JPH0517829Y2 - - Google Patents

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JPH0517829Y2
JPH0517829Y2 JP1987201159U JP20115987U JPH0517829Y2 JP H0517829 Y2 JPH0517829 Y2 JP H0517829Y2 JP 1987201159 U JP1987201159 U JP 1987201159U JP 20115987 U JP20115987 U JP 20115987U JP H0517829 Y2 JPH0517829 Y2 JP H0517829Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフローテイングを備えたICソケツト
に関する。
(従来の技術) 第9図は従来のフローテイングを備えている従
来のICソケツトの斜視図で、イはICパツケージ
を乗載する前の状態で押えカバーを省略した斜視
図、ロはフローテイングの斜視図、第10図は押
えカバーを開いた状態の平面図である。図中、フ
ローテイング2がソケツト本体1の上面に図示し
ていない脚により位置決めされ、上下方向にのみ
摺動自在に設けられている。ソケツト本体1とフ
ローテイング2との間にはばね3が挿入され、フ
ローテイング2は上方に弾圧されている。該フロ
ーテイング2の両側にはICパツケージ5のリー
ド端子5−1と接触するコンタクトピン4が一定
間隔で列設されている。
フローテイング2は第9図ロに示すように、両
側に突堤2−1が設けられており、この突堤2−
1にはICパツケージ5のリード端子5−1が乗
載する溝2−2が同一ピツチで列設されている。
押えカバー6は第10図に示すように、ソケツ
ト本体1の一端に軸7で枢支されており、ソケツ
ト本体1との対向面にコンタクトピン4の接触片
に対応する位置にICパツケージ5を押し下げる
押さえパツド6−1が突出されている。
上述のフローテイング2の溝2−2にリード端
子5−1を嵌入してICパツケージ5を配置し、
その後、押えカバー6を回動して図示しないロツ
ク機構でロツクする。この状態で、リード端子5
−1は押えパツド6−1でコンタクトピン4の接
触片に押圧されて接触する。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のICソケツトでは、フローテイング2は
溝2−2がICパツケージ5のリード端子5−1
よりも幅広である。このため、前記押えカバー6
の押し下げに伴いリード端子5−1が移動して位
置ずれを起こし、コンタクトピン4と接触不良に
なつてしまうことがある。特に、近年は高密度化
したICパツケージが生産されており、少しの移
動でも接触不良となる。
また、軸7側の押えパツド6−1が先にリード
端子5−1を押し下げるので、反対側のリード端
子5−1が浮き上つて突堤2−1の上面に乗り上
げ、リード端子5−1が変形することがある。
本考案は上述の問題点を解決して、リード端子
の位置ずれをなくし、コンタクトピンの接触不良
やリード端子の変形等を起こさないICソケツト
の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、コンタクトピン
の弾性湾曲部を遊嵌する挿入溝13が列設されて
いるソケツト本体と、該ソケツト本体上に配置さ
れ、かつ段状に折曲したガルウイング型のリード
端子を有するICパツケージを乗載するフローテ
イングと、該フローテイングの下側に配置され、
該フローテイングをソケツト本体に対して上方に
弾圧するための弾圧手段、例えば、ばねと、前記
ICパツケージのリード端子を押圧してコンタク
トピンと接触せしめる押えカバーとを備えている
ICソケツトにおいて、前記フローテイング30
には前記ICパツケージ40の段状に折曲したガ
ルウイング型のリード端子41の接触部を挿入す
る挿入孔31が設けられ、前記押えカバー20に
は上記フローテイング30の挿入孔31とその周
辺部とに跨がる位置に押えパツド24が設けら
れ、この押えカバーの閉蓋時にはフローテイング
と共にリード端子の接触部が共に押下げられ前記
リード端子41の接触部とコンタクトピン14の
接触片とが前記押えカバー20の押し下げによつ
て前記挿入孔31内で接触するようにしたもので
ある。
(作用) 上述のように、コンタクトピンとリード端子と
の接触はフローテイング30が押された後になさ
れる構造となつており、押えカバー20の押し下
げに伴う移動力はフローテイング30に吸収され
る。このためリード端子41の位置ずれが生じな
い。また両者の接触がフローテイング30の挿入
孔31内で行われ、押えカバー20の押えパツド
24は挿入孔31の内部には入らないので、リー
ド端子41の乗り上げやリード端子及びコンタク
トピンに過剰な押下力が加わることがない。
(実施例) 第1〜8図は本考案のICソケツトを示し、第
1図はその構成を示す分解斜視図、第2図は平面
図(ただし押えカバーの下側半分は切除してあ
る)、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図
は同じくB−B線断面図である。図示のようにソ
ケツト本体10は右側に軸受部11,11が突出
している。押えカバー20の右辺で上記ソケツト
本体10の軸受部11の内側に接する位置には軸
受部21,21が突出しており、この両方の軸受
部11,21を回動軸12が貫通して押えカバー
20はソケツト本体10に枢支され、スプリング
23により開く方向に弾撥されている。上記ソケ
ツト本体10において、軸受部11と反対側には
押えカバー20に枢支したロツク部材22の係止
片22−1を係止するための上面が斜面をなす鋸
歯状の係止突起17が設けられている。ロツク部
材22はスプリング25により、その下端の爪が
係止突起17と係止する方向(第3図において反
時計方向)に回動するように弾撥する。
このソケツト本体10の中央には十字状の凹所
1aがあり、この十字状の凹所1aの外方に伸び
る4つの部分1b,1b,1b,1bの底にはそ
れぞれ外方に伸びる多数のコンタクトピン挿入溝
13,13,…列をなして平行に穿設されてい
る。このコンタクトピン挿入溝13,13,…に
はコンタクトピン14,14,…を嵌合し、これ
らコンタクトピン14,14,…の下端に伸びる
脚14−2,14−2,…はコンタクトピン挿入
溝13,13,…より下方に接続端子として突出
せしめている。
上記凹所1aの中央の四隅には縦方向に伸びる
孔15,15,15,15が形成され、これらの
孔15,15,15,15内にはフローテイング
30の四隅より下方に伸びる脚32,32,3
2,32を摺動可能に挿入し、このフローテイン
グ30は脚32に嵌めた圧縮スプリング18によ
り上方に弾撥されている。この脚32の下端に
は、その脱出止め用の係止爪32−1が形成され
ている。
このフローテイング30は第1図のように上面
が四角形で中央部にICパツケージ40を挿嵌す
る四角形の凹所34があり、その周囲の四辺に前
記コンタクトピン14の接触片14−1が挿入さ
れる挿入孔31が四辺に対し直角方向でかつコン
タクトピン14と同一間隔で多数平行に穿設され
ている。このコンタクトピン14には弾性湾曲部
14−3があり、その先に前記接触辺14−1が
形成されている。
上記ソケツト本体10において、上記4つの孔
15のすぐ内側の四角形の四隅の位置でそれぞれ
対角線を挟んで対向した両側に一個ずつの案内突
起16が4組、合計8個突出している。これらの
案内突起16の内側の上部には第8図に示したよ
うに傾斜面16−1と、此の傾斜面16−1の下
端に連なつて切欠部16−2とが設けられてい
る。上記フローテイング30にはこの案内突起1
6の上端が挿入されるための位置決め孔33が穿
設されている。
第1図に示すように押えカバー20の裏面には
前記ソケツト本体1に挿入されたコンタクトピン
14の接触片14−1とフローテイング30の挿
入孔31に対応する位置に押えパツド24が突堤
状に突出している。
次に本考案のICソケツトの動作について説明
する。先ず、押えカバー20を開放状態にし、浮
上しているフローテイング30の凹所34に上側
からICパツケージ40の下部を嵌合し、リード
端子41を挿入孔31に挿入する。このときリー
ド端子41は第5図示のように挿入孔31内の中
間位置においてコンタクトピン14の接触片14
−1の上面に当接する。この状態で押えカバー2
0を閉じ、押えパツド24を介してフローテイン
グ30と、リード端子41をスプリング18の弾
力に抗して押し下げる。この場合押えカバー20
の押えパツド24は前記のように下端は挿入孔3
1の外側に跨がつているので、まず、フローテイ
ング30を、続いてリード端子41の先端部の押
し下げ、リード端子41の先端の接触部がコンタ
クトピン14の接触片14−1に圧接することに
なる。
なお、この際フローテイング30の位置決め孔
33はソケツト本体の案内突起16にややゆるい
嵌合状態で係合し、フローテイング30の上下方
向の案内をすると共に、一定範囲で横方向のずれ
を規制している。
また、ソケツト本体10の案内突起16には第
8図示のように当接防止用の切欠部16−2が設
けられているので、一番外側のコンタクトピン1
4及びリード端子41が案内突起16に当接して
変形されることがない。
ところで、この押えカバー20の押えパツド2
4が最初にフローテイング30に接触する時、押
えカバー20は第6図に示したように傾斜状態に
なるので、軸12に近い側のリード端子41が先
にコンタクトピン14の接触片14−1に接触
し、反対側は遅れて接触する。しかしこの場合、
フローテイング30とICパツケージ40とは共
に同じ方向に傾斜するので、リード端子41がフ
ローテイング30の挿入孔31の外に飛び出して
しまうことはない。
また、フローテイング30の挿入孔31は、リ
ード端子41が多少横方向に動きうる程度のスペ
ースをもつて形成されているので、上記の如く押
えカバー20を押し下げはじめた段階では、IC
パツケージ40は一端側が押されて一方に寄せら
れる。さらにそれ以上の押圧力がかかつた場合に
は、ICパツケージ40とフローテイング30と
が一体となり、コンタクトピン14の接触片14
−1を伴つてさらに多少の移動も可能である。
従つて、その後の押えカバー20の押圧でロツ
ク状態とした場合に、第7図ロに示すように案内
突起16の上端傾斜面16−1に続く位置規制部
が直線的に形成されていると、一番外側のリード
端子41は該案内突起16に当たつてリード端子
41は折曲変形させられてしまう。
本実施例における案内突起16によれば、第8
図示の切欠部16−2の逃げによつて、第7図イ
の傾斜した状態からロツク状態にした場合でも、
リード端子41は該案内突起16との当接が回避
され、変形することがない。
かくして、ICパツケージ40は押えパツド2
4で均等に押し下げられると共に、コンタクトピ
ン14の復元力でフローテイング30と一緒に同
方向に移動して元の位置に復帰するので、コンタ
クトピン14の接触片14−1上に位置して両者
の適確な接続が確保される。
(考案の効果) 本考案のICソケツトは上述のように、コンタ
クトピン14の接触片14−1とICパツケージ
40のリード端子41との接触はフローテイング
30の挿入孔31の内部で行われ、周囲が拘束さ
れているので、リード端子41の位置ずれを防止
し、またコンタクトピン14との接触不良やリー
ド端子41の変形等を起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のICソケツトの機構を示す分
解斜視図、第2図は同じく平面図(ただし押えカ
バーの下側半分は切除してある)、第3図は第2
図のA−A線断面図、第4図は第2図のB−B線
断面図、第5図はリード端子と挿入孔との関係を
示す説明図、第6図は押えカバーが傾斜してフロ
ーテイングに接触した状態の断面図、第7図はコ
ンタクトピンとリード端子の相対位置の関係図
で、イは正常状態図、ロは傾斜状態図、第8図は
ソケツト本体の案内突起の先端部分の側面図、第
9図は従来のICソケツトの斜視図で、イはICパ
ツケージを乗載する前で押えカバーを省略した状
態の斜視図、ロはフローテイングの斜視図、第1
0図は同じく押えカバーを開いた状態の平面図で
ある。 10……ソケツト本体、14……コンタクトピ
ン、14−1……接触片、20……押えカバー、
24……押えパツド、30……フローテイング、
31……挿入孔、40……ICパツケージ、41
……リード端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンタクトピンの弾性湾曲部を遊挿する挿入溝
    が列設されているソケツト本体と、該ソケツト本
    体に配置されて段状に折曲したガルウイング型の
    リード端子を有するICパツケージを乗載するフ
    ローテイングと、該フローテイングの下側に配置
    されて該フローテイングをソケツト本体に対し上
    方に弾圧するためのスプリング等の弾圧手段と、
    前記ICパツケージのリード端子を押圧してコン
    タクトピンと接触せしめる押えカバーとを備えて
    いるICソケツトにおいて、前記フローテイング
    には前記ICパツケージの段状に折曲したガルウ
    イング型のリード端子の接触部を挿入する挿入孔
    が設けられ、前記押えカバーには閉蓋時に前記フ
    ローテイングの挿入孔とその周辺部とに跨がる位
    置に押えパツドが設けられ、この押えカバーの閉
    蓋時には、フローテイングと共にリード端子の接
    触部が共に押下げられ前記リード端子の接触部と
    コンタクトピンの接触片とが前記挿入孔内で接触
    することを特徴とするICソケツト。
JP1987201159U 1987-12-31 1987-12-31 Expired - Lifetime JPH0517829Y2 (ja)

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