JPH05178324A - 真空包装装置 - Google Patents

真空包装装置

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JPH05178324A
JPH05178324A JP3340532A JP34053291A JPH05178324A JP H05178324 A JPH05178324 A JP H05178324A JP 3340532 A JP3340532 A JP 3340532A JP 34053291 A JP34053291 A JP 34053291A JP H05178324 A JPH05178324 A JP H05178324A
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bag
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Yasuo Komori
康男 小森
Shinichi Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【目的】包装物を真空包装する装置のチャンバー内に計
量装置を一体化することにより装置の設置スペースを小
さくするとともに作業性を向上する。 【構成】筐体1の上にロアーチャンバー3とこのロアー
チャンバーに対して開閉自在なアッパーチャンバー4か
らなるチャンバーを取付け、ロアーチャンバー内にロー
ドセル式計量装置7及びエアーバック8を内蔵してい
る。そしてエアーバックの上に保護部材9を介してヒー
トシール10を取付けている。ロアーチャンバーにはア
ッパーチャンバーの閉塞状態を検出する検出スイッチ1
2を設け、筐体内にはチャンバー内を真空にするための
真空ポンプ18、この真空ポンプとチャンバーとの間に
介在する真空用電磁弁20、真空ポンプとエアーバック
との間に介在するヒートシール用電磁弁21を収納して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重量検知機構を内蔵し
た真空包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、真空包装装置は、チャンバー内に
袋に収納された包装物を収納し、チャンバーを閉じた状
態で真空機構を駆動してチャンバー内を真空状態にし、
その後袋をシールして真空包装を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため包装物を真空
パックし、かつ計量するには真空包装装置と計量装置の
両方を用意しなければならず、装置の設置スペースが大
きくなるとともに作業が面倒となる問題があった。
【0004】そこで本発明は、包装物を真空パックする
とともに計量する場合に、装置の設置スペースを小さく
できるとともに作業性を向上できる真空包装装置を提供
しようとするものである。また本発明は、さらに作業性
を向上できる真空包装装置を提供しようとするものであ
る。また本発明は、単品毎に設定された真空度に応じた
精度の高い真空包装ができる真空包装装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
袋に収納された包装物を開閉自在なチャンバー内に収納
し、そのチャンバー内を真空状態にして真空包装する真
空包装装置において、チャンバー内に重量検知機構を内
蔵し、包装物をその重量検知機構で計量するものであ
る。
【0006】請求項2対応の発明は、開閉自在なチャン
バーと、このチャンバー内に内蔵された重量検知機構
と、チャンバーの開閉機構と、チャンバー内を真空にす
る真空機構と、チャンバーの開放状態において重量検知
機構により袋に収納された包装物の計量が行われ計量完
了信号が出力されると、開閉機構を駆動してチャンバー
を閉塞させる手段と、開閉機構によるチャンバーの閉塞
が完了すると真空機構を駆動する手段と、真空機構によ
る真空動作が完了すると袋をシールする手段と、この手
段によるシール動作が完了すると開閉機構を駆動してチ
ャンバーを開放させる手段とを設けたものである。
【0007】請求項3対応の発明は、袋に収納された包
装物を開閉自在なチャンバー内に収納し、そのチャンバ
ー内を真空状態にして真空包装する真空包装装置におい
て、チャンバー内に重量検知機構を内蔵するとともに包
装物の単品毎に真空度データを設定したメモリを設け、
包装物をその重量検知機構で計量するとともに、その計
量した包装物に対応した真空度データをメモリから読出
し、その真空度データに基づいてチャンバー内を真空状
態にするものである。
【0008】
【作用】このような構成の本発明においては、1台の装
置で包装物の計量と真空包装ができる。
【0009】すなわちチャンバーの開放状態において重
量検知機構により袋に収納された包装物を計量する。そ
して計量が完了して計量完了信号が出力されると、開閉
機構が駆動してチャンバーが閉塞され、チャンバーの閉
塞が完了すると真空機構が駆動してチャンバー内が真空
にされる。そして真空動作が完了すると袋がシールさ
れ、このシール動作が完了すると開閉機構が駆動してチ
ャンバーが開放される。またチャンバー内の真空の度合
いが計量する包装物に対応した真空度データに基づいて
決定される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1は外観を示す斜視図で、筐体1の前面
には操作パネルユニット2が取付けられ、筐体1の上に
はロアーチャンバー3とこのロアーチャンバー3に対し
て開閉自在なアッパーチャンバー4からなるチャンバー
が取付けられている。
【0012】前記操作パネルユニット2には、電源スイ
ッチ2a、ホールド用スイッチ2b、ジャンプ用スイッ
チ2c、ガス用スイッチ2d、秤用キーボード2e、真
空タイマー2f、シールタイマー2g、ガスタイマー2
h、真空計2i、表示器2j、ラベル発行口2kが設け
られている。
【0013】前記筐体1の一側面には扉5が設けられて
いる。前記筐体1の他側面と前記アッパーチャンバー4
の間にはアッパーチャンバー4の開閉機構の一部を構成
するアーム6が取付けられている。
【0014】そして図2に示すように、前記ロアーチャ
ンバー3内には重量検知機構としてのロードセル式計量
装置7、エアーバック8が内蔵されている。前記エアー
バック8の上には保護部材9を介してヒータで構成され
たヒートシール10が取付けられている。前記ヒートシ
ール10と対向するアッパーチャンバー4の内側には支
持部材11が取付けられている。また前記ロアーチャン
バー3内には前記アッパーチャンバー4の閉塞状態を検
出する検出スイッチ12が設けられている。
【0015】前記アッパーチャンバー4の先端部と後端
部の内側には機密姓を保持するためのOリング13a,
13bが設けられ、また先端部の外側には把手14が設
けられている。前記ロアーチャンバー3内の後端にはフ
イルタ15を介して排気口16が設けられている。前記
ロアーチャンバー3の底部先端側にはガス接続管17が
設けられている。
【0016】前記筐体1内には底部に真空機構を構成す
る真空ポンプ18、真空破壊弁19が収納され、また前
記ロアーチャンバー3の底部外側には真空用電磁弁2
0、ヒートシール用電磁弁21が取付けられている。前
記真空ポンプ18と真空用電磁弁20及びヒートシール
用電磁弁21とはホース22によって途中分岐管23を
介して連通され、前記真空破壊弁19と排気口16及び
真空用電磁弁20とはホース24によって途中分岐管2
5を介して連通されている。前記ヒートシール用電磁弁
21はホース32を介して前記エアーバック8に連通し
ている。
【0017】また前記筐体1内には図3に示すように、
ガス用電磁弁26が収納され、そのガス用電磁弁26は
ホース27を介して前記ガス接続管17に連通するとと
もに、ホース28を介して外部に突出されたガス取入れ
管29に連通している。また前記筐体1内には回路部品
を配置した回路基板30が基板取付金具31に固定され
て収納されている。前記回路基板30の回路部品は前記
ロードセル式計量装置7のロードセル、前記真空ポンプ
18、前記操作パネルユニット2の各部品等とリード線
により接続されている。
【0018】前記ロードセル式計量装置7の台7aの上
にはプラスチック袋33に収納された包装物34が載置
されるようになっている。そして前記プラスチック袋3
3の開口部側は前記ヒートシール10と支持部材11と
の間を通して配置され、その先端開口部には前記ガス接
続管17が挿入されるようになっている。
【0019】また前記筐体1内には図4に示すように、
ラベルプリンタユニット35が収納されている。前記ラ
ベルプリンタユニット35はラベルロール36から送出
される台紙付ラベル用紙37に対してプリンタ38でデ
ータを印字し、前記ラベル発行口2kからラベル39を
発行するとともに台紙40を巻取ロール41で巻き取る
ようになっている。
【0020】さらに前記筐体1内側壁には図5に示すよ
うに、真空開放弁42が固定され、この真空開放弁42
はホース43を介して前記真空破壊弁19に連通すると
ともにホース44を介してサイレンサー45にも連通し
ている。前記真空開放弁42は筐体1の外部に取付けら
れたつまみ46によって弁の開放度合いが調整できるよ
うになっている。
【0021】前記チャンバー3,4、真空ポンプ18、
各弁19,20,21,26,42の連通関係を模式的
に示すと図6に示すようになる。ガス用電磁弁26は外
部においてガスボンベ47と連通されることになる。な
お、図中実線の矢印は真空用電磁弁20、ヒートシール
用電磁弁21、ガス用電磁弁26の開放時の空気及びガ
スの流れを示し、また図中点線の矢印は真空破壊弁19
の開放時の空気の流れを示している。
【0022】図7は回路構成を示すブロック図で、51
は制御部本体を構成するCPU(中央処理装置)、52
はこのCPU51が各部を制御するプログラムデータが
格納されたROM(リード・オンリー・メモリ)、53
は単価、品名、部門コード、ガス注入の有無等からなる
PLUデータ及び真空度データが単品毎に設定されたP
LUファイル、印字バッファ、表示バッファ等が設定さ
れたRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、54は前
記ロードセル式計量装置7からのアナログな重量信号を
デジタル変換して取り込むA/D変換器、55は前記表
示器2jに表示データを出力して表示制御を行う表示コ
ントローラ、56は前記プリンタ38を制御してラベル
39へのデータ印字を行なわせるプリンタコントロー
ラ、57は前記秤用キーボード2eからのキー信号取り
込みを行うキーボードコントローラである。
【0023】また58は前記各種スイッチ2a〜2d、
2f〜2h並びに前記真空計2iと接続され、前記各種
スイッチ2a〜2d、2f〜2h、12からのスイッチ
信号を入力処理すると共に前記真空計2iの駆動信号を
出力処理するI/Oポート、59は前記アーム6を駆動
して前記アッパーチャンバー4を開閉動作する開閉機構
60と接続されたI/Oポート、61は前記シール電磁
弁21を制御するシールタイマ、62は前記真空ポンプ
18を制御するポンプコントローラ、63は前記真空用
電磁弁20を制御する真空タイマ、64は前記真空破壊
弁19を制御する真空破壊タイマ、65は前記ガス用電
磁弁26を制御するガスタイマである。
【0024】前記CPU51とROM52、RAM5
3、A/D変換器54、各コントローラ55,56,5
7,62、各I/Oポート58,59、各タイマ61,
63,64,65とはバスライン66によって電気的に
接続されている。
【0025】前記CPU51はROM52内のプログラ
ムデータに基づいて図8に示す制御を行うようになって
いる。まずRAM53等の各種初期化を行い、続いて前
記表示器2jの表示スキャンを行って表示チェックを行
う。続いて計量装置7から取り込んだデータがゼロ点範
囲に入っているか否かをチェックする。そしてゼロ点範
囲に入っていればオートゼロ処理を行う。
【0026】以上の前処理が終了すると計量装置7によ
る計量動作が可能となる。この状態ではA/D変換器5
4から重量データを取り込みデータ処理を行う。また各
スイッチ2a〜2d,2f〜2hのステータスを読み込
む。続いてモードが設定モードか、登録モードか、それ
以外のモードかをチェックし、設定モードであれば設定
処理を行い、登録モードであれば登録処理を行う。
【0027】設定処理は図9に示すように、PLU設定
モードか否かをチェックし、PLU設定モードでなけれ
ば他の設定処理を行う。またPLU設定モードであれば
続いて秤用キーボード2eからのキー入力があるか否か
をチェックし、キー入力がPLUデータのキー入力であ
ればPLUデータの設定を行う。すなわちRAM53の
PLUファイルに対して単品毎の品名、単価、部門コー
ド、ガス注入の有無等を設定する。そして設定されたデ
ータをその都度表示器2jに表示させる。またキー入力
が真空度データのキー入力であれば真空度データの設定
を行う。すなわちRAM53のPLUファイルに対して
単品毎の真空度データを設定する。そして設定されたデ
ータをその都度表示器2jに表示させる。
【0028】登録処理は図10に示すようにまず秤用キ
ーボード2eからのキー入力があるか否かをチェック
し、キー入力がPLUの指定キーであればPLUファイ
ルから指定されたPLUデータ及び真空度データを読み
込む。続いて重量データの取込みが行われたか否かをチ
ェックし、重量データが取込まれていれば重量データが
安定するのを待ってから、重量×単価により値段を算出
する。そして重量、単価、値段、品名、部門コード等の
表示データを表示バッファにセットするとともに印字バ
ッファにセットする。そしてプリンタユニット35を駆
動しプリンタ38によりラベル39にデータを印字して
ラベル発行を行うとともに計量完了信号が発生する。
【0029】計量完了信号が発生すると、I/Oポート
59を介して開閉機構60を駆動して前記アッパーチャ
ンバー4を閉塞させる。そして前記検出スイッチ12の
スイッチ信号により、アッパーチャンバー4が閉じたか
否かをチェックする。アッパーチャンバー4が閉じる
と、続いて前記ポンプコントローラ62を制御して真空
ポンプ18を駆動させるとともに真空タイマ63により
真空用電磁弁20を開放させる。
【0030】そしてチャンバー内の真空度とPLUファ
イルから読み出された真空度データを比較し、チャンバ
ー内の真空度が真空度データに一致すると、真空ポンプ
18を停止制御する。続いてガス注入の有無をチェック
し、ガス注入有りであればガスタイマ65でガス用電磁
弁26を一定時間開放してガスボンベ47の不活性ガス
をガス接続管17を介してプラスチック袋33内に供給
する。続いてシールタイマ61によりシール電磁弁21
の片方を開放して外部の空気をエアーバック8に供給す
る。これによりエアーバック8が膨らんでヒートシール
10が上昇し、プラスチック袋33をヒートシール10
と支持部材11で挟んでプラスチック袋33を加熱溶着
させシールする。そしてシールタイマ61がタイムアッ
プするとシール電磁弁21が閉じ同時に真空用電磁弁2
0も閉じ、さらに真空破壊弁19が開放してチャンバー
内に空気が供給される。このときの空気の吸引の音はサ
イレンサ45によって抑制される。
【0031】そして最後にI/Oポート59を介して開
閉機構60が動作されアッパーチャンバー4が開放され
る。なお、真空開放弁42は前記アッパーチャンバー4
の開閉動作の早さ、すなわちチャンバー内の真空を大気
圧に戻す早さを調整するためのもので、その調整はつま
み46によって行われる。
【0032】なお、チャンバー内が真空ポンプ18によ
り真空制御されているときに前記ホールド用スイッチ2
bを操作すると、チャンバー内がそのときの真空度でホ
ールドされ、この状態で再度ホールド用スイッチ2bを
操作すると真空ポンプ18による真空制御が引き続き継
続されるようになっている。
【0033】またチャンバー内が真空ポンプ18により
真空制御されているときに前記ジャンプ用スイッチ2c
を操作すると、真空工程が直ちに終了して次の工程、す
なわちガス注入があるときにはガス注入工程へ、またガ
ス注入が無いときにはシール工程へジャンプするように
なっている。
【0034】このような構成の実施例においては、アッ
パーチャンバー4が開いている状態で、まずプラスチッ
ク袋33内に包装物34を収納して計量装置7に載せ
る。そして秤用キーボード2eを操作して包装物34に
対応するPLU指定を行う。これによりPLUファイル
から包装物34に対応する品名、単価、部門コード、ガ
ス注入の有無、真空度データが読み出される。そして重
量×単価により値段が算出される。こうして重量、品
名、単価、部門コードが表示器2jに表示される。また
重量、品名、単価、部門コードがプリンタ38によりラ
ベル39に印字されてラベル発行が行われる。
【0035】以上のラベル発行動作が終了すると計量完
了信号が発生し、これにより開閉機構60が動作してア
ッパーチャンバー4を閉塞させる。そしてアッパーチャ
ンバー4の閉塞が検出スイッチ12により確認される
と、ポンプコントローラ62により真空ポンプ18が動
作されると共に真空タイマ63により真空用電磁弁20
が開放される。こうしてチャンバー内の空気が抜かれ真
空度が高められる。そしてチャンバー内の真空度が読み
出された真空度データに一致すると、真空ポンプ18の
動作が停止される。
【0036】続いてガス注入の有無がチェックされ、も
しガスを注入することが設定されていれば、ガスタイマ
65によりガス用電磁弁26が一定時間開放されてガス
ボンベ47から不活性ガスがプラスチック袋33内に供
給される。
【0037】その後シールタイマ61によりシール電磁
弁21の片方が開放されて外部の空気がエアーバック8
に供給され、ヒートシール10によりプラスチック袋3
3がシールされる。そしてシールタイマ61がタイムア
ップするとシール電磁弁21が閉じられ、また真空用電
磁弁20も閉じられ、さらに真空破壊弁19が開放され
てチャンバー内に空気が供給される。そして最後に開閉
機構60によりアッパーチャンバー4が開放される。し
かしてチャンバー内から真空パックされた包装物を取出
し、外部に発行されたラベル39を貼れば1個の商品の
真空包装作業が終了することになる。
【0038】このようにチャンバー内に計量装置7を一
体に組込むことによって全体を1つの装置内にコンパク
トにまとめることができ、必要とする装置の設置スペー
スを小さくできるとともに、作業時間の短縮や作業の容
易性を図ることができて作業性を向上できる。
【0039】また計量装置7による計量が終了すると、
ラベル発行が行われると共にアッパーチャンバー4が自
動的に閉塞して真空包装動作が開始され、真空包装が終
了するとアッパーチャンバー4が自動的に開放するの
で、操作がきわめて簡単となり、作業性をさらに向上で
きる。またPLUファイルに単品毎に真空度データを予
め設定し、その真空度データに基づいた真空度で真空包
装ができるので、精度の高い真空包装ができる。
【0040】さらにチャンバー内が真空ポンプ18によ
り真空制御されているときにホールド用スイッチ2bを
操作すると、チャンバー内をそのときの真空度でホール
ドでき、またチャンバー内が真空ポンプ18により真空
制御されているときにジャンプ用スイッチ2cを操作す
ると、真空工程が直ちに終了して次の工程へジャンプで
きるので、設定されている制御以外の制御も簡単に行う
ことができ、制御の自由度を向上できる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、包
装物を真空パックするとともに計量する場合に、装置の
設置スペースを小さくできるとともに作業性を向上でき
る真空包装装置を提供できるものである。また本発明に
よれば、作業性をさらに向上できる真空包装装置を提供
できるものである。また本発明によれば、単品毎に設定
された真空度に応じた精度の高い真空包装ができる真空
包装装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の外観を示す斜視図。
【図2】同実施例の内部構成を示す断面図。
【図3】同実施例の内部構成を示す断面図。
【図4】同実施例の内部構成を示す断面図。
【図5】同実施例の構成を示す一部断面した正面図。
【図6】同実施例のチャンバー、真空ポンプ及び各弁の
連通関係を模式的に示す図。
【図7】同実施例の回路構成を示すブロック図。
【図8】同実施例のCPUによるメイン処理を示す流れ
図。
【図9】図8における設定処理を示す流れ図。
【図10】図8における登録処理を示す流れ図。
【符号の説明】
1…筐体、3…ロアーチャンバー、4…アッパーチャン
バー、2e…秤用キーボード、7…ロードセル式計量装
置、10…ヒートシール、12…検出スイッチ、18…
真空ポンプ、20…真空用電磁弁、21…シール用電磁
弁、33…プラスチック袋、34…包装物、35…プリ
ンタユニット、51…CPU(中央処理装置)、60…
開閉機構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋に収納された包装物を開閉自在なチャ
    ンバー内に収納し、そのチャンバー内を真空状態にして
    真空包装する真空包装装置において、前記チャンバー内
    に重量検知機構を内蔵し、前記包装物をその重量検知機
    構で計量することを特徴とする真空包装装置。
  2. 【請求項2】 開閉自在なチャンバーと、このチャンバ
    ー内に内蔵された重量検知機構と、前記チャンバーの開
    閉機構と、前記チャンバー内を真空にする真空機構と、
    前記チャンバーの開放状態において前記重量検知機構に
    より袋に収納された包装物の計量が行われ計量完了信号
    が出力されると、前記開閉機構を駆動して前記チャンバ
    ーを閉塞させる手段と、前記開閉機構による前記チャン
    バーの閉塞が完了すると前記真空機構を駆動する手段
    と、前記真空機構による真空動作が完了すると前記袋を
    シールする手段と、この手段によるシール動作が完了す
    ると前記開閉機構を駆動して前記チャンバーを開放させ
    る手段とを設けたことを特徴とする真空包装装置。
  3. 【請求項3】 袋に収納された包装物を開閉自在なチャ
    ンバー内に収納し、そのチャンバー内を真空状態にして
    真空包装する真空包装装置において、前記チャンバー内
    に重量検知機構を内蔵するとともに包装物の単品毎に真
    空度データを設定したメモリを設け、前記包装物をその
    重量検知機構で計量するとともに、その計量した包装物
    に対応した真空度データを前記メモリから読出し、その
    真空度データに基づいて前記チャンバー内を真空状態に
    することを特徴とする真空包装装置。
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