JPH05175925A - ユニークワード検定装置 - Google Patents

ユニークワード検定装置

Info

Publication number
JPH05175925A
JPH05175925A JP3340625A JP34062591A JPH05175925A JP H05175925 A JPH05175925 A JP H05175925A JP 3340625 A JP3340625 A JP 3340625A JP 34062591 A JP34062591 A JP 34062591A JP H05175925 A JPH05175925 A JP H05175925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction
unique word
data
correction amount
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3340625A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiro Arakawa
忠寛 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3340625A priority Critical patent/JPH05175925A/ja
Publication of JPH05175925A publication Critical patent/JPH05175925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バースト状受信データでの、ユニークワード
の補捉率を高くして、データの受信率の向上を図る。 【構成】 受信部1からの信号がデータ復調部2に供給
される。ここからの復調データを復調データ補正部3に
供給する。この復調データ補正部3は、補正量推定部4
からの補正量推定信号にもとづいて補正した補正復調デ
ータを送出する。この補正後の補正復調データと補正前
の復調データとを、それぞれユニークワード検定部6、
7に供給し、ここでユニークワード検定を行う。この場
合のユニークワード検定の開始起動は、受信電界強度検
出部6で受信信号から検出した受信電界強度検出信号を
補正量推定部4およびユニークワード検定部6、7に供
給して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TDMA方式に係る無
線ディジタルデータ伝送に利用され、バースト状データ
受信時にユニークワード補捉率が向上するユニークワー
ド検定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のユニークワード検定装置の
構成を示している。
【0003】図3において、21は受信部、22はデー
タ復調部であり、受信部21が出力する信号からデータ
の復調を行う。23は復調データ補正部、24は補正量
推定部であり、復調データ補正部23に復調データの補
正を行うための補正量推定信号を送出する。25はユニ
ークワード検定部であり、補正後の補正復調データから
ユニークワードの検定を行う。26は受信電界強度検出
部であり、補正量推定部24とユニークワード検定部2
5とに動作開始の起動信号を送出する。
【0004】次に、この構成の動作について説明する。
図4は、バースト状で到来して受信されたデータの一例
を示している。通常、64ビット(bit) のプリアンブル
部でデータのビット同期が確立され、32ビットのユニ
ークワード部が検知されてから144ビットの情報デー
タ部の解析が行われる。したがって、ユニークワード部
が検知されなければ、情報データ部は解析できない。ユ
ニークワードパターンは、誤同期が生じないように、ま
た、ビットエラーレート(以後、BERと記載する)が
悪化している場合でも、受信率が極端に低下しないよう
に、その長さとパターンが最適に選択される。例えば、
32ビットのユニークワードのパターンとしては自己相
関特性の優れたM系列信号が適用される。
【0005】ブリアンブルパターンは通常、ビットの同
期が最も確立され易いパターンに選択される。例えば、
2値−FSK信号をディスク検波する場合は、「1、
0」の繰り返しが選択される。DQーPSK信号を遅延
検波する場合は、+(プラス)3/4πと−(マイナ
ス)3/4πの位相シフトする4ビットのデータの繰り
返しが選択される。
【0006】したがって、バースト状で到来するデータ
を確実に受信するためには、ユニークワード部の受信前
にビットの同期、受信データの補正を行う必要がある。
【0007】受信部21で受信されたデータはデータ復
調部22で復調されるが、データ復調部22に入力され
る信号がキャリア周波数オフセットしていると、データ
復調部22での復調特性が劣化してしまう。データ復調
部22が遅延検波方式である場合は、特に劣化の度合い
が大きい。例えば、キャリア周波数オフセット量が0
(零)の場合、BERが1×10-4程度の受信電界強度
では、キャリア周波数が伝送レートの数%近くオフセッ
トして、BERが1×10-2程度に劣化する。このキャ
リア周波数のオフセットがある場合にオフセット量を推
定しデータの補正を行って、復調特性が劣化しないよう
に、データ補正部23とデータ補正量推定部24とを設
け、オフセット特性の改善を図っている。
【0008】キャリアの周波数オフセット量の推定方法
としては、例えば、ディスクリ検波して、受信電圧の平
均値で処理する。なお、いずれの場合も、受信データの
長時間の平気値をとる必要がある。
【0009】このように従来例のユニークワード検定装
置でも、キャリア周波数がオフセットした場合や、自身
の周波数変換部での局部発振信号のローカルキャリア周
波数が温度ドリフト等でオフセットした場合でも、ある
程度の時間データの受信後であれば、受信データの補正
を行い、受信率の改善を図ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のユニークワード検定装置では、受信のBER静特性が
改善できても、バースト状で到来するする場合、データ
受信直後(プリアンブル部)から補正量を瞬時に判定し
てデータの補正を行うと、補正量が誤って判定されるこ
とがある。このため補正によって逆にユニークワードの
補捉率が低くなり、結果的にデータの受信率が低下して
しまうという欠点がある。
【0011】また、補正量を推定するパラメーターは一
意的には決定できない。したがって、一つのパラメータ
ーだけでは、ユニークワード補捉の十分な改善効果が得
られ難いという欠点がある。
【0012】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、バースト状受信データでも、ユニークワ
ードの補捉率が高くでき、データの受信率が向上すると
ともに、複数のパラメーターで補正量推定を行って、ユ
ニークワード補捉率が、より向上する優れたユニークワ
ード検定装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のユニークワード検定装置は、無線デジタル
信号を受信して受信信号を送出する受信手段と、受信信
号から復調データを送出するデータ復調手段と、供給さ
れる補正量推定信号にもとづいて復調データを補正した
補正復調データを送出する復調データ補正手段と、受信
信号が供給されて、復調データの補正量の推定した補正
量推定信号を復調データ補正手段に供給する補正量推定
手段と、補正前の復調データと、補正後の補正復調デー
タで、それぞれユニークワード検定を行う第1および第
2のユニークワード検定手段と、ユニークワード検定の
開始起動のため受信電界強度検出信号を受信信号から検
出して補正量推定手段と第1および第2のユニークワー
ド検定手段に送出する受信電界強度検出手段とを備える
ものである。
【0014】さらに、この構成に加えて、復調データ補
正手段と、補正量推定手段および補正復調データでユニ
ークワード検定を行うユニークワード検定手段とを連接
構成した複数の補正部を備えるとともに、複数の補正量
推定手段が相違するパラメータを有し、複数の補正量推
定手段のいずれかの補正量推定信号によって、補正部で
ユニークワード検定を行うことを特徴とするものであ
る。
【0015】
【作用】したがって、本発明のユニークワード検定装置
によれば、補正前の復調データと、補正後の補正復調デ
ータを第1および第2のユニークワード検定手段を通じ
てユニークワード検定を行うようにしているため、バー
スト状受信データでも、ユニークワードの補捉率が高く
なり、結果的に誤補正値でのデータの取り零しが低減し
てデータの受信率が向上する。
【0016】さらに、複数の相違するパラメータによる
いずれかの補正量推定信号によって、補正部でユニーク
ワード検定を行うようにしたので、ユニークワード補捉
率が、より向上する。
【0017】
【実施例】以下、本発明のユニークワード検定装置の実
施例について図面をもとに説明する。
【0018】図1は第1の実施例の構成を示している。
図1において、1は受信部であり、2はデータ復調部で
あり、受信部1で増幅、周波数変換された信号が供給さ
れ、データ復調を行う。例えば、回路としては遅延検波
型復調器である。3は復調データ補正部、4は補正量推
定部であり、受信部1からの信号を検波して、例えば、
キャリア周波数のオフセット量を推定して、復調データ
補正部3に補正量推定信号を送出する。5は受信電界が
ある一定値以上になると受信電界強度検知信号を出力す
る受信電界強度検定部、6、7はユニークワード検定部
であり、ユニークワード検定結果通知信号を出力する。
【0019】補正量推定部4、ユニークワード検定部
6、7は受信電界強度検定部5からの受信電界強度検知
信号で起動する。復調データ補正部3は補正量推定部4
より補正量推定信号が供給されて復調データの補正を行
う。ユニークワード検定部6は補正後のデータでユニー
クワードの検定を行い、ユニークワード検定部7は補正
前のデータでユニークワードの検定を行う。
【0020】次に、この第1の実施例における構成の動
作について説明する。受信部1からの信号が受信電界強
度検出部5に供給され、ここからの検知信号が補正量推
定部4、ユニークワード検定部6、7に供給され起動す
る。受信電界強度検出部5は、慣用的なキャリアスケル
チ、ノイズスケルチ回路等を用いる。受信した電界強度
検出のレベルは通常、BER 1×10-2となる電界強
度の感度点近傍に設定する。データ復調部2は受信部1
によって、増幅、周波数変換された信号が供給されてデ
ータの復調を行う。この復調回路としては、遅延検波回
路等を用いる。この遅延検波による復調では、受信信号
の周波数オフセット(以下、キャリアオフセットと記載
する)に対して、復調特性が大幅に劣化するので通常は
キャリアのオフセットを補償して復調する。
【0021】ここで、キャリアオフセットした場合の補
正例について説明する。従前の図4に示すデータにあっ
て、プリアンブル部の受信直後に補正量推定部4で補正
量を推定して補正量推定信号を出力する。復調データ補
正部3に補正量推定信号を送出して補正量を通知し、復
調データ補正部3は補正量に応じて復調データを補正す
る。ユニークワード検定部6は補正された補正復調デー
タユニークワードの検定を行う。同時に、ユニークワー
ド検定部7はデータ補正前の復調データによってユニー
クワードの検定を行う。
【0022】ユニークワード検定部6、7の検定結果後
に、続いて、情報データ部の解析が行われる。この場
合、受信データの補正は、ユニークワードの結果が受信
と判断した補正データで処理する。この場合、補正を行
わないこともある。
【0023】このようにして、バースト状で到来して受
信されたデータに対して、補正前の復調データと、補正
後の補正復調データ両方で同時にユニークワード検定を
行うので、最悪、受信データの誤補正誤が生じた場合で
も、ユニークワードの補捉率が高くなり、結果的に誤補
正値でのデータの取り零しが少なくできる。
【0024】次に、第2の実施例を説明する。図2は第
2の実施例の構成を示している。この第2の実施例で
は、図1に示す第1の実施例にの構成に対して、複数の
復調データ補正部(3n)、複数の補正量推定部(4
n)、複数のユニークワード検定部(6n)が追加され
ている。追加の数は復調データ補正部3、補正量推定部
4、ユニークワード検定部6を一組として必要に応じて
追加する。
【0025】なお、補正量推定部4の補正量の推定パラ
メータは各々異なるように設定する。この第二の実施例
の構成では、複数のユニークワード検定部(6…6n)
が設けられているため、補正量が不十分であった場合に
データ受信率の改善を図ることができる。
【0026】なお、補正量(補正量推定信号)を決定す
る補正量推定部4を設けずに、それぞれ相違する固定の
補正量が設定された復調データ補正部3のみを設けて処
理しても同様の作用、効果が得られる。
【0027】なお、この第2の実施例の構成では、複数
の復調データ補正部(3n)、複数の補正量推定部(4
n)、複数のユニークワード検定部(6n)が設けら
れ、回路規模の増加による消費電流の増大がある。この
対策としてモノリシックのIC技術手法によるLSI
で、複数の復調データ補正部(3n)、複数の補正量推
定部(4n)、複数のユニークワード検定部(6n)を
構成することにより、解決できる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のユニークワード検定装置は、補正前の復調データと、
補正後の補正復調データを第1および第2のユニークワ
ード検定手段を通じてユニークワード検定を行うように
しているため、バースト状受信データでも、ユニークワ
ードの補捉率が高くなり、結果的に誤補正値でのデータ
の取り零しが低減してデータの受信率が向上するという
効果を有する。
【0029】さらに、複数の相違するパラメータによる
いずれかの補正量推定信号によって、補正部でユニーク
ワード検定を行うようにしたので、ユニークワード補捉
率が、より向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のユニークワード検定装置の第1の実施
例における構成を示すブロック図
【図2】第2の実施例における構成を示すブロック図
【図3】従来例における構成を示すブロック図
【図4】受信されるデータの構成例を示す図
【符号の説明】
1 受信部 2 データ復調部 3 復調データ補正部 4 補正量推定部 5 受信電界強度検定部 6、7 ユニークワード検定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線デジタル信号を受信して受信信号を
    送出する受信手段と、前記受信信号から復調データを送
    出するデータ復調手段と、供給される補正量推定信号に
    もとづいて前記復調データを補正した補正復調データを
    送出する復調データ補正手段と、前記受信信号が供給さ
    れて、復調データの補正量の推定した補正量推定信号を
    前記復調データ補正手段に供給する補正量推定手段と、
    補正前の前記復調データと、補正後の前記補正復調デー
    タで、それぞれユニークワード検定を行う第1および第
    2のユニークワード検定手段と、前記ユニークワード検
    定の開始起動のため受信電界強度検出信号を前記受信信
    号から検出して前記補正量推定手段と第1および第2の
    ユニークワード検定手段に送出する受信電界強度検出手
    段とを備えるユニークワード検定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構成に加えて、復調デー
    タ補正手段と、補正量推定手段および補正復調データで
    ユニークワード検定を行うユニークワード検定手段とを
    連接構成した複数の補正部を備えるとともに、複数の補
    正量推定手段が相違するパラメータを有し、前記複数の
    補正量推定手段のいずれかの補正量推定信号によって、
    補正部でユニークワード検定を行うことを特徴とするユ
    ニークワード検定装置。
JP3340625A 1991-12-24 1991-12-24 ユニークワード検定装置 Pending JPH05175925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3340625A JPH05175925A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ユニークワード検定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3340625A JPH05175925A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ユニークワード検定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05175925A true JPH05175925A (ja) 1993-07-13

Family

ID=18338771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3340625A Pending JPH05175925A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 ユニークワード検定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05175925A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006173756A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Naoki Suehiro 通信方法及び受信機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006173756A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Naoki Suehiro 通信方法及び受信機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7436906B2 (en) Synchronous detector with high accuracy in detecting synchronization and a method therefor
JP3568180B2 (ja) データ伝送装置
US20050009489A1 (en) Radio receiver and radio signal processing method
JP2623375B2 (ja) データ受信装置
JP4523454B2 (ja) 復調タイミング生成回路及び復調装置
JP3204224B2 (ja) Dcオフセットのキャンセルとキャリア検出しきい値測定機能を備えた受信機とその制御方法
JPH06205062A (ja) 遅延検波回路
JP3666230B2 (ja) ディジタル音声放送受信機
JP5159211B2 (ja) オフセット推定装置
JP3482722B2 (ja) Tdma方式の受信機
JPH05175925A (ja) ユニークワード検定装置
US6587531B1 (en) Clock recovery circuit and a receiver having a clock recovery circuit
JP3584786B2 (ja) Ofdm復調装置
JP3319689B2 (ja) ダイバーシチ受信機
JP2000278242A (ja) Ofdm通信装置及び同期タイミング検出方法
JPH0447729A (ja) ダイバーシティ方式fm多重放送受信機
JPH0685865A (ja) データ復号装置
JP2002290488A (ja) 周波数オフセット量推定装置
US10880138B2 (en) Acquisition of a data packet having a short preamble
JP3220351B2 (ja) 干渉検出方式
JP4633037B2 (ja) 送受信装置
JP3083125B2 (ja) 同期語検出回路
JP3297762B2 (ja) 信号対雑音比推定回路
JPS58182336A (ja) 受信信号切換制御方式
KR20240019936A (ko) 온-오프 변조 지원 자동 이득 제어