JPH05172634A - 熱線検知器 - Google Patents

熱線検知器

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Publication number
JPH05172634A
JPH05172634A JP33870791A JP33870791A JPH05172634A JP H05172634 A JPH05172634 A JP H05172634A JP 33870791 A JP33870791 A JP 33870791A JP 33870791 A JP33870791 A JP 33870791A JP H05172634 A JPH05172634 A JP H05172634A
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JP
Japan
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heat ray
housing case
ray detector
heat
detecting element
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33870791A
Other languages
English (en)
Inventor
Masago Takahashi
雅吾 高橋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP33870791A priority Critical patent/JPH05172634A/ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱線検知素子で受光できる熱線量を増大させ
て、熱線検知感度が良好で且つ誤動作を容易に生じない
熱線検知器を提供する。 【構成】 ハウジングケース1の周面部4に設けられた
集光用レンズ3と、該集光用レンズ3を透過してハウジ
ングケース1内に進入してきた熱線を受光すべく少なく
ともハウジングケース1内に受光面2aを対面させて設
けられた熱線検知素子2とを具備する熱線検知器におい
て、前記熱線検知素子2の受光面2aの手前側の周辺位
置には、該受光面2aの手前側の周辺位置に進入してき
た熱線を受光面2a側へ反射させるための鏡面部1dが
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば玄関ロビーの天
井等に設置されて、玄関ロビー内に入ってきた人の人体
から放射される熱線(赤外線)を検知することにより、
人の存在を検知する如き用途に適用される熱線検知器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱線検知器としては、例
えば図3に示すものが開発され、提案されている。この
従来のものは、ハウジングケース1eに形成された開口
状の周面部4eに、集光用レンズ3eを複数個装着し、
又ハウジングケース1eの上部には、焦電素子等の熱線
検知素子2が下向きに設けられたものである。また、必
要に応じてハウジングケース1eの底面部中央にも集光
用レンズ3eが設けられている。そして、従来では、上
記構造において、各集光用レンズ3eの取付け角度や熱
線検知素子2の配置位置を考慮しつつ、ハウジングケー
ス1eの上面側内面部に所定角度の傾斜面部20を形成
することにより、一つの集光用レンズ3eに対してある
一定の入射角度で入射した熱線が、そのまま直接、或い
はハウジングケース1eの傾斜面部20や他の底面部の
内面21に反射した後に、熱線検知素子2の受光面2a
で受光されるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、一つの集光用レンズ3eで検知できる熱
線の入射角度の範囲は一定の狭い角度範囲に限定されて
おり、それ以外の角度で集光用レンズ3eに入射する熱
線は熱線検知素子2で検知することができなかった。即
ち、従来のものでは、熱線検知素子2で検知可能な入射
角度の熱線ビームBに対して入射角度が角度θだけ相違
する熱線ビームB1は、集光用レンズ3eを透過した後
に、もはや熱線検知素子2の受光面2aに到達すること
はなく、このビームB1を適切に検知することはできな
かった。従って、従来では、一つの集光用レンズ3eで
集光して熱線検知素子2で検知させ得る熱線量が非常に
少なく、そのため熱線の検知感度が劣り、しかも熱線検
知素子2で得られる検知信号を増幅する場合にはその増
幅率を非常に大きくする必要が生じるために、その際に
ノイズ成分も大幅に増幅されることにより、熱線検知の
誤動作が発生し易い等の問題点も発生していた。
【0004】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、熱線検知素子で受光できる熱線量を増大させて、熱
線検知感度が良好で且つ誤動作を容易に生じない熱線検
知器を提供することを、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された本発明に係る熱線検知器は、ハウジングケ
ースの周面部に設けられた集光用レンズと、該集光用レ
ンズを透過してハウジングケース内に進入してきた熱線
を受光すべく少なくともハウジングケース内に受光面を
対面させて設けられた熱線検知素子とを具備する熱線検
知器において、前記熱線検知素子の受光面の手前側の周
辺位置には、該受光面の手前側の周辺位置に進入してき
た熱線を受光面側へ反射させるための鏡面部が設けられ
た構成である。尚、本発明でいう受光面の「手前側」と
は、受光面に対する熱線の進行方向に沿った受光面の前
方側の意である。
【0006】
【作用】上記構成を特徴とする本発明に係る熱線検知器
においては、集光用レンズを透過してハウジングケース
内に進入してきた熱線が、熱線検知素子の受光面から外
れ、受光面の手前側の周辺位置に到達しても、その熱線
を鏡面部で反射させて、熱線検知素子の受光面に到達さ
せることが可能である。従って、熱線を検知することが
できる集光用レンズに対する熱線の入射角度が所定の一
定角度のみに限定されることはなく、それ以外の入射角
度であっても熱線を熱線検知素子の受光面の位置に適切
に導いて、その熱線検知を行うことが可能となる。その
結果、熱線検知素子で受光できる熱線量の増大が図れる
こととなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明に係る熱線検知器Aの一例
を示す断面図である。当該熱線検知器Aは、所定形状の
ハウジングケース1と、このハウジングケース1の最上
部に設けられた熱線検知素子2と、ハウジングケース1
の外周の全周に亙って形成された開口状の周面部4に設
けられた複数の集光用レンズ3とから構成されている。
ここで、集光用レンズ3としては、一般の凸レンズ以外
にフレネルレンズを使用することも可能であり、ハウジ
ングケース1の周面部4の上下方向の開口幅が大きい場
合には、同図に示すように二つの集光用レンズ3、3が
縦方向に並べられて装着される。
【0008】ハウジングケース1は、その上部1Aと下
部1Bの各内面1a、1bの全域が熱線の反射効率の良
好な鏡面として形成されたもので、上部1Aの内面1a
は、受けた熱線を平坦な下面1bに反射させることによ
り熱線検知素子2の受光面2aへ効率よく受光させ得る
ように傾斜状に設けられている。また、ハウジングケー
ス1の上部1Aの中央位置には、筒状部1Dが設けられ
ており、熱線検知素子2はこの筒状部1Dよりも上側の
位置に受光面2aを下向きにして設けられている。筒状
部1Dの内面は、熱線の反射効率が良好な鏡面部1dと
して構成されており、当該鏡面部1dは熱線を下方向か
ら受けた場合にはその熱線を熱線検知素子2の受光面2
a側へ向けて反射するように機能するものである。
【0009】熱線検知素子2は、その一例として焦電式
のものが適用でき、何れにしても人体から発せられる赤
外線の波長帯域の熱線を受光面2aで受光して温度上昇
を来すことにより、電圧又は抵抗値等が変化し、その熱
線検知が行えるものである。この熱線検知素子2には、
微弱な熱線検知の信号を増幅するための増幅回路が接続
されている。
【0010】上記構成の熱線検知器Aは、例えば図2に
示すように、屋内の天井等に設置されて使用され、熱線
検知器Aの下方周辺に存在する人の人体から発せられる
熱線を熱線検知器Aが検知しているときには部屋の照明
器具5を点灯させているが、人が存在せず熱線検知がな
されないときにはその照明を消す等、照明器具や他の動
作機器に接続して使用されるものである。
【0011】次いで、上記熱線検知器Aの作用について
説明すると、先ずその下方周辺に人が存在していると、
その人体から発せられる熱線は、複数の集光用レンズ3
・・のうち少なくとも何れか一つの集光用レンズ3を透
過する。即ち、図1において、集光用レンズ3aに対し
て、熱線ビームBaが入射した場合には、その熱線はハ
ウジングケース1の鏡面状の内面1a、1bで各々反射
された後に熱線検知素子2の受光面2aに到達し、検知
される。一方、人体からは前記熱線ビームBaに対して
θ1だけ異なる入射角度で集光用レンズ3aに対して入
射する熱線ビームBbも発せられている。この熱線ビー
ムBbは、ハウジングケース1内に前記熱線ビームBa
とは異なる経路で進入し、例えばハウジングケース1の
筒状部1Dの内面に形成された鏡面部1dに到達する。
すると、その熱線ビームBbは鏡面部1dで反射される
ことにより、熱線検知素子2の受光面2aに到達し、や
はり適切に受光される。
【0012】従って、一つの集光用レンズ3で検知でき
る熱線の入射角度は、一定の角度のみに限定されず、そ
れ以外の入射角度であっても熱線検知が可能となる。そ
の結果、一つの集光用レンズ3で集光して熱線検知素子
2で検知させ得る熱線量を増大させることが可能とな
り、熱線の検知感度が高まる。また、熱線検知素子2が
受光する熱線量が増大すれば、熱線検知素子2から出力
される熱線検知信号の増幅率を小さくすることができる
から、熱線検知信号の増幅時にノイズが高倍率で増幅さ
れるようなことも解消でき、誤動作の防止が図れる。
【0013】尚、上記実施例では、ハウジングケースの
周面部の全周(360度の範囲)に亙って集光用レンズ
を設けたが、本発明はこれに限定されない。例えば、ハ
ウジングケースの周面部全周の1/2や1/3等の外周
範囲で集光用レンズを設けるようにしてもよい。集光用
レンズを設ける範囲は、熱線検知を行う領域に応じて任
意に増減変更自在である。また、本発明では、上記実施
例のように、鏡面部1dを筒状部1Dの内面部として形
成することが望ましいが、鏡面部1dの具体的な構成も
そのように限定されない。鏡面部1dは、平面状、曲面
状の何れでもよく、又傾斜状に設けられていてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る熱線検知器によれば、従来では熱線検知素子で
受光させることができなかった入射角度の熱線を、ハウ
ジングケースの所定箇所に設けた鏡面部で反射させるこ
とにより熱線検知素子で検知させ得るため、一つの集光
用レンズで集光して熱線検知素子で検知させ得る熱線量
を、従来よりも増大させることができて、熱線検知の感
度を高めることができるとともに、熱線検知の過誤も適
切に防止できるという格別な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る熱線検知器の一例を示す断面図。
【図2】本発明に係る熱線検知器の取付使用状態の一例
を示す説明図。
【図3】従来の熱線検知器の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ハウジングケース 1a,1b ハウジングケースの内面 1d 鏡面部 2 熱線検知素子 2a 受光面 3 集光用レンズ 4 周面部 A 熱線検知器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングケースの周面部に設けられた集
    光用レンズと、該集光用レンズを透過してハウジングケ
    ース内に進入してきた熱線を受光すべく少なくともハウ
    ジングケース内に受光面を対面させて設けられた熱線検
    知素子とを具備する熱線検知器において、前記熱線検知
    素子の受光面の手前側の周辺位置には、該受光面の手前
    側の周辺位置に進入してきた熱線を受光面側へ反射させ
    るための鏡面部が設けられていることを特徴とする熱線
    検知器。
JP33870791A 1991-12-20 1991-12-20 熱線検知器 Withdrawn JPH05172634A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33870791A JPH05172634A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 熱線検知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33870791A JPH05172634A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 熱線検知器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05172634A true JPH05172634A (ja) 1993-07-09

Family

ID=18320712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33870791A Withdrawn JPH05172634A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 熱線検知器

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JP (1) JPH05172634A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013195308A (ja) * 2012-03-21 2013-09-30 Fuji Xerox Co Ltd 移動体検出装置、画像処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311