JPH05175895A - 自動緊急連絡装置 - Google Patents

自動緊急連絡装置

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JPH05175895A
JPH05175895A JP3339004A JP33900491A JPH05175895A JP H05175895 A JPH05175895 A JP H05175895A JP 3339004 A JP3339004 A JP 3339004A JP 33900491 A JP33900491 A JP 33900491A JP H05175895 A JPH05175895 A JP H05175895A
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JP
Japan
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signal
automatic emergency
circuit
pager
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JP3339004A
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Inventor
Yoshitaka Osakabe
良孝 長壁
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 自動緊急連絡装置において、装置を簡素化し
て小型化および低価格化を図る。 【構成】 特定の被呼者に対して自動的に緊急連絡を送
出するための起動信号が端子1に入ると自動緊急連絡部
2が起動し、この自動緊急連絡部からの発呼に対する応
答を監視する応答監視回路とを備えた自動緊急連絡装置
において、自動緊急連絡部には、被呼者の所持するポケ
ットベルの呼出し番号およびポケットベルが表示するメ
ッセージのメッセージコードを記憶する手段としての読
出し専用メモリ7と、ポケットベルの呼出し番号をプッ
シュボタン信号として電話回線に自動的に送出する手段
および応答監視回路の応答検出信号によってメッセージ
コードを設定するプッシュボタン信号を電話回線に自動
的に送出する手段としてのクロック発生回路9、カウン
タ回路6、PB信号発生回8およびタイミング制御回路
10を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加入者の自動呼出しに利
用する。特に、ポケットベルを用いた自動緊急連絡装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気通信システム、自動生産シス
テムなどの産業システムは著しい発展を遂げ、システム
が膨大になり、複合化、かつ高度化してきており、一旦
システムに異常事態が発生すると重大な影響を周辺に及
ぼすことになる。これらシステムの日常における保守、
運営管理には高度の技術と細心の注意を払ってあたって
いるが、万一事故が発生した場合は上級管理者の指揮の
もとで、速やかに事態の収拾と被害を最小限に押さえる
ための処置が採られる。
【0003】ところがこの様な異常事態が夜間、休日な
どの上級管理者が不在のときに発生すると現場の保守者
は事故の処理に追われ、上級管理者への連絡が不十分に
なる場合があった。このような問題を解決するために、
従来はパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと呼
ぶ)と音声応答装置から構成される自動緊急連絡システ
ムが使用されている。
【0004】従来例装置の構成を図7に示した。図7は
従来例装置のブロック図である。
【0005】起動信号入力端子1から起動信号が入力さ
れると、自動緊急連絡部2のパソコン70が起動する。
まず、パソコン70はオフフック用リレーコイル4を起
動して、オフフック用リレー接点5を閉結する。続い
て、回線接続回路72を制御してパソコン70は被呼者
番号を電話回線に送出する。応答監視回路3が被呼者か
らの応答を検出すると、パソコン70は音声応答回路7
1を制御して電話回線に音声メッセージを送出する。
【0006】あらかじめパソコン70には緊急事態に連
絡すべき上級管理者の電話番号と情報番号を入力してお
き、一方、音声応答回路71には情報番号に応じた伝言
内容を音声信号で蓄積しておく。緊急事態が発生した場
合、保守者がパソコン70を起動すると、パソコン70
がプログラムに従って入力されている上級管理者の電話
番号を発信し、相手が応答するとパソコン70はプログ
ラムに従って音声応答回路71を起動して情報番号に応
じた伝言内容を音声で伝えるものである。この様な従来
の自動緊急連絡システムは複数の上級管理者の電話番号
と情報番号を入力しておくことが可能であり、またプロ
グラムの作り方によっては被呼者が話中であった場合、
一定時間後に再発呼することも可能であり、保守者は一
回のパソコンの起動で必要な上級管理者に対して確実に
連絡することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の自動緊急連
絡システムはパソコンおよび音声応答装置が必要であ
り、またパソコンのプログラム開発や、音声応答装置に
対し伝言を音声入力する必要があるため、システム全体
の価格は極めて高価になり、形状も大きくなり、プログ
ラム開発に膨大な時間を要する。
【0008】本発明はこのような背景に行われたもの
で、簡素で安価な設備による自動緊急連絡装置の提供を
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は特定の被呼者に
対して自動的に緊急連絡を送出するための起動信号を入
力する起動信号入力端子と、この起動信号入力端子から
の信号により起動する自動緊急連絡部と、電話回線に挿
入されこの自動緊急連絡部からの発呼に対する応答を監
視する応答監視回路とを備えた自動緊急連絡装置におい
て、前記自動緊急連絡部は、前記被呼者の所持するポケ
ットベルの呼出し番号およびこのポケットベルが表示す
るメッセージを設定するメッセージコードを記憶するメ
モリ手段と、前記ポケットベルの呼出番号をプッシュボ
タン信号として自動的に送出する手段と、前記応答監視
回路の応答検出信号により前記ポケットベルのメッセー
ジコードを設定するプッシュボタン信号を電話回線に自
動的に送出する手段とを含むことを特徴とする。
【0010】なお、前記ポケットベルの呼出し番号は、
電話交換機に登録された短縮番号であることが望まし
い。
【0011】また、前記起動信号入力端子を複数備え、
複数の被呼者が所持するポケットベルに対応する手段を
含む構成とすることもできる。
【0012】
【作用】本発明の自動緊急連絡装置は、クロック発生回
路と、クロック信号を受けてプッシュボタン信号送出周
期にカウントダウンするカウンタ回路と、読出専用メモ
リと、プッシュボタン信号を発生するPB信号発生回路
と、電話回線の被呼者応答信号検出機能とを備え、読出
専用メモリにはあらかじめ電話交換機を介してポケット
ベルを呼び出すための短縮された被呼者番号と、該ポケ
ットベルに送信するメッセージコードとをPB信号発生
回路の入力コードに変換して書き込み、カウンタ回路の
出力を読出専用メモリのアドレス入力に接続し、読出専
用メモリのデータ出力をPB信号発生回路の入力回路に
接続し、緊急時において、外部からの起動信号を受信す
るとカウンタ回路を起動し、プッシュボタン信号送出周
期をもって読出専用メモリのアドレスを順次変えて読出
し、読み出されたデータに基づいてプッシュボタン信号
発生回路を起動して被呼者番号をプッシュボタン信号で
電話回線に送出し、被呼者番号の送出が終了するとカウ
ンタ回路の動作を一時中断し、次に電話回線の被呼者応
答信号を検出するとカウンタ回路の動作を再開し、読出
専用メモリから読み出されたデータに基づいてPB信号
発生回路を再起動してポケットベルに送信するメッセー
ジコードをプッシュボタン信号で電話回線に送出する。
【0013】
【実施例】本発明第一実施例装置の構成を図1を参照し
て説明する。図1は本発明第一実施例装置のブロック図
である。
【0014】本発明は特定の被呼者に対して自動的に緊
急連絡を送出するための起動信号を入力する起動信号入
力端子1と、この起動信号入力端子1からの信号により
起動する自動緊急連絡部2と、電話回線に挿入されこの
自動緊急連絡部2からの発呼に対する応答を監視する応
答監視回路3とを備えた自動緊急連絡装置において、自
動緊急連絡部2は、前記被呼者の所持するポケットベル
の呼出し番号およびこのポケットベルが表示するメッセ
ージを設定するメッセージコードを記憶するメモリ手段
としての読出専用メモリ7と、前記ポケットベルの呼出
し番号をプッシュボタン信号として電話回線に自動的に
送出する手段および応答監視回路3の応答検出信号によ
り前記ポケットベルのメッセージコードを設定するプッ
シュボタン信号を電話回線に自動的に送出する手段とし
てのクロック発生回路9、カウンタ回路6、PB信号発
生回路8およびタイミング制御回路10を含むことを特
徴とする。
【0015】なお、前記ポケットベルの呼出し番号は、
電話交換機に登録された短縮番号として読出専用メモリ
7に記憶され、メモリ容量の節約および送出時間の短縮
を図る構成である。
【0016】また、起動信号入力端子1を複数備え、複
数の被呼者が所持するポケットベルに対応する構成とす
ることもできる。この件は本発明第二実施例で説明す
る。
【0017】クロック発生回路9の出力はタイミング制
御回路10に送られ、プッシュボタン信号送出に適した
周期速度に変換される。本発明第一実施例装置では10
0msメーク、100msブレークの200ms周期と
した。このクロック信号はカウンタ回路6に入力され
る。
【0018】カウンタ回路6のカウンタ出力Q1〜Q6
は読出専用メモリ7のアドレス入力A0〜A6に接続さ
れ、読出専用メモリ7のデータ出力D0〜D7がPB信
号発生回路8の入力R1〜R4およびC1〜C4に接続
され、PB信号発生回路8の出力がトランス11を介
し、直流阻止用コンデンサ12および12′、オフフッ
ク用リレー接点5を経て出力端子13および13′に接
続され、出力端子13および13′は電話回線を経由し
て電話交換機に接続される。
【0019】応答監視回路3は直流阻止用コンデンサ1
2および12′と出力端子13および13′間に挿入さ
れ、通話中の直流ループを形成し、電話交換機から送ら
れてくる応答信号である電話回線極性反転信号を検出す
るものであり、応答監視回路3の出力はタイミング制御
回路10に接続される。起動信号入力端子1は外部から
の起動信号を受信するためのものであり、タイミング制
御回路10に接続される。オフフック用リレーコイル4
は、オフフック用リレー接点5と対になり、電話回線と
自動緊急連絡部2を接断する。
【0020】本発明第一実施例装置内部のタイミング状
態を図2を参照して説明する。図2は本発明第一実施例
装置内部のタイミング状態を示すタイムチャートであ
る。
【0021】200ms周期のクロック信号を受けたカ
ウンタ回路6の出力のカウンタ値とそのときの本発明第
一実施例装置の動作状況を示している。即ち、起動信号
を受信してカウンタ回路6が起動すると、カウンタ値0
00(即ち0秒後)で発呼し、カウンタ値010(2秒
後)にプッシュボタン信号「5」を100ms間だけ送
出し、カウンタ値011(2.2秒後)にプッシュボタ
ン信号「2」を100ms間だけ送出し、以下同様にし
てカウンタ値017(3.4秒後)にプッシュボタン信
号「8」を100msだけ送出する。
【0022】これら一連のプッシュボタン信号はポケッ
トベルの加入者番号である。これは緊急メッセージを送
る相手先によって決まる番号であり、本発明第一実施例
装置の設置時に設定する。
【0023】カウンタ値017(3.4秒後)にプッシ
ュボタン信号「8」を100ms間だけ送出した後、カ
ウンタ回路6はカウンタ動作を一時中断するが、交換機
側からの応答信号を受信すると、カウンタ回路6は動作
を再開する。カウンタ値を018から再開し、カウンタ
値068(再開して10秒後)にプッシュボタン信号
「*」を100ms間だけ送出し、カウンタ値069
(再開の10.2秒後)にプッシュボタン信号「0」を
100ms間だけ送出し、カウンタ値070(再開の1
0.4秒後)にプッシュボタン信号「9」を100ms
間だけ送出し、以下同様にしてカウンタ値076(再開
の11.6秒後)に「#」を100ms間だけ送出する
ことを示す。
【0024】これら「*09〜#」の一連のプッシュボ
タン信号はポケットベルの通信メッセージコードであ
り、メッセージコード体系の一例は図3に示すとおりで
ある。図3はポケットベルのメッセージコード体系を示
す図である。「*093114##」のうち「*09」
は文形選択コード、「3」は第一文節で「事故がありま
した」、「1」は第二文節で「会社へ」、「1」は第三
文節で「至急」、「4」は第四文節で「集まって下さ
い」のメッセージコードであり、緊急メッセージの送り
先の相手のポケットベルには「事故がありました 会社
へ 至急集まって下さい」のメッセージが表示されるこ
とになる。
【0025】交換機がプッシュボタン信号によるポケッ
トベルの通信メッセージコードを受信してから、相手の
ポケットベルにメッセージが表示されるまでのしくみに
ついては既に公知であり、本発明の主旨ではないので詳
細な説明は省略する。
【0026】読出専用メモリ7に格納されているデータ
の状態を図4を参照して説明する。図4は読出専用メモ
リ7のデータ格納状態を示す図である。
【0027】読出専用メモリ7のアドレスはカウンタ回
路6のカウンタ値に一致している。読出専用メモリ7の
アドレス000から009までのデータ出力D7〜D0
には「LLLLLLLL」が書き込まれており、アドレ
ス010のデータ出力D7〜D0には「LLHLLLH
L」が書き込まれている。以下、アドレス011のデー
タ出力D7〜D0には「LLHLLLLH」が、アドレ
ス012のデータ出力D7〜D0には「LHLLLLL
H」が書き込まれており、アドレス017のデータ出力
D7〜D0には「LLHLLHLL」が書き込まれてい
る。なお、LおよびHはそれぞれ信号レベルの「Low
Level」「High Level」を示す。
【0028】PB信号発生回路8の入力信号と出力信号
の対応を図5を参照して説明する。図5はPB信号発生
回路8の入力信号と出力信号の対応を示す図である。
【0029】PB信号発生回路8の入力C4〜C1およ
びR4〜R1に「LLLHLLLH」の信号が加えられ
ると、出力OUTにはプッシュボタン信号の「1」が出
力され、またPB信号発生回路8の入力C4〜C1およ
びR4〜R1に「LLHLLLLH」の信号が加えられ
ると、出力OUTにはプッシュボタン信号の「2」が出
力されることを示している。
【0030】次に、本発明第一実施例装置の動作を説明
する。
【0031】障害が発生した被監視システムからの起動
信号が起動信号入力端子1で受信されると、タイミング
制御回路10が起動される。タイミング制御回路10は
オフフック用リレーコイル4を駆動し、オフフック用リ
レー接点5を閉じて応答監視回路3を出力端子13およ
び13′に接続して直流ループを形成し、電話交換機に
対して発呼信号を送出する。また、タイミング制御回路
10はクロック発生回路9の出力をプッシュボタン信号
送出に適した周期速度、例えば100msメーク、10
0msブレークの200ms周期のクロック信号に変換
し、カウンタ回路6の入力ゲートENに供給する。
【0032】カウンタ回路6は読出専用メモリ7のアド
レス入力数に対応する出力数にカウントダウンした信号
(図1のカウンタ出力Q0〜Q6)を作成し、読出専用
メモリ7のアドレス入力A0〜A6に供給する。カウン
タ回路6のカウンタ出力Q0〜Q6の信号を受けて、読
出専用メモリ7のアドレスが連続して指定され、あらか
じめ書き込まれている格納データ出力D0〜D7が読み
出される。読み出された読出専用メモリ7のデータはP
B信号発生回路8の入力R1〜R4およびC1〜C4に
供給され、入力信号に対応したプッシュボタン信号が出
力される。
【0033】カウンタ回路6の出力信号のカウンタ値は
最初000であり、読出専用メモリ7のアドレス000
に書き込まれているデータは「LLLLLLLL」であ
るから、このデータによってPB信号発生回路8からプ
ッシュボタン信号は出力されない。さらに、カウンタ値
が001〜009までは同様に該当する読出専用メモリ
7の出力は「LLLLLLLL」であり、プッシュボタ
ン信号は出力されない。これは電話交換機が自動緊急連
絡装置からの発呼を検出してからダイヤル信号受信状態
になるまでのガードタイミングであり、約2秒間を確保
するものである。
【0034】カウンタ回路6の出力信号のカウンタ値が
010になると、読出専用メモリ7のアドレス010に
書き込まれたデータは「LLHLLLHL」であるか
ら、このデータによってPB信号発生回路8からプッシ
ュボタン信号「5」が出力されるが、このプッシュボタ
ン信号の送出時間はPB信号発生回路8の入力ゲートE
Nに加えられる信号が「H」の間だけ出力されるもので
あり、即ちクロック信号のメーク時間である100ms
だけ出力される。
【0035】次に、カウンタ回路6のカウンタ値が01
1になると、読出専用メモリ7のアドレス011のデー
タ「LLHLLLLH」が読み出され、該データに対応
するプッシュボタン信号「2」がPB信号発生回路8か
ら出力される。以下、同様にしてカウンタ回路6のカウ
ンタ値に対応して読出専用メモリ7の連続したアドレス
のデータが読み出され、データに対応するプッシュボタ
ン信号がPB信号発生回路8から出力され、カウンタ回
路6のカウンタ値017に対応した読出専用メモリ7の
アドレスのデータが読み出され,データに対応するプッ
シュボタン信号「8」がPB信号発生回路8から送出さ
れる。
【0036】カウンタ回路6の出力がカウンタ値017
に達するとカウンタ回路6の信号出力ゲートCKからタ
イミング制御回路10に信号を送り、タイミング制御回
路10はカウンタ回路6へのクロック信号の供給を中止
し、カウンタ回路6のカウンタ動作を一時中断させる。
【0037】この間、PB信号発生回路8の出力OUT
から出力された一連のプッシュボタン信号はトランス1
1、直流阻止用コンデンサ12および12′、オフフッ
ク用リレー接点5、出力端子13および13′、電話回
線を経て電話交換機に送出される。
【0038】交換機はプッシュボタン信号を受信すると
ダイヤル番号を識別し、被呼者がポケットベル加入者番
号と判断すると直ちにポケットベルシステムに接続す
る。ポケットベルシステムが応答すると交換機から電話
回線を介して本発明第一実施例装置に応答信号(極性反
転信号)が返され、またポケットベルシステム側からメ
ッセージコード入力を催促するガイダンスが送られてく
る。
【0039】電話交換機から送られてくる応答信号を応
答監視回路3が検出すると、検出結果をタイミング制御
回路10に通知し、タイミング制御回路10はカウンタ
回路6へのクロック信号の供給を再開する。カウンタ回
路6は再開されたクロック信号の供給を受けてカウンタ
動作を再開するが、カウンタ値018からカウンタ値0
66までは対応する読出専用メモリ7のデータ出力が
「LLLLLLLL」であり、プッシュボタン信号は出
力されない。これはポケットベルシステム側から送出さ
れてくるメッセージコード入力を催促するガイダンスの
間、プッシュボタン信号の送出を停止するためのガード
タイミングであり、約10秒間に相当する。
【0040】次に、カウンタ値が067になると対応す
る読出専用メモリ7のアドレス067のデータ「LLL
HHLLL」が読み出され、該データに対応するプッシ
ュボタン信号「*」がPB信号発生回路8から100m
sの間だけ送出され、カウンタ値068で「LLHLH
LLL」が読み出され、該データに対応するプッシュボ
タン信号「0」が送出される。以下、同様にして読出専
用メモリ7の連続したアドレスのデータが読み出され、
該データに対応するプッシュボタン信号がPB信号発生
回路8から送出される。カウンタ値074、075で読
出専用メモリ7のデータ「LHLLHLLL」、「LH
LLHLLL」が読み出され、該データに対応するプッ
シュボタン信号「#」、「#」が送出されるまで、一連
の動作が続く。
【0041】「#」、「#」はポケットベルのメッセー
ジコードの終了記号であり、ポケットベルシステムが本
信号を受信すると相手ポケットベルに指定された通信メ
ッセージを送信し、相手ポケットベルのディスプレイに
「事故がありました 会社へ至急 集まって下さい」の
メッセージが表示される。
【0042】一方、本発明第一実施例装置はカウンタ値
075で対応するプッシュボタン信号「#」を送出する
と、タイミング制御回路10はカウンタ回路6へのクロ
ック信号の供給を停止し、カウンタ回路6をリセット
し、オフフック用リレーコイル4の駆動を停止し、本発
明第一実施例装置の全ての動作を終了する。オフフック
用リレー接点5が開放すると応答監視回路3が出力端子
13から切り離され、電話交換機への直流ループが解除
されるため、電話交換機側は終話と判断し、電話交換機
内の接続動作を終了する。
【0043】さらに、本発明第一実施例装置では、一つ
の起動信号に対して、一つの相手加入者に一種類のメッ
セージを送出する場合について説明したが、複数の起動
信号に対応して、複数の相手加入者にそれぞれ異なるメ
ッセージを送出することも可能である。これは本発明第
二実施例装置として説明する。
【0044】本発明第二実施例装置の構成を図6を参照
して説明する。図6は本発明第二実施例装置のブロック
図である。
【0045】複数の起動信号入力端子1A〜1Gを備
え、読出専用メモリ7のアドレスの入力がアドレス入力
A0〜A13に増えている。起動信号入力端子1A〜1
Gが読出専用メモリ7のアドレス入力A7〜A13にそ
れぞれ対応している。OR回路14は起動信号を収束
し、タイミング制御回路10に接続する。
【0046】起動信号入力端子1A〜1Gの何れかで起
動信号を受信すると、OR回路14を経由してタイミン
グ制御回路10に起動信号が送出される。タイミング制
御回路10が起動され、タイミング制御回路10はオフ
フック用リレーコイル4およびオフフック用リレー接点
5を駆動すると同時にカウンタ回路6を動作させる。カ
ウンタ回路6のカウンタ出力Q0〜Q6と起動信号入力
端子1A〜1Gが読出専用メモリ7のアドレスを指定す
る。即ち、起動信号入力端子1A〜1Gの内、起動信号
を受信した端子のみが信号レベル「H」、他は信号レベ
ル「L」であり、これら起動信号入力端子1A〜1Gの
起動信号を読出専用メモリ7の上位アドレスに接続する
ことで、読出専用メモリ7のアドレス0128〜020
3には起動信号入力端子1Aに対応した相手先加入者番
号と対応するメッセージのデータを格納する。また、読
出専用メモリ7のアドレス0256〜0331には起動
信号入力端子1Bに対応した相手先加入者番号と対応す
るメッセージのデータを格納し、読出専用メモリ7のア
ドレス0512〜0587には起動信号入力端子1Cに
対応した相手先加入者番号と対応するメッセージのデー
タを格納し、以下同様に読出専用メモリ7のアドレス9
192〜9267には起動信号入力端子1Gに対応した
相手先加入者番号と対応するメッセージのデータを格納
する。
【0047】例えば、起動信号入力端子1Cが起動信号
を受信すると、読出専用メモリ7のアドレス入力A9の
信号レベルが「H」レベル、アドレス入力A7〜A8、
A10〜A13の信号レベルが「L」レベルとなり、カ
ウンタ回路6のカウンタ出力Q0〜Q6の出力に従って
読出専用メモリ7のアドレスは0512から順次データ
が読み出され、あらかじめ設定されている起動信号入力
端子1Cに対応した相手先加入者用番号とそれに対応す
るメッセージのデータが読み出される。この後の動作は
本発明第一実施例装置と同様なので説明は省略する。
【0048】なお、相手のポケットベルを呼び出す相手
先加入者用番号を変更する場合、新しいメモリに新しい
相手先加入者番号を書き込み、旧メモリと置換すればよ
く、メッセージの変更についても同様に新しいメッセー
ジを書き込んだ新しいメモリに置換するだけで簡単に可
能となる。
【0049】また、本発明実施例装置を収容している電
話交換機の短縮番号として相手先加入者番号を登録して
おき、本発明実施例装置からは短縮番号を送出する構成
とすれば、相手先の変更はメモリのデータを書き直すの
ではなく、電話回線に接続した電話機から短縮番号登録
をやり直すだけでよい。
【0050】
【発明の効果】自動緊急連絡用設備が小型化できると共
に簡素で安価に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例装置のブロック図。
【図2】本発明第一実施例装置内部のタイミング状態を
示すタイムチャート。
【図3】ポケットベルのメッセージコード体系を示す
図。
【図4】読出専用メモリのデータ格納状態を示す図。
【図5】PB信号発生回路の入力信号と出力信号の対応
を示す図。
【図6】本発明第二実施例装置のブロック図。
【図7】従来例装置のブロック図。
【符号の説明】
1、1A〜1G 起動信号入力端子 2 自動緊急連絡部 3 応答監視回路 4 オフフック用リレーコイル 5 オフフック用リレー接点 6 カウンタ回路 7 読出専用メモリ 8 PB信号発生回路 9 クロック発生回路 10 タイミング制御回路 11 トランス 12、12′直流阻止用コンデンサ 13、13′出力端子 14 OR回路 Q0〜Q6 カウンタ出力 A1〜A13アドレス入力 D0〜D7 データ出力 R1〜R4、C1〜C4 PB信号発生回路の入力 OUT PB信号発生回路の出力 70 パソコン 71 音声応答回路 72 回線接続回路 EN 入力ゲート CK 信号出力ゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の被呼者に対して自動的に緊急連絡
    を送出するための起動信号を入力する起動信号入力端子
    と、この起動信号入力端子からの信号により起動する自
    動緊急連絡部と、電話回線に挿入されこの自動緊急連絡
    部からの発呼に対する応答を監視する応答監視回路とを
    備えた自動緊急連絡装置において、 前記自動緊急連絡部は、 前記被呼者の所持するポケットベルの呼出し番号および
    このポケットベルが表示するメッセージを設定するメッ
    セージコードを記憶するメモリ手段と、 前記ポケットベルの呼出番号をプッシュボタン信号とし
    て自動的に送出する手段と、 前記応答監視回路の応答検出信号により前記ポケットベ
    ルのメッセージコードを設定するプッシュボタン信号を
    電話回線に自動的に送出する手段とを含むことを特徴と
    する自動緊急連絡装置。
  2. 【請求項2】 前記ポケットベルの呼出し番号は、電話
    交換機に登録された短縮番号である請求項1記載の自動
    緊急連絡装置。
  3. 【請求項3】 前記起動信号入力端子を複数備え、複数
    の被呼者が所持するポケットベルに対応する手段を含む
    請求項1記載の自動緊急連絡装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6449357B1 (en) 1998-06-17 2002-09-10 Nec Corporation Queuing status reporting apparatus

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