される何れ
か一方の回転子軸41の内筒蓋202側の端面に
軸と直交する方向に着磁された発信磁石51にお
ける回転磁束を検出するもので、該回転磁束は磁
気センサ7によつて検出される。磁気センサ7は
保護筒8底部に絶縁基板200を軸上に底部に直
交するように固設され、更に保護筒8、表示部9
と共に一体構成され、該一体構成体は外筒蓋10
2にビス12等の固設手段により着脱可能に配設
される。磁気センサ7は外筒外で、発信磁石5と
対向配置されているので、外筒蓋102の発信磁
石5と対向する位置に非磁性隔板103を液密に
嵌着される。非磁性隔板103は底面を有する円
筒状体で、該円筒状体外側面を外筒蓋102内に
環挿されたOリング106によりシールされる。
磁気センサ7内に埋設された磁気抵抗素子に対し
て、発信磁石5の磁極S,Nを直上の位置に配置
したとき、磁気抵抗素子に対する叉交する磁束密
度が大きくなり高感度となる。即ち、磁気センサ
7を発信磁石51の磁極の位置になるよう回転軸
の軸心とδだけ偏位した位置に設定する。
効 果 本考案の流量計によれば、計量室2が外筒10
1、外筒蓋102内に収納され、計量室2内外圧
力は被測定流体圧力となるので流体圧力変化によ
り計量室2内の歪による変化は生ずることなく高
精度な計測が可能となる。しかも、内筒材質は安
価な樹脂モールド材でもよく生産性も高まり、発
信磁石51も回転子3に単独埋設され、磁気セン
サ7と高感度な検出可能位置に偏心して配設され
るのでS/N比の優れた流量信号を発信すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の流量計の流れ方向からみた
要部断面説明図で、第2図は、従来の容積流量計
を流れ方向からみた要部断面図、第3図は、2素
子磁気抵抗素子の構造説明図である。 3……回転子、7……磁気センサ、8……保護
筒、9……表示部、41……回転軸、51……発
信磁石、101……外筒、102……外筒蓋、1
03……隔板、201……内筒、202……内筒
蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流管に介装される外筒と、該外筒内に嵌挿さ
    れ、計量室内で流量に応じて対をなして回転する
    回転軸を貫通固着した回転子を回転自在に軸承す
    る内筒と、外筒内に嵌挿された内筒を液密に冠着
    する上蓋とからなり、該上蓋の何れか一方の回転
    子軸に面する位置に非磁性隔板を配設し、該隔板
    を挟み、接液内の回転子軸端面に埋設され、該端
    面に平行した磁極を有する発信磁石と、回転子軸
    から偏心した前記発信磁石の磁極上の接液外に磁
    気抵抗素子とを各々配置したことを特徴とする容
    積流量計。
JP15974887U 1987-10-19 1987-10-19 Expired - Lifetime JPH0543384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15974887U JPH0543384Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15974887U JPH0543384Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0164027U JPH0164027U (ja) 1989-04-25
JPH0543384Y2 true JPH0543384Y2 (ja) 1993-11-01

Family

ID=31441219

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15974887U Expired - Lifetime JPH0543384Y2 (ja) 1987-10-19 1987-10-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110892613B (zh) 2017-07-14 2022-02-11 三菱电机株式会社 旋转电机

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JPH0164027U (ja) 1989-04-25

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