JPH05178241A - 四輪立ち乗りゴルフカート - Google Patents
四輪立ち乗りゴルフカートInfo
- Publication number
- JPH05178241A JPH05178241A JP4042574A JP4257492A JPH05178241A JP H05178241 A JPH05178241 A JP H05178241A JP 4042574 A JP4042574 A JP 4042574A JP 4257492 A JP4257492 A JP 4257492A JP H05178241 A JPH05178241 A JP H05178241A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- caddy
- caddy bag
- golf cart
- loading platform
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、キャディバッグを安定して積載で
き、しかも運転者の前方視界を良好に確保できるととも
に、キャディバッグの落下や倒れを防止できるゴルフカ
ートの提供を目的とする。 【構成】フレーム4,6に、前輪2a,2bの前方でキ
ャディバッグ17の下部を受ける荷台18と、荷台より
も高い位置でキャディバッグの上部を支える支持部材1
9とで構成されたバッグ支持部16を設け、このバック
支持部の後方に運転者が起立して乗車する乗車スペース
5sを設けた四輪立ち乗りゴルフカート1であって、荷
台と支持部材を、前輪の内側間隔よりも幅広く形成する
とともに、この荷台を前上りに傾斜させることにより、
バッグ支持部上のキャディバッグを前下がりに傾斜さ
せ、この荷台よりも低い位置に、荷台よりも前方に突出
するバンパー13を設けたことを特徴としている。
き、しかも運転者の前方視界を良好に確保できるととも
に、キャディバッグの落下や倒れを防止できるゴルフカ
ートの提供を目的とする。 【構成】フレーム4,6に、前輪2a,2bの前方でキ
ャディバッグ17の下部を受ける荷台18と、荷台より
も高い位置でキャディバッグの上部を支える支持部材1
9とで構成されたバッグ支持部16を設け、このバック
支持部の後方に運転者が起立して乗車する乗車スペース
5sを設けた四輪立ち乗りゴルフカート1であって、荷
台と支持部材を、前輪の内側間隔よりも幅広く形成する
とともに、この荷台を前上りに傾斜させることにより、
バッグ支持部上のキャディバッグを前下がりに傾斜さ
せ、この荷台よりも低い位置に、荷台よりも前方に突出
するバンパー13を設けたことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場でキャディバ
ッグを運搬する際に用いられる四輪立ち乗りゴルフカー
トに関する。
ッグを運搬する際に用いられる四輪立ち乗りゴルフカー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場においてプレーヤが使用するゴ
ルフ用具を運搬するためのゴルフカートとして、乗り降
りを容易に行えるように起立したままの姿勢で乗車す
る、いわゆる三輪立ち乗り式のゴルフカートが提案され
ている。
ルフ用具を運搬するためのゴルフカートとして、乗り降
りを容易に行えるように起立したままの姿勢で乗車す
る、いわゆる三輪立ち乗り式のゴルフカートが提案され
ている。
【0003】この種のゴルフカートは、車体の後部に運
転者が起立した姿勢で乗車するスペースを備えており、
この車体の左右両側部に、キャディバッグが略垂直に起
立された姿勢で前後に並べて載置されるようになってい
る。
転者が起立した姿勢で乗車するスペースを備えており、
この車体の左右両側部に、キャディバッグが略垂直に起
立された姿勢で前後に並べて載置されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ゴルフカートにおいては、キャディバッグが略垂直に起
立されているので、このキャディバッグがぐらついたり
傾き易く、ゴルフカートの走行中には、キャディバッグ
の上部をベルト等でしっかりと保持しておかねばならな
かった。
ゴルフカートにおいては、キャディバッグが略垂直に起
立されているので、このキャディバッグがぐらついたり
傾き易く、ゴルフカートの走行中には、キャディバッグ
の上部をベルト等でしっかりと保持しておかねばならな
かった。
【0005】また、キャディバッグが運転者の前方で上
方に大きく突出するので、前方視界が狭くなるととも
に、このキャディバッグが前輪よりも手前で側方に大き
く張り出すために、前輪の左右両側に大きな死角が生じ
ることがあった。このため、キャディバッグが運転操作
の妨げとなることがあり、この点において今一歩改善の
余地が残されていた。
方に大きく突出するので、前方視界が狭くなるととも
に、このキャディバッグが前輪よりも手前で側方に大き
く張り出すために、前輪の左右両側に大きな死角が生じ
ることがあった。このため、キャディバッグが運転操作
の妨げとなることがあり、この点において今一歩改善の
余地が残されていた。
【0006】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、数多くのキャディバッグを安定した姿勢
で搭載することができ、しかも、運転者の前方視界を良
好に確保できるとともに、走行中、キャディバッグが前
方の障害物に接触するのを未然に回避でき、キャディバ
ッグの落下や倒れを防止できる四輪立ち乗りゴルフカー
トの提供を目的とする。
されたもので、数多くのキャディバッグを安定した姿勢
で搭載することができ、しかも、運転者の前方視界を良
好に確保できるとともに、走行中、キャディバッグが前
方の障害物に接触するのを未然に回避でき、キャディバ
ッグの落下や倒れを防止できる四輪立ち乗りゴルフカー
トの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明において
は、左右の前輪と後輪とによって支持されたフレームの
前半部分に、複数のキャディバッグを起立させた姿勢で
左右方向に一列に並べて搭載するためのバッグ支持部を
設け、このバッグ支持部は、上記前輪の前方に配置され
てキャディバッグの下部を受ける荷台と、この荷台の後
方でキャディバッグの上部を支える支持部材とによって
構成され、このバック支持部の後方に、運転者が起立し
た姿勢で乗車する乗車スペースを設けた四輪立ち乗りゴ
ルフカートであって、
は、左右の前輪と後輪とによって支持されたフレームの
前半部分に、複数のキャディバッグを起立させた姿勢で
左右方向に一列に並べて搭載するためのバッグ支持部を
設け、このバッグ支持部は、上記前輪の前方に配置され
てキャディバッグの下部を受ける荷台と、この荷台の後
方でキャディバッグの上部を支える支持部材とによって
構成され、このバック支持部の後方に、運転者が起立し
た姿勢で乗車する乗車スペースを設けた四輪立ち乗りゴ
ルフカートであって、
【0008】上記荷台および支持部材を、前輪の内側間
隔よりも左右方向に幅広く形成するとともに、この荷台
を、前方に進むに従い上向きに傾斜させた姿勢で配置す
ることにより、上記バッグ支持部に搭載される複数のキ
ャディバッグを前下がりに傾斜させ、このバッグ支持部
の荷台よりも低い位置に、荷台の全幅に亘ってこの荷台
よりも前方に突出するバンパーを設けたことを特徴とし
ている。
隔よりも左右方向に幅広く形成するとともに、この荷台
を、前方に進むに従い上向きに傾斜させた姿勢で配置す
ることにより、上記バッグ支持部に搭載される複数のキ
ャディバッグを前下がりに傾斜させ、このバッグ支持部
の荷台よりも低い位置に、荷台の全幅に亘ってこの荷台
よりも前方に突出するバンパーを設けたことを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】このような構成によれば、キャディバッグは、
前下がりに傾斜された姿勢でバッグ支持部に搭載される
ので、このキャディバッグが起立している場合に比べて
キャディバッグがぐらついたり傾き難くなる。このた
め、キャディバッグの姿勢が安定し、数多くのキャディ
バッグをバッグ支持部上に無理なく搭載することができ
る。
前下がりに傾斜された姿勢でバッグ支持部に搭載される
ので、このキャディバッグが起立している場合に比べて
キャディバッグがぐらついたり傾き難くなる。このた
め、キャディバッグの姿勢が安定し、数多くのキャディ
バッグをバッグ支持部上に無理なく搭載することができ
る。
【0010】しかも、キャディバッグは前下がりに傾斜
されているから、このキャディバッグの上方への突出度
合が少なくなり、このキャディバッグが運転者の前方に
位置するにも拘らず、前方視界を充分に確保できる。そ
の上、キャディバッグが前輪の手前で側方に大きく張り
出さずに済むので、前輪回りに大きな死角が生じること
もなく、その分、車両感覚を把握し易くなって運転操作
性が良好となる。
されているから、このキャディバッグの上方への突出度
合が少なくなり、このキャディバッグが運転者の前方に
位置するにも拘らず、前方視界を充分に確保できる。そ
の上、キャディバッグが前輪の手前で側方に大きく張り
出さずに済むので、前輪回りに大きな死角が生じること
もなく、その分、車両感覚を把握し易くなって運転操作
性が良好となる。
【0011】また、キャディバッグを前下がりに傾斜さ
せたことにより、このキャディバッグの下部が前輪の前
方に向って張り出すことになるが、このキャディバッグ
の下方には、さらに前方に突出するバンパーが存在する
ので、ゴルフカートの走行進路上に障害物が存在した場
合でも、バンパーがキャディバッグよりも先に障害物に
接触することになる。このため、運転者は、キャディバ
ッグが障害物に接触する以前に走行進路上に障害がある
ことを認識できるので、キャディバッグが障害物に接触
するのを避けるための回避行動に即座に移行することが
でき、キャディバッグが障害物に接触するのを確実に防
止することができる。
せたことにより、このキャディバッグの下部が前輪の前
方に向って張り出すことになるが、このキャディバッグ
の下方には、さらに前方に突出するバンパーが存在する
ので、ゴルフカートの走行進路上に障害物が存在した場
合でも、バンパーがキャディバッグよりも先に障害物に
接触することになる。このため、運転者は、キャディバ
ッグが障害物に接触する以前に走行進路上に障害がある
ことを認識できるので、キャディバッグが障害物に接触
するのを避けるための回避行動に即座に移行することが
でき、キャディバッグが障害物に接触するのを確実に防
止することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の第1実施例を、図1ないし図4
にもとづいて説明する。
にもとづいて説明する。
【0013】図中符号1で示すゴルフカートは、前部両
側に位置された左右一対の前輪2a,2bと、後部両側
に位置された左右一対の後輪3a,3bと、これら前輪
2a,2bおよび後輪3a,3bによって支持された下
部フレーム4と、上記前輪2a,2b、後輪3a,3b
および下部フレーム4を上方から被覆し、下方に開放さ
れた略四角形箱状をなす車体5と、この車体5の装着後
に下部フレーム4にねじ等により着脱可能に固定された
側面視山形状の上部フレーム6を備えている。
側に位置された左右一対の前輪2a,2bと、後部両側
に位置された左右一対の後輪3a,3bと、これら前輪
2a,2bおよび後輪3a,3bによって支持された下
部フレーム4と、上記前輪2a,2b、後輪3a,3b
および下部フレーム4を上方から被覆し、下方に開放さ
れた略四角形箱状をなす車体5と、この車体5の装着後
に下部フレーム4にねじ等により着脱可能に固定された
側面視山形状の上部フレーム6を備えている。
【0014】車体5の後部中央は、内側に凹陥されてい
る。凹陥部5aは、上部フレーム6の後部であり、かつ
左右の後輪3a,3bの間に位置されており、この凹陥
部5aは、図1に鎖線で示すように、車体5上にキャデ
ィやプレーヤ等が運転者Aとして起立した姿勢で乗車す
るための乗車スペース5sを構成している。そして、こ
の乗車スペース5sの底には、運転者用踏板7が設けら
れている。
る。凹陥部5aは、上部フレーム6の後部であり、かつ
左右の後輪3a,3bの間に位置されており、この凹陥
部5aは、図1に鎖線で示すように、車体5上にキャデ
ィやプレーヤ等が運転者Aとして起立した姿勢で乗車す
るための乗車スペース5sを構成している。そして、こ
の乗車スペース5sの底には、運転者用踏板7が設けら
れている。
【0015】乗車スペース5sの直前には、後輪3a,
3bを駆動するための駆動装置30が設置されている。
駆動装置30としては、その駆動源に従来周知の電動機
や内燃機関が用いられており、この駆動装置30は車体
5によって覆われている。
3bを駆動するための駆動装置30が設置されている。
駆動装置30としては、その駆動源に従来周知の電動機
や内燃機関が用いられており、この駆動装置30は車体
5によって覆われている。
【0016】車体5上には、前輪2a,2bの舵取り機
構から後上りに傾斜されたハンドル軸9が配置されてい
る。ハンドル軸9の上端部には、前輪2a,2bを操向
操作するための棒状の操向ハンドル8が設けられてお
り、この操向ハンドル8は、乗車スペース5sの前方に
位置されている。
構から後上りに傾斜されたハンドル軸9が配置されてい
る。ハンドル軸9の上端部には、前輪2a,2bを操向
操作するための棒状の操向ハンドル8が設けられてお
り、この操向ハンドル8は、乗車スペース5sの前方に
位置されている。
【0017】なお、操向ハンドル8は、その左右両端部
にグリップ10a,10bを備えており、その左側のグ
リップ10aに近接した位置には、ブレーキレバー12
が設けられているとともに、右側のグリップ10bに近
接した位置には、スロットルレバー11が設けられてい
る。
にグリップ10a,10bを備えており、その左側のグ
リップ10aに近接した位置には、ブレーキレバー12
が設けられているとともに、右側のグリップ10bに近
接した位置には、スロットルレバー11が設けられてい
る。
【0018】図3や図4に示すように、上記下部フレー
ム4は、略箱形状に枠組みされたフレーム本体4aを備
えている。このフレーム本体4aの前端は、前輪2a,
2bの間を通って前方に延長されている。この前端延長
部4bは、左右一対のフレーム部材4c,4dを備えて
おり、これらフレーム部材4c,4dの配置間隔は、フ
レーム本体4aの幅よりも狭くなっている。また、フレ
ーム本体4aの後部は、後輪3a,3bの間を通って後
方に延長されている。この後端延長部4eは、上記運転
者用踏板7の下方に位置されており、この後端延長部4
eの後端には、後バンパー14が取り付けられている。
ム4は、略箱形状に枠組みされたフレーム本体4aを備
えている。このフレーム本体4aの前端は、前輪2a,
2bの間を通って前方に延長されている。この前端延長
部4bは、左右一対のフレーム部材4c,4dを備えて
おり、これらフレーム部材4c,4dの配置間隔は、フ
レーム本体4aの幅よりも狭くなっている。また、フレ
ーム本体4aの後部は、後輪3a,3bの間を通って後
方に延長されている。この後端延長部4eは、上記運転
者用踏板7の下方に位置されており、この後端延長部4
eの後端には、後バンパー14が取り付けられている。
【0019】一方、上部フレーム6は、下部フレーム4
の前端延長部4bの中間部とフレーム本体4aの後部と
の間に架設されるとともに、車体5の中央部を前後方向
に延びる左右一対のサイドフレーム6a,6bと、これ
らサイドフレーム6a,6bの間を連結するクロスフレ
ーム6cを備えており、クロスフレーム6cは、上記ハ
ンドル軸9を支持している。
の前端延長部4bの中間部とフレーム本体4aの後部と
の間に架設されるとともに、車体5の中央部を前後方向
に延びる左右一対のサイドフレーム6a,6bと、これ
らサイドフレーム6a,6bの間を連結するクロスフレ
ーム6cを備えており、クロスフレーム6cは、上記ハ
ンドル軸9を支持している。
【0020】上部フレーム6の前部には、バッグ支持部
を構成するバッグ支持フレーム16が設けられている。
バッグ支持フレーム16は、上下方向に延びる左右一対
のフレーム部材16a,16bを備えている。これらフ
レーム部材16a,16bは、下方に進むに従い前方に
突出するように、つまり、上記ハンドル軸9に略沿うよ
うに前下がりに傾斜されている。フレーム部材16a,
16bの下端部は、前輪2a,2bの前方の比較的低い
位置にまで延びており、この下端部は、前方に向って斜
め上向きに折り曲げられた受け部16cをなしている。
この受け部16cには、荷台18が設けられている。荷
台18は、キャディバッグ17の下部を嵌入させて保持
するためのもので、この荷台18は、前輪2a,2bの
前方において左右方向に延びている。
を構成するバッグ支持フレーム16が設けられている。
バッグ支持フレーム16は、上下方向に延びる左右一対
のフレーム部材16a,16bを備えている。これらフ
レーム部材16a,16bは、下方に進むに従い前方に
突出するように、つまり、上記ハンドル軸9に略沿うよ
うに前下がりに傾斜されている。フレーム部材16a,
16bの下端部は、前輪2a,2bの前方の比較的低い
位置にまで延びており、この下端部は、前方に向って斜
め上向きに折り曲げられた受け部16cをなしている。
この受け部16cには、荷台18が設けられている。荷
台18は、キャディバッグ17の下部を嵌入させて保持
するためのもので、この荷台18は、前輪2a,2bの
前方において左右方向に延びている。
【0021】また、バッグ支持フレーム16の上部に
は、そのフレーム部材16a,16bの間に跨がって左
右方向に延びる支持部材19が設けられている。支持部
材19はキャディバッグ17の上部を後方下側から抱持
するためのもので、前輪2a,2bよりも高い位置にお
いてこの前輪2a,2bの後方に位置されている。した
がって、キャディバッグ17は、荷台18と支持部材1
9との間で、前下がりに傾斜された姿勢で保持される。
は、そのフレーム部材16a,16bの間に跨がって左
右方向に延びる支持部材19が設けられている。支持部
材19はキャディバッグ17の上部を後方下側から抱持
するためのもので、前輪2a,2bよりも高い位置にお
いてこの前輪2a,2bの後方に位置されている。した
がって、キャディバッグ17は、荷台18と支持部材1
9との間で、前下がりに傾斜された姿勢で保持される。
【0022】そして、支持部材19および荷台18は、
図2や図4から明らかなように、前輪2a,2bの内側
間隔よりも左右方向に幅広く形成されており、ゴルフカ
ート1の全幅と略同等となっている。このため、バッグ
支持フレーム16上には、複数のキャディバッグ17が
左右方向に一列に並んだ状態で搭載されるようになって
いる。
図2や図4から明らかなように、前輪2a,2bの内側
間隔よりも左右方向に幅広く形成されており、ゴルフカ
ート1の全幅と略同等となっている。このため、バッグ
支持フレーム16上には、複数のキャディバッグ17が
左右方向に一列に並んだ状態で搭載されるようになって
いる。
【0023】図1や図2に示すように、荷台18の下方
には、下部フレーム4の前端延長部4bが位置されてい
る。この前端延長部4bの前端には、前バンパー13が
取り付けられている。前バンパー13は、荷台18より
も低い位置において、この荷台18よりも前方に突出さ
れており、さらにこの前バンパー13は、荷台18の全
幅に亘って設けられている。
には、下部フレーム4の前端延長部4bが位置されてい
る。この前端延長部4bの前端には、前バンパー13が
取り付けられている。前バンパー13は、荷台18より
も低い位置において、この荷台18よりも前方に突出さ
れており、さらにこの前バンパー13は、荷台18の全
幅に亘って設けられている。
【0024】上部フレーム6を構成する左右のサイドフ
レーム6a,6bには、左右一対の収納かご21が固定
されている。収納かご21は、上面が開口された略四角
形状をなしており、上記操向ハンドル8のグリップ10
a,10bよりも低い位置に設けられている。収納かご
21の下方には、有底筒状のパターケース22が設けら
れている。パターケース22は、前下がりに傾斜された
姿勢で配置されており、その開口部22aが操向ハンド
ル8のグリップ10a,10bの下方に位置されてい
る。
レーム6a,6bには、左右一対の収納かご21が固定
されている。収納かご21は、上面が開口された略四角
形状をなしており、上記操向ハンドル8のグリップ10
a,10bよりも低い位置に設けられている。収納かご
21の下方には、有底筒状のパターケース22が設けら
れている。パターケース22は、前下がりに傾斜された
姿勢で配置されており、その開口部22aが操向ハンド
ル8のグリップ10a,10bの下方に位置されてい
る。
【0025】また、車体5の後部上面には、目土袋等を
収納する収納かご23が固定されている。この収納かご
23は、サイドフレーム6a,6bの間に入り込んでお
り、上記乗車スペース5sの直前に位置されている。
収納する収納かご23が固定されている。この収納かご
23は、サイドフレーム6a,6bの間に入り込んでお
り、上記乗車スペース5sの直前に位置されている。
【0026】このように構成された四輪立ち乗り式のゴ
ルフカート1においては、キャディバッグ17は、車体
5の前半部に位置するバッグ支持フレーム16上に前下
がりに傾斜された姿勢で搭載されるので、このキャディ
バッグ17が起立している場合に比べてキャディバッグ
17自体がぐらついたり傾き難くなる。このため、キャ
ディバッグ17の姿勢が安定し、数多くのキャディバッ
グ17をバッグ支持フレーム16上に無理なく搭載する
ことができる。
ルフカート1においては、キャディバッグ17は、車体
5の前半部に位置するバッグ支持フレーム16上に前下
がりに傾斜された姿勢で搭載されるので、このキャディ
バッグ17が起立している場合に比べてキャディバッグ
17自体がぐらついたり傾き難くなる。このため、キャ
ディバッグ17の姿勢が安定し、数多くのキャディバッ
グ17をバッグ支持フレーム16上に無理なく搭載する
ことができる。
【0027】しかも、キャディバッグ17が前下がりに
傾斜されているので、このキャディバッグ17が直立し
ている場合に比べて車体5の上方への突出度合が少なく
なり、このキャディバッグ17が運転者Aの前方に位置
するにも拘らず、前方視界を広く確保できる。その上、
キャディバッグ17が前輪2a,2bの後方で側方に大
きく張り出さずに済むので、前輪2a,2bの周囲に大
きな死角が生じることもない。このことから、前方視界
が広くなることと合わせて、ゴルフカート1の運転中に
車両感覚を把握し易くなり、その分、運転操作性が良好
となる。
傾斜されているので、このキャディバッグ17が直立し
ている場合に比べて車体5の上方への突出度合が少なく
なり、このキャディバッグ17が運転者Aの前方に位置
するにも拘らず、前方視界を広く確保できる。その上、
キャディバッグ17が前輪2a,2bの後方で側方に大
きく張り出さずに済むので、前輪2a,2bの周囲に大
きな死角が生じることもない。このことから、前方視界
が広くなることと合わせて、ゴルフカート1の運転中に
車両感覚を把握し易くなり、その分、運転操作性が良好
となる。
【0028】また、下部フレーム4の前端延長部4bの
前端には、キャディバッグ17の下部を受ける荷台18
よりも低い位置において、この荷台18よりも前方に突
出する前バンパー13が取り付けられているので、ゴル
フカート1の走行進路に障害物が存在した場合には、前
バンパー13がキャディバッグ17よりも先に障害物に
接触する。
前端には、キャディバッグ17の下部を受ける荷台18
よりも低い位置において、この荷台18よりも前方に突
出する前バンパー13が取り付けられているので、ゴル
フカート1の走行進路に障害物が存在した場合には、前
バンパー13がキャディバッグ17よりも先に障害物に
接触する。
【0029】このため、運転者Aは、キャディバッグ1
7が障害物に接触する以前に走行進路上に障害が存在す
ることを認識することができ、キャディバッグ17が障
害物に接触するのを避けるための退避行動に即座に移行
できるとともに、キャディバッグ17がバッグ支持フレ
ーム16から脱落したり、このバッグ支持フレーム16
上で倒れ込むのを未然に防止することができる。
7が障害物に接触する以前に走行進路上に障害が存在す
ることを認識することができ、キャディバッグ17が障
害物に接触するのを避けるための退避行動に即座に移行
できるとともに、キャディバッグ17がバッグ支持フレ
ーム16から脱落したり、このバッグ支持フレーム16
上で倒れ込むのを未然に防止することができる。
【0030】なお、上記第1実施例においては、上部フ
レーム6の左右両側に収納かご21やパターケース22
を設け、この部分をゴルフ用具等の収納スペースとして
活用するようにしたが、例えば図5に示す本発明の第2
実施例のように、車体5に前輪2a,2bと後輪3a,
3bとの間に位置して、運転者以外の人間が乗車する同
乗者用踏板26を設け、二名乗車が可能な構成としても
良い。そして、この実施例では、同乗者用踏板26を蝶
番等の枢着部材27で車体5に枢着し、この車体5の側
方に突出可能な構成としているが、上記同乗者用踏板2
6は必ずしも突出させる必要はないものである。
レーム6の左右両側に収納かご21やパターケース22
を設け、この部分をゴルフ用具等の収納スペースとして
活用するようにしたが、例えば図5に示す本発明の第2
実施例のように、車体5に前輪2a,2bと後輪3a,
3bとの間に位置して、運転者以外の人間が乗車する同
乗者用踏板26を設け、二名乗車が可能な構成としても
良い。そして、この実施例では、同乗者用踏板26を蝶
番等の枢着部材27で車体5に枢着し、この車体5の側
方に突出可能な構成としているが、上記同乗者用踏板2
6は必ずしも突出させる必要はないものである。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、キャディ
バッグは、前下がりに傾斜された姿勢で搭載されるの
で、このキャディバッグが起立している場合に比べてキ
ャディバッグの姿勢が安定し、数多くのキャディバッグ
をバッグ支持部上に無理なく搭載することができる。
バッグは、前下がりに傾斜された姿勢で搭載されるの
で、このキャディバッグが起立している場合に比べてキ
ャディバッグの姿勢が安定し、数多くのキャディバッグ
をバッグ支持部上に無理なく搭載することができる。
【0032】しかも、キャディバッグが直立している場
合に比べて、上方への突出度合が少なくなるので、この
キャディバッグが運転者の前方に位置するにも拘らず、
前方視界を広く確保できる。それとともに、キャディバ
ッグが前輪の後方で側方に大きく張り出さずに済むか
ら、前輪の周囲に大きな死角が生じることもない。この
ことから、前方視界が広くなることと合わせて、ゴルフ
カートの運転中に車両感覚を把握し易くなり、その分、
運転操作性が良好となる。
合に比べて、上方への突出度合が少なくなるので、この
キャディバッグが運転者の前方に位置するにも拘らず、
前方視界を広く確保できる。それとともに、キャディバ
ッグが前輪の後方で側方に大きく張り出さずに済むか
ら、前輪の周囲に大きな死角が生じることもない。この
ことから、前方視界が広くなることと合わせて、ゴルフ
カートの運転中に車両感覚を把握し易くなり、その分、
運転操作性が良好となる。
【0033】また、ゴルフカートの走行進路に障害物が
存在した場合に、バンパーがキャディバッグよりも先に
障害物に接触するので、運転者は、キャディバッグが障
害物に接触する以前に走行進路上に障害が存在すること
を認識できる。このため、キャディバッグが障害物に接
触するのを避けるための退避行動に即座に移行でき、キ
ャディバッグが障害物との接触によりバッグ支持部から
脱落したり、このバッグ支持部上で倒れ込むのを未然に
防止できるといった利点がある。
存在した場合に、バンパーがキャディバッグよりも先に
障害物に接触するので、運転者は、キャディバッグが障
害物に接触する以前に走行進路上に障害が存在すること
を認識できる。このため、キャディバッグが障害物に接
触するのを避けるための退避行動に即座に移行でき、キ
ャディバッグが障害物との接触によりバッグ支持部から
脱落したり、このバッグ支持部上で倒れ込むのを未然に
防止できるといった利点がある。
【図1】本発明の第1実施例における四輪立ち乗りゴル
フカートの側面図。
フカートの側面図。
【図2】四輪立ち乗りゴルフカートの平面図。
【図3】ゴルフカートのフレーム構造を示す平面図。
【図4】ゴルフカートのフレーム構造を示す側面図。
【図5】本発明の第2実施例における四輪立ち乗りゴル
フカートの平面図。
フカートの平面図。
1…ゴルフカート、2a,2b…前輪、3a,3b…後
輪、4,6…フレーム(下部フレーム、上部フレー
ム)、5s…乗車スペース、13…バンパー(前バンパ
ー)、16…バッグ支持部(バッグ支持フレーム)、1
7…キャディバッグ、18…荷台、19…支持部材。
輪、4,6…フレーム(下部フレーム、上部フレー
ム)、5s…乗車スペース、13…バンパー(前バンパ
ー)、16…バッグ支持部(バッグ支持フレーム)、1
7…キャディバッグ、18…荷台、19…支持部材。
Claims (1)
- 【請求項1】 左右の前輪と後輪とによって支持された
フレームの前半部分に、複数のキャディバッグを起立さ
せた姿勢で左右方向に一列に並べて搭載するためのバッ
グ支持部を設け、 このバッグ支持部は、上記前輪の前方に配置されてキャ
ディバッグの下部を受ける荷台と、この荷台の後方でキ
ャディバッグの上部を支える支持部材とによって構成さ
れ、 このバック支持部の後方に、運転者が起立した姿勢で乗
車する乗車スペースを設けた四輪立ち乗りゴルフカート
であって、 上記荷台および支持部材を、前輪の内側間隔よりも左右
方向に幅広く形成するとともに、この荷台を、前方に進
むに従い上向きに傾斜させた姿勢で配置することによ
り、上記バッグ支持部に搭載される複数のキャディバッ
グを前下がりに傾斜させ、 このバッグ支持部の荷台よりも低い位置に、荷台の全幅
に亘ってこの荷台よりも前方に突出するバンパーを設け
たことを特徴とする四輪立ち乗りゴルフカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042574A JPH0747393B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 四輪立ち乗りゴルフカート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042574A JPH0747393B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 四輪立ち乗りゴルフカート |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60241332A Division JPS62101586A (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | 四輪立乗りゴルフカ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05178241A true JPH05178241A (ja) | 1993-07-20 |
JPH0747393B2 JPH0747393B2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=12639838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4042574A Expired - Lifetime JPH0747393B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 四輪立ち乗りゴルフカート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747393B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7086491B2 (en) * | 2003-03-20 | 2006-08-08 | Denis Matte | Personal compact cart |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51129860U (ja) * | 1975-04-07 | 1976-10-20 | ||
JPS5373667U (ja) * | 1976-11-20 | 1978-06-20 | ||
JPS5459725A (en) * | 1977-10-20 | 1979-05-14 | Yamaha Motor Co Ltd | Small size car |
JPS56104562U (ja) * | 1980-01-14 | 1981-08-15 | ||
JPS56176767U (ja) * | 1980-05-29 | 1981-12-26 | ||
US4351406A (en) * | 1978-12-01 | 1982-09-28 | Lay Larry D | Velocipede for the physically handicapped |
JPS58136169U (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-13 | 川鉄運輸株式会社 | 車輪止め付ゴルフカ−ト |
JPS62101586A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-12 | Yamaha Motor Co Ltd | 四輪立乗りゴルフカ−ト |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4042574A patent/JPH0747393B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51129860U (ja) * | 1975-04-07 | 1976-10-20 | ||
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JPS62101586A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-12 | Yamaha Motor Co Ltd | 四輪立乗りゴルフカ−ト |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7086491B2 (en) * | 2003-03-20 | 2006-08-08 | Denis Matte | Personal compact cart |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0747393B2 (ja) | 1995-05-24 |
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