JPH0517611U - スリ−ブホルダ挿抜治具構造 - Google Patents

スリ−ブホルダ挿抜治具構造

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JPH0517611U
JPH0517611U JP7219291U JP7219291U JPH0517611U JP H0517611 U JPH0517611 U JP H0517611U JP 7219291 U JP7219291 U JP 7219291U JP 7219291 U JP7219291 U JP 7219291U JP H0517611 U JPH0517611 U JP H0517611U
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chuck
jig
holding
outer cylinder
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JP7219291U
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和則 金山
亮 長瀬
真一 岩野
泰博 安東
楯臣 松本
隆 西山
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Hirose Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Hirose Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スリ−ブホルダの接続プラグ装着孔部への装
着を無理なく行うことができ、絶縁ハウジングが磨耗す
るという不具合を解消することができるスリ−ブホルダ
挿抜治具構造を提供する。 【構成】 外筒体1内に保持筒体6を挿入し、この先部
を複数割りにしてスリ−ブホルダの先部を把持する複数
のチャック片9と突起11を形成したチャック部8を形
成し、外筒体1内にスプリング13を設けてこの付勢力
により保持筒体6を後退位置に保持し、保持筒体6内
に、押し込み操作によりチャック部8を広げる操作軸1
4を挿入し、突片部17aの押し込みにより保持筒体6
を押してチャック部8を外筒体1の先部より突出させる
と共に、この状態に保持する係合部材17を設け、外筒
体1の外周に突起部5aを設けて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は公衆通信回線等の光通信ネットワ−クの端局装置実装用に使用される 高密度プラグイン光コネクタに用いられるスリ−ブホルダの挿抜治具構造に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のプラグイン光コネクタのスリ−ブホルダ構造においては、スリーブホル ダにねじ部を形成し、このスリーブホルダを雄側光コネクタの絶縁ハウジングに 形成したねじ部にねじ込んでスリーブホルダを絶縁ハウジングに装着していた。 しかしながら、スリーブホルダをねじ止めするためには回転させなければなら ず、その装着方法が面倒であり、また、スリーブホルダ及び絶縁ハウジングにね じ部を形成するなど加工上の問題があった。 これらの問題点を解消するものとして、図12に示すスリーブホルダ構造が提 唱されている。このスリーブホルダ40は、ステンレス製又は黄銅製の筒状のも のであり、このスリ−ブホルダ40の外周部には鍔部41が形成してあり、その 内部に割りスリ−ブ(図示せず)を収容している。そして、このスリ−ブホルダ 40の雄側光コネクタの絶縁ハウジング42の接続プラグ装着孔部43への装着 は、スリ−ブホルダ40を接続プラグ装着孔部43に強引に挿入して行われてい た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、スリ−ブホルダ40の絶縁ハウジング42の接続プラグ装着孔 部43への装着は、スリ−ブホルダ40を接続プラグ装着孔部43に強引に挿入 して行われていたために、絶縁ハウジング42のモ−ルド摩擦部44が磨耗する という問題点があった。
【0004】 本考案は上記の問題点を解消するものであり、その目的とするところは、スリ −ブホルダの接続プラグ装着孔部への装着を無理なく行うことができ、絶縁ハウ ジングが磨耗するという不具合を解消することができるスリ−ブホルダ挿抜治具 構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、外筒体内に保持筒体を挿入し、この 保持筒体の先部に、この保持筒体の先部を複数割りにしてスリ−ブホルダの先部 を把持する複数のチャック片を形成すると共に、チャック片の先端部にスリ−ブ ホルダの鍔部の把持部を把持する突起を形成したチャック部を形成し、外筒体内 にスプリングを設けてこのスプリングの付勢力により保持筒体を後退位置に保持 し、保持筒体内に、押し込み操作によりチャック部を外筒体の先部より突出させ ると共に、チャック部を広げる操作軸を挿入し、保持筒体の後端部に、突片部の 押し込みにより保持部材を押してチャック部を外筒体の先部より突出させると共 に、チャック部を突出させた状態に保持する係合部材を設け、外筒体の外周に突 起部を設けたスリ−ブホルダ挿抜治具と、治具本体に、これの長手方向に所定の 間隔をおいて多数個の挿抜治具挿入孔を貫通状態で形成し、挿抜治具挿入孔の周 部に90度の間隔をおいて突起部挿入溝を形成し、これらの突起部挿入溝の終端 部を溝で互いに連通したガイド治具とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
かかる構成により、コネクタにガイド治具を装着して、ガイド治具の各挿抜治 具挿入孔を雄側光コネクタの各接続プラグ装着孔部に合致させ、スリ−ブホルダ 挿抜治具において、係合部材の突片部を押し込み、保持筒体をスプリングに抗し て押し込むことにより、この保持筒体のチャック部を外筒体の先部から突出させ 、この突出したチャック部に、スリ−ブホルダを装着し、突起部をガイド治具の 挿抜治具挿入孔の突起部挿入溝に挿入しながらスリ−ブホルダを挿抜治具挿入孔 に挿入し、スリ−ブホルダを雄側光コネクタの各接続プラグ装着孔部に挿入した 後、スリ−ブホルダ挿抜治具を90度回転し、スリ−ブホルダの鍔部間の挿入溝 部に、雄側光コネクタの接続プラグ装着孔部のスリ−ブホルダ係止片の縁部を挿 入係止し、この状態で、スリ−ブホルダ挿抜治具を引き抜くことにより、スリ− ブホルダを接続プラグ装着孔部に装着する。
【0007】 また、スリ−ブホルダ挿抜治具を用いてスリ−ブホルダを接続プラグ装着孔部 から外す場合は、まず、スリ−ブホルダ挿抜治具において、操作軸を押して保持 筒体のチャック部を突出させると共に、操作軸の先部をチャック部内に突入させ 、この状態を保持する。そして、スリ−ブホルダ挿抜治具を、突起部をガイド治 具の挿抜治具挿入孔の突起部挿入溝に挿入しながら挿抜治具挿入孔に挿入し、チ ャック部内にスリ−ブホルダの先側部を挿入することにより、スリ−ブホルダの 先側部で操作軸を押して後退させ、チャック部を閉じてスリ−ブホルダを把持す る。スリ−ブホルダ挿抜治具を90度回転し、スリ−ブホルダの鍔部間の挿入溝 部からスリ−ブホルダ係止片の縁部を外して、挿抜治具を引き抜き、スリ−ブホ ルダを抜き出す。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1(1)は本考案に係わ るスリーブホルダ挿抜治具構造におけるスリ−ブホルダ挿抜治具の一部断面した 平面図、図1(2)は同スリ−ブホルダ挿抜治具の正面図である。このスリ−ブ ホルダ挿抜治具cは外筒体1を備えており、この外筒体1はその中間部において 二つに分解できるものであって、その後端部には端面からのスリット2と係合孔 12が、中間部内側にはストッパ部3が、先側内部にはばね受部4がそれぞれ形 成してある。外筒体1の先部は縮径されており、この先部5外周には突起部5a が形成してある。
【0009】 外筒体1内には保持筒体6が挿入してある。この保持筒体6の中間部外周には ばね受部7が形成してあり、また、保持筒体6の先部はチャック部8に成されて いる。すなわち、チャック部8は、保持筒体6の先部を四つ割りにして、四つの チャック片9を形成し、これらのチャック片9の肉厚を保持筒体6の他の部分の 肉厚より厚くしてチャック片9の基部内側にテ−パ部10を形成したものであり 、チャック片9の先端部には突起11が形成してあり、左右に並ぶチャック片9 の突起11同志は互いに並び、突起11の内面は平坦面11aにしてある。そし て、保持筒体6のばね受部7と外筒体1のばね受部4との間にスプリング13が 介装してあり、このスプリング13の付勢力により保持筒体6が持ち上げられて ばね受部7がストッパ部3に接している。
【0010】 保持筒体6内には操作軸14が挿入してある。この操作軸14の後端部は縮径 されていて、この縮径部14aにキャップ体15が取り付けてある。また、保持 筒体6の後端部と外筒体1の後端部との間に係合部材17が設けてある。この係 合部材17は引っ掛け部16と突片部17aと係合突起18とを備えており、引 っ掛け部16が保持筒体6の後端部に引っ掛けてあって、キャップ体15に押さ えられている。そして、突片部17aはスリット2を貫通して外側に突出してお り、この突片部17aにキャップ体15の先端が接している。
【0011】 図2乃至図5にガイド治具を示す。このガイド治具dは、ブロック状の治具本 体19を備えており、この治具本体19の上面19aの前後部には立ち壁部20 が形成してあり、また、この上面19aには、立ち壁部20の内面に沿うて左右 および中間部の舌片挿入溝21、22、23が各一対形成してある。そして、治 具本体19の中央部には左右方向に所定の間隔をおいて多数個の挿抜治具挿入孔 24が上、下面19a、19b間を貫通した状態で形成してあり、下面19b側 の挿抜治具挿入孔24の周部には90度の間隔をおいて突起部挿入溝25、26 が形成してあり、これらの突起部挿入溝25、26は挿抜治具挿入孔24の途中 までであり、突起部挿入溝25、26の終端部は、治具本体19の外側面部から 挿抜治具挿入孔24の周面部に向かって形成された孔部27による溝28で互い に連通している。また、治具本体19の上面19a前部左右にはロック片29が 設けてあり、上面19aの後部中央には案内片30が設けてある。
【0012】 光コネクタ構造を図6に示す。光コネクタ構造は、ボ−ド(図示せず)に取り 付けられる雄側光コネクタaとボ−ド(図示せず)に取り付けられる雌側光コネ クタbとにより構成されている。
【0013】 雄側光コネクタaは、図7乃至図9に示すように絶縁ハウジング31を備えて おり、この絶縁ハウジング31の正面部には左右方向(絶縁ハウジング31の長 手方向)に沿うて多数個の接続プラグ装着孔部32が形成してある。そして、こ れらの接続プラグ装着孔部32の先側には、接続プラグ装着孔部32の上下に位 置させて一対のランス部33が設けてあり、また、接続プラグ装着孔部32間の 隔壁34の前半部と絶縁ハウジング31の上、下面部31a、31bとの間には 溝部35が形成してあり、溝35によって上、下面部31a,31bから切り離 された隔壁34間にランス部33が位置しており、各隔壁34の前端にはスリ− ブホルダ係止片39が形成してあり、スリ−ブホルダ係止片39の対向する縁部 39aは円弧状である。
【0014】 絶縁ハウジング31の上、下面部31a、31bの前縁部には左右および中間 の舌片36、37、38がそれぞれ一対づつ形成してあり、左右の舌片36、3 7の前縁部には外側に位置させて突出部40、41が形成してあり、絶縁ハウジ ング31の左、右側部31c、31dにはロック片部42が形成してある。
【0015】 また、雄側光コネクタaの各接続プラグ装着孔部32に、その後方から接続プ ラグ43が挿入してあり、これらの接続プラグ43の係合突起43aにランス部 33が係合して接続プラグ43が固定されている。
【0016】 また、スリ−ブホルダ44を図10および図11に示す。スリ−ブホルダ44 は、その外周面部に大小の鍔部45、46を互いに離間させて備えており、これ らの鍔部46の両側には把持部である平坦部46aが形成してあり、鍔部45、 46間に挿入溝部47が形成してある。
【0017】 雌側光コネクタbは外部ハウジング48と内部ハウジング49と後部ハウジン グ50とを備えており、後部ハウジング50は外部ハウジング48に止め部材5 1により連結してあり、内部ハウジング49は外部ハウジング48内に移動可能 に収容してある。このように構成された雌側光コネクタbには接続プラグ52が 取り付けられる。
【0018】 次に、挿抜治具構造の使用によりスリ−ブホルダ44の、雄側光コネクタaの 各接続プラグ装着孔部32への挿抜を説明する。雄側光コネクタaの舌片36、 37、38をガイド治具dの舌片挿入溝部21、22、23に挿入すると共に、 ロック片29を絶縁ハウジング31に掛けてこの雄側光コネクタaにガイド治具 dを装着する。この場合、ガイド治具dの各挿抜治具挿入孔24は雄側光コネク タaの各接続プラグ装着孔部32に合致する。
【0019】 挿抜治具cにおいて、係合部材17の突片部17aを押し込み、保持筒体6を スプリング13に抗して押し込むことにより、この保持筒体6のチャック部8を 外筒体1の先部5から突出させ、この突出したチャック部8にスリ−ブホルダ4 4を装着する。この場合、係合部材17が押し込まれて、これの係合突起18が 外筒体1の係合孔12に係合して、チャック部8が突出している。この装着は、 スリ−ブホルダ44の先側部をチャック部8のチャック片9間で把持すると共に 、チャック片9の突起11の内面の平坦面11aでスリ−ブホルダ44の鍔部4 6の平坦部46aを把持することにより行われる。この場合、スリ−ブホルダ4 4の鍔部45、46が突出する方向に挿抜治具cの外部5の突起部5aが向いて いる。
【0020】 このようにしてスリ−ブホルダ挿抜治具cでスリ−ブホルダ44を把持した後 、突起部5aをガイド治具dの挿抜治具挿入孔24の突起部挿入溝25に挿入し ながらスリ−ブホルダ44を挿抜治具挿入孔24に挿入し、この挿抜治具挿入孔 24を案内にして、スリ−ブホルダ44を雄側光コネクタaの各接続プラグ装着 孔部32に挿入する。この挿入後、スリ−ブホルダ挿抜治具cを90度回転し、 スリ−ブホルダ44の鍔部45、46間の挿入溝部47にスリ−ブホルダ係止片 39の縁部39aを挿入係止する。
【0021】 この場合、スリ−ブホルダ挿抜治具cの突起部5aは一方の突起部挿入溝25 から溝部28を経て他方の突起部挿入溝26に至る。この状態で、スリ−ブホル ダ挿抜治具cを引き抜く。このような動作手順により、スリ−ブホルダ44が接 続プラグ装着孔部32に装着される。
【0022】 また、スリ−ブホルダ挿抜治具cを用いてスリ−ブホルダ44を接続プラグ装 着孔部32から外す場合は、まず、スリ−ブホルダ挿抜治具cにおいて、操作軸 14を押して保持筒体6のチャック部8を突出させると共に、操作軸14の先部 をチャック部8内に突入させる。
【0023】 この状態で、スリ−ブホルダ挿抜治具cを、突起部5aをガイド治具dの挿抜 治具挿入孔24の突起部挿入溝26に挿入しながら挿抜治具挿入孔24に挿入し 、チャック部8内にスリ−ブホルダ44の先側部を挿入する。このために、スリ −ブホルダ44の先側部で操作軸14が押されて後退し、チャック部8が、各チ ャック片9の弾性と、チャック片9が外部5に当たりチャック片9がスプリング 13により後退する付勢力をうけているのでチャック片9に閉じる力がはたらく ことにより閉じてスリ−ブホルダ44を把持する。この把持は、チャック片9間 でスリ−ブホルダ44の先側部を把持すると共に、チャック片9の突起11の内 面の平坦面11aでスリ−ブホルダ44の鍔部46の平坦部46aを把持するこ とにより行われる。
【0024】 次に、スリ−ブホルダ挿抜治具cを90度回転し、スリ−ブホルダ44の鍔部 45、46間の挿入溝部47からスリ−ブホルダ係止片39の縁部39aを外し て、スリ−ブホルダ挿抜治具cを引き抜き、スリ−ブホルダ44を抜き出す。こ のとき挿抜治具cの外部5の突起部5aはガイド治具dの挿抜治具挿入孔24の 突起部挿入溝25の方向を向いている。
【0025】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によるスリ−ブホルダ挿抜治具構造は、外筒体内 に保持筒体を挿入し、この保持筒体の先部に、この保持筒体の先部を複数割りに してスリ−ブホルダの先部を把持する複数のチャック片を形成すると共に、チャ ック片の先端部にスリ−ブホルダの鍔部の把持部を把持する突起を形成したチャ ック部を形成し、外筒体内にスプリングを設けてこのスプリングの付勢力により 保持筒体を後退位置に保持し、保持筒体内に、押し込み操作によりチャック部を 外筒体の先部より突出させると共に、チャック部を広げる操作軸を挿入し、保持 筒体の後端部に、突片部の押し込みにより保持部材を押してチャック部を外筒体 の先部より突出させると共に、チャック部を突出させた状態に保持する係合部材 を設け、外筒体の外周に突起部を設けたスリ−ブホルダ挿抜治具と、治具本体に 、これの長手方向に所定の間隔をおいて多数個の挿抜治具挿入孔を貫通状態で形 成し、挿抜治具挿入孔の周部に90度の間隔をおいて突起部挿入溝を形成し、こ れらの突起部挿入溝の終端部を溝で互いに連通したガイド治具とを備えたもので ある。
【0026】 したがって、コネクタにガイド治具を装着して、ガイド治具の各挿抜治具挿入 孔を雄側光コネクタの各接続プラグ装着孔部に合致させ、スリ−ブホルダ挿抜治 具において、係合部材の突片部を押し込み、保持筒体をスプリングに抗して押し 込むことにより、この保持筒体のチャック部を外筒体の先部から突出させ、この 突出したチャック部に、スリ−ブホルダを装着し、突起部をガイド治具の挿抜治 具挿入孔の突起部挿入溝に挿入しながらスリ−ブホルダを挿抜治具挿入孔に挿入 し、スリ−ブホルダを雄側光コネクタの各接続プラグ装着孔部に挿入した後、ス リ−ブホルダ挿抜治具を90度回転し、スリ−ブホルダの鍔部間の挿入溝部に、 雄側光コネクタの接続プラグ装着孔部のスリ−ブホルダ係止片の縁部を挿入係止 し、この状態で、スリ−ブホルダ挿抜治具を引き抜くことにより、スリ−ブホル ダを各接続プラグ装着孔部に装着する。
【0027】 また、スリ−ブホルダ挿抜治具を用いてスリ−ブホルダを接続プラグ装着孔部 から外す場合は、まず、スリ−ブホルダ挿抜治具において、操作軸を押して保持 筒体のチャック部を突出させると共に、操作軸の先部をチャック部内に突入させ 、この状態を保持する。そして、スリ−ブホルダ挿抜治具を、突起部をガイド治 具の挿抜治具挿入孔の突起部挿入溝に挿入しながら挿抜治具挿入孔に挿入し、チ ャック部内にスリ−ブホルダの先側部を挿入することにより、スリ−ブホルダの 先側部で操作軸を押して後退させ、チャック部を閉じてスリ−ブホルダを把持す る。スリ−ブホルダ挿抜治具を90度回転し、スリ−ブホルダの鍔部間の挿入溝 部からスリ−ブホルダ係止片の縁部を外して、挿抜治具を引き抜き、スリ−ブホ ルダを抜き出す。
【0028】 このように、スリ−ブホルダ挿抜治具を用いることによりスリ−ブホルダの接 続プラグ装着孔部への装着を無理なく行うことができ、絶縁ハウジングが磨耗す るという不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)本考案に係わるスリ−ブホルダ挿抜治具
構造におけるスリーブホルダ挿抜治具の一部断面した平
面図である。 (2)は同スリ−ブホルダ挿抜治具の正面図である。
【図2】ガイド治具の平面図である。
【図3】同ガイド治具の側面図である。
【図4】同ガイド治具の背面図である。
【図5】図4A−A線に沿う断面図である。
【図6】光コネクタ構造の分解状態の斜視図である。
【図7】雄側光コネクタの平面図である。
【図8】同雄側光コネクタの正面図である。
【図9】同雄側光コネクタの背面図である。
【図10】スリ−ブホルダの正面図である。
【図11】スリ−ブホルダの一部断面した平面図であ
る。
【図12】スリ−ブホルダの装着状態の説明図である。
【符号の説明】
1 外筒体 5a 突起部 6 保持筒体 8 チャック部 9 チャック片 11 突起 13 スプリング 14 操作軸 17 係合部材 17a 突片部 19 治具本体 24 挿抜治具挿入孔 25、26 突起部挿入溝 28 溝 44 スリ−ブホルダ 45、46 鍔部 c スリ−ブホルダ挿抜治具 d ガイド治具
フロントページの続き (72)考案者 岩野 真一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 安東 泰博 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 松本 楯臣 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロセ 電機株式会社内 (72)考案者 西山 隆 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロセ 電機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒体内に保持筒体を挿入し、この保持
    筒体の先部に、この保持筒体の先部を複数割りにしてス
    リ−ブホルダの先部を把持する複数のチャック片を形成
    すると共に、チャック片の先端部にスリ−ブホルダの鍔
    部の把持部を把持する突起を形成したチャック部を形成
    し、外筒体内にスプリングを設けてこのスプリングの付
    勢力により保持筒体を後退位置に保持し、保持筒体内
    に、押し込み操作によりチャック部を外筒体の先部より
    突出させると共に、チャック部を広げる操作軸を挿入
    し、保持筒体の後端部に、突片部の押し込みにより保持
    部材を押してチャック部を外筒体の先部より突出させる
    と共に、チャック部を突出させた状態に保持する係合部
    材を設け、外筒体の外周に突起部を設けたスリ−ブホル
    ダ挿抜治具と、治具本体に、これの長手方向に所定の間
    隔をおいて多数個の挿抜治具挿入孔を貫通状態で形成
    し、挿抜治具挿入孔の周部に90度の間隔をおいて突起
    部挿入溝を形成し、これらの突起部挿入溝の終端部を溝
    で互いに連通したガイド治具とを備えたことを特徴とす
    るスリ−ブホルダ挿抜治具構造。
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